前編

業魔殿の悪魔合体装置の中に2つの仲魔の姿があった。
妖魔ヴァルキリーと外道スライムである。

「サマナー、これはどういうことだ」

召喚された場所が悪魔合体装置の中とあっては、さすがに信頼度が最大のヴ
ァルキリーでもサマナーに尋ねずにはいられなかった。
しかも装置の中には自分より遥かに格下の外道スライムがいるのだ。

「そこのサマナーは悪魔を作り出すために、おまえ達を差し出したのだ。お
まえ達なぞより遥かに強力な悪魔を、な」

近くで含み笑いと共に話しかけられ、ヴァルキリーはキッと相手を睨み付け
る。そこには業魔殿の当主ヴィクトルが船乗りがかぶる帽子の下から冷徹な
視線を投げかけていた。

「くっ、私を合体に使うだと?馬鹿な!」

ヴァルキリーは声を荒げる。だがそれも意に介さないように、ヴィクトルは
装置のスイッチを入れた。

「合体に使われるとき、誰もがそう言う。だが所詮悪魔は道具にすぎないの
だよ」

GUMP という召喚銃を持つ青年は、一言もしゃべらずに下を向いている。
ヴァルキリーはそのサマナーに向けて怒りと悲しみの目を向ける。

「では…」

合体装置が作動する。その途端ヴァルキリーに異様な重力がかかり、思わず
膝を落としてしまう。スライムは何事もなかったかのようにずるずるとヴァ
ルキリーに迫ってきた。

「おのれ、サマナー!」

ヴァルキリーの目が怒りに燃える。しかし既に行動の自由は奪われ、合体の
ときの異様な感覚がヴァルキリーを支配しはじめる。

(こ、これは…体が、熱いっ)

体中が火照り、息が荒くなってゆく。ヴァルキリーは胸と股間に妖しい感覚
が生まれるのを感じていた。

「あっ、こんな…馬鹿な、はあっ」

強気なヴァルキリーから思わず喘ぎ声が漏れる。乳首は固くしこり、先端か
ら快感が生まれてくる。股間の肉は勝手にざわめき、汗とは違うものがじっ
とりと太腿を伝ってゆく。

「合体時の苦痛を取り除くための措置だ。最後の快楽を味わうがいい」
「なっ、そんなもの、必要ない…くあっ、はああっ!」
「強がる必要はない。お前の意識はもうすぐなくなるのだからな」
「やめ、ろ…おのれ、ああっ」

その間にもスライムがヴァルキリーに近づき、ヴァルキリーの足もとへまと
わり始めた。いつものヴァルキリーなら一撃でスライムを葬ってしまうとこ
ろだが、合体装置に入れられると体が全くといっていいほど動かない。
スライムはヴァルキリーの体に這い上がり、太腿を陵辱してゆく。

「くそっ、やめろっ、くああっ」

(おのれっ、スライムの分際で!この私にっ、ああっ、うああっ)

スライムは体から粘液を分泌させながらずるずるとヴァルキリーを取り囲ん
でゆく。その動きはヴァルキリーの性感を高め、体の体力を抜いてゆく。
ヴァルキリーはスライムをはがそうとするが、逆にスライムの中へ手を入れ
る格好となり、さらに動きが封じられてしまった。

スライムは体を広げると、ヴァルキリーの四肢を掴んで大の字に広げた。ヴ
ァルキリーは暴れて抵抗するが、スライムが内股、腰をなぞるとくぐもった
悲鳴を上げて体を痙攣させてしまう。
スライムは我が物顔でヴァルキリーを本格的に陵辱しはじめた。

「はあっ、やめろっ、触るな、ああああっ!くあああっ!」
「スライムはレベル1か。さぞかし悔しいであろうな」

ヴィクトルはスライムの粘液によって衣服を溶かされてゆくヴァルキリーを
眺めながらつぶやく。
ヴァルキリーは屈辱に顔を歪め、涙を流しながら快楽に溺れまいと我慢して
いる。

