官能小説『家庭教師』




月夜桃花 作




第11話

しばらくして信夫は美奈子のパンティを手にしたまま静かに脱衣場を後にした。
信夫の姿が見えなり美奈子は恐る恐る風呂のドアを開けた。
脱衣籠を見たが美奈子の下着の姿は無かった。
(ああ…どうしよう…持っていっちゃたんだ)
美奈子は体を拭き終えると用意されていた母親のパジャマを身に着けた
(・・・・ショーツが無い・・・どうしよう・・・)
仕方なく美奈子は何も履かないまま、パジャマズボンをその上に着たのだった。
「信夫くん…」
「あ…先生もうあがったの…」
「う…うん…」
「気持ち良かった?」
「うん…とっても…で…あのね」
「先生が喜んでくれて…やったーって感じだ」
勉強机で漫画本を読んでいた手をとめて、信夫は笑顔を見せた
「……うん…」
美奈子は話しを何とかそらそうとしている信夫に下着の件を言い出せないでいた。
「先生、先に寝たら?ぼくもうちょっと、この漫画読むから」
「もう…じゅうぶんさっき寝たわよ…」
美奈子は結局、下着の事を言えなかった。
「じゃあもうちょっと勉強しようか?」
「えー・・勉強?」
信夫はいぶかしげな顔で美奈子を見上げた
「うん。先生も受験生のときはよく夜更けまで勉強したものよぉ」
「そうなんだー」
「今度のテストでいい点とって、お父さんお母さんを喜ばせてあげたら?」
「うーん・・」
「それかいい点取ったら欲しいものおねだりしてもいいかも」
「!!!ぼく今欲しいゲームがあるんだよね」
そういって少年雑誌を手にすると美奈子の前にゲーム特集のページを広げた
「これ!これ!ちょっと高いけど欲しいんだよなぁ」
信夫は欲しいゲームを指差して美奈子に少し興奮気味に伝えた。
「もし、90点以上取れたら、私もお願いするお手伝いしちゃうわよ」
「本当! よしがんばる」
信夫は机の上の漫画や雑誌をザザっと片付けると参考書とテキストを取り出した
「そしたら、まずは復習問題からやろうかしらね・・」
美奈子はそういうと参考書のいくつかのページに付箋紙を貼っていった。
「全部で15問あるから、30分以内でがんばってみて?」
「うん!」
欲しかったゲームが手に入るかもしれないと信夫は張り切って返事して問題に取り掛かった
シーンを静まりかえった部屋で、美奈子はベッドに腰掛けて、頭に手をやったり、ため息をつく信夫の背中を見守っていた。
「うううーん・・」
数値があわないのか、信夫は何度も消しゴムで消しては眼差しを宙に浮かべて悩んでいた。
(ちょっと難しい問題を選び過ぎちゃったかな・・)
「先生も一緒にやろうか・・」
美奈子は苦悶の表情を浮かべている信夫の顔横に自分の頬を近づけて耳元で囁くように言った
「う・・・うん・・」信夫の鼻に大人の女の甘い口臭が伝わっていた。
美奈子は、信夫のことを覗き込むような姿勢をとって、赤ペンで信夫が苦労している問題のポイントに線を引き始めた。
信夫は背中に柔らかい美奈子の乳房の肉感を感じ、はっとした顔をして、目をしばたかせ顔を紅潮させていった。
「ここは…こうして…この方程式を利用して…あら、この問題はちょっと引っ掛けが入ってるわね」
ちょっと本気になった美奈子は信夫の椅子の横に自分が座る椅子を用意して座りなおした
「ちょっと、先生もこれは間違えそうになるくらいな問題だわ・・」
美奈子は顔を紅潮させたままの信夫に笑みを浮かべ、ちょっと真剣な眼差しで問題をといていた。
「いい、信夫くん、この場合ね・・」



