竜馬



第一章 麻希子幼少


一.


 同性を初めて意識したのはまだ小学生の頃でした。 当時近所に住んでいた親切で綺麗な高校生のお姉さんに「遊びにおいで」と誘われ、お姉さんの部屋に行った時のこと。

「麻希子ちゃん、今日は何して遊ぶ? ゲーム?」
「うん、ゲームして遊びたい」
「じゃ、ちょっと待っていて、お姉さん制服を着替えるから」

 綺麗なお姉さんは私の目の前で制服のスカートを脱ぎ始め、上着を取ると綺麗な下着姿を披露していました。 水色の御揃いの下着、花柄模様の刺繍が凄く素敵でお洒落だった印象を今も鮮明に覚えています。

「あら? そんなにジロジロ見て麻希子ちゃん、下着に興味があるの?」
「うん、だってお姉さんのパンツ、凄く綺麗だもの」
「本当? 嬉しいな。 それならもっと近くで見せてあげようか?」
「うん!」

 お姉さんは、興味を示す私の前に移動すると、モデルさんのように両手を腰にあててポーズを見せてくれます。

「どう麻希子ちゃん、よく見えるかな?」
「うん、よく見えているよ。 …うわぁ、凄い」
「今日の下着はね、少し恥かしい衣装なのよ。わかるでしょ、ほら、前も後ろもメッシュになっていて素肌が透けて見えるのよ」
「本当だ… 綺麗… いいな私もお姉さんみたいになりたいな」
「くすっ、大丈夫よ。麻希子ちゃんの体つきをみたら私より綺麗な身体になるに決まっているわ」
「えぇ、本当に? でも私、胸も出ていないしお尻も小さいよ」
「まだ五年生だから当たり前じゃない。 …ねぇ麻希子ちゃん? お姉さんも下着を見せているんだから麻希子ちゃんも、見せてよ」 「えっ?! 見せるって…」

 私は驚きました。いいえ、それは嫌な驚きではなく気持ちよい恥かしさに小さな胸がドキドキした事に驚いたのです。

 女の子同士だから大丈夫よ… そう言うお姉さんに誘導されて私は洋服どころか下着まで脱がされてしまいました。

「私の小さな時よりも麻希子ちゃんのおっぱいの方が膨らんでいるわ。だから心配しなくても綺麗な身体になるから大丈夫よ」
「本当に? よかった… …んっ、で、でもお姉さん… そんなに胸を触ったら擽ったい… んっ……ダメだよぉ…」

 お姉さんは、まだ小さな私の乳首を指先でころころと転がしていきます、その為、何か獲たいの知らないモノに擽られる感触に私は我慢が出来なくなっていました。

「はぁぁ…… はぁぁ………… はぁ……」
「麻希子ちゃん。 擽ったい、けど例えようのない気持ちよさも感じてくるでしょ?」
「ぁ……… ぁぁん…… わ、わかんない…… お姉さん… もう止めて……」
「逃げちゃ駄目よ」

 身体の奥から痺れが襲ってくる感触に、幼い私はこれはいけない事だと感じてお姉さんの腕から逃れようとしましたが、お姉さんは私の後ろに周ると今度は両脇から手を差し伸べて左右の乳首を擦り始めていくのです。

「あぅぅ…… 駄目だよぉ…… 麻希子、変になっちゃう……」
「大丈夫よ麻希子ちゃん。お姉さんもこうやって一人で遊んでいるのよ。だから力を抜いてお姉さんの言うとおりにするの、いい?」
「……で、でも…… ぁぁぅ…… 変に、なっちゃうぅ……」
「お姉さんもこうやりながら、毎日変になっているから安心して」

 お姉さんもやっている… 安心して… お姉さんのその言葉は幼い私にとってどれだけ勇気付けららたことか。

 幼かった私は、お姉さんの操り人形のようにされるがまま身体を預けるのでした。



二.


