官能小説『友母 真理愛 36歳』(2)

小説作者 優



画像作者:❤️I LOVE AI❤️様



2 筆おろし

約束通り午後8時前にお店に入った。
「ここは、ガキの来る所じゃねぇ。帰った。帰った。」追い出される。
松きららと待望のセックスが出来るのだ。
そう簡単に諦める事は出来ない。
再度入店し運転免許証を提示する。
さっきの兄ちゃんが何度も免許証の写真と顔を見比べて入店を許す。
「初めてなんだろ?指名なんてないだろうな。」
「いえ、さゆりさんをお願いします。」
さゆりと言うのは松きららの源氏名だ。
「駄目だ。彼女には8時からの予約が入ってる筈だ。」
免許証の名前とさゆりの予約表を見比べて
「なんだ。予約したのはお前か?120分だな?まず7万円支払って俺についてくるんだ。」
狭い待合室に通される。
「彼女にはどんな服装で来て欲しい?人妻風、OL風、母親風の3つから選べるんだ。」
「じゃ、母親風でお願いします。」
「そこのカーテンが開いたら彼女に会えるからそれまでここで待つんだ。」
数分後エプロン姿の松きららが現れる。
正二の手を取ってソープ室に導く。
廊下でそっと囁く。
「お部屋は盗聴されているから迂闊に年齢なんか喋っちゃ駄目よ。」
「へぇ、そうなんだ。どうして?」
「そりゃそうでしょ。密室で見知らぬ男と全裸で対峙するのよ。怖いじゃないの。」
「今日は筆おろしよろしくお願いします。」
「ついでだから撮影のつもりで憧れの義母と童貞君が絡むシーンを演じてみようか?」
「言う通りにします。」
「まず更衣室で着衣の母に思いのたけをぶっつけキスを迫るシーンからよ。」
「ああぁ~お母さん、前からずっと好きでした。もう我慢できません。」
「何をするの。私たち血のつながりはないけど親子なのよ。許されない事なのよ。」
「だから今日まで我慢してきました。」
そう言いながらエプロンを外す。
「ああ~駄目よ。止めなさい。」
唇にむしゃぶりつきワンピースの上から豊満な乳房を揉みしだく。
「痛たっ、そんなに強く揉んだら痛いじゃない。」
「あっすみません。こっこうですか。」
「まぁそんなとこね。初めから上手く出来る訳無いもんね。愛撫は優しくソフトに・・・が基本よ。」
ワンピースを脱がせる。
「それも駄目。唇を合わせたまま脱がせなくっちゃ。抱きしめているんだから背中のファスナーに手が届くでしょ?」
「駄目駄目、これはAVなんだからそれも考えなくっちゃ。この場合見ている人は早く私の裸が見たいわけでしょ。だから焦らすのよ。
ゆっくり脱がせるの。」
(この子なんて頭の良い子なんだろう。一を聞いて十を知るとはこの事だわ。)
駄目出しの回数はどんどん減っていき筆おろしのシーンまでスムースに進む。
「いいわよ。上手だわ。ここから台本では正常位なんだけど君にとっては初セックスだから私が上になるわ。」
「僕はどうすればいいんですか?」
「フフフ、ハメられたら気持ちよくって何にも出来ないと思うわよ。上向きに寝て出来るだけ射精を我慢するのよ。」
挿入して2~3回腰を振った時点でダウン。
「アララ早すぎるわよ。これじゃ撮影にならないわ。」
「だって、きららさんのあそこいつものオナニーより100倍くらい気持ちいいんだもの。我慢出来ないよ。」
「まっ、めでたく筆おろしは終わった訳だから私の務めは終わりよ。」
「ありがとうございました。一人前の男になれた気がします。」
「でも早漏は治さなくっちゃね。撮影以外の夫婦生活でも大切な事よ。」
「でもさっきの気持ち良さは想像していた以上です。とても我慢できません。」
「新人のAV男優たちから聞いたんだけど某大物男優の早漏防止サイトが役に立ったって言っていたわ。」
「僕もそのサイトを見て訓練します。」
「それがいいわ。役にたったって言う男優は1人や2人じゃないの。きっと役立つと思うわ。」
言いながら正二の股間に目が行く。
「うゎ~凄い回復力ね。もうギンギンじゃないの。中坊には賢者タイムってない様ね。どう、もう一度やってみる?」
「あっはい。もっ勿論です。」
「ちょっと待って。その前に舌の使い方を教えるわ。義母を攻める時、母子の関係から男女の関係に移行する時に必要なのよ。」
「舌の使い方ひとつでそんな事が可能なんですか?」
「そうよ。ディープキス、乳首舐め、クンニ。いずれも女をその気にさせるに必要な行為よ。」
「それ、教えて下さい。それ覚えたらオカンや叔母ともやれるって事じゃないですか。美人の友母とも出来るかも知れないし。」
「そうよ。でもそこまで行くには並の舌技じゃ無理よ。さぁ歯ブラシしてらっしゃい。」
正二はきららの唇に吸い付き言われた通り舌を差し込む。
「駄目よ。男が興奮してどうするのよ。あくまでもディープキスは女の情感を高めるためのものなのよ。」
思えば女にキスするのも初めての経験だし舌を絡める行為に興奮が抑えられないのも無理はない事なのだ。
正二の舌が乳首へそしてクリへ移動しても興奮する事は許されず冷静に女体に対応する事を強いられる。
「駄目駄目、舌以外に唇も歯もあるでしょ?全部使って女を気持ちよくさせるのよ。自分の快感は二の次で女の快感の事だけを考えるの。」
なかなか思うようにはいかず懸命に興奮を抑えながらもこれ以上ない勃起を晒す。
興奮は抑えられないがきららの教えはしっかりとマスターしていく。
そこは正二の一を聞いて十を知る特性が生かされる。
やがて体位が69に移行した時きららは微かながら快感を受ける。
なんと乳首で教えた甘噛みをクリにも応用したのだ。
並の少年に出来る事じゃない。
女は少年の天賦の才を認める。
快感を得たのは長い女優生活で久しぶりの事だ。
しかしあっけなくその快感は終わる。
正二がたまらなくなって女の口中に発射してしまったからだ。
しかしまたしても賢者タイム数秒で蘇る。
それからの少年が凄かった。
女のリードで正常位、後背位、騎乗位と体位を変え射精を繰り返しながらも120分を堪能しきったのだ。 
「凄いわね。私が見込んだ通りだわ。すぐに一流のAV男優の仲間入り出来そうね。」
「そうだといいけど今日の僕じゃ撮影にならない事がわかりました。教えてもらったサイトを見て命懸けで訓練します。」
「来週の金曜日もここに入店するから来なさい。」
「でも僕もうお金が無いんです。」
「じゃ、私が君の名前で予約を入れて振り込んでおいてあげる。出世払いよ。だからそれまでに早漏の訓練しておくのよ。」



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