官能小説『美人上司 結花 28歳』(02)

著作 優




第2話 本庄凛々子32歳人妻

32歳の凛々子を相手に余裕があったのはこの経験と先輩の言葉だ。
ブラウスのボタンを外す。
そしてキスと愛撫。
二つ目のボタンを外してキス。
ゆっくり時間をかけてブラウスを脱がせる。
唇は鎖骨に移動し指はブラの上から乳房を愛撫する。
この鈍い快感がいいのだとセフレ人妻が教えて呉れた。
セフレ人妻というより間接的には達人の言葉だ。
「ゆっくり燃え上がった情熱は冷め難い。前戯に30分以上の時間をかけよ。」
他にも達人の教えはいくつかあるがその全てを女子大生に試し証明済みだ。
その鈍い快感にいらつき肉体が燃え始める。
それは絡みあう舌の回転と体温の上昇、呼吸の荒さで判る。
鎖骨の舌は下降し山を登り始める。
ブラはきわどくカットされたハーフカップブラだ。
少しめくれば乳首が飛び出すほどのきわどさだ。
ブラの生地越しに指先で乳首を可愛がりながら舌はブラ上端の隙間から滑り込む。
舌先は乳首迄届かず乳輪を舐めあげる。
指先は固く勃起した乳首の上で回転し始める。
激しい呼吸が甘い喘ぎに変わる。
このむず痒い鈍い快感がだんだん大きくなり甘い喘ぎに合わせて肩が大きく上下し始める。
延々と続くこの快楽地獄に耐え切れずついに女は自らブラのホックを外す。
「最後まで男のペースで事に当たれ。」という達人の言葉を思い出す。
こぼれ落ちた美巨乳に惑わされる事なく愛撫を続ける。
布越しに乳首に触れていた指は細腰に移動し舌は乳輪への愛撫を継続させる。
そっと横目でスマホを見る。
乳首迄15分、マンコ迄40分これが僕のペースだ。40分は挿入までの時間だ。
あと3分。乳輪とウエストへの愛撫が続く。
そして勃起乳首は吸い込まれ骨盤の窪みに親指がグイッと刺さる。
女の身体はビクンと跳ね「アア~」鼻にかかった声を上げる。
スカートを脱ぐことを命じ両乳首への愛撫を続ける。
両手指、舌、唇、歯まで使い攻めまくる。
15分も待たされた勃起乳首は男の口の中で舌を跳ね返すほどの硬さだ。
その硬さは女の快感の証明だ。
男は舌先で乳首を弾き女は泣き続ける。
乳首へ嫌というほどの快感を与えた後、舌はさらに下降を再開する。
へその横を通過するあたりからさらに呼吸が荒くなる。
ショーツの上からの愛撫が始まる。
ブラの時と同じように鈍い快感を与え続ける。
少しづつ少しづつ女の情感の炎は大きくなり爆発に近ずいて行く。
「ああ~もう~~~。」
ゆっくりショーツを降ろす。
「嫌~見ないで。ハ~ハ~」
そして遂に舌は生の亀裂に到着する。
ゆっくり股間が開いて行く。
あの美しい人妻本庄凛々子が本性を現す。
そこまで追い込んだ自分の性技に満足しさらに余裕が生まれる。
お互いの性器を舐め合った後69の体位に移行していく。
いつ挿入してもいい状態になって女の腰がうごめき出しても男は自分のペースを守る。
そしていよいよ伝家の宝刀の出番だ。
洋子も女子大生も称賛してくれる極限まで膨れ上がった怒張を差し込む。
勿論、洋子や達人から学んだスローピストンだ。
焦れた女が下から腰を突き上げ始める。
男はピストンのスピードを上げ女の腰の動きに合わせる。
二人の腰の動きがぴったり重なり気持ち良さが増幅する。
動きをシンクロさせたまま少しづつ速度を落とし女の動きをスローセックスに引き込む。
何という気持ち良さだ。自然にピストンのスピードが速くなっていく。
それを抑えたのが今村のキャリアだ。
再びスローピストンに戻り女は長く快感を受け続ける事になる。
そしてついにその時を迎える。
物凄い肉壺の痙攣が肉茎に絡みつき射精を誘う。
懸命に耐え一回戦を終了させたが二回目はその快感を甘受してしまう。
女の美顔とエロい肉体が男の賢者タイム迄短縮してしまう事を知る。
「えっもう?」驚きながらも嬉々としてまたがる。
一度射精した怒張は女の激しいグラインドにも耐える。
二度三度女に最高の快感を与える。
四度五度と続けたいが仕事に戻る。
ドアを少し開きカメラを向けたまま二人が部屋を出る瞬間を待つ。
入室して4時間後部屋を出る二人の顔がはっきり識別出来るシャッターチャンスに恵まれる。
三田村チームとのミーティングがあるため凛々子と軽くキスしただけでホテルを出る。
しかし翌日から毎日のように凛々子から求められる事になる。



前頁/次頁



イラスト提供:みんちりえ様





















表紙

投稿官能小説(4)

トップページ
inserted by FC2 system