第12話

美奈子が問題の説明を始めたので信夫は顔を寄せ、それに合わせて隣の美奈子の体に密着した。
説明に夢中気味の美奈子は何も違和感を感じず、信夫と体を密着させながら、1つ1つ問題を解くためのポイントを教えていった。
「う・・・うん・・うん」
信夫は密着させた腕の付け根に美奈子の乳房の片鱗が当たってきてることに意識が向き、話半分で美奈子の説明に頷いていた
「で・・・ここは・・・うん、そうじゃなくて・・」
信夫の答えを消そうとした消しゴムが美奈子の手から滑り落ちて、信夫の股間に落ち、
美奈子は何の気なしに拾おうと手を伸ばすと、指先がジャージの下でカチカチに強張っている信夫の肉棒に触れた。
(・・・・・え・・・)
「・・・んっ・・・」
信夫は美奈子の指が屹立し敏感になっている己のモノの先端に触れた刺激で思わず小さく呻いた。
「ご・・・ごめんなさい・・」
美奈子は思わず信夫に謝った
「ううん・・・ぼくこそ、ごめんなさい。先生・・・ぼくのこと嫌いにならないで」
信夫は今にも泣き出しそうな顔で美奈子に謝った。
「ぼく・・ぼく・・さっき先生の下着を・・・」
下着を盗んだことを告白しだした信夫は嗚咽を漏らし、やがて大粒の涙を流していった。
「わ・・・悪いことだと知ってたけど・・・どうしても・・どうしても我慢できなくて・・・う・・うううううう」
「うんうん・・もう分かったわ・・・正直にいってくれてありがとう・・」
泣きじゃくる信夫の頭を美奈子は優しく抱いた。
美奈子の胸に顔を埋めた信夫はその甘い体臭とともに伝わってくる柔らかい乳房の感触を味わうかのように目を閉じていた
「どうする・・?勉強・・」
美奈子は信夫の健気さに愛しく思い、抱いた頭を優しく撫でながら言った
「ぼくもうちょっとがんばるよ・・」
そういうと信夫は美奈子の胸から顔を離し、涙の後を拭うように両手で顔を擦った
「そう・・うん。分かった。信夫くんがそう言うならもうちょっとがんばろぉ・・」
美奈子が思っていた以上に信夫はがんばりをみせ問題を解いていったが
やがて不得意とする演算にぶつかり信夫は苦悩の呻き声をあげていた。
「うん・・信夫くんここは、さっき間違えた問題と同じように、この式を使うの」
そういって美奈子は信夫に体を寄せて、参考書のページを戻して、ペンを走らせた
信夫は美奈子のペンに目をやりながら、伝わってくる美菜子の体の感触に若い男の部分が再び反応してしまい、
なんとか気を落ち着かせようと美奈子に気づかれないように机の下で拳を握っていた。
「でね・・・ここの数字を・・」
美奈子は説明しながら書き込んでいたノートの向こう側にきつく握られている信夫の拳が目に入った。
「それで・・さっきのこの数字を掛けると・・こことここがイコールになるの・・」
(どうしたのかしら・・・なんか辛そう・・・)
「信夫くん・・・大丈夫・・?」
「え・・?」
「なんか・・辛そうだから・・」
「ううん・・全然大丈夫だよ・・」
「そう・・・無理しちゃだめよ・・」
美奈子はそう言いながら信夫の表情を伺っていた。
「じゃあ・・続けるわね・・」
そういうと美奈子は問題のヒントをノートの端に書き入れていった。
(まだ・・拳を握って・・・・あ!!)
美奈子はその拳の横にジャージを突き破るかの程、屹立している男根の陰影が目に入り、思わず口を押さえた。
信夫は美奈子が己の下半身の状態に気づいたことを知らずの美奈子が書いたヒントを頼りに右手をノートに戻して問題にかかっていった。
(辛そうにしてたのは・・・・この事だったのね・・。)


