官能小説『家庭教師』




月夜桃花 作




第1話

最近、TVCMでも知られるようになった家庭教師派遣センター「HORIZON」は
桜王子駅にほど近い雑居ビルの2階に事務所があり毎年この時期に入ると大勢の申し込み者の対応に追われていた。
「…でも、私…中学生は受け持ったことないですし…」
「大丈夫よ…森山さんなら…やってごらんなさいよ…」
「……。」美奈子は先輩にあたる橋本の席の横に立ちすくんでいた。
「何か心配なの…?」
「…心配っていうか…あんまり自信が・・」
「何でも経験よ…」
「多くのお客様がお子さんの高校受験に家庭教師を依頼して来るの知ってるでしょう」
「ええ…まぁ…」
「もう3年目なんだし…いつまでも…小学生だけって訳にもいかないし…」
「は…はい…」
「がんばってね…じゃぁ…これがその子のファイル…連絡お願いね…」
「……。」美奈子は橋本から高山信夫と記されたファイルを受け取ると自分の席に戻った。
(ふむふむ・・高山信夫君か…)
美奈子は忙しそうに電話応対している橋本の姿を目にしながらファイルを捲っていった。
この仕事に就いてから美奈子はずっと低学年の小学生を対象とした家庭教師を担当していた。
というのも中学受験を控えていない低学年の小学生では学校から出された宿題を中心に
学習プログラムを組んでさえいけばだいたいテストの得点アップにつながるので楽な点と気軽さがあった。
信夫の簡単なプロフィールや志望校などに目を通しながら美奈子は応募書類に貼られている
まだ小学生のような幼い顔立ちの大人しそうな写真を見ていた。
(うーん・・この子と頑張っていけるかな…)
(でも、いずれは中学生を担当しないといけないし・・・この際、がんばってみようかな・・)
美奈子は頬杖をつきながら頭の中でいろいろな思いを巡らせていた。

「ピンポーン」
閑静な公営団地の3階に高山信夫の家はあった。
「はいー」
「HORIZONの森山です」
「はいはい…」
あらかじめ時間を指定していたのですぐさまドアが開かれた。
「どうも初めまして…森山と申します。よろしくお願いいたします。」
美奈子は出てきた信夫の母親に挨拶をした。
「高山と申します。この度はどうぞ…よろしくお願いいたします。」
45~6歳の歳の気配がする信夫の母親は何度も頭を下げながら美奈子を居間へと進めた。
緊張気味であった美奈子は母親の温和な態度に少し気分が和らいだ。
6畳間ほどの居間に入るとカチコチに緊張している信夫がテーブルの隅に正座をして座っていた。
「ほら…信夫…先生が来たんだから挨拶して…」母親は信夫の傍に座ると叱咤した。
「ど…どうも初めまして…た・・・高山・・・の・・・信夫です」
信夫は恥ずかしそうに一瞬顔をあげて美奈子の挨拶をした。
「初めまして…森山です…よろしくお願いします。」
(この子が信夫君なんだ・・。写真の印象通り、大人しそうな子だなぁ・・・)
「ささっ…先生もどうぞこちらに…」
「はい・・すいません…」美奈子は恥ずかしそうに下を向いたままの信夫の姿を見ながら座った。
「すでに当社の方からご説明させていただいていると思いますが…」
母親が差し出したお茶に会釈をしながら、美奈子は持ってきたバックから説明用の書類をテーブルに広げていった。
「……という事で…高山さんの場合は火曜日と金曜日の週2日のコースで…」
美奈子は契約内容を母親と確認していった。
「時間は午後6時から8時までの2時間枠です………」
母親は美奈子の言葉に何度も頷きながら聞いていた。
「ほらっ…あんたの事なんだからね…ちゃんと聞いておきなさい!」
母親は一向に顔を上げようとしない信夫の頭を軽く叩いた。
「はずかしがり屋さんなんだ…信夫くんは…」
美奈子の言葉に一瞬顔をあげたがさらに顔を赤くして視線を下げた。
「まったく…しょうがないんだから…」
母親はそんな息子の姿に呆れながら、苦笑しお茶を啜ると信夫は他に兄弟がいない一人っ子で
両親とも共稼ぎであるために受験を控える信夫の勉強に関わっている事ができず、塾も検討したが
実績の高さをうたうTVCM等で有名なHORIZONへ今回頼んだ訳を話し始めた。

(70行)

