

第44話「恥辱の産卵ショー(2)」
崎野からも催促の声が飛ぶ。
「さあ、入ったから産んでみ、割るなよ」
ありさは膣の違和感に加え、卵を産むという奇妙な気分を体感する。
「おい、早く産め」
短気な殿井の声に、顔を真っ赤にしていきみだした。
「おっ、白いものが見えてきた、もうちょっとだ、踏ん張れ」
ありさは下腹部に力を入れると、予め構えていた崎野の手のひらの上に卵が落ちた。
次の瞬間、殿井がありさの額を指でパチンと弾いた。
「ばかやろう。産む時は『コココ、コケコッコー』って鳴くだろうが。さあ言ってみろ」
ありさは涙を浮かべながら「コココ、コケコッコー」と小声で鳴いた。
殿井たちから拍手が送らると惨めな見世物を演じきったありさはがっくりと首を垂れた。
最低の女に成り下がったような気分に陥ったありさは硬く目を閉ざした。
そんなありさに追い討ちをかける殿井。
「できるじゃねえか。コツが分かったら、次のステージだ。次は卵割りだ」
まだあるのか……。ありさは目の前が真っ暗になった。
言うが早いか、殿井は生卵をありさに押し込んだ。
「さあ、さっきと違って、腹の中でねじらなねえと割れねえぞ」
ありさは足を股にくっつけたりねじったりして、五分ほどかかって『ミシッ』と鈍い音がして膣から白身が流れ出した。
遅れて黄身が流れ出た。
「ほう、やるじゃねえか。大したもんだぜ。じゃあもう一回」
殿井が膣から殻を取りだすと、次の卵を押し込んだ。
ありさは先ほどと同じように、股を閉じたりひねったり悪戦苦闘で、顔を真っ赤にし汗も噴出した。
「遅いじゃねえか。おい、富成、ありさに刺激を与えてやれ」
富成は、ありさのクリトリスを摘まむとキュッとねじった。
「ひぇ~~~~」と叫ぶありさだが、殿井はゲラゲラ笑って、
「ありさ、いくら気張っても割れねえよ。今入れたのはゆで卵だからな」
ゆで卵挿入を発案したのは、富成だった。
崎野も大笑いで、
「富成、おまえ、無口だけど、おもろいな~、はははははは~」
ありさはもう涙も出なくなっていた。
ようやく罰ゲームは終了し、ありさと衣葡は膣洗浄を理由に浴室へと引致された。
まもなく切ない吐息が浴室の外にまで漏れてきたが、居間にいる俊介たちの耳に届くことはなかった。
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浴室から出て汗を拭うありさに、着衣が許された。
ありさは白のリブニットのキャミソールに、下は同色のティアードミニスカートを選んだ。
殿井「おおっと、キャミの下にヌーブラは許可しねえ。外せ」
ありさは一旦着けたヌーブラを泣く泣く除去した。
「食料が無くなってきた。今から買い出しに行くから着いてこい」
「衣葡さんは……」
「衣葡は残って夕飯の支度をしてもらう。旦那たちは縛ってあるから、崎野が一人いれば十分だろう。買い出しは、おまえと富成と俺の三人で行く。分かったら金を準備しろ」
「キャッシュレス決済じゃだめですか?」
「ダメだ。スマホは置いていけ。連絡をされたら困るからな。現金も持ってるんだろう?」
「はい、一応は……」
「何しろ、俺たち、学生なもんで、支払いよろしくな。それから言っておくが……」
ドスの効いた声でありさに釘を刺す殿井。
「もしも行く先で、逃げたり、店員に助けを求めたりしたら、旦那たちが大変なことになるからな。分かったか……」
「分かったわ……」
ありさたちは別荘の前に止めているセダンタイプの車へと向かう。ありさと俊介が愛用している車だ。
ゆったりとした車内の後部座席に、ありさと殿井は腰を下ろした。運転席には富成が座った。
ドアを閉めるや否や、殿井がいきなり例のクリトリス吸引バイブレーター(以下『クリバイブ』と表示)を取り出し、ありさに見せつけた。
青ざめて首に細い血管が走るありさ。
「おい、これ、遠隔操作で使ったことあるのか?」
「ありません……」
「じゃあ、今日がリモート記念日ってことになるな~」
突然、ありさのスカートを捲りあげ、薄いグレーのショーツに手をかける殿井。
ありさは懸命に抵抗をする。
「乱暴はやめて!」
「おとなしくしろ!」
「痛い! 痛いっ!」
力に勝る殿井は簡単にありさを抑え込み、ショーツの中に手をねじ込み、花裂をぐりぐりと擦った。
さほど濡れていなかったが、強引にクリバイブのバイブ部分を半分くらい挿入した。
「いやっ!」
「おとなしくしろ!」
揉み合っているうちにバイブ部分が全部埋没してしまった。
バイブ部分をしっかり奥まで挿れたことで、吸う部分がクリトリスに密着する。
ショーツを元どおり戻して準備万端。
「さあ、準備ができたぞ」
殿井はスマホを取り出した。
ブルートゥース対応のグッズと、遠隔操作アプリを組み合わせるだけで作動するはずだ。
すでにアプリのインストールは別荘で済ませているので、アプリの遠隔モードを操作するだけだ。
バイブレーターをオンにした。
「あぁっ……ダメっ……!」