第13話

真剣な面持ちで問題に取り掛かっている信夫を見ながら、美奈子は思春期を迎えた若い男の果てなき性欲に翻弄されている
信夫を切なく思い、抱きしめてやりたい衝動に駆られていた。
ごく自然に伸びていった美奈子の左手は信夫の太ももに触れ、信夫はその刺激に驚き一旦、体をビクつかせ、顔を美奈子に向けた
「問題をちゃんと・・・解くの・・よ・・」
何か言いたげだった信夫は、瞬きを何度もしながら、心ここにあらずの表情で美奈子の指示に従い、ノートにペンを走らせた。
美奈子の左手はやがて熱い強張りをみせる信夫の股間に到達し、美奈子は優しくその強張りを手の平全体で優しく撫でた。
はちきれんばかりのその先端を美奈子は愛しむように手のひらで包みこむと敏感な箇所に指を這わせ、その刺激に信夫が何度も体を振るわせていた。
「せ・・・先生・・・」
「どうしたの…信夫くん?」
「い・・いえ・・な…なんでもない…です」
美奈子は自分が触りやすいように信夫の背後に椅子を置きなおして座るとその顔を信夫の肩に密着させ、ジャージズボンの上から強張りを撫で続けていた。
「ちゃんと・・・問題解かないと・・・だめよ・・」
信夫の耳元に甘い息を吹きかけた美奈子はまるで痴女のごとく、大人しく体を預けている教え子を責め続けていることに興奮を覚えていた
(・・・ぁぁ・・・こんなに硬くなって・・・る・・・信夫くん・・)
信夫は顔を紅潮させ黙ったまま、ときおり目を瞑り、美奈子の指から与えられる快感に酔いしれていた
美奈子は腰にまわした右手でおもむろに信夫の強張りを握ると前後に動かしだした。
「…ぅ……ぅ…」その刺激に信夫は小さく呻き声をあげた。
「ここを…こうすれば…ほら・・・解けるでしょ…?」
「ぅ…うん…」美奈子は信夫の強張りを擦りながら顔を紅潮させている信夫の顔色を伺っていた。
「次の問題は…」美奈子はそう言いながら信夫のジャージに手を差し入れた。
ブリーフを潜り抜けると熱い鉄のような信夫の肉棒が手の平に触れ、美奈子はヌルヌルになった亀頭の先端を親指の腹で円を描くように撫でまわした
「う・・・ううう・・」
信夫は余りに強い快感にたじろいだように腰を少し引いた
「これは・・・この方程式を使って…」
美奈子はさらに信夫を高めるように亀頭から根元までを手のひら全体で包み込むと優しく扱き始めた
「ぅ…ぅ…ああ…せ・・先生…」
「・・・どうしたの・・・の・・信夫くん・・・そんな目を瞑ったりして・・・」
信夫が快感に浸っていく表情を目にした美奈子は自らも興奮度を高め、滲みをみせていた熱い蜜液がヌラヌラとした滴を垂らすようになっている感触を感じていた
「う・・・ううう・・・」
信夫の肉棒は破裂寸前まで高まりをみせ、握る美奈子の手のひらを熱く焦がすような熱度を放っていた
「のぶおくん・・・・・いいのよ・・・いっても・・」
鼓動の高まりとともに荒い息使いをみせる美奈子は握った信夫の肉棒を擦る速度さらに早めていった。
「う・・・う・・・う・・」
その刺激に耐えられずに信夫は限界まで駆け昇り、腰を前へと突き出すような姿勢をとった。
「せ…先生…うっ…ううっ…ううううっ…」
信夫の様子に亀頭を押さえた美奈子の手のひらに熱い大量の粘液が幾度も放たれ信夫は射精する度に腰を揺さぶった。
「ぅぅぅぅ・・・・」
射精を終えた信夫は消え入るような声を出して机の上に顔を横たえた。
美奈子は信夫のズボンから精液まみれの右手を引き抜くと顔の近くに寄せ、鼻腔をつく若い性臭の刺激に興奮を覚えていた。
「気持ち良かった?」眉間に皺を寄せ恥ずかしそうにしている信夫に美奈子は優しく囁き聞きながら、ティッシュで右手を軽く拭った。
「……」信夫は真っ赤な顔で首を縦に振った。
「先生がもっと気持ち良くしてあげる…」