第2話

「本当…先生お願いします…」
「はい…こちらこそよろしくお願いいたします…」
美奈子は頭を下げ続ける母親の前で深々と頭を下げた。

「こんにちは…」美奈子は鍵の掛かっていないドアを開けた。
今日で家庭教師するのも2ヶ月目に入りパートに出ている母親の姿が毎回家に無い事にも慣れていた。
(もうスタンバイしてるかな…)
玄関から続く廊下の奥に信夫の部屋はあった。
「コンコン…」
美奈子はドアをノックして部屋に入っていった。
「こんにちは…」
「こ…こんにちは…」すでに勉強机に座って参考書やテキストを準備をしている信夫は挨拶を返した。
「よ…よろしくお願いいたします…」
信夫は相変わらず恥ずかしそうに赤面しながらも美奈子の顔を見ながら言った。
最初の頃は美奈子の顔を見る事が出来ず、ただ無言のまま美奈子の出す問題にまるで筆談のように
答えていた信夫であったが最近になってやっと少しづつ会話をするようになっていた。
「今日は学校どうだった。」
「まぁまぁです…普段とあまり変わらない・・です。」
一生懸命真面目な言葉を使おうとしている信夫の姿が美奈子には可愛らしく思え思わず微笑んでしまった。
「それじゃぁ…今日はココからココまでをやるからね…」
「はい。」
美奈子は信夫の傍により机の上に広げられている参考書のページを捲りながら重点ポイントを説明していった。
信夫の鼻先に美奈子がつけている甘い香水の匂いが広がっていった。
いつも忙しくしている母親から感じられない女らしさを美奈子から感じ取っていた。
ガールフレンドどころか今まで女の子と交際したことの無い信夫にとって
家庭教師として目の前に現れた26歳の美奈子の存在はかなり刺激的であった。
「………だからね…この方程式が重要なの…」
信夫は説明していく美奈子のピンク色のルージュが引かれた唇を見ていた。
美奈子の説明は信夫の頭に殆ど入っていなかった。
人見知りをしてしまう自分の緊張が少しづつ解けていくのと同時に信夫は若い美奈子の事を意識してしまっていった。
「それじゃ…この練習問題やってみて…今から10分で…用意スタート!」
「は…はい…」信夫ははっと我に返り問題に取りかかっていった。
美奈子は四畳半に置かれたベットに腰を下ろして信夫の後ろ姿を見ていた。
信夫が自分の唇やときおり胸を見つめているのを感じていた。
いくら幼い顔立ちをしていても思春期の信夫が自分の体に興味を持ち事は仕方の無い事と美奈子は割り切っていた。
「先生…」信夫が困り果てた顔で美奈子に振り返ってきた。
「どうした…わからない問題が出てきちゃった?」
「うん…」信夫は首を縦に振った。
13歳の信夫が見せる幼い仕草に美奈子は弟がもしいたらこんな感じなのかなと
思いながらベットから立ち上がると信夫の傍に寄っていった。


「こんにちは…」美奈子はちょっと時間が早かったかな…と思いながら玄関のドアを開けた。
今日も母親はパートの残業からかその姿はなかった。
(今日はちょっとイタズラしちゃおうかな…)
美奈子は弟のように意識している信夫のドアをノックもせずそっと開けた。
(いるいる…机に座っている…)
机に向かってうつぶせになっている信夫の姿が目に入った。
(バッと入っていったら…信夫くんビックリするかな……)
美奈子は大きな声を出して信夫を驚かせようと口に手を当てて身構えた。
「先……生……。」
(……?)
信夫の低いうめき声が聞こえて美奈子は態勢を戻し開いたドアの隙間に顔を寄せた。
(……ぁっ…)
椅子に座ったままジャージズボンを太腿まで降ろし
右手で激しく勃起した肉棒を扱いている信夫の姿が目に飛び込んできた。
(ぇっ…ぁ………)美奈子は自慰行為にふけっている信夫の姿を目の当たりにしてうろたえた。
覗かれているとも知らずに信夫はまだ薄い陰毛の繁みから臍にまで到達する位に反り返った若い肉棒を擦っていた。
(ど…どうしよう…)男性のオナニー姿を見た事が無い美奈子はその姿に衝撃を感じていた。
(信…信夫くん……)


