時代SM連載小説 『牢獄の美姉弟』 ~捕われの志乃と菊乃助の屈辱の日々~ 作者:縄吉及びShyrock(リレー小説) |
第21話「姉弟禁断の図」
志乃は悩んだ、しかしこのままでは菊乃助は発狂しかねない。されど実の弟の男根をなめ回す等とてもできない。
「ああっ、姉上、ああっ、もうだめ・・・・うう、あーった、た、助けてぇ、ああっ」と菊乃助の絶叫が轟いた。
「菊乃助 !」志乃は不自由な体で菊乃助に走り寄った。
「菊乃助、今助けてあげる、もう少しの我慢よ、菊乃助、私の方は絶対見ないで、お願い、こんなことをする私を許してね、絶対見ないでね」と志乃は菊乃助の股間に顔を埋めていった。
「ああっ、姉上」という悩ましい菊乃助の声が轟いた。
志乃の唇は肉隗に密着し、舌がなにかの生き物のように肉棒に絡みついているのだ。
なんと異様な光景であろう。実の姉弟の禁断の愛欲図が男達に眺められながら繰り広げられているのだ。
今の志乃には恥ずかしさも屈辱も頭から抜けていた。ただ弟の痒みを早く取り除いてやらなくてはと狂ったように男根をなめまわしていた。
辰蔵達も志乃の行動に圧倒されたかのように口を開けたまま見入っているのだ。
よく見ると菊乃助の男根は熱気を帯び腹へも届かんばかりに太く長く血管を浮き立たせ反り返っていた。
姉とはいえ柔らかな唇の感触、そして舌の這い回る感触には若い菊乃助も我慢ができなかったのであろう。
「ああっ、姉上、もうだめ、い、いくぅ」
その瞬間菊乃助の亀頭の先端から白い粘液が志乃の口の中に吹き出された。
「あっ、うううっ」と志乃はあわてて口を放した。
勢い余った粘液は志乃の顔にまで降りかかった。
「ハッハッハッハ、小僧、やりあがったぜ、ヒッヒッヒ、姉さんの顔ベトベトだ、ハッハッハ」と辰蔵は志乃の顔を指差し大声で笑い出した。
「おい、小僧、お姉さんにしゃぶってもらってそんなに気持ち良かったのか、ヒッヒッヒ、お姉さんは辛かったと思うぜ、なにせ俺達に眺められながら実の弟の玉をしゃぶり抜いたんだ。さぞ恥ずかしかったと思うぜ、感謝しなくちゃなぁ、ヒッヒッヒッヒ」
そんな言葉に志乃は自分の演じた醜態が頭の中に浮かび上がり、気が狂いそうな恥ずかしさに襲われたのだ。
「ヘッヘッヘ、武家の娘さんもやるもんだね、これじゃあ女郎にしたら毎日ご指名で親分もウハウハだな、ハッハッハッハ、ところでお嬢さん、白状してもらおうか、時間がないんだ、直訴状はどこだ」
志乃は顔をうつむけ黙っている。
「おい、おんな、約束だぞ、直訴状はどこだ」
「言えません」
「なにっ、言えねぇ、ふざけんじゃねぇぞ、俺達を甘くみるなよ」と辰蔵はたちあがり刀を抜くと菊乃助の男根の付け根に押し当て「こんなもの切り落としてやろうか」と志乃に向かって言った。
「ま、待って下さい、言います、だから待って下さい」
「素直に言えば俺だって荒立てたくないんだ、じゃあ、聞かしてもらおうか」
白状すればお里さんにも迷惑がかかる、しかし、白を切りとおすなどできない。志乃の頭は混乱した。
志乃はまずはこの場はうそをつくしかないと「直訴状はあなた達に見つかったあのお堂の天井裏に隠しました」と志乃は言った。
「本当だな、うそだったらこの仕置きは大変なもんだぞ、覚悟しておけ、おい、あのお堂を調べに行け」と辰蔵は命令した。