第14話

美奈子はそう言うと椅子を回し信夫の体の向きを変えた。
信夫の前でひざまついた美奈子は信夫のズボンをブリーフごと降ろしていった。
「大丈夫…安心して…」
「・・・う・・うん」
恥ずかしがる信夫を制止ながら足首まで降ろすと美奈子の眼前に白い精液に塗れた信夫の肉棒が現れていた。
ドクドクと波打つ陰茎を手のひらで包むと濃い精液臭が漂うピンク色の亀頭に美奈子は顔を近づけ唇を開いた。
美奈子の鼻先に微かな恥垢臭を感じながら、若い肉棒を口に含んだ。
「あ…」信夫が声を漏らした。
美奈子は信夫の表情を上目使いに見つめながら両手で咥えた信夫の肉棒を支え、尖らせた舌で敏感な棒の先端を舐めまわした。
「う・・・・あ・・・・あ・・・」
信夫は初めてフェラチオされる刺激に腰をビクビク動かしながら、目の前でしゃぶり続ける美奈子の顔を見つめていた。
「チュパチュパ・・・ジュルジュル・・・チュパチュパ・・」
美奈子はまるで何かにとりつかれたかのように夢中になって教え子の肉棒をしゃぶっていた。
(ああ・・・あああ・・んんん)
何も抵抗できないままの信夫を責め続ける行為を自分がしていることに美奈子は興奮しまくっていた。
(はぁ・・・はぁ・・・信夫くん・・・もっと気持ちよくなっていいのよ・・)
下着をつけていない美奈子のパジャマズボンの股ぐらには美奈子が垂れ流している愛液の染みの斑点が大きな円をつくっていた。
日頃の美奈子からは想像できない、その豹変振りに信夫は驚きながらも柔らかい舌が絡み付いてくる快感に身を任せ恍惚感に浸っていた。
今しがた大量の精液を放ったばかりにも関わらず思春期真っ盛りの信夫の肉棒は、見る見るうちに美奈子の口腔内でその逞しさを取り戻していった。
(あああああっ…信夫くん・・・またこんなに硬くさせて・・・)
美奈子はこれまで彼氏にさえ照れてできなかったいやらしい舌使いで信夫を愛撫していた。
(あああ・・いやらしい私・・・教え子の体をこんなにいじめて・・・)
「チュポ・・・ジュポ・・・ジュポジュポ・・」
唇の端から信夫の分泌液が混じりあった唾液の糸を垂らしながら美奈子は恍惚感に酔いその目をうつろにさせながら硬い肉棒をしゃぶり続けた。
「う・・・ううう・せ・・・先生また・・・また出そう・・になる・・」
信夫は顔を赤くさせながら。高まりいく感情をそのまま美奈子に訴えた。
「・・・・また・・・出そうなの・・信夫・・く・・ん・・」
美奈子は信夫の顔を見上げながら、動脈が浮き出しドクンドクンと鼓動に応じて震えをみせる信夫のモノからは一旦、顔を離すと
亀頭から付け根までヌラヌラとした自分の唾液に塗れた信夫の亀頭を両手で愛しむように握り、優しく擦りながら見入っていた。
「う・・・う・・・」
敏感になっている信夫は優しい美奈子の手の刺激にさえ反応し、今にも射精しそうな程に高まり続けていた。
「いっていいわ・・・先生・・見ててあげる・・」
そう言うと美奈子は信夫の肉棒を握っている力を少し強めると速度をあげ上下に擦っていった。
「う・・・せ・・・先生・・・あ・・・・うう」
信夫はひざまつく美奈子の両肩に手をかけ、美奈子の手の動き合わせて腰を揺さぶった
「う・・・ううううう・・・で・・・・でる・・・」
ピンク色した信夫の亀頭はパンパンに膨らみ、手の平全体で先端から付け根まで擦り続ける美奈子にも信夫が間もなく射精することが感じ取れていた。
「う・・・・うううううううう・・・うっ!!・・・」
一度腰を引く仕草を見せた信夫は大きく腰を振るとおびただしい量の精液を美奈子の顔面に向かって放った。
「うっ・・・うっ・・・うっ・・・」
信夫は呻きながら何度か白濁液を放ち、美奈子の頬に降りかかった精液は濃い粘り気を放ちながら広がっていった