第3話

弟のように思っていた幼い顔立ちの信夫の股間からまだ思春期に入ったばかり
とはいえ使用するには充分なくらいな大きさに勃起している肉棒がそそり立っているのに目を奪われていた。
「も・・森山・・せ…先生…うううっ…うううっ…」信夫は右手を激しく動かしながら美奈子の事を呼んでいた。
(わ…私の事…思って…してるの?)
信夫が自分の右手で高まった欲望を果たそうとしているのに自分の姿を想像しているのを切なく感じていた。
「ううううっ…うっ…うっ…」やがて信夫は机の上に射精をした。
くすみがかった色合いをした肉棒の先端から濃い精液が迸っていく様をドアの隙間から美奈子は見つめていた。
激しく鼓動を打つ心臓の音は信夫に気づかれてしまうと思うほど興奮をしていた。
信夫はティッシュで辺りに付着した精液を拭き取っていくのが終わると
いつものように参考書を机の上に広げて美奈子が来るのを待っていた。
(……。)
淡々と後始末をして勉強の準備をしていく信夫の姿に美奈子は学校から帰り美奈子が部屋を訪れるまでの間の時間を使って
信夫が日常的にこの行為を繰り返しているのを感じていた。
「コンコン…」
美奈子は一旦自らの手で閉めたドアをあらためてノックした。
「こんにちは…」
「・・・! こここ…こんにちは…」
信夫はいつも玄関口で挨拶する美奈子が何も言わないで、直接部屋に入ってきたのに驚いていた。
「せ…先生…今日玄関で挨拶した…?」
「したわよ…聞こえなかった?」
「あ…う…うん…」
信夫と会話している美奈子の鼻腔にまだ部屋に残る青臭い精液臭が微かに感じられた。
オナニーしてからまだ時間が経っていないせいなのか信夫は
いつになく落ち着きが無くノートを捲ったり引出しを開けたりしていた。
美奈子は机の脇に置いてあるクズ箱に精液を拭いたティッシュの塊があるのを見ていた。
「あ…あの…」
「えっ…何?」
ティッシュの塊に妙な興奮を抱いて見つめてしまっていた美奈子は
突然の信夫の問いに不自然に驚き動揺しながら信夫に顔を向けた。
「な…なんでもないです…」信夫は恥ずかしそうに視線を逸らして言った。
「……。」
美奈子は平静さを取り戻すの為に気持ちの余裕が無くそれ以上聞かなかった。
来週、期末試験があるため美奈子の用意した模擬試験を信夫は黙々と解いていた。
(信夫くん…飛行機が好きなんだ…)
美奈子はベットに座りながらキチンと本棚に整理されて置いてある航空機の雑誌に目をやっていた。
さっき目にした信夫の男の部分とギャップのある少年らしい信夫の趣味に
美奈子はほっと胸を撫で下ろすような気分になっていた。
「飛行機の本…読んでもいい…?」
美奈子は信夫の少年の部分に触れたくて雑誌に手を伸ばした。
「うん…」試験間近となって真剣になって問題を解いている信夫は生返事で美奈子に答えた。
(「月間戦闘機」か…)
今まで本屋で見た事もないタイトルの雑誌達が並ぶ棚の中から適当に選んでページを捲っていった。
予想通りに全く興味の持てないマニアックな内容に美奈子は閉口したがとりあえず
信夫の模擬試験が終わるまでと次々に本を手にしていった。
(あれ…これは違うみたい…)
週刊誌のような背表紙の雑誌が棚の隅にあるのに美奈子は気づき手を伸ばした。
「あっ…先生…やっぱ本見ちゃだめ…」
何かを思い出したように慌てて信夫は美奈子の傍に駆け寄った。
「えっ…」美奈子は雑誌を掴みながら信夫に振り向いた。
「だめっ…」美奈子の腕を掴む信夫の勢いで手にしていた雑誌が床に落ちた。
「…ぁっ…」
思わず床に落ちた雑誌に視線を投げた美奈子は小さく声を発した。
見開いたページには露わにした乳房を自ら揉み誘いかけるような目で
裸体をアピールする女性のグラビアが現れていた。
「……。」信夫は真っ赤に顔を紅潮させて美奈子の前で立ちすくんでいた。

………。


第4話

暫く沈黙の空気が流れやがて美奈子は黙ったまま床に投げ出されてるグラビア誌を拾い上げた。
「せ…先生…僕の事嫌いになった…?」
「うううん…なんないよ…」
「こんなHな本見ても…?」
「信夫くんくらいの男の子なら…女の人の体に興味を持つのは当たり前でしょ…」
「本当…?」
「少なくとも…私は普通だと思うよ…」
美奈子は心の中での動揺を察さられないように精一杯の作り笑顔を見せた
「そう…先生がそう言うなら…良かった…」
信夫はうれしそうに机に戻っていった。
美奈子は雑誌を元の場所に戻すと再びベットに腰を降ろした。
信夫の後ろ姿を見ながら今の自分の言葉は信夫の思春期時期の行動に驚き
動揺している自分自身に対しての言葉でもあったと思っていた。
(何か…胸のつかえが軽くなったみたい…)
美奈子は信夫と確認した事に妙な安堵感を得ていた。
翌日から信夫は今まで以上に美奈子に口を開いてきた。
「先生…」
「んっ…」
「先生って…良い匂いするね…」
「そうかな…?」
「うん…甘い匂い…」
信夫がまじまじと自分の体を見るので美奈子は少し恥ずかしくなっていた。
美奈子の説明を聞いている信夫の手がときおり並んで椅子に座る美奈子の太腿に触れていた…
最初は無意識に触れてしまっているのだろうと思っていた美奈子だったが
確実に意識を持って触れてくるようになり、それが頻繁になってきていた。
「ふーん…そうか…」
真剣に聞いているような言葉を吐きながら押し当ててくる右手を美奈子は拒否しなかった。
言葉に出してしまうと自分が意識過剰のように思えるし、恥ずかしく思ったまた信夫が殻に篭ってしまうことも恐れていた。
暗黙の了解を得たように信夫は事ある度に美奈子の太ももに触れるようになっていた。


