亜子 主婦 31才
私はいつもトイレの扉は閉めない。狭いところがきらいだからだ。今日はデパートのトイレが、男女共用しか空いてなくて、しかたなくそこに入ることにした。
共用トイレは扉が外に直接つながっていて、つまりフロアから丸見えになってしまう。でも私は自分の流儀を変えるつもりはない。
だれに見られていても、扉はぜったいに閉めない。そう決めている。誰かに見られるのも・・・それはそれで快感。
私はちょうどフロア側を向いて洋式便器に腰をおろした。ジーンズとパンツをおろして、前からだと陰毛が丸見えだ。
膝を少し開いているので、アソコのびらびらも暗いながらも見えているかもしれない。
「あ、ママー。あのひと、おトイレしてるー」
「だめ・・・見ちゃだめよ」
前を歩く家族連れには、完全に変人扱いされてしまった。しかし、男性客たちが、少しずつ集まり始めた。みんな、携帯を触ったりしながら、こちらをチラチラと見てくる。
じょ、じょじょじょー・・・。
便器の中の水に落ちるおしっこの音がフロアにまで響き渡る。もういつのまにか、トイレの前は男性たちでいっぱいになっていた。
「お姉さん、扉わざと開けてるの?」
「これって、入ってもいいってことー?」
数人のヤンキー風の若い男が、こちらをまじまじと見ながら、ちゃちゃを入れてくる。
カシャッ!
私の股間をアップに、スマホで写真を撮ったりもしてくる。きっと陰毛を濡らしながら滴り落ちるおしっこが、カメラに収まったに違いない。
「あの、写真は撮らないでもらえますか?そのかわり、私のトイレしてるとこは自由に見てもいいですから」
私の堂々とした態度に、男性たちは少したじろいだようだ。それでも、ペーパーで股間を拭く様子や、水を流す仕草などを、じろじろと見てくるのに変わりはない。
「もっと、ここを見てください。さあ・・・」
そう言って、私はアソコに手をやると、人差し指と中指で、陰唇をくぱぁっと開いた。ピンク色のアソコが、大勢の男性たちの目に入る。
「おお・・・!」
どよめきが起こった。こんなにたくさんの人に見られたのは初めてだ。私は堂々とした態度とは違い、心の中は羞恥心とそれにまざった快感でいっぱいだった。
カシャッ!
「・・・あ、写真はダメですよ・・・」
完
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