第15話

「たくさん出た・・わね」
美奈子は頬にべっとりと付着した精液を指で拭いながら、笑顔で信夫に言った
「う・・うん・・・」
2度の射精により、落ち着きを取り戻していった信夫を反比例して美奈子の体は熱く燃えるような火照りをみせ、パジャマズボンに出来た愛液の染みは
まるでお漏らしをしてしまったかのように大きな楕円形を描き広がっていた。
「信夫くん…そこに座って・・・」
美奈子の肩に手をかけ射精した体勢で固まっている信夫の腕を触り、美奈子は言った
「は・・はい・・」下半身だけ裸のままの信夫は美奈子に言われた通り、その前で正座をした。
美奈子は入れ替わるように立ち上がると信夫を見下ろすようにベットの縁に腰をかけた。
「信夫くん・・・女の人の裸見たいんでしょ・・。」
「え・・・」
だって・・あんな雑誌を隠してるくらいだから・・見たい・でしょ・・?」
「う・・・うん・・」
美奈子がそういいながら、パジャマのボタンを外していくのを見て信夫は思わず生唾を飲んだ
「・・・・。」
全てボタンを外した美奈子はパジャマの前を大きく左右に開き、肩から滑り下ろした
見上げる信夫の目には夢にまでみた美奈子の乳房が映っていた。
白い滑らかな曲線を描く双丘は勉強机の煌々としたライトに照らされ白く輝いているようであった。
「さ・・・触りたい・・?」
信夫が食い入るように見つめるのに照れて恥ずかしさを覚えた美奈子は少し頬を赤く染めて言った。
「え・・・でも・・」
「ここに座って・・・」
美奈子はトントンと自分が腰かけているベットの縁を叩いた。
「・・・・で・・・でも・・・」
「ここに座りなさい・・・ね?」
美奈子が先生言葉を使って、信夫の顔を笑顔で覗くと信夫はのっそりと立ち上がり、美奈子の横に座った。
「・・・おちんちん・・ちいさくなったね・・ようやく大人しくなったのかな・・?」
座った信夫の股間に鎮座している可愛らしいペニスの様相に美奈子は恥ずかしそうに俯いている信夫の顔を見つめた。
「・・・・。」緊張で信夫は声が出ないでいた。
「手を伸ばして・・・」
そういうと美奈子はかちかちに強ばった信夫の腕を握って、握手するように信夫の手を掴んだ。
「力・・・抜いて・・・」
握った手を美奈子は自分の胸元に引き寄せると、信夫の手を開かせ、自分の乳房に当てた。
「や・・・・柔らかい・・」
美奈子の乳房にあてがった手の平に伝わり広がっていくその柔らかい感触に思わず信夫は声を漏らした。
「や・・・柔らかい・・?・・・・ぁ・・・・・・んんっ」
美奈子は興味しんしんで乳房の感触を確かめるような手の動きに反応し、ときおり眉間に皺を寄せていた。
やがて、信夫の興味は淡いピンク色をした乳首にうつっていき、指で撫でたり、擦ったりをしていた。
「ん・・・・・ふぅ・・・・ぅぅ・・・ん」
敏感な部分への刺激に美奈子は淡い吐息を吐いていた。
少しづつ硬化していく小さな蕾を信夫は注意深く観察し、指でその反応を確かめていた。
「ん・・・あふぅ・・・・んんん・・・・ぁっ・・・」
「・・・せ・・・先生・・・大丈夫?」
快感に体をよじらせ、嗚咽を漏らす美奈子の様子に信夫は心配し、手の動きを止めて聞いた。