次の日も普段と同じような表情で美奈子は信夫に勉強を教えていた。
「先生…出来ました…」
「あっ…はいそれじゃ…ここまでのまとめとして、この練習問題を解いて…」
「はい…」
美奈子の言葉に素直に信夫は返事をし問題に取り掛かっていった
(最近…信夫くん…がんばってるなぁ…)
美奈子はベットの縁に座りながら信夫の背中を見ながら、次のスケジュールの確認をしていた。
(・・・・ ・・・・ 。。。)
(おっと・・・いけない・・いけない・・)
美奈子はふと睡魔に襲われて目を擦った。
(昨日、深夜ドラマにはまってしまって寝不足なのが響いてるのかなぁ・・しっかりしないと・・)
(・・・・・。。・・・・・。。。)
信夫が問題を解いていくペンが擦れる音以外何も音もせず、加えて部屋の暖房が心地よく美奈子を眠りに誘いこんでいた
(・・・ 。。。)
美奈子は、少しづつ船を漕ぐようにその頭を動かしはじめた
(あ・・・いけない・・・でも・・・すごく眠い・・・)
美奈子は薄目で時計を確認し信夫の様子をみた
(まだちょっと大丈夫かな・・・ちょっとだけ・・・ちょっとだけ居眠りさせてもらお・・)
薄まりつつある意識の中で美奈子はそう頭の中でつぶやくと眠りの淵へと落ちていった
「出来た…先生・・出来ました。」
少しすると信夫が美奈子に向かって振り向いた。


第5話

「先生…?」信夫はベットの体を投げ出したまま返事の無い美奈子に不思議な表情を浮かべた。
椅子から立ち上がり信夫は美奈子の傍に寄ってきた。
「先生…?」
「先生…寝ちゃったの?」信夫は不安混じりの顔で美奈子の顔を覗きこんだ…
「せ…」
美奈子を起こそうとした信夫の目にスカートの下から覗いているピンク色の下着が映った。
「あっ………」
信夫は絶句して固まったがその目は美奈子の股間を見つめ続けていた。
「う…ん…」
すっかり深い眠りに入ってしまった美奈子は軽いうめき声をあげて体をもぞもぞと動かした。
(あ・・・)
美奈子が寝相をかえた際にスカートの裾はさらにめくりあがっていき、閉じていた両足は力を無くし、少し左右に開かれており
信夫の目にピンクの下着に包まれた美奈子の股間が無防備の状態で目の前に晒されているのに目を円くしていた。
「…………」
重く緊張した沈黙の空気が部屋を包んでいた。
「くぅ…くぅ…」やがて美奈子の軽やかな寝息が信夫の耳に入ってきていた。
信夫は美奈子を起こさないように椅子から立ち上がると美奈子の眠るベットの前でしゃがみこんだ。
(ご・・・ごくり・・・)
しゃがみこんだ信夫の眼前には美奈子の股間が晒され、信夫はつばを飲み込んだ。
「先生の…パ・・・パンティ」
しばらく見つめていた信夫は何かに引き寄せられるように目の前の美奈子の股にその顔を寄せていった。
美奈子の体から発さられる甘い香水の香りが信夫の鼻腔を撫であげていった
(先生の匂いだ・・)
信夫はその匂いに誘われるがままにさらに顔を近づけ、やがて鼻先にクロッチ部分が触れ柔らかい肉感が布地越しに伝わった
(……えっ…)
信夫の鼻腔に甘い香水の香りとは違う生々しいメスの性臭が入り込んだ。
チーズを発酵させたような乳製品の香りと少しの酸味を併せ持つようななんとも言えない複雑な臭いがその部分から発していた
(お…お・・・まんこの匂いだ…)
(女のアソコって…こういう…匂いなんだ)
信夫は鼻を鳴らすように下着越しに伝わってくる若い美奈子の恥臭を興味深く嗅いでいた。
「ん・・・・んんん・・・」
眠りにふける美奈子は信夫が鼻を押し付ける股間から伝わる淡い快感に小さな呻き声を漏らしていた。
信夫はその臭いを忘れないように嗅ぎ続けると顔を離して、美奈子の様子を確認した。
よっぽど寝心地が良かったのか美奈子は再び軽い寝息を立てはじめていた
信夫は猛り狂う下半身の高まりを覚えながら、美奈子を起こさぬように手を伸ばすと指先でクロッチ部を静かに撫でた。
陰毛の繁みを想像させる膨らみから下側へと指を移動させていくと裂け目のような形状をした柔らかな肉感が信夫の指先に伝わっていった。
(こ・・・これが・・・お・・おま・・んこ・・・)
(わぁぁ…や・・・柔らかいし…・・あ・・あったかい)
信夫は息を潜めながらクロッチの中心部に指を這わせ、布地に隠れている恥裂の形状を確認するかのように慎重かつ丹念に触っていった
指腹に伝わってくる若い美奈子の蜜裂の弾力に信夫は興奮し、やがて空いている手が自らの股間へと伸びていった。
すでにパンパンなくらいに勃起している信夫の男根はズボンの上からでもその形状が浮き示すほどであった。
信夫はすぐに暴発してしまわないように慎重に自らのモノをズボンの上から擦りながら、指から伝わる柔らかい美奈子の肉感を確かめていた。
(・・・・。・・・・。・・・・。)
敏感な部分を弄られて続ける美奈子の肉体はしっかりとした反応を示しだし、愛液が薄っすらと滲むクロッチにしっとりとした湿り気を帯び始めていた。
女を知らない信夫はその意味に気がつかず、チャックから取り出した己のモノをゆっくりと擦り続けていた
「・・・ぅ・・・・・ぅんん・・・」
夢うつつの中で美奈子は淡い官能の波が静かに波紋をみせて広がり、心を染めていくのを感じていた。


