官能小説『隣人 改』
しょうた&リレー小説参加者の皆様

※第1話~第2話はしょうたさんの直筆により、
第3話以降はリレー小説の皆様の合作によります
編集はしょうたさんです



第15話

「我慢しなくてもいいのよ! いっぱい、出して!」
「うぁぁっ!! 出るぅっ!」
 胸の谷間からのぞく先端からドビュッと精液が飛び出し久美の顎にぶち当たった。
「あぁん、すごく元気……」
 久美が頭をあげると、顎に付着した精液が乳房にぽとりと垂れ落ちた。
 そして、久美はその精液を指ですくってぺロリと舌で舐めた。
「美味しい、もっと欲しい」
(まいったなぁ……)
 いくら精液を溜め込んでたとはいえ、たてつづけに二回放ったし、年齢的なものもあるのですぐには回復しない。
 とっさに、先ほど見つけたものを思い出し、無言でベッドから降り、クローゼットの扉を開いた。
「なにするの?」
「実は、こんなものを見つけちゃっただよね」
 引き出しの中、下着の奥から透明な紫色のバイブレーターをとりだした。
「あら、いやだわ」
「こいつって、気持ちいいんでしょ? 僕が回復するまでこれでおま○こ、かきまわしてあげるよ」
「いやよっ。バイブよりあなたの太いおちんちんが欲しいの」
(まさか、そうくるとは)
 答えに窮していると、久美は顔を曇らせて、ベッドから降り、俺に目もくれずに寝室から出ていった。
(まいったな~、そう言われても、回復しないよ)
 俺はバイブを手にしたままフローリングの床に尻をついた。
 肉棒は役目を果たし満足したかのように萎れている。

 さて、どうしようか? と思考をめぐらせているとき、久美が寝室に戻ってきた。
 久美の左手には水の入ったグラス、右手の指には白い錠剤をつまんでいる。
 もしかして、手にしている錠剤は一時、話題になったバイ……なんとかというものではないか?
「これっ、飲んでみて」
「もしかして、これって、例のやつ」
「うふっ、ご想像におまかせするわ」
 久美は俺を見下ろし淫靡な笑みを浮かべた。
 俺は錠剤をつまみ口の中に放り込み水と共にそれを胃の中に流し込んだ。
「ふふっ、すぐに効いてくるわよ」
 久美は隣に座りふにゃふにゃの肉棒を左手で握って上下にしごき始めた。
 だが、久美の絶妙な指使いに反応はない。
 やっぱり、ダメかと自身を失いかけたとき、急激に全身の血液がそこに集まったかのように肉棒が熱くなってきた。
「ほら、どんどん硬くなってきたわ」
 凄い、効果だ。
 話には聞いていたが、これほど効き目があるとは夢にも思わなかった。
 久美の手の中で肉棒は痛い位に血管を浮き上がらせ、ピクピクと脈打っている。
 完全に硬さを取り戻した。
「す、すごいね、これ。なんだか十代に戻ったようだ」
「でしょ。ねえ、早くしよっ」
 再びベっドにあがると、久美は俺を押し倒して肉棒を掴み膣口にあてがい腰をゆっくり落としてきた。
「あぁぁ……さっきより大きいみたい」
「久美さんのおま○こも素晴らしい」
 久美は俺の腹に手をおき、腰を動かしだした。
 クリトリスを擦りつけるように前後に腰を動かす。
「ああん。いいっ! 気持ちいいっ!」
 甲高い声をあげながら、久美は髪を振り乱す。
 下からズンッと腰を突き上げた。
 ズシッ、ズシッと子宮を突き上げる。
「あん、いやっ、だめよ。そんなに激しくしたら壊れちゃうっっ」
「久美さんがこんなにしたんだから、責任をとってもらわないと」
「ああん。本当に壊れる。だめっ、くっ、いくっ!」
「ああっ、でっ、でそうだっ!」
 射精感を感じ、久美の身体を持ち上げて横にずらした。
「手で、手で扱いて!」
 久美は言われるがまま肉棒を掴んで激しく上下に動かした。
「うっ。おっ、おぉぉっ!」
 絶叫と共に精液が宙を舞った。




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