めぐみ 女子アナ 26才
「さあ本日も始まりました!元気よくいきたいと思います」
私はいつものようにブースの中でラジオの生放送を始めた。情報番組ということでいろいろなコーナーがあり、スタッフも多いが、今日は少し様子が変だった。
男性スタッフしかいない・・・、なぜかプロデューサーが私をじっと見ている。
違和感を感じながらも、進行を続ける。いつのまにか、プロデューサーがブースの中に入ってきていた。
「・・・ひゃっ!あ、し、失礼しました。続けます」
後ろから両胸を一気に鷲掴みにされた。あまりに急なことで呆然とする私だったが、番組は進めないといけない。まわりのスタッフは何事もなかったかのように、仕事をたんたんとこなしていた。
(あの・・・やめてください・・・)
マイクの音を一旦オフにして、プロデューサーに訴えた。しかし、無視して襟から胸めがけて腕を突っ込んでくると、ブラをずらして乳首をこりこりと触ってきた。
周囲のスタッフも気付いているはずだが、何も言わない。
(んんっ。いやぁ・・・そこ・・・ダメぇ)
執拗に乳首を責められて、私は理性とは裏腹な声を出してしまう。まだマイクは切っている。
「進行、続けて!」
スタッフからの指示が飛ぶ。私は恥辱と快感に耐えながら、番組を進めた。
「さあ、今日最初の曲はこちらです!」
音楽が流れ始め、いつもならブースの中は一段落つくところだ。ところが今日は、プロデューサーが胸を触ってきていて、それどころじゃない。
「・・・ちょ、ちょっと。何してるんですか・・・んふぅっ、や、やめて・・・ください」
いつの間にか服のボタンが外され、ブラのずれた胸が露わになる。私の固くなった乳首が、全スタッフに丸見えの状態だ。
「な、なんでこんなこと・・・」
てのひら全体で胸を揉まれながら、人差し指が乳首を刺激してくる。両方の胸にこれをやられ、理性を失いかけるほど、快感に支配されていく。
「・・・だ、だめ!やっぱりだめです!」
私はプロデューサーの手を振りほどくと、露わになった胸を隠して、ブースを飛び出した。番組が途中なことは、もうどうでもよかった。とにかく逃げた。
・・・数日後。
あのあと、番組は別の男性アナが進行し、私は降板することになった。風のうわさで、あのプロデューサーは実力派ではあるが変態で、女子アナが交代すると数か月後に、かならずセクハラをしてくるらしいことを聞いた。
それを拒否すると、私のようになるのだった。
完
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