官能小説『淫欲のルームシェア』





みさと作






第一話



 早苗は都内に勤める26歳のOL、大手生命保険会社の保険外交員をしていた。早 苗は女子大時代の友達の優美子とルームシェアをして暮らしていたが、ある日、その 優美子にはじめての彼氏ができた。

 初めは優美子も彼氏がいない早苗に気を使って、彼氏のことを打ち明けようとはし なかったが、10日ほど前にやっと重い口をあけた。しかし、感の鋭い早苗はうすうす 気づいてはいた。

 早苗は嫉妬心から、なんで自分よりかわいくない優美子に彼氏ができたのかどうし ても知りたくて、ある作戦を思いついたのだった。

 翌日、早苗は保険の契約で京都に出張すると優美子に嘘をついて部屋にずっとこ もっていた。優美子は昼間は近所に買い物に行ったりしていたが、夜になって彼氏の 吉宏を連れて帰ってきた。

 ルームシェアをしている二人にとって確かに滅多にないチャンスであった。

 どこかのスーパーで買い物をしたらしく、すぐに優美子は夕ご飯を作り始め、二人の 楽しそうな甘えた会話が、早苗の部屋まで聞こえてきた。

 吉宏の方は普通であったが、優美子はうれしさのあまり甘えた声ではしゃいでいて、 早くもHモードにスイッチが入っていた。

 夕食を食べ終わるころには、優美子はもう我慢できなくなり、甘えて吉宏の前に座る と、吉宏が優美子の胸を触りだした。

「まだそこは早過ぎよ~、吉宏~」

「じゃぁ、気持ちよくないの?」

「うんん、すごく気持ちいいのぉ、吉宏上手いから・・・」

 ソファーに座ったまま、キスをしながら吉宏はブラウスのボタンを外し始め、ブラの上 からいやらしい仕草で胸を触り、片方の手がスカートの中に入って行き、優美子を焦 らしながらクリトリスを触り始めると、

「いやーん!ダメッ!」

「でも、もうこんなに濡れてるよ」

 そういいながら、吉宏は優美子の下着を脱がせて裸にした。そして、ソファーの上で 全裸の優美子をよつんばいにして、バックから胸を揉みながらクリトリスを舌先で舐め はじめていた。

 クリトリスを舐め上げるたびに、優美子の口から愛液が溢れ出し、身体がビクンビク ンと大きく仰け反った。優美子のクリトリスは固く勃起し、愛液はアナルまで垂れてい た。

 「優美子、こんなにアナルがヒクヒクしているよ」

 「いやーん、恥ずかしいわぁ」

 優美子は快感に震えながらもお尻を左右にいやらしそうに振るのであった。  

 その腰つきに興奮した吉宏は、ゆっくりとそり立った熱い肉棒を優美子に突き刺し た。

 「あーん、気持ちいいわ・・もっともっと突いて!」

 吉宏は優美子の艶めかしい腰をつかみながら自分の方に引き寄せて激しくピストン 運動させた。

 「あーん、あんあんあんあん・・・・イクイクイク・・・」

 一方、じっと隣の部屋からふたりの様子を覗いていた早苗は、とうとう我慢できなく なりパンティーをびしょびしょに濡らしていた。

 その後、ふたりのSEXが一時中断したので、早苗は頃合を見計らってクローゼット の中に隠れた。

 まもなく、早苗の部屋のドアが開き、ふたりが部屋の中に入ってきた。優美子は吉 宏に何か説明していたが、吉宏の目線は早苗の下着に釘付けであった。早苗はわざ と派手なブラとパンティを部屋の中に干して置いたのだった。