第6話

「・・・ん・・・・・ふぅ・・・・んんっ」
美奈子の意識は静かに呼び起こされていき、やがてその快感の波の中心となっている股間への刺激に目が覚めていった。
「・・・んんん・・・・・」
(・・・・!)
ゆっくりと目を覚ましていった美奈子は目を瞑った信夫が美奈子の膝に顔を置き、自らのモノを擦っている姿に焦点が合い驚いた。
咄嗟の自体に何も言葉が浮かばず、身動きできないでいる美奈子に信夫は全く気がつかず、執拗にその敏感になっている肉裂を触り続けていた。
夢の中で広がっていた快感が信夫の指の動きによるものと知った美奈子であったが、どうにも声をかけることも出来ず、
どうしようもないままそのまま寝たふりを続けるしかなかった。
薄目を開けて寝たふりをしている美奈子に気づかない信夫はときどき目をあけては視線を美奈子の顔に向け、
寝てるかどうか確認しつつ裂け目に沿ってその指を上下にゆっくりと動かしていた。
美奈子の目に、信夫の片手に屹立した肉棒の淡いピンク色した先端が見え隠れするのが映っていた。
「・・・・んんんっ・・・」
美奈子は静かに滑り回る信夫の指先の感触に反応し口から漏れてしまいそうになる喘ぎを必死になって耐えていた。
クロッチには大きな楕円形の恥液の染みが出来、美奈子自身もあふれ出していく愛液の感触を感じていた。
(……んんんんん…あああああっ…)
美奈子の眠りを妨げないように慎重に動く信夫の指先の動きは官能に震える美奈子を焦らすかのように恥裂を滑りゆき、往復していた。
(んっ……んんっ…)
美奈子は喘ぎ声を我慢するのが精一杯であった。
(も…もうだめ…)
美奈子は深い吐息を吐いて目を覚ました。
「う・・・・うーん・・・あ・・・私・・・・」
美奈子の眠りが覚めたのを知った信夫は慌てて股間を隠して背中を向けた。
「ご…ごめんね…先生寝ちゃったみたい…」
美奈子はわざとらしく目を擦りながら背中を向けたままの信夫に言った。
「あ…う…うん…」信夫は慌てて返事を返した。
「あら…もうこんな時間…じゃあ答えあわせは今度の金曜日にしようね…」美奈子はそういうと慌てるように部屋を後にした。
信夫の家からの帰り道、美奈子は紅潮した顔で腕を組み、足早に歩いていた。
(な・・・なんなの私・・・イタズラされたのよ・・・教え子に・・・)
歩くその内腿には次から次へと溢れ出る愛液が滴の線をつくり、1本また1本と太ももから膝したへ伝っていった。
(なのに・・・こんなに濡れてしまって・・・あふれ出しちゃってるの・・)
美奈子は道ですれ違う男達が自分の股間から滲み溢れ続けている愛液臭に気づかれはしないかと気が気でなかった。

(この・・・妙な感じ・・・ドキドキが止まらないわ・・)
美奈子は先日の信夫の行為が頭から離れず悶々とした日々を過ごしていた。
教え子にイタズラされた事実・・。
しかし美奈子はそれ以上にそのイタズラに興奮を覚えてしまった自分に悶々としていたのだった。
あの日の帰り、溢れ続けた愛液はいったいなんだったのか・・。
混乱したまま日々は過ぎ、やがて家庭教師をする金曜日がやってきていた
「ピンポーン」
いつものように呼びベルを美奈子はドアの押した。
(ふぅぅ・・。私が平常心でいることが大切なのよね・・。うん)
自分に言い聞かせるように美奈子は小さな深呼吸をすると眉をきりりと上げた
ドアのキーを外す音が聞こえ、信夫が出てきた
「先生…待ってたよ…」
「あ・・・こ・・・こんにちは」
ぎこちない笑顔をつくっていた美奈子はあまりに信夫がいつもと変わらないでいる様子に拍子がぬけていた。
いつもと違い信夫は美奈子をすぐに勉強部屋へ案内せずに、居間へと誘導した
綺麗に整頓された居間の中央にあるテーブルには茶菓子とお茶を用意してあった。


