未羽 女子大生 20才

待ちに待った成人式の日。着物には下着はつけないものと母に言われ、私はノーブラノーパンで式に臨むことになった。

といっても、こんなに重くて分厚い晴れ着なら、下に着ていても着ていなくても変わったものではない。ちょっと股がすーすーと風通しが良いだけだ。

会場につき旧友たちとの再会を楽しんでいると、私は急に身体の異変に気付いた。

(やばい・・・おしっこしたいかも)

気にすれば気にするほど、だんだんとしたくなってきた。着物を今更脱ぐわけにはいかない。母には先にトイレに行くように言われ、きちんと守っていたが、こんなに寒い日じゃしょうがない。

私は何気なく友達の輪を離れ、会場の外に出た。そこには、中学の頃いじめられっ子だった男の子がいた。

「彼になら頼める。恥ずかしくない」

私は彼のもとに駆け寄る。そして、彼が手に持っていたペットボトルを取り上げて、中に入っていたジュースを全部捨てた。

「お、おい!なにするんだよ・・・」

「あれ?そんな口聞いていいの?」

彼は急にだまりこんだ。あの頃のいやな思い出が蘇ってきたんだろう。私もいじめに加担していたこともあった。

今はもう、そんなことからは卒業していたが、彼に対して強気に出れる気分に変わりはない。

「ちょっと、こっちに来なさい」

会場の裏、人気のないところへ、スーツ姿の彼を連れ出す。私の尿意はもう限界だった。慌てて着物の裾をできる限り持ち上げる。

「さあ、私のアソコにペットボトルをくっつけて。はやく!下から入れるのよ!」

私は彼の手を持つと、ボトルを股間に押し当てた。下着をはいてないので、クリトリスの近く、尿道部分にすぐあてがった。

「ほら、そのまま持ってて・・・」

ちょろ、ちょろ、じょー・・・。じょじょー。

赤面しながら、ペットボトルを必死に股間に当ててくる男の子。その手に私のおしっこが垂れているのが見えた。ペットボトルの口が小さいので、きちんと入っていないのだ。

「ちょっとだけ我慢しなさいよ、私だって恥ずかしいんだから」

全部出し切った私は、やっと気分を落ち着かせた。目の前には、おしっこのついた手で、おしっこの入ったボトルを持った彼が立っていた。

「中学のころなら飲ませてたかもね」

私は最後まで強気な態度。でも、心の中は恥ずかしさでいっぱいだった。












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