第16話

「う・・・うん・・大丈夫・・・」
「せ・・先生・・・舐めても・・いい」
「う・・・・うん・・・いいわよ・・・」
美奈子の許しを得て信夫は幼児のように美奈子の乳首に唇を当て吸い付くと舌先でコロコロと転がした。
「あ・・・・・んんん・・・」
美奈子は信夫の頭を撫でながら、乳房から走る快感の波に声をあげ、体を震わせた
信夫は誰にも教わることなくオスの本能のままに空いているもう片方の乳房に手を這わせ愛撫していった。
「あ・・・・んんんん・・・ぅぅんん・・・」
重なりあう快感の波に美奈子は体を支えきれず、ゆっくりと後方へと姿勢を倒しやがてベットの上で仰向けになり、
乳房を愛撫し続ける信夫は自然に美奈子の体の上に覆いかぶさっていた。
こみ上げる快感に嗚咽しながら美奈子は腕を伸ばして、少し反応をしだした信夫の男根を探りあてると優しい刺激を与え
2度の射精にも関わらず。若い肉棒はすぐさま硬化し美奈子の手のひらの中で屹立していった。
「・・・ああ・・・・んん・・」
信夫の唾液にまみれた美奈子の乳首はピンと完全に屹立した姿をみせ、美奈子が味わっている深い快感の度合いを示していた。
やがて、信夫はその興味を美奈子の下半身へと変えていき、舌を伸ばし舐め続けるその顔を乳房からゆっくりと下へ下へと移していった。
「ちょっと待って・・・」
美奈子は上体を戻し、下腹部へと移りゆく信夫の顔を優しく持ち上げると囁くように言った。
大人しく従い、動きを止めた信夫を美奈子は足元に移動するように告げると自らは立ち上がり、パジャマを脱いでいった。
一糸まとわぬ姿になった急速に心臓の鼓動が高まっていくのを感じながら、再び仰向けに姿勢を戻した。
「・・・・・・み・・・・見せて・・あげるね・・・先生の・・・・アソコ・・・」
股間にやっていた両手をゆっくりと外し、立ち膝のまま閉じていた足をそろそろと左右に開いていった
美奈子の足元で座り込んだ姿勢でいた信夫は目の前の黒々とした繁みをみせる股間に目を奪われていた。
スレンダーな両足が左右に開くにつれ、陰毛の繁みから貝類を思わせるピンク色した肉裂が露わになり、信夫は息を呑んだ
「こ・・・これが・・・女の・・お・・おまんこ・・」
信夫は初めて見る女性器の様相に思わず声を漏らした。
「・・・そう・・これが・・女の人の・・・アソコ・・」
美奈子はそう言いながら、自ら大陰唇の縁に手を当て、左右に開いて見せた
(こんなふうに・・・今まで自分で見せた事ないのに・・信夫くん・・そんな顔を近づけて・・ぁぁっ)
自ら恥ずかしい部分を露出する姿勢をとっている美奈子は股間に信夫の顔が近づきつつあるのを見てさらに興奮していた。
信夫は夢にまでみた美奈子の花弁が目の前に存在しているのに激しく興奮した。
「………。」
信夫は唾を飲み込みながら言葉も出さずに熱い潤いが溢れて出している美奈子の蜜裂を見つめていた。
(信夫くん…見てる…あああっ…じっと見てるわ・・・)
(・・・せ・・・先生のおまんこ・・)
夢にまで見ていた憧れの美奈子の性器を信夫は目に焼き付けるように眺めていた。
興奮し充血した小ぶりの小陰唇が左右に開き、内側に潜んでいたサーモンピンク色をした肉塊が露出していた。
少し開き加減の膣穴からは透明な愛液が滲み出し、粘膜の表面を覆い包みヌラヌラとした光沢を放っていた。
(あああ…信夫くん…)
美奈子は信夫が自分の恥裂を凝視しているのに興奮し更なる熱い愛液が止めど無く蜜穴から流れ出してくるのを感じていた。
「・・・・・。」
やがて信夫は何かに引き寄せられるように恐る恐る指を伸ばし、目の前の淫猥な肉襞に触れた。


