

第41話「淫獣たちの狂宴(7)」
悠太の抽送が激しさを増す。
下からの突き上げで、白い尻肉が跳ね上がる。
若い肉柱に突きまくられて、わずかに残っていた理性も霧散する。
「やめて、もうイッたから……ああ、もう……ああっ、ダメっ……!」
寄せては返す波のように、裸身を貫く愉悦に、脳が痺れた。
抑えていても、悠太の唸り声はかなり大きくなっている。
「うううっ……おおおっ……」
悠太の一撃に、ありさはなすすべもなく昇天した。
「あっ、あっ……イ、イっ……あぁぁぁぁ~~~~っ!」
「むおおっ、すまないけど中に出すよっ。おおおっ、もう限界だぁ~~~~っ……!」
悠太の膝の上でビックン、ビックンと裸身が踊った。
粘膜がこれでもかと密着し、膣痙攣でも起こしたように、肉柱を締めつける。
「くうっ、そんなに締め付けたらあっ! 出る~~~~っ!」
(きゃあっ……溢れてるっ……中で響生君のモノがっ……)
熱い精が注ぎ込まれるのを感じつつ、ありさはふと俊介に視線を移した。
俊介は無表情を装いながら、バスタオルの隆起を隠そうとしている。
妻が部下の男に肉柱を挿しこまれ、絶頂に到達してしまった。
その光景は地獄であるが、反面、極上のポルノでもあるのだ。
俊介の目の前で、その妻ありさは激しい絶頂に到達した。
オルガスムスに白い裸身が幾度となく跳ねかえった。
シャープな顎が天井を向き、汗に濡れた首筋に血管が浮く。
美しい乳肉がぷるんと揺れる。
二度、三度、尻と脚が痙攣じみた動きを見せると、がっくりと悠太の身体に倒れ込んだ。
その拍子に、肉柱がぶるんと抜けた。
脱力したありさを背後で受け止める悠太。
注ぎ込まれた大量の男の精が、口を開けたままの花唇からドロリと流れ出て、悠太の腿とシーツを汚した。
悠太がそっとありさをベッドに寝かせる。
意識がかすんで、その波にたゆたうように、ベッドに横たわる二十四歳の人妻は、全身が汗で艶やかにぬめって、まるで水中に漂う一輪の花のようだ。
そんな中、富成がスマホを覗き、経過時間を発表した。
「三十二分。タイムオーバー二分」
殿井が意地悪な笑みを浮かべる。
「惜しかったなあ。頑張ったことは褒めてやるが、失敗は失敗だ。衣葡組、ありさ組ともにチャレンジ失敗! なので飽きるまで居候させてもらうぜ」
「そんなぁ……」
言いようのない絶望に胸をさいなまれるありさ。
彼らの退去を願って不本意ながら破廉恥ショーにも応じたのに、すべてが徒労に終わり落胆の色は拭えなかった。
そんな折、殿井から失敗による罰ゲームが命じられた。
「失敗したのだから、衣葡とありさのふたりには罰を与える」
「どんな罰を?」
富成が声を弾ませている。
「まず衣葡からだ。衣葡には『筆責め罰』を与える」
「えっ!?」
筆責めと聞かされ、衣葡の顔が不安で蒼ざめている。
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衣葡の前に、二つのスツール丸椅子が置かれた。
「この二つの丸椅子の上に跨って乗れ」
「せめて下着ぐらい着させて」
「ダメだ。全裸で乗るんだ」
衣葡はやむなく丸椅子に上がった。
周囲を見下ろす格好になったが、いささか不安定だ。
「旦那と悠太は、椅子の脚を支えてやれ」
しおしおと一歩出て、椅子を支える俊介と悠太。
「よし、いいだろう。衣葡はそのまましゃがめ」
「えっ? この格好で……?」
「つべこべ言うな。言われたとおりにしろ」
恥ずかしそうに眉根を寄せて吐息のような声を漏らす衣葡。
無毛の股間をじっとりとした目で殿井が覗きこむ。
「この体勢なら、ちょっと下から覗けば、隅々まで見えるな」
殿井が衣葡の秘所を撫でながら満足げにつぶやいた。
「襞の奥の奥から可愛い豆まで丸見えだ」
「あぁ、言わないで……」
羞恥に頬を赤らめる衣葡。
殿井が容器を手にした。
容器の中には、例の自家製のローションが入っていて、メイクブラシでかき回している。
メイクブラシは、書道用や水彩画用のものよりも毛質が柔らかく、ふわふわしたタイプのものが多く、顔等のデリケートな部分に使うための筆なので、刺激は弱めだが、むしろクリトリス責めには最適といってよいだろう。
「これはおまえのバッグに入っていた化粧用の筆だ」
「いつの間に……」
「ふふふ、自分の筆で責められるのも悪くねえよな?」
メイクブラシから透明な液体がツツッと糸を引いた。
「今から思い切り泣かせてやるからな」
たっぷりとローションをなじませた筆先で、衣葡の乳首を転がし始めた。
冷ややかな感触が伝わてくる。
やわらかな筆先がローションを含んで、サワサワと乳首にまとわりつく。
筆先が繰り返し乳首を舐める。たちまち硬いつぼみとなった。
「どうだ、気持ちいいか」
「ううっ……」
「『気持ちいいです』と言え」
「……気持ち……いいです……」
乳房に顔を近づける。
尖った舌先で乳首を下から撫ぜ上げた。
「いやっ……」
殿井は、崎野たちに命じ衣葡の大陰唇を大きく広げさせた。
「や、やめて……恥ずかしい……お願いです……本当にいやっ……」
大陰唇を両側から開くようにして固定されて、花唇の上部に顔を出したクリトリスに筆先がゆっくりと近づけられると、衣葡は不安定な身体を懸命に揺すって、精一杯の抵抗を見せた。
バランスを崩しそうになり、すんでのところで俊介と悠太に支えられる。
「逃げようとしても無駄だ。諦めな」
殿井はそんな衣葡の抵抗を楽しむように笑って、そろり、とクリトリスの表面に筆を滑らせた。
「あああっ……」
たったそれだけの刺激で顔をのけ反らせて喘いでしまう衣葡。
「ほうら、ここはどうだ~」
さわさわ、と触れるか触れないかくらいのタッチでクリトリスの上を筆先で撫でていく。
「ううう……っ」
「ほうら、ここの襞の隙間も」
筆先が肉襞の内側を一枚、一枚、丁寧になぞり上げていく。
「い、やあっぁ……」
「そんなに力むなよ。力を抜くんだ」
(く、悔しい……っ、こんな男におもちゃにされて……)
周囲から見られている前ではしたない体勢にされ、恥ずかしいところを好き放題に弄ばれる屈辱と悔しさに衣葡は身を震わせた。
毛筆にローションを浸して、今度は秘所全体に塗り付け始めた。
ポッテリとローションでふくらんだメイクブラシの威力は絶大だった。
往復の”なぞり”に思わず腰が振れてしまう。
「あっ! あっ! いっ、いいっ! だめ! ああああ、だめ、だめ、だめえ~~~~っ!」
「感じているのか? 太いモノが欲しいのか? まだまだやらねえぞ」
「うっ……うううううっ……!」