第7話

「先生・・・お母さんから、こうしろって手紙に書いてあったので、お茶飲んでください」
「ええ・・あ・・・はい」
やや強引に居間へと促す信夫の態度に美奈子は呆気をとられながら言われるまま座布団に座った。
信夫は慣れない手つきでポットから急須にお湯を注ぐとこぼさないように真剣な面持ちでお盆の上に乗せ運んできた
「どうぞ・・先生」
「あ・・・はい・・・いただきます・・」
美奈子は信夫が見つめる前で、目の前の緑茶を一口啜った。
「どう・・・先生・・お茶・・・濃い?薄い?」
「ちょうどいいわよ・・信夫君、お客様にお茶を出したことあるんだ?」
「家族以外の人に出したのは、これが初めてだよ・・でもちょうど良いなら良かった」
「うん・・・おいしいわ・・ありがとう」
美奈子はもう一口お茶を啜った。
「そういえば・・・手紙・・・?」
「うん・・お父さんとお母さんは今日から土曜日の夜まで急な用事で親戚の家に行ってるんだ…」
「あら…じゃぁ…信夫くんそしたら今夜一人なの?」
美奈子は寡黙な信夫がいつもよりも饒舌なのに少し違和感を覚えたが、話をあわせていった。
(どうしよう・・・火曜日のことに触れたほうがいいのかな・・)
「一人で留守番することなんて、良くあるの?」
「まぁ・・・ときどきだけど。」
「中学生になったから、両親も頼もしく思ってらっしゃるのね。きっと・・」
「うん!」信夫は両親から信頼されてると美奈子に言われたことに笑顔を見せた
(このまま・・あやふやなままでも・・いいかな・・・)
美奈子は信夫の屈託の無い笑顔を見て、あれはひと時の過ちと思うようにしようと心の中で考え始めていた。
「先生…今日はびっちり勉強を教えて下さい」
そういうと信夫は美奈子が飲んだ茶碗をキッチンに持っていき軽くゆすいでいった
「あらー…信夫くん…ずいぶん張り切ってるなー」
「いつも張り切ってるよ ぼくは!」
「そうだったのー 気がつかなかったわ・・アハハ」
美奈子は信夫が口を尖らせて反論してくる仕草に笑みを浮かべていた。
それからの2時間は、信夫が張り切っていたためいつも以上に学習ペースが進みとても充実したものとなり
美奈子の頭からはすっかり先日の信夫との出来事が消え去っていた。
予定の8時をまわり、そろそろ終わりにしましょうと美奈子は信夫に声をかけ、自分も教材の後片付けに入った。
「先生…ご飯まだでしょ…」
「う…うん…まだだけど・・どうして…」
「お母さんが、いつもお世話になってるから先生にもって用意しているんだけど…」
「あら・・・お母さんが私にも・・?」
美奈子を案内した信夫はキッチンテーブルの上のクロスを取り去った。
そこには信夫の母が気を利かせて作った2人分の夕食が用意されていた。
「こんなご馳走…」美奈子は思いも寄らない信夫の母からの気遣いに驚いていた。
「うん・・・でもいいのかしら・・」
「いいんだよ・・日頃のお礼だって書いてあるし」
「うん・・。」
「それとも、こういう事って迷惑なの?」
「そんなことは無いわ・・。うん・・。それじゃ・・いただくことにします。」
「いただきまーす…」二人は、にこやかに会話を弾ませながら信夫の母の手料理に舌鼓を打った。
「あー…おいしかった…ごちそうさま…」美奈子は台所に立ち食器を洗いはじめた。
手伝ってくれるものと思っていた信夫は食べおわると、姿を消していた。
(もー…信夫くんたら…)
(まぁ…男の子だからしょうがないか…)
美奈子は二人分の洗い物を済ませると、帰り支度をして信夫の姿を探した。
「信夫くーん・・信夫くーん・・それじゃあ私・・そろそろ・・」