第17話

「ぁ・・っ…」
緊張を示す信夫の震えた指先が小陰唇に触れている感触に美奈子は声を漏らした。
信夫は肉襞を指で慎重に摘まむとネトッとした粘り気とともに膣穴から漏れる熱い息吹を感じていた。
信夫は、その秘めていた裂け目の形状を探るように顔を近づけ、覗き込みながら指で陰唇をさらに開いていった。
パックリと左右に割れた肉裂からは興奮状態を告げる美奈子の潤いが溢れ濡れそぼる美奈子の蜜裂を観察した。
完全に露出したピンク色した粘膜から、美奈子の膣臭が漂い、そのなんとも言えない淫猥な臭気が信夫の鼻を突いてきた。
(先生の…おまんこの・・匂い…)
美奈子が入浴中に盗んだ下着に付着した匂いに比べて濃度が高く生々しいその臭気に誘われるように信夫は
顔をさらに近づけるとそっと舌先を伸ばし、肉裂を舐めていった。
「・・・・・ぁぁ・・・・・・んんん」
美奈子は信夫の舌の刺激にわななき、思わずシーツを手で掴み腰を浮かせた。
ねっとりとした熱い粘液が信夫の舌の表面を撫でていき、少しの塩気とチーズ臭と酸味が混じる美奈子の愛液の味わいに信夫は夢中になっていた。
(ああああ…先生…先生…)
信夫は裂け目から露出した肉塊の中央の窪みに尖らせた舌を挿入させてみた。
ヌルヌルに滑る膣穴には肉襞が幾重にもあり、さらに濃い臭気を放つ蜜液があとを絶たずに流れ出していた。
「ペチャ・・・ペチャペチャ・・・チュパチュパ・・」
鼻先を裂け目に埋めて信夫は夢中で舌を動かし、愛液を啜る音が部屋に響いていた。
「あああああああんんんんん…」
美奈子は信夫の舌の動きに思わず声を漏らし、腰をくねらせていた。
「ぁぁ・・・信夫くん・・・…も…もっと舐めて…もっと…ぁぁぁああ」
美奈子はこれまで口にした事の無い恥ずかしい願いを信夫に向けて言い放った。
「ペチャ・・・チュパチュパ・・チュパチュパ・・」
美奈子の言葉に信夫は素直に従い、むしゃぶりつくように美奈子の花弁の中心で舌先を動かしていた。
「あああ…信夫くん…信夫くん…」
舌の表面を流れこんでくる美奈子の熱い愛液を信夫は夢中で飲みこみ、高まる美奈子は信夫の頭を抱え込み股間に押し付けるように腰を浮かせていた。
あごの先まで愛液に濡れながら信夫は美奈子の蜜裂を貪っていた。
「ここ…ここも…ぁぁぁぁ・・・」
美奈子は硬く膨張したクリトリスを信夫の鼻先に自らの指で合わせ擦りつけていった。
信夫はコリコリとしたその肉芽を鼻先で刺激しながら舌先で膣穴周辺を撫でていた。
信夫は一旦顔を離すと濃紅色の裂け目にあるクリトリスに標準をあて、指でこねくり回した。
「ぁぁぁぁぁぁっ・・・ああああっ・・・」
敏感な部分への強い刺激に美奈子は歓喜の声を漏らし、体を震わせ悶えた。
「あ…あああああ…あ…い…いいの…信夫くん…あああ…気持ちいいの…」
6畳間の信夫の部屋には美奈子の濃い愛液臭が充満していた。
「の・・・信夫くん・・・」
美奈子は状態を一旦起こすと、信夫の顔に手をやり、正面に見据えると目を閉じてキスをした。
蜜裂を舐め続けていた信夫の口からは生臭い自らの膣臭が伝わってきたが美奈子は信夫の唾液を吸い続け、舌を伸ばして信夫の舌に絡めた
美奈子は信夫の顔から離れると上半身に着ていたトレーナーを脱がせ、信夫も全裸にさせた。
大人しくされるがままの信夫の股間からは見事なまでに屹立した男根が顔を覗かせ、美奈子はゆっくりとベットに体を沈めて信夫を呼んだ
「うん・・・そう・・・先生にまかせて・・」
覆いかぶさってきた信夫の股間に手を伸ばした美奈子は硬く勃起した信夫の肉棒の先端を自ら膣穴にあてがった
十分過ぎるほどの潤滑油で溢れかえる美奈子の膣穴はいとも易しく信夫の挿入を受け入れた。
「・・・あ・・・ああああ・・や・・柔らかい・・・・あ・・・熱い・・・」
信夫は肉棒を包みこむ美奈子の肉襞の感触に慄きながらも、根元深くまで美奈子の中に入っていった。