 ベッドの上で横になった私に、裸になったお姉さんが覆いかぶさってきまし た。その時の温かいお姉さんの身体に、凄く興奮したのを覚えています。

「麻希子ちゃん、キスしてあげようか?」
「う、うん……」
「じゃ、目を閉じて…」

 言われるとおり私は目を閉じます。真っ黒な視界、お姉さんの気配と雑音し しか聴こえない世界に私は胸をどきどきさせて何かを期待していました。する と、お姉さんの柔らかな唇が私の唇に重なってきます。でもそれだけではあり ません、唇が重なると同時に、私の乳首はお姉さんの指先で遊ばれていたので す。

「んっ…… あっ!…… んんっ…… っ!!」

 初めて体験するその刺激に、お姉さんの身体にしがみ付いていなければ私の 身体はくねくねと勝手に動いてしまうのです。そうする内にお姉さんの唇が私 の口から離れて今まで指で擦られていた乳首に移動していきました。

 冷たい感触が乳首に伝わります。お姉さんが舌先でぺろぺろと私の小さな乳 首を舐めている姿が見えて凄く恥かしくなっていくのを感じました。

「麻希子ちゃんどう? 乳首を舐められると気持ちよくなるでしょ?」
「……んっ… ぁぁ…… …わ、わかんないよぉ…」
「分からない? でも、ほら… 麻希子ちゃんの乳首、こんなに立っているわ よ」

 乳首が立つ意味がまだ分からない私でしたが、お姉さんの言うとおり擽った くもそれが気持ちいいのだとなんとなく感じ始める私です。

   それから暫くお姉さんは、私の左右の乳首と胸を舐め続けていきます。
お姉さんの舌先に次第に馴れ、擽ったいと思うより本当に気持ちよくなって感 じていくのがわかります。その刺激とは、おしっこを我慢しているような感じ で、下腹部の内側が熱く火照るような感じでした。

「んんっ、はああ、はあ、はあ…… んん…… ああ、ぁぁ……」

 吐き出す息が自然と違ってくるのもわかります。我慢しようとするのですが ついお姉さんの舌先に声がもれてしまい、お姉さんにも聞こえるくらい恥かし くて大きな声になっていました。

 それだけでもおかしな気分に陥る私に、更にお姉さんは私を狂わせていきま す。乳首の刺激が弱まったと思った瞬間、私は両脚を開脚させられてまるで赤 ちゃんがオムツを代える時みたいな格好をさせられていました。

 そして、また新たな刺激が私を襲うのです。

  「あっ?! …あっ、あああっ!! お、お姉さんそこは!」

 驚きました。 お姉さんはおしっこが出る私の穴を丁寧に舐め始めたのです。 陰毛も生え揃わないつるつるの恥丘、固く閉じた割れ目の筋、そこを押し開く ようにお姉さんの舌が上下すると堪らない刺激が私を襲ってきます。

   ぴちゃぴちゃ…… ちゅぱちゅぱ……

   凄い音を響かせて舐め回すお姉さんの舌先、その音を聞いているだけで身体 がおかしくなってきそうで、アソコの奥が燃えるように熱くなって擦られる感 触がしてきます。

 暫くして、私はシーツをぎゅっ! と握り締めていなければどうにかなりそ うな刺激に襲われました。

「麻希子ちゃんの割れ目が緩んだわ… ほら、ここ… 小さなクリトリスが顔 を覗かせている。女の子は皆、ここを擦るとわけが分からなくなるくらい気持 ちよくなるのよ」

 お姉さんの言葉通り、私はそこを舐められて意識が飛んでいくような錯覚に 陥りました。擽ったいのか気持ち良いのか、どちらとも言えない刺激。 もう 身体が勝手に反応して止める事ができません。

 いつの間にか両足を地につけ腰を浮かせて、お姉さんの唇にアソコを押付け ている私がいました。 まだ子供だというのに私はそこの気持ちよさに酔いし れて、少し大人の気分を味わっていたと思います。