第8話

信夫は美奈子の声にあわてて廊下の奥から顔を出して、飛んできた。
「え・・・まだいいでしょ・・先生。」
「でも・・もうこんな時間よ・・ほら・・」
美奈子の指が示した壁の時計は午後9時をとうにまわっていた。
「うん・・でもまだ9時じゃん・・先生なんかこれから用事あるの?」
「え・・・用事は無いけど・・」
「なら・・いいじゃないか・・・もうちょっといても・・」
「だって・・」
「寂しいんだよ・・」
「え・・・」
「寂しいだよ・・ぼく1人ぼっちなのは本当は嫌なんだ・・」
信夫の目に薄っすらと涙が浮かんでいた。
「・・・・。」
美奈子は大人の肉体への成長を見せながら子供の精神のままという思春期に揺れ動く信夫の姿に刹那さを感じていた。
「うん・・・わかった。もうちょっといる・・。」
「え・・・本当?本当?先生!」
信夫は子供のように目を輝かせて何度も美奈子の顔を見上げた。
「うん」
美奈子はそんな信夫に向かって笑顔をみせて頷いた。
信夫は美奈子の手を握ると居間のTVの前に座らせた。
「先生、じゃあこのゲームやろう!」
そういうと信夫は慣れた手つきでTVゲームのセッティングを済ますとスイッチボタンを押した。
信夫の話では今大人気のゲームらしいがもともとTVゲームにうとい美奈子には何がなんだかさっぱりで信夫の言われるがまま、コントローラーを動かしていた
「そうそう・・・そこでジャンプ!」
信夫は心から楽しげに美奈子にアドバイスしながら、得点を重ねていった。
「ぼくね・・・このゲームの2人用で遊ぶの楽しみにしてたんだ」
「2人用やったことないの?今まで?」
「うん・・ぼく友達いないし、父さんや母さんがやってくれるわけないから・・」
「そうなんだ・・よーしがんばるぞぅ・・」
美奈子は孤独な中学生の信夫が過ごしている日々の実情を感じとるとわざとはしゃいだ声をあげた。
「ねぇ・・先生ってお酒飲めるの?」
「うん・・そんなに強くないけど、飲めるわよ・・でもどうして?」
「ううん・・別に」
ようやくゲームに慣れてきた美奈子は少し夢中になって信夫の問いに答えていた。
「あー!!だめだめぇ・・・あーやられちゃった!!!!!」
「ねぇ・・先生?」
「ん・・これだっけリセットボタンって」
本気でくやしがりながら、リセットボタンを押してゲームをはじめた美奈子に信夫は話しかけた。
「ぼくお酒って一度飲んでみたいんだよなー」
両親がいない開放感から、普段出来ないことをしたがってる信夫であった。
「それはだめよ・・信夫くんはまだ未成年でしょ・・だめー」
「飲んでみたいんだよー」
「だめよ・・・私が帰ったあとも飲んじゃだめだからねー」
「えー・・・それは約束できないかもねー」
「だめよ 本当にお母さんに言っちゃうわよ」
コントローラから手を離して美奈子は少し怒り気味に言った。
「じゃあさ・・こういうのどう?ボクが飲めないように、先生がその分を飲むっていうの」
「え・・・何なのその交換条件みたいなの」
「まー 別にいいんだけど・・あ・・もう11時だ。先生もう帰ったほうがいいんじゃない」
「ちょっと・・そんな話を聞いたからには気になって帰れないわよ」
「飲まないよ 絶対」信夫はそういって少し顔をにやつけせた
「そんな顔で約束されても信じられないわ・・」
信夫は心配顔している美奈子の前で立ち上がると冷蔵庫のドアをあけた
「ビールが全部で2本、ううん3本かー」
「ちょっと信夫くん!」
美奈子は慌ててキッチンに向かった


第9話

「飲まないよー 大丈夫」
美奈子はそういう信夫を尻目に冷蔵庫にあるビール3缶を手にして、再び居間へに戻ってきた
「たぶん今日の信夫くんなら、お酒に手を出しちゃうかもしれないよね」
「私が飲んだら、もうこの家にはお酒は無いのね?」
「うん・・あとはどこにあるかボクは知らない」
(3缶かー・・・こんなに飲んだことあるっけ私・・)
「いただきます」
美奈子はそう言うと1缶目のプルトップをあけて、一気に喉に流しこんでいった。
「うーん・・苦しい・・」
一気飲みの経験など無い美奈子は缶の途中で一息ついたが信夫の視線に気づき再び飲んでいった。
「ぷぅー ・・ ううう苦しい・・」
そういって上体を美奈子は床に伏せた
「じゃあ代わりにボクが・・」
信夫はそういうと伏せている美奈子の頭の横にあったビールに手を伸ばした。
「だめ・・!だめっていってるでしょ!!」
美奈子はガバっと顔をあげるとビールを掴んでいる信夫の手をピシャリと叩いた。
早くも顔が紅潮している美奈子は信夫から奪ったビールのプルを勢い良く外し、グビグビと飲んでいった。
「ぷはぁー・・・なんか・・・おいしいー」
2缶目をあっという間に飲み干した美奈子は続けて最後の1缶に手を伸ばした。
「ウグウグウグ・・」
信夫は美奈子が缶ビールを続けて飲み干していく様を呆気にとられて見つめていた。
「ぷぅぅぅぅー・・」
3缶目を飲みきった美奈子の目は少しうつろになり、上体をグラグラと揺らしていた。
「せ・・先生・・大丈夫?」
「だ・・・だいじょうぶぅー・・・」
そういって美奈子は目を閉じて上体をうつぶせに伏せた。
(・・・・ ・・・・)
(・・・ ん・・・んん)
美奈子は煌々とした照明に眩しさを感じ目をしばたかせながらTVゲームの音楽に目を覚ました。
「あ・・・あれ私・・・」
「先生おきた?何度も起こしたけど・・起きないからそのままにしちゃった」
いつのまにか毛布が掛けられていた美奈子は信夫の言葉にはっとして自分の身支度を確認したが今日はジーンズを着ていたのですぐに安堵した。
「もう1時過ぎだけど・・先生帰れるの・・?」
「え・・・!1時!」
美奈子は腕時計を確認すると時計の針は1時20分をまわろうとしていた。
「こんな時間じゃ・・・タクシーしかないわ・・・タクシーで帰らなきゃ・・」
「先生、泊まっていったら?」
「え・・・そんな・・・」
「こんなところタクシー通らないし、駅まで歩くにもこんな夜更けじゃあぶないよ・・」
「そりゃ、そうだけど・・・」
「お母さんのパジャマでよかったら着替えもあるし・・・」
「え・・・でも・・・」
「そうしなよ 先生・・・お願いだから今夜は傍にいてよ・・」
ビールの酔いは覚めつつあるが、体全体がだるい美奈子は信夫の誘いにかなり揺れていた
「明日の朝にさ帰ればいいじゃない。」
「う・・・うん。そうだね。じゃあお泊りさせてもらうわね・・・」
始発電車が動き出す午前6時くらいまでと思えば、あと5時間くらいだと美奈子は計算し信夫の誘いに乗ることにした。
「良かった!そしたら先生…お風呂はどう…?」
「えっ…お風呂…」
「うん…」
「え…お風呂までは先生いいよ…」
「入りなよ…せっかくボクが沸かしたんだから…」