第18話

「ぁぁっ・・う・・うん・・・気持ち・・いい?」
「うん・・・先生・・・気持ちいいよ・・」
信夫は美奈子の顔を見ながら、挿入した肉棒を膣内で擦るように動かした。
「ぁぁぁぁああ・・そ・・・そう・・・そうやって動かすのよ・・・」
美奈子は信夫のかり首が肉壁を擦る感触にわななきながら、信夫を指導していた。
「グチュ・・ズチュ・・ズチュ・・・ズチュ・・」
美奈子に言われた通りに信夫はその腰を動かし、結合部からは美奈子の愛液が擦れる音が響いていた。
「あ・・・あ・・・・い・・・いい・・・ああ・・」
信夫は本能のままに美奈子の腰を引き寄せ、擦れ合う刺激を強めるがのごとく腰をリズミカルに揺さぶり、美奈子は息たえだえになるほど高まっていた。
「ああ・・・ああああ・・・あ・・・あああ・・」
ピンとつま先まで伸びた美奈子の両足は激しく突き動く信夫の腰にからみつき、汗を滴らせる背中に腕をまわしていた。
「あ・・・せんせい・・・また出そうだよ・・・」
歯を食いしばるような顔つきで信夫はすぐそこまでやってきている射精感に声を詰まらせた。
「ああ・・先生も・・・いきそうよ・・・ああっ・・・」
美奈子も全身を包み込んでいる快感の渦が一直線に解き放たれようとする高揚感を感じ、目を閉じ眉間に皺を寄せていった。
2人の体が激しい揺さぶりをみせ、信夫のベットはギシギシと軋む音を響かせていた。
「う・・・・ううう・・・・ううううう」
信夫はガツガツと腰を揺さぶり、腰に絡みついた美奈子の両足首を掴むと上に押しやり、付け根奥深くまで挿入し衝き動かした
「ああああ・・・あああ・・い・・いっちゃう・・・ああ」
美奈子は信夫に突かれ声を揺らしながら、一気に昇りつめていった
「う・・・・で・・・でる・・・ううううううつ」
「ああああああ・・・いくぅ・・・ああああ・・・ああああああああっ」
信夫は腰を大きくビクつかせ美奈子の膣内に精液を放っていき、美奈子は子宮でその感触を受け止めながら、快感の波にのみこまれていた。
「・・・・・・・。」
余韻の残響が体を走るたびに体を痙攣させながら、2人は抱き合い放心状態で見つめあっていた。
挿入されていた信夫のモノが萎えていき、自然に美奈子の膣内から抜け、同時に放たれた精液と愛液とまじりあった淫液が垂れ流れシーツを染めていった。
「先生が信夫くんの初めての・・・人になっちゃったね・・。良かったのかな・・。」
「うん・・・先生でよかった・・」
「先生も・・・うれしい・・・。信夫くんの初めての人になれて・・・。」
2人は裸のまま抱き合いながらお互いの体温にぬくもりながら、言葉を交わしていた。
「先生・・?」
「ん・・・なあに・・。」
「今度、またお父さんとお母さんがいないとき、してもいい?」
「・・・そうね。でも・・・それにくわえてテストでいい点取ったら・・・にしようかな・・。」
「ぼく・・がんばるよ・・・」
「うん・・・がんばってね・・。」
屈託の無い笑顔を見せる信夫に美奈子は頭を撫でながら、微笑みを返した。
「もう・・・朝ね・・・。」
美奈子は信夫越しに見えたカーテンの隙間から夜明けをつげる淡い陽光が差し込んでいるのが目に入りゆっくりと立ち上がった。
「信夫くんと迎えた初めての朝ね・・・。」
全裸のまま窓際にたった美奈子は、窓を開け放つと全身を朱に染めていく朝日を優しい目で見つめていた。















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