官能小説『誘惑のカルテ』



みさと作







第一話


 奈緒は東京の大手製薬会社に勤務する24才のMR(medical representative; 医薬 情報に関する会社の代表)である。

 日々、開業医や大病院の医師を訪問しては自社の医薬を販売するのが菜緒の仕事である。そんな奈緒は大学を卒業して今の会社に勤めること2年、ようやく自分の 仕事にも慣れてきて仕事に生きがいを見いだせるようになっていた。

 奈緒は気の強い性格ではあるが、同期入社の中でも特に際立った存在で男性陣か らも一目を置かれるほどの美貌と才能の持ち主でもあった。女優の優木まおみに似 ているので大学時代にはミスキャンパスに選ばれるほどの人気者であった。

 そんなある日、奈緒は初めて東京の私立病院の整形外科の医師を訪問したのだっ た。いつものように黒のスーツを着こなす奈緒は颯爽としていた。

 奈緒は午後の5時を少し回ったころに病院に到着し医師と面会した。

「こんにちは」

「今日は契約の更新で来たんですけど」

「あー、契約の更新ですね」

「はい」

「契約は先月末で確か終わったんじゃないかな」

「えぇ・・・いや」

「うん、ちょっと待ってね」

「はい」

 医師は書類に目を通し確かに契約が先月で終了したことを奈緒に伝えた。

「えぇ、そこをなんとか」

 奈緒はなんとしても契約を継続させて売上を伸ばしたかった。その気持ちを医師に 必死に伝えようとした。

 「いや、なんとかと言われても」

 「こればっかりは契約が終わっちゃった形だから」

 「契約が取れないと困るんですが・・・」

 「まあ、それは仕事ですからね」

 「でも、おたくは新しい方ですよね」

 奈緒は医師の態度にいささか憤慨していたが仕事のためになんとかこの場を切り 抜ける方法を模索していた。

 「どうですかねぇ、先生」

 「そういわれてもうちの方としては・・・」

 「先月で契約は切れているので今日のところはお引き取りをお願いいたします」

 奈緒は厳しい状況に立たされた。

 「そうですか」

 「はい、すいませんが・・・」

 奈緒はこの時までにすでに色仕掛けで医師を落とそうと目論んでいた。いったん、 奈緒は席を外してその場をゆっくり立ち去った。

 しばらくして、奈緒は診察室に戻ってきた。奈緒は静かにスーツの上着を脱ぎ始め ていた。奈緒は黒のスカートに白のシャツ姿であった。

 そして、椅子に腰を掛けるとシャツのボタンを外しはじめた。医師は奈緒の姿を見て 驚いていた。

 「あれ、帰ったんじゃないんですか」

 「なに、脱いでいるんですか?」

 「先生、お願いします」

 「いや、契約は切れてるから・・・」

 医師は奈緒の下着姿を見ていささか動揺し始めていた。奈緒は医師の手を取って 自分の胸に当てるのであった。

 奈緒はスカートを捲りながら

 「見てぇ」

 そういいながら、パンストをゆっくりと思わせぶりに脱ぐのであった。

 「お願いします、先生」

 「そんな、君・・・」

 奈緒は立ち上がってスカートを脱い見せた。医師は奈緒のピチピチとした下着姿の 色気には勝てるはずもなかった。

 「どうしても契約が欲しいんですが・・・」

 奈緒はピンクの下着姿で医師を挑発していた。医師の股間に手を伸ばすとすでに、 あそこは固くなってズボンが盛り上がっていた。

 ブラを外して、医師の目の前でパンティーも脱いでしまった。奈緒の悩ましげな成熟 した女の身体がそこにあった。

 奈緒は裸のまま、医師に抱きついた。

 「先生、お願いします」

 「いや、そんな・・・」

 「先生・・・」

 医師は奈緒の体当たりの説得に根負けしていた。奈緒はゆっくりと医師の身体に自 分の素肌を押しつけながら、白衣を脱がし裸にしていった。

 医師は奈緒を椅子に座らせて、優しくキスをしながら、奈緒の股間を大きく開かせ、 胸を撫でるのであった。互いに舌を絡ませはじめると、クチュクチュといやらしい音が 診察室に響いていた。