 やがて私のアソコには今まで経験した事のない痺れが走ってきます。

  「ああっ、い、嫌ぁぁ…… ああっ、あああっ! お姉さん、おしっこが出ちゃ うぅ! 出る、出る、出るよぉ!!」

 実際、おしっこは出ませんでしたが、私は何かが洩れていく感触にそう思っ て叫んでしまったようです。 そして、出た! と思った瞬間、私の身体は震 えだして痙攣を始めました。

 頭の中は真っ白、一気に疲れが押し寄せてきますが、以外に身体はベッドか らふわふわ浮いているみたいに軽くなって何処までも飛んでいく感触です。   ただ、心臓の高鳴る音はいつまでも鳴り止まずお姉さんの唇の余韻に私は浸り 続けていました。



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三.


 放心状態の私を、優しく抱き抱えたお姉さんが熱い口付けを交わしてくれま した。唇を重ねながら横になるお姉さんを見て私は直ぐに何をするのか理解し、 お姉さんの上に乗ると、私はお姉さんがしてくれたように唇をお姉さんの乳首 に移動させて、つんと伸びたピンク色の美味しそうなお姉さんの乳首を口の中 に咥えてみました。

「あうっ! ……んんっ……… うんっ……… んんっ… はあぁん、あん…」

   するとお姉さんは、私の声とは違いそれはそれは甘い声で鳴いてみせてくれ ます。直感的に私は、乳首を舐めて擦って噛んであげるとお姉さんは更に悦ん でくれるのだと考え、片方の乳首を舐めながら片方の乳首を指のひらで擦って あげました。

 柔らかいお姉さんの素肌、おわんのような透き通った胸は私の掌では隠す事 ができないくらい大きかったです。そして素っ裸の肌と肌を重ねる事で私は 「興奮」と言う言葉を覚えました。

「あっ! ぐっ! ま、麻希子ちゃん…… 上手…… はぁはぁ… 上手よ」

 私の幼い胸を、どきっ! とさせるお姉さんの甘えた声を聞いた私は拍車が 掛かったようにお姉さんを責めていきます。まるでお腹がすいた赤ちゃんが、 お母さんのおっぱいに吸い付くように、ちゅぱちゅぱと音をたててお姉さんの 乳首に吸い付きます。

 気持ちよさを増すごとにお姉さんは顔を横に振って鳴いています。その、お 姉さんが両膝を立て、太股を開いていきます。そして、私の顔を両手で抱える と下部へと導きました。

 お姉さんの乳首を離れた私は、お姉さんの腹部から下へ移動させられ下腹部 で左右を綺麗に手入れされた陰毛の前で止まりました。その茂みの下、少し濡 れて輝いている部分、そこをお姉さんは舐めて欲しいと願っているみたいです。

「ここ? …お姉さんが私のを舐めてくれた所だわ…」

 そこへ顔を埋め、目を凝らし初めて見る大人の女性の陰唇に私は釘付けにな ると、興奮を隠せず下半身が熱くなっていったのを今も覚えています。そして 生の生き物のように口を開き小さな穴から涎を垂らしているそこが、私と口付 けをしたいと誘っているようで、自然と私はお姉さんの陰唇に唇を近づけてい きます。

 その場面を、お姉さんは口に指を咥え小さな身震いを繰り返しながら見下ろ しています。

「あぁ…… 麻希子ちゃん… 優しくお願い……」
「うん…… ……くちゅ …ちゅ」

 にゅるとした唇の感触、唇の隙間から流れ込んでくるお姉さんのお汁、生臭 くもその匂いを堪らなく好きになる私。 これが大人の女性なのね… とその 時、何も知らない世界へ足を踏み入れた私はそう思う気分に浸りました。



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四.


