由里 OL 24才
仕事から一人暮らしのマンションに帰ると、私はまずシャワーを浴びる。そのとき、宅配便の不在票が入っていると、すぐ来てもらうようにする。
必然的に、シャワーを浴びているときに、宅配便が届くことになる。玄関前で長く待ってはくれないから、私は慌てて全裸のままで配達の男性の前に出ることになる。
ありえないけどありえそうなこのシチュエーションを実行しはじめて、もう半年になる。宅配もいくつかの会社があるのと、日時や曜日が違うせいか、いろんな人に出会うことになった。
ピンポーン。
今日も、私がシャワーを浴びているときに、再配達が来た。全裸に小さなタオルで前を隠して、私は玄関の扉を開けた。初めて来る、30代前半らしい男性だった。
「こんばんはー。お届けもの・・・あっ、失礼しま・・・」
「いえ、大丈夫です。どこにハンコ押せばいいですか?」
私の緊張と快感は極限に達しているが、それを隠してあくまでも自然に振る舞う。男性は小さな紙を差し出して、ハンコを押すところを指差した。
でも、その目は私の体をちらちらと見ている。私は左手でタオルをもって前を隠しているが、ドアを開けるために前のめりになっているので、押さえられているのは胸だけだ。
アソコの毛は、確実に見られている。そう思うと、お湯とは違う液体が、股間を濡らしていくのが分かった。
「ちょっと押しにくいので、その紙お借りしますね」
私は両手で紙を受け取り、わざとタオルを落とした。相手に乳房も乳首もすべてが丸見えになる。
「あっ!」
慌てて視線をそらす男性。それを気にせず、私はゆっくりとハンコを押した。その間、男性の視線が私の体に戻ってくるのが分かった。
私と視線は合わせない。興奮でピンと起った乳首や、お湯で濡れてぴったりと張り付いたアソコの毛を、ちらちらと見てくるのが分かった。
「はい、押し終わりました」
「あ、はい。ありがとうございました」
男性は先程よりもゆっくりと行動し、なるべくその場から離れようとしない。鞄に紙をしまいながら、チラチラと私の体を見ている。
私はゆっくりタオルを取って、また前を隠した。男性は会釈して出て行った。タオルには、固く起った乳首が浮き上がっている。
完
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