銀行員 乱夢子26歳



乱夢子作


本編はノンフィクションです







第1話


電車を降り駅を出ると、外は大雨だった。
私はこんな雨の日が大好きだ。すごく待ち遠しかった。
帰り道を急ぐ人たちが傘を広げ、または小走りで駅を出て行く。
そんな人たちを横目に見ながら、私は駅の中へと戻っていく。
胸がドキドキと高鳴るのを抑えて戻っていく。そして構内のトイレに入る。
中では満員電車に揉まれたOLが化粧を直している。
高校生が髪をいじりながらおしゃべりしている。

その中、私はひとつだけ空いている個室へと入っていく。
ドアを閉めカギをかける。
そしてひとつ深呼吸をして上着を脱ぐ。
生地のすれる音に少し驚きながら。
ふと真っ白なブラウスを眺める。
少し大きめな胸が心臓の音に合わせて揺れているように見えた。
もう一回深呼吸をし、ブラウスのボタンを外す。1個づつ、丁寧に、慎重に。
全部外し終えると、胸の谷間と真っ白なブラが目に入ってきた。
胸がうっすらと赤く染まっている。
私の顔もこんなに赤くなっているのだろうか?
そんな事を考えながら、ブラのフロントホックを外す。
ブラで締めつけられていた胸がボロンと飛び出す。
予想通り乳首は大きく固くなっていた。
震える手で少し乳首をつまんでみる。
「あぅ・・・」
あまりの快感に、思わず甲高い声がでてしまう。
慌てて口を塞ぎ、周りを見渡す。
どんどん胸が高鳴っていく。
硬直させた身体を動かし、片足を便座に乗せる。
そしてゆっくりとストッキングを脱いでいく。
太もももやはり赤く染まっていた。
脱いだストッキングをかばんに詰め込み、また便座に片足を乗せる。
そしてゆっくりとスカートを上げると、徐々に真っ白なパンティが見えてくる。
真中がぐっしょりと濡れているのがわかる。
そのパンティをゆっくりと下げていく。
太ももに冷たい液体がついていく。
パンティを脱ぎ終わると、それを目の前にもっていく。
今にも雫がたれてきそうな感じがした。
そっと匂いをかいで見る。
一瞬くらっとなりそうな、嫌ではないが何か後ろめたい匂いがした。
そのまま、熱く溶けそうになっている部分をめちゃくちゃに触りたかったが、
ぐっと我慢し、スカートを下げブラウスを着る。
ブラウスの上からでもはっきりと乳首が立っているのがわかる。
乳首の部分にしわをよせ、上着とかばんを手に持ち、個室を出る。

そして足早にトイレを出て、駅の入り口まで歩く。
別に誰が見ているわけではないが、人の視線が異様に気になる。
外は相変わらず大雨が降っていた。
大体の人が傘をさし、駅をでていく。
そんな人たちに紛れ、私も駅を出る。傘をささずに。
駅を出るとすぐにブラウスが透けてきた。
まだ駅前を出ていない。まだ人が多い場所だ。
ドキドキと緊張と不安で目の前がまっくらになりそうだった。
足早に高架下へと向かう。
もう既にブラウスは透け、胸は形まではっきりとわかる。
通り過ぎる人は全員、軽蔑と好奇の眼差しで私を痛めつける。
そんな視線を浴びるたび、胸が張り裂けそうにドキドキと高鳴り、 秘部は熱く濡れていった。




第2話


高架をくぐり高校の通りを歩く。ここまでくると歩いている人はほとんどいない。
ゆっくりと、この雰囲気を味わいながら歩く。
胸を見る。
ブラウスが透け、赤く染まっている胸、固く立っている乳首が見える。
「はぁはぁはぁはぁ・・・」
いつも楽に歩けるはずの道がやけに長く、やけに息が乱れる。
そっと立ち止まりスカートをすごく短く折り曲げ、かばんからクリップを取り出しスカートをはさむ。
きっと後ろからおしりが見えているはずだ。
そんな自分を想像しながら、どんどんと秘部を濡らしていった。
そして太ももを熱い液体が、どんどん流れていく。
雨で濡れた身体は、なぜか熱く、蒸気を立てるほど熱くなっていた。
「はぁはぁはぁはぁ・・・」
思いっきり身体中を貪るように触りたかったが、ぐっと我慢した。
余ったクリップの入った右手をぐっと握り締める。
そしてそっと開く。
余ったクリップのひとつをつかみ、左の乳首をクリップではさむ。
「あぁ、あぅ~~・・・」
股間から熱い液体がどっとあふれ、軽くイってしまった。
立っていられなくなり近くの壁によしかかる。
「はふぅ・・・。き、きもちいぃ・・・」
そしてもうひとつを右の乳首にはさむ。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
そのまま地面に座り込んでしまう。