 舌先で、一舐め二舐めする毎にお姉さんが腰を振って乱れる姿がとても素敵 にも見え、時には可愛くも見えました。その姿を見るのが嬉しくて私は何度も 何度もお姉さんの陰唇を舐め続けていきます。


 くちゅぅ…くちゅくちゅ… じゅる…

 すると、もっと奥を舐めて欲しいのかお姉さんは自ら自分の指で陰唇を開い てみせ、私の舌を内側へ招き入れてくれます。 左右に開かされ、真っ赤に染 まったお姉さんの濡れた内肉が輝き、舌だけではなく私の口全体がお姉さんの 陰唇に食いついているみたい。

 舐めながら、ふと目の前にある突起物に気が付き、そこを指先で触ってみる と今までになく乱れるお姉さんの身体に気付いた私は、そこを擦ってあげると お姉さんは腰を振って悦ぶのだと知りました。

「はああん… あん、あんっ! …駄目…… 駄目よぉ…」

 お姉さんのその言葉に、一瞬、駄目? なのと思いましが、その甘えた声に きっと気持ちよくて駄目だと言ってるのねと判断する私です。その判断は正解 でした。舌先で舐めながら突起物を刺激するとお姉さんの小さな穴から次々と 甘酸っぱいお汁が私の舌先に流れてくるからです。

 暫くして、その小さな穴にお姉さんから指を入れて欲しいと頼まれた時には さすがに驚きました。こんな所に指が入るわけない… そう言うのですがお姉 さんは大丈夫だと言います。

「麻希子ちゃんはまだ処女だから、指や物を入れてはいけないけど…  でも お姉さんはもう処女じゃないから大丈夫なのよ…」
「処女? ……」
「そうよ、麻希子ちゃんは男の子とえっちの経験がないでしょ?だから麻希子 ちゃんの身体はまだ処女なの…」
「えっ?! じゃ、お姉さんは男の子と……」
「そうよ、えっちしてもらっているの… 麻希子ちゃんも知っているでしょ… 女の子のあそこに男の子がおちんちんを入れる事くらい… ねっ、だから早く 麻希子ちゃんの指を入れて……」

 幼心にも、お姉さんがそれを願っているのだと思うと言われたとおり私は、 中指と薬指をお姉さんの割れ目の穴に入れてあげました。 入らないと思った お姉さんの小さな穴、でも指先を入れていこうとすると自然と穴が開いて私の 指を奥へと導こうとしているようでした。

 凄い… 私の指がお姉さんの身体の中にどんどん入り、根元まで入れてもま だまだ足りないくらい。 指が全て入ってもまだ奥深い穴に驚く私、そんな私 にお姉さんは入れた指を出したり入れたりを繰り返すように言います。

「…こ、こう? これでいいのお姉さん…」
「はああっ! いいっ!! イイわよ麻希子ちゃん!! もっと思い切りやっ て、も、もっと! もっとよ! あああっん、気持ちいい!!」

 出し入れする二本の指に、お姉さんはおしっこを漏らしたような透明のお汁 を絡ませてきます。その汁は気持ちよくなると溢れてくるものだと私は直感し ました。そして、お姉さんをもっと悦ばそうと私は指を激しく突くように動か してあげます。すると腰を持ち上げて踊るように振り乱してみせるお姉さん、 やがて、出し入れする私の指をお姉さんの穴が、ぎゅっ! と、締め付けてく るようになり、お姉さんの声も大きくなってきました。

「あああっ! も、もお逝っちゃう! 麻希子ちゃんの指で逝っちゃう! 逝 くっ、逝くぅぅ!! あうう、あうう、あうう!…… うぅ… ぅぅ… ぁぁ」

 腰を一振り二振り、そして最後に大きく一振りしたお姉さんの腰が静かに沈 んでいきます。 

 逝く… それは私が先、おしっこが出そうと訴えたそれと一緒なのだと思い ました。満足そうに頬を染めてまるで甘えた赤ん坊のように指をしゃぶるお姉 さんを見ていると何となくわかりますし、現に私もそうやっていたように思え るからです。

 お姉さんの美しい肉体。 その時からです… 私が同姓の身体に魅力を感じ るようになったのは。

 その後も、お姉さんのお部屋を尋ねる毎に私達は素肌を重ね、禁断の女性を 愛する事に興奮を覚えていきました。



 第一章 麻希子幼少 終わり









作者竜馬さんのHP『官能小説は無限なり』

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