第10話

「いいよ…いいよ…」
「何で嫌なの?ボクが沸かしたから?」
「ううん、そういうわけじゃないけど、人の家のお風呂ってさ緊張しちゃうじゃない・・」
「緊張なんてしないで入ってよ ボク先生が入ってくれるだろうなって寝てる間に掃除もしといたんだから・・・」
信夫は背中を向けたまま美奈子と会話していた。
「うーん…」
美奈子は信夫の強引なまでの入浴への誘いに困っていた。
「だったら…入りなよ…ね?ね?」
顔を紅潮させた信夫が振り向いて言った。
「そ…そう?」
「うん。湯加減バッチリだから…」
「わ…分かったわ…じゃあ・・・そうさせてもらうわ・・」
美奈子が戸惑いながら承諾すると信夫はすくっと立ち上がった。
「お風呂場こっちだよ…」
「う…うん…」信夫は美奈子をお風呂場に案内した。
「あ…ありがと…」思わぬ展開に美奈子は躊躇しながら信夫にお礼を言った。
「じゃ…後でね…」
信夫が居間に帰っていく気配を感じて美奈子は小さく息を吐いた。
用意してあった脱衣籠に脱いだ服を入れて美奈子は風呂場に入った。
初めて入る他人の風呂場は美奈子に緊張感を覚えさせた。
体に軽く掛け湯をして美奈子は浴槽に体を沈めた。
(信夫くん…お湯加減いいわよ…)
心地よい温かさに美奈子の緊張も解けていった。
「あー気持ち良い…」
ほんのりと頬を紅く染めた美奈子の耳に脱衣場のドアが開く音が聞こえた。
(えっ…信夫くん?)
曇りガラス越しに映る人影はまさしく信夫であった。
信夫は音を出さぬように静かに息を潜めながらドアから脱衣場へと進んできた。
「信…」思わず声を掛けそうになった美奈子であったが慌てて口をふさいだ。
信夫は美奈子に見られているとも知らずに神妙な足取りで脱衣籠に近づいていた。
キョロキョロと入浴中である美奈子の様子に注意を払いながら手で籠の中を漁っていた。
(あった…)
信夫は籠の奥に小さく包った布があるのを見つけた。
薄い水色をした小さな布切れはまさしく今しがたまで美奈子が身につけていたショーツであった。
(先生の…パンティだ…)信夫は手にした美奈子のショーツを両手で広げ顔を埋めた。
美奈子がつけている香水の甘い香りが微かに漂っていた。
美奈子は曇りガラス越しに信夫の行動を見つめていた。
(あっ…それは…)信夫が自分のショーツに顔を埋めている姿が目に映った。
(は…恥ずかしい…)
「あっ…」
(嫌っ…だ…だめ)
信夫がパンティを裏返していく様子が見え思わず美奈子はうわずった声を漏らした。
信夫は手にしたパンティを裏返すと美奈子のアソコが直に触れていた部分に注目した。
クロッチ部分には今さっきまで密着していた美奈子の膣穴から分泌された粘液の痕跡がくっきりと白っぽい汚れとなり浮き出され、信夫は鼻を近づけた。
(ああ・・)
クリームチーズに似た濃い乳製品の発酵臭が信夫の鼻腔に入り、信夫は興奮を覚えた。
(こ…これが…先生のアソコの匂い)
こないだ嗅いだ時と同じ若いメスのいやらしい膣臭に信夫は高ぶっていた。
(先生の…先生の…ああああっ…先生のアソコの匂い)
信夫は唇を押し当て美奈子の分泌物を啜った。
チーズ臭とともに濃い生臭さを放つ女の味が舌先に伝わった。
(あああっ…先生っ…先生っ…)


次頁に続く












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