(おのれ、おのれっ!ああっ、そこはっ、はああっ!)
(こんな奴に、ひいっ、やめろっ!うああっ)

合体装置は着実にヴァルキリーの快感を高め、絶頂へと押し上げてゆく。さ
らにスライムが服が溶けたところから入り込み、ヴァルキリーの乳房、乳首
、股間へと流れ込んでいった。

スライムによってヴァルキリーの胸はひしゃげ、乳首が摘ままれる。股間で
はスライムの半透明な肉体が暴れまわり、ヴァルキリーの肉襞をかきまわす
。大の字に固定されたヴァルキリーは、体をくねらせて悶えるしかなかった


(ああっ、そんなに揉まれたら…ひいっ、くあああっ!)
(やめっ、ああっ、あそこが、あんなにぐちゃぐちゃにされて…うあああっ
!はああっ!)
(だめっ!やめろっ、うあっ、いく、イクっ!はあああっ!)

ヴァルキリーは絶頂寸前まで押し上げられ、激しく体をわななかせる。口か
らはいつのまにか涎が垂れ、肩は激しく上下している。絶頂寸前の荒い息が
漏れ、意志とは裏腹に体は絶頂を求めて悶え狂っていた。

「おのれ、おのれっ、はあっ!くああああぁぁっ!」
「イクのか、ヴァルキリーよ。それが合体完了まで続くことになるのだ」
「こんな、こんなああぁぁ!うああああっ!イク、いくイクぅ!おのれ、う
ああああぁぁっ!」

ヴァルキリーは屈辱の悲鳴を上げて絶頂を迎えた。四肢をピンとのばし、背
中を反り返らせて絶頂を快感を受け止める。
だが快感など知らないスライムは、そんなヴァルキリーの状態を気にするこ
ともなく、ほとんど無い知性でヴァルキリーを犯し続けた。













後編

(ギギ…オレサマ、コレデツヨクナレル。オレサマ、ウンガイイ)

スライムはヴァルキリーの肉襞を広げ、花弁の内側へ入り込んでゆくと内側
から肉襞をこすり始める。

「くあああっ、もう、やめろっ、ひいっ、はああっ!」

ヴァルキリーはスライムが花弁の内側で暴れまわる感覚に快楽の悲鳴を上げ
、四肢を痙攣させる。ヴァルキリーは遥かに格下であるスライムなどと性交
を行ったことがないため、その初めてのすさまじい快感に我慢できず、再び
あっという間に絶頂へと押し上げられてしまう。

ヴァルキリーの花弁は半透明な物体で埋め尽くされ、ぽっかりと穴が開いた
ように口を開けている。その肉襞の脇からはヴァルキリーの愛液が止めど無
く溢れ、合体装置の床を濡らしていた。

「うあああっ!だめっ、またいくっ、来るっ!ひいいいっ、うあああぁぁぁ
ぁ!」

四肢を固定された体をがくがくと揺らし、再びヴァルキリーは絶頂を迎える
。スライムは止まることなくヴァルキリーの子宮の中で暴れまわり、内側を
こすり、突つく。

「やめっ、痛っ、くああっ、また来るっ、くるっ!ひいいいっ!」
「うはあぁぁっ、やめろっ、はああぁぁぁっ!いくうぅぅぅぅぅぅ!」
「合体30%完了か…まだ時間がかかるな…」
「なにっ、ひいっ、あうっ、かはああああぁぁぁ…」

強制的に何度も絶頂を迎えてしまい、快楽の悲鳴を上げ続けるヴァルキリー
の口にもスライムが入り込む。
スライムはヴァルキリーの股間から溢れる愛液を取り込み、それをヴァルキ
リーの口へと流し込んでいった。