 しばらくして、ふたりが早苗の部屋を出ていき、隣の部屋で二人のSEXの続きが始 まっていた。

 優美子の甘えたいやらしい声が聞こえてくる。優美子が吉宏のものを気持ちよさそ うにフェラしてる音まではっきり聞こえていた。

 もう我慢できなくなってしまったのか、優美子が大きな声で

「ねえ、吉宏の大きなおちんちんでイカせてぇ!!」

 そんな声が聞こえたと同時に甘ーい喘ぎ声が聞こえてきた。

「あーん、あんあんあんあんぁぁぁぁ・・・・いっちゃういっちゃう・・・」

 とうとう早苗も我慢できず、クローゼットの中で服を脱いでしまい裸になって胸を揉み ながらクリトリスを擦する始めていた。

「あのふたりがあんなエッチなことをするなんて・・・・」

「許せないわ!」

「あーん、気持ちがいいわ・・・」

「あーん、あんあんあんあん・・・イキそう・・・」

 ふたりが部屋を出て行った後、早苗は直ぐに優美子の部屋に入り、朝のふたりの 余韻が残ってる部屋で思う存分オナニーを楽しむのだった。

 そして早苗も吉宏とSEXしたという錯覚に浸っていた。早苗は優美子より自分の方 が、絶対にかわいくて胸も大きく、SEXだって負けていないと自負していた。

 その日、早苗は優美子がお風呂に入ってる間に、携帯をみて吉宏の電話番号とメ ルアドをゲットするのに成功した。



第二話



 翌日、早苗は吉宏に間違い電話のふりをして電話をし、なんとか会う約束をした。

 早苗は初めからSEXが目当てだったので、甘い言葉を囁きながら誘惑すると、最初は戸惑っていた吉宏も早苗の色気のある声や大きく開いた胸、スリットの間から覗かせる太股を見ているうちにムラムラしてきた。

 「やだ~、もうエッチなんだから~吉宏~」

 そう言いながらも早苗も濡れていた。

「私の部屋行かない!?」

「エッチしたいの?」

「んっ もう~!でもしたい、してくれる?」

 二人で電車に乗り、駅に降りたころから吉宏の表情は変わっていた。だんだんマン ションに近づくと更に変わっていた。

 そして、マンションの前に来てエレベーターに乗り、部屋の前まで来て初めて早苗は自分の素直な気持ちを吉宏に伝えた。吉宏はギュッと早苗を抱きしめるとふたりは部屋に入った。

 優美子は残業で深夜にしか帰ってこないことは分かっていた。しかも吉宏とイチャイチャしてる時に、吉宏と早苗の両方に、終電になるからと優美子からメールが来ていた。

 早苗はとても濡れやすい身体でイチャイチャしてる時にはパンティが股間に張り付 いてしまうくらいびっしょりと濡れていた。しかも生理前で感じやすく久しぶりだったのでなおさらだった。

 吉宏がパンティの上からクリトリス触り始めた頃には

「お願い!舐めてぇ!!」

「舐めてもいいけど、その前に早苗のオナニー見せてよ」

 早苗は恥ずかしとは思いながらも、ソファーに横になると、吉宏の顔を見上げなが ら、裸になってM字に脚を開きローターでオナニーを始めた。

「あ、あーん、気持ちいい」

「ローターでイケるんだ、じゃぁ、もうおちんちんは要らないよね」

「いやーん!おちんちんほしいのぉ!」

 早苗はあそこを指差しながら上目遣いに吉宏の顔を見上げ甘えた声で懇願した。

 吉宏は、言葉責めで早苗の恥ずかしいところを散々焦らしたので、早苗の股間から は愛液が溢れ出し、気が変になりそうな位、身体は火照ってきていた。

 吉宏の肉棒が早苗に入って来た時には、今まで女として生きていて、一番幸せだと 感じていた。早苗にとってとても満たされた瞬間だった。

 早苗はテーブルに両手をついて、前かがみになった格好でバックから激しく責めら れていた。イヤらしいくらい吉宏の肉棒を締め付けた。

「早苗のオ○ンコ凄いよ!全体が収縮しながら締め付けてるよ!!」

「優美子のオ○ンコとどっちがいい?」

「身体も声もオ○ンコも早苗が上だよ!」

「じゃー優美子よりエッチなこといっぱいして!」

 その後、ふたりは時間の許す限り、SEXに酔った。

 たった2時間で早苗は5回も絶頂に達していた。

 吉宏も

「こんな気持ちのいいエッチは久しぶりだよ」

 と言いながら、濡れた下着を欲しいと言った。早苗は汚れてるから恥ずかしいと最 初は断ったが、

 吉宏が

「どうしても!いつも早苗を感じていたいから」

 と言うので素直に差し出した。その代わりに、早苗も吉宏のパンツを貰った。

 しばらくして、早苗が吉宏を見送った後、ゆっくりとシャワーを浴びているところへ優美子が帰ってきた。優美子は早苗がシャワーから出た途端、

「帰る途中、吉宏に似た人がいて思わず振り向いちゃったよ」

 そのひと言に、早苗は思わず胸がドキっとするのを感じた。













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