うつろな目を前にやる。
車がどんどん右から左へと流れていく。
私はぼーっとした頭のまま、足を前に投げ出し、左右に広げる ひんやりとした感触がおしりから伝わってくる。
そしてその上を熱い液体が通る。
無意識のうちに右手が股間に、左手が胸に伸びる。
胸を揉みながら、そっと割れ目をなぞる。
「あぅん、ああ、いぃ・・・」
割れ目をなぞっていた指に力が入り、動きが早くなっていく。
「あん、あん、あう、いぃ・・・もっと、もっと~~、はぁはぁ・・・」
「はぅ、いいわ・・・きもち、いい・・・」
指がずぶずぶっと中に入っていく。
中は焼けるように熱く、とろけるような感じだった。

前では車が通り過ぎていく。
見えないはずだが、見えているような、見て欲しいような欲求にかられた。
指が2本、一番奥まで入っていく。
それをゆっくりと動かす。
ジュブジュブ・・・。そんな音が辺りに響いていそうな気がして、指の動きを早くした。
「はっ、はっ、はっ、はっ、あぅぅぅぅん・・・、あう」
グチュチュグチュグチュ・・・。
「いい、もっと、もっと欲しい・・・。もっと入れて~~」
ジュボジュボジュボジュボジュボ・・・。
「はぁはぁはぁはぁ、あぅ~~ん」
どんどんと熱い液体が流れていく。




第3話


指を早く動かせば動かすほど、どんどんと熱い液体が出てくる。
指を上に折り曲げると、指の先が上にこすれ気絶しそうなほど気持ちよくなる。
自然と左手が秘部の上の突起を触る。
「はふぅぅぅぅぅぅぅ・・・」
指の動きがどんどんと早まる。
「はぅ、いぃ、いいよ~~、はぁはぁはぁはぁ」
右手と左手が別の生き物のように私の股間を弄くりまくる。
私の目の前を野良犬が通りすぎる。
私は腰を浮かし、野良犬に見せつけるように指を動かす。
「もっと、あん、あぅ、もっと、見て、みて~~」
野良犬が警戒しながら、じっとドロドロに濡れた私の秘部を見つめる。
「あぁあぁはあああああ、いいよぉぉぉ、もっと、もっとみてぇ~」
「わ、わたしのいやらしいところ、もっとみてぇぇぇ、」
右指がズボズボと出入りするたびに、身体の中が熱くなり、快感がじわじわと高まり、左指がグチュグチュと突起をこするたびに、突き抜けるような快感が身体中をかけめぐる。
どんどん指の動きが早くなり、二つの快感が重なるたび、イってしまいそうになる。
「はぁぅぅぅ、わたしは、わたしはこんないやらしい女なの・・・ほんとはぁ・・・」
「あぁ、くぅぅぅ、はぁはぁはぁはぁ、もう・・・はう」
「あぁぁぁぁ、イク、イっちゃう、はぅ、やぁぁぁ・・・」
ズボズボと、ビチャビチャと、私のいやらしい部分から音が漏れ響く。
そしてどんどんとおしりが液体であつくなっていく。
秘部がひくひくと痙攣し、男を欲しがっているのがわかる。
頭の芯のねじが飛びそうな感覚になる。
秘部をふたつの指で激しくこすり上げる。
頭の中は真っ白になり、何も考えられなくなった。
ただ、いきたい。それだけだった。それだけのために身体が本能でいやらしく動いている。
「はぁ、もう、もうダメ、もういっちゃう、いっちゃう、イク、ダメ、あ」
「あぁ、はう、もう、イク、やぁ、いっちゃう、いくの、あぅ、あ、あぁ、あっ」
「あ、あう、はぅ、だ、だめ、い、いっちゃう、はうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・」

いったあともしばらく指が動いていた。気持ちいい感覚はあったが、もう、何も、どうでもよかった。とってもよかった・・・。
もう他に感覚がなくなっていた。
手は別の生き物のように動き、足は無くなってしまったように力が入らず、だらしなく開いたままになっている。
耳には私のいやらしい音しか聞こえず、目には勝手に動く手の動きしか見えていない。
口からは卑猥な声が漏れ、鼻にはいやらしい匂いが入ってきた。
「はぁはぁ・・・はぁはぁはぁはぁ・・・」

外は大雨だった。
私はこんな雨の日が大好きだ。すごく待ち遠しかった。
私は雨が大好きだ。私の本性を唯一出してくれる雨が大好きだ。
もう、雨はやんでいる。
道には人があふれている。
優しい太陽が私に降り注ぎ、私を優しく包み込む。
私は太陽が嫌いだ。私の中の刺を優しく包み込み隠してしまうから。
私はこの道をいつものように、いつもの私で歩いていく。
誰もが知っている私として。私の知らない私として。













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