官能小説『友母 真理愛 36歳』(3)

小説作者 優



画像作者:❤️I LOVE AI❤️様



3 訓練

帰宅してすぐにそのサイトを開く。
早漏の原因には物理的要因と心理的要因の二つがある事、女性が望む挿入時間は10分以上であることを知る。
今までのオナニーはAVや写真を見て出来るだけ興奮して素早く快感を得ていたがそれが間違いだったと判る。
物理的要因の根本はPC筋とBC筋を鍛える事にある。
その為オナニーで発射寸前まで追い込み精管を締め付けて出さない事だ。
射精を耐え絶頂感が遠ざかったらオナニー再開だ。
これを何度も繰り返す。
これがストップ&スタート法だ。
最初は我慢しきれず訓練にならなかったが3日目くらいから失敗は激減した。
次は先日まで包皮に守られていた亀頭を空気にさらす為自室では全裸で生活する。
そして最も皮膚の薄い雁の溝を刺激して耐える訓練だ。
それが終ると足首の上部にある三陰交のツボをマッサージしてから最初のストップ&スタート法に戻る。
毎日寝る間も惜しんでこれを繰り返す。
昼間の時間も無駄にはしない。
通学時間は尻穴の開け閉めでPC筋を鍛える。
授業時間の合間はトイレにこもりストップ&スタート法だ。

次に心理的要因の対処に取り掛かる。
まず教則本に従いオナニーしている時の呼吸を腹式呼吸に変える。

5日もするとこれがルーティンになり興奮や刺激が無くても勃起するようになる。
リラックスして脳をクールに保てる。
こうして得た勃起は簡単には弾けない。
だって興奮や刺激がなければ当然射精は遠ざかるからだ。
この物理的要因と心理的要因は日々正二から消えていく。
そして待望の金曜日を迎える。
わずか1週間ではあったが正二は手ごたえを感じていた。
自信は余裕に繋がり余裕はいい演技を生み出す。
頭の良い正二は前回のきららの教えをことごとくクリアーしていく。
一度のダメ出しもなく義母に告り義母を全裸に剥く。
そしてソープ室に移動し全裸で抱き合ったままディープキス。
乳首舐め、クンニ、69へと体位が移動しても前回の様に暴発する事はない。
それどころか義母役のきららに快感を与える。
「そうよ。正二。上手だわ。愛撫も教えた通り優しくソフトに出来てるわ。」
そして演技は続く。
「あぁ~お義母さん。お願いです。僕の筆おろしを。筆おろしをお願いします。」
「駄目よ。親子なんだからそんなこと出来る訳ないでしょ。」
正二の名演技もここまでだ。
義母にハメた後はその気持ち良さが正二の冷静さを奪う。
前回の様に2~3こすりではではないがすぐに射精感が生まれPC筋全開で懸命に耐えるがオナニーの時のようには上手くいかない。
「フフフ、やっぱり駄目だったね。でもすごい進歩よ。ご褒美に後の1時間、演技は止めて私の身体を自由にしてもいいわよ。」
正二はAVで見たシーンの全てを体感する。
体位も正常位、後背位、騎乗位,座位そして松葉崩しから宝船に至るまでそのつど射精しながらも時間を伸ばしていく。
(この子凄いわ。前回は数秒だったのに最後の後背位では数分間ピストンしてたわ。)
「正二。もう2時間よ。今日はここまでね。今後も10分間継続に向って訓練続けるのよ。」

正二は満足感で鼻歌交じりで帰路につく。
帰宅していつものルーティンが回り始め射精寸前で耐える訓練を始める。
(これじゃ駄目なんだ。これじゃ実戦では耐えられなかったじゃないか。)
射精の2秒前までのオナニー動作を1秒前まで追い込んでみた。
手の動きは止まっても惰性で射精してしまう。
刺激していないのに1テンポ遅れて快感が襲ってくるのだ。
何度やっても同じだ。
(駄目だ。もう1度やってみて駄目だったら諦めて寝よう。)
思えばソープランドから始まって正二の射精は20回を超えていた。
睡魔に襲われた時1秒手前の我慢に成功したのだ。
寝る事も忘れて2度3度試みる。
成功の感覚を身体に覚えさせる為だ。
翌日も学校から帰宅してすぐに挑戦する。
(駄目だ。昨日はうまくいったのに・・・・)
昨夜との違いを懸命に考える。
その違いは色々あったが頭の良い正二は昨夜は睡魔に襲われて思考能力が鈍っていた事に気付く。
物理的要因で対処しようとしていたがそれが間違いで心理的要因が働いている事を知る。
うろ覚えの般若心経の文字面を頭の中で追いながらオナってみた。
成功だ。
一度成功すると二度三度、何回やってもクリアー出来るようになる。
これが新たなルーティンとなって身体と脳に刷り込まれていく。
1秒を0.5秒に短縮しても戸惑いながらも耐え続ける。
そんな時、松きららからLINEが入る。
「どう頑張ってる?クランクインは来月の10日に決まったわ。」
「はい。大丈夫です。訓練は順調です。」
「前回の時もそう言って駄目だったじゃないの。」
「今回は大丈夫です。10分間耐える自信があります。もしかしたらきららさんを気持ちよくさせられるかも?」
「生意気言うんじゃないよ。試してあげるから私のマンションへ来なさい。ソープランドのお金は勿体無いわ。」



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