第２２話「志乃受難」

「戻ってくるまで少し暇だな、ヒッヒッヒ」と辰蔵はいやらしい視線を志乃に向けた。

　志乃はサッと顔を背けた。

「おい、おんなをそこの柱に縛り付けろ」と辰蔵がニヤニヤして言った。
「へい」と男達はすぐに志乃を立たせ柱に立ち縛りに縛り付けていった。
「おい、お嬢さん、直訴状を持ってくるまで少し時間がある。その間ゆっくり体を見せてもらうぜ、ヒッヒッヒ、傷をつけなきゃなにをしてもかまわないからな、ハッハッハッハ」と辰蔵は志乃の前に胡坐を組んで座り込んだ。
「い、いや、見ないで、やめて・・・・」と志乃は顔を歪めた。

　辰蔵だけではない男達がみんな志乃の前にしゃがみ込んだのだ。
　志乃は自分の股間に集まる男達の視線に気が遠くなるような恥ずかしさに襲われた。

「お嬢さん、武士の娘さんのあれはその辺の女とは違うんでしょうな、ヒッヒッヒ、見せてもらいますぜ」と辰蔵が手を伸ばしてくる。

　辰蔵の指先が敏感な柔肉に触れてきた。

「ああっ、いやぁ、や、やめて、いやっ・・・」

　男の太い指先が柔肉の谷間をゆっくりと押し広げ始めた。

「キャー、いやぁー」

　志乃の悲鳴が土蔵に轟いた。

「やめろ、許さぬぞ」と菊乃助が耐え切れず叫んだ。
「おや、この小僧まだ逆らう気力があるんだ、フッフッフ、ガキはそこで黙って見ていろ、ハッハッハッハ」と辰蔵は無視し再び志乃の花園を押し広げていった。
「ああっ、い、いやぁ、さ、触らないで、ううっ」志乃は気が狂ったように激しく悶えている。
「ほほう、きれいなもんだなぁ、見ろよ」と辰蔵は谷間を大きく広げみんなに見せつけた。

　男達の顔が志乃の股間の前に集まり観察するように眺めているのだ。

「ああっ、い、いやぁ・・・」志乃は気が遠くなるような恥ずかしさと必死に戦っている。誰にも見せたこともない女の秘部を今はいやらしい男達にすぐそばから観察されているのだ。こんな屈辱に志乃は耐えられるのであろうか。
「兄貴、ケツの穴も見たいですね」と子分のひとりが言った。
「そんなに見たいか、ヘッヘッヘ」
「見たいですよ、武家娘のケツの穴というものを、こんなかわいい娘でもウンコするんですよね」
「馬鹿野郎、あたりまえだろう、ハッハッハッハ、じゃあ、一旦縄を解いて後ろ向きに縛りなおせ」と辰蔵が言った。
「へい、まかしておいて下さい」と男達は志乃に群がり一旦縄を解くと今度は柱を抱くように縛りなおされていった。
　
　足は四尺程の青竹の両端に足首が縛られた。志乃は足を閉じる事もできなくされたのだ。

「なんと、いいケツしてるじゃないか、この丸みといい割れ目といい一級品だな、こんないい尻みたことないぜ」と辰蔵は手でなでまわすのだ。
「ううっ、いやぁ、触らないで、ああっ」
「こんなきれいな尻だ、さぞ穴もきれいなもんだろうな、ヒッヒッヒ、早速見せてもらおうか」と辰蔵が尻の割れ目に手をかけ一気に左右に割り広げた。
「キャー、いやぁ、やめてぇー」

　男達の顔が志乃の尻の周りに群がった。

「見ろよ、かわいいケツの穴してるじゃねぇか、ヘッヘッヘ」と辰蔵は指先を肛門に押し当てた。
「キャー」と志乃が絶叫した。

　辰蔵の指は容赦なく入り込んでくるのだ。

「ああっ、やめてぇ、ああっ」

　太い男の指がヌルヌルと深く差し込まれた。

「いやぁ、や、やめてぇー」

　辰蔵の人差し指は根元まで差し込まれていた。

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