「おんんんんっ!むんんっ!うごえぇぇぇっ…」

ヴァルキリーの口の中に自分の愛液が溢れる。スライムが口を塞いでいるた
め吐き出すこともできず、ヴァルキリーは屈辱の涙を流して喉を鳴らして飲
み込んでいった。

もはやヴァルキリーは悲鳴を上げることもできず、くぐもった悲鳴を喉で慣
らし、時折痙攣しては絶頂を迎えて愛液をほとばしらせていた。

「ふむ、あと少しだな。最終段階に入るか」
「がはあっ…も、もうやめろ…んんんっ、むんんんっ!」

ヴィクトルが合体装置を操作する。
するとヴァルキリーの体に新たな刺激が訪れた。大の字に固定させられてい
る体の中心が更に熱くなり、クリトリスのある部分が盛り上がって行く。

「こ、これはっ、うあああっ!ひぎいいぃぃっ、があああぁっ!」

スライムに流し込まれた自分の愛液を飲み干し、スライムが口から離れた途
端、ヴァルキリーはクリトリスを引き出されるような感覚に悲鳴を上げた。
既に衣服をはがされてむき出しになっている股間からクリトリスが盛り上が
り始め、ペニスのような形になって大の字になっているヴァルキリーから天
に向かって生えはじめた。

「うあああっ、こ、これはっ!?ひいいいっ!イク、イクっ!」

今やペニスとなったクリトリスに伝わる痛みに近い快感に、ヴァルキリーは
あっという間に絶頂を迎える。
その瞬間ペニスとなったクリトリスの先端から愛液が天へ向かってほとばし
り、飛散した液体がヴァルキリーの顔に降り注ぐ。

「それが合体の最終段階の証だ。性を持つもの、男は女の体を持ち、女は男
の体を持ちはじめる。そしてこの世では味わえない快楽を味わいながら、お
前は新しい悪魔となるのだ」

(ひいいっ、ひいいっ!アソコが、アソコがっ!うあああぁぁぁっ!)

もはやヴァルキリーは何も考えることができなくなり、次々と流れ込んでく
る絶頂感にただひたすら悲鳴を上げて悶えていた。
ペニスとなったクリトリスは生えたときからずっと激しく勃起し、常に天を
向いて愛液を上に向かってほとばしらせている。ヴァルキリーはそれを自分
で触れることもできず、大の字に固定された体を痙攣させ、強制的に射精さ
せられるという屈辱に目をつぶって絶頂の悲鳴を上げていた。

(妖魔の最高位である私が…はあっ、こんな…人間に、スライムなぞに…う
あああっ、あがああぁぁぁっ!)

スライムがペニスとなったクリトリスへまとわりつき始めた。そのすさまじ
い快感にヴァルキリーはただ絶頂の悲鳴を上げ、その度に肉襞とペニスから
愛液が溢れ出す。
スライムはさらにペニス全体を包み込むようにずるずるとまとわりつく。そ
してペニスを絞るように伸縮を始めた。

「ひいっ!ぎゃああああっ!はあっ、うああああぁぁぁ!」
「あと少しで合体は完了だ」
「殺せ、私を殺せっ!ぐぎゃあああっ、ひいいいっ!」
「そうもいくまい。後少しで合体完了なのだ。全てを受け入れろ」
「がはあっ、た、頼むっ、やめて、ふああああっ!出るっ、出るっ!あああ
ぁぁぁぁぁっ!死ぬっ、ひいいいっ!頼むっ、助けてっ、許してくれっ!う
あああああああああああっ!」

合体寸前に、ヴァルキリーの屈服の悲鳴が業魔殿に響き渡る。
だが無情にも合体は続けられ、スライムは嬉々としてヴァルキリーの穴とい
う穴を犯し、ペニスを締め付けてて強制的に愛液を吹き出させる。

そしてヴァルキリーとスライムは光りに包まれて融合していった。


数秒後、轟音と共に合体装置から光が消え、静寂が訪れる。
その中には1体の悪魔の影があった。
静寂の中、機会的な音声だけが響き渡る。

「合体事故ガ起キマシタ。予期セヌ悪魔女神ラクシュミが誕生シマシタ」

そして新しい仲魔が増えた。

「わたくし女神ラクシュミと申しますの。よろしくお願いいたしますわ」






























投稿官能小説(2)

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