 医師は奈緒の後ろに回り、両手で胸を揉みしだきながら、首筋に熱いキスをするの であった。

 「あーん、先生、気持ちいいわぁ」

 医師に乳首を摘ままれたり、ひっぱられるたびに奈緒のいやらしい甘い声が響いて いた。

 「あーん、あんあん、先生、もっともっとしてぇ・・・」



第二話


 「あーん、あんあんあん・・・」

 奈緒は唇と乳首を弄ばれながら、クリトリスを摘まんだり、ツンツン突かれて身体に火照りを感じながら快感に酔いしれるのであった。すでに奈緒の股間からはヌルヌルした愛液が満ち溢れていた。

 「こんなに乳首もクリトリスも勃起させて、いやらしい子だね」

 「いやーん、先生が上手だから」

 「もう、お○んこもびしょびしょだよ」

 奈緒は乳首を吸われながら、お○んこに指を出したり入れたりされるたびにクチュ クチュと恥ずかしい音が診察室に響いていた。

 「あーん、あんあんあん・・・・いきそう・・先生」

 「あーん、あーん、あーん・・・いっちゃういっちゃう」

 奈緒はビクンビクンと身体をのけぞったまま痙攣しながら3回もイッテしまった。

 医師は奈緒を抱きかかえて、診察台の上に寄りかからせていた。まだ身体が震え る奈緒の股間に医師は顔をつけて奈緒の甘い蜜を舐めていた。

 「とっても甘い香りだね」

 「えぇ、そんな、恥ずかしいです」

 奈緒は濡れたクリとお○んこを舌先でたっぷり舐められながらうっとりとした表情を浮かべていた。

 「これから、もっと恥ずかしいところを診察してあげるからね」

 「いやーん、そんな・・・」

 そういうと医師は奈緒を診察台の上で、まんぐり返しにして、愛液で濡れたアナルを舐め始めた。

 「もう、こんなにお汁がアナルまでいっぱい垂れちゃっているよ」

 「いやーん、恥ずかしいです」

 舐められるたびに、奈緒のアナルはヒクヒクして、まるで快感の喜びを表しているようだった。

 医師は顔を奈緒のアナルにつけて、アナルの匂いを楽しむかのように唾液を垂らし ながらアナルに舌先を挿入していた。

 「もう、こんなにアナルがピクピクしているよ」

 「いやーん、そこだけは許して下さい」

 奈緒はアナルを舐め上げられるたびに身体中に電気が走ったように痺れを感じて、 お○んこからお汁が溢れ出るのを感じていた。そんな奈緒の性癖を見透かしたように 医師は奈緒の甘い汁をむさぼり続けた。

 医師は診察棚から肛門鏡を取り出し、まん繰り返しの奈緒のあそこに鏡をゆっくりと挿入して固定した。そして、ビデオカメラでその映像をモニターに映し出した。

 「ほら、モニターに君のあそこが映っているよ」

 「こんなにぐちょぐちょになったお○んことアナルが・・・」

 「恥ずかしいです、先生・・・」

 「最初から、こんな恥ずかしいことを期待していたんでしょ」

 モニターには奈緒の恥ずかしい姿が鮮明に映し出されていた。

 そして、医師は奈緒を壁に手をついて立たせ、バックから熱くそそり立った肉棒を奈緒に突き刺した。

 「あーん、気持ちいいいわ」

 「これが欲しかったんだろ!」

 医師はなんどもなんども奈緒の腰を掴んでピストンを繰り返した。奈緒はそのたび に激しい快感に浸るのであった。

 「さぁ、いくぞ」

 「あーん、あんあんあんあんあん・・・イクイクイク」

 医師は奈緒の中にたっぷり精子を放った。しばらく、奈緒は放心状態のままであっ た。

 「先生、契約お願いしますね」

 快感に悶えながらも奈緒は契約のことは忘れていなかった。

 「わかりました」

 医師は快く契約を承諾するのであった。

 「とりあえず、契約書を書きましょう」

奈緒はほっとした気持ちで下着を着ていた。

「では、契約書を書いておきましたので」

そう医師は奈緒に告げながら契約書を手渡すのであった。

「ありがとうございます」

「これからも頼むよ」

「これからもよろしくお願いします」

「それでは、失礼します」

 奈緒はすっきりした気持ちで診察室を出ていった。













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