官能小説『美沙子 AV探訪記』



みさと作

※知人から聞いた話をみさとさんがまとめたと
いうことなので、体験談には含めず小説として掲載しました。



大阪 通天閣





 美沙子は人気女優の新垣結衣によく似た美人女子高生で京都に住んでいる。父は早稲田大学を卒業して大手銀行の部長を勤めている。母は芸大を卒業してお花の教室を開く芸術家。そんな教養ある両親のもとで生まれ育った美沙子は高校生とは思えないほどの天性の才能に恵まれていた。女子高で生徒会長を勤めるほど先生や友達からの信頼も厚かった。

 しかし、そんな青春を謳歌している女子高生の美沙子にも眩いばかりの性の目覚めがあった。美沙子はある日、インターネット掲示板で東京の女子高生と偶然知り合うことになった。美沙子は彼女とメールで親しくなるに連れ、彼女への強い憧れを感じていた。そんな友達の露出体験日記を読んで美沙子は自分でも体験してみたいという衝動にかられていた。

 それから、しばらくたった大晦日の日曜日、お正月で大阪の祖母の家に遊びに来ていた美沙子は、意を決してAV店を探検することにした。その日の美沙子の服装は、サングラスに黒っぽいシャツ、デニムのミニスカートに黒のロングブーツ。お尻も隠れる長くて白いダウン、ニューヨーク・ヤンキースのNYの重ね文字の入った野球帽。ちょっと怪しげな出で立ちであった。

 まず阪急で梅田まで行き、JR線の大阪駅から環状線に乗りかえた。整然している梅田からディープな大阪の一人旅でもあった。何故なら、大阪いやナニワの街は、南部の方が雑然として、本能と欲望で生きている人が多いからである。美沙子の格好を見て、周囲から鋭い視線が突き刺さるのであった。まわりからこんな囁き声も聞こえてきた。

「あら、あの子、露出狂かしら?」

 それが美沙子の狙いでもあった。目的はAV店へいくことだったからだ。新今宮駅で電車を降りた。

「うわー下町って感じ!」

 東京の街ばかり見ていたお嬢様育ちの美沙子にとって少し刺激が強すぎたようだ。駅前あたりに浮浪者がうろうろしているのを見て美沙子は本当に驚いた。駅の北側には面白い建物が立っていた。ビルになっているが、その中をジェットコースターが走っていた。本当に大阪人は変わった物を造るものだ。今では当たり前になっているものでも、大部分が大阪で生まれたものが多い。

 たとえば、食品サンプル、インスタント・ラーメン、スーパー・マーケット、回転寿司、カラオケ、自動改札機、児童漫画、アルバイト・サロン、ターミナル・デパート、カプセル・ホテル、コンサート・ホール、みんな吉本やタコ焼き以外知らないかもしれない。

 そのまま、北に向かって歩いていると右に通天閣が見えてきた。でも、小さくて可愛いらしい。高さは東京タワーの三分の一。周辺のビルが高くなって目立たない。さらに歩いて行くと日本橋電気街に出た。東京でいう秋葉原みたいなところだ。

 実は、美沙子はここだったらAV店が多いだろうと目をつけていたのだ。予想は的中。至るところにある。そんな中のちょっとダークな感じの店に入った。やはり男性ばかりだった。AVがズラーと並んでいて壮観であった。美沙子の心臓は高鳴り、喉はカラカラ、男性客はミニスカートの美沙子をじろじろ見ていた。美沙子が横に行くと男性は、離れていってしまうのだった。ひょっとして「女なんか来るなよ」と思っていたのかもしれない。

 いつの間にか美沙子の周りには誰もいなくなっていた。

「ラッキー!」

 美沙子は思わず声を上げてしまった。棚に並んだAVを手に取ってじっくり見ていた。女優、SM、盗撮、素人、フェチ、オナニー、同性愛、スカトロ、コスプレ、職業、ジャンル。タイトルを見ているだけで美沙子の身体は素直に刺激に反応して興奮は極まっていた。

 「わあーなんてイヤラシくて、卑猥なのかしら」

 タイトルとイメージ写真を見ているうちに、お○んこが濡れて乳首が固くしまってくるのを感じていた。こんな恥ずかしいことをしている自分にふと気づいた美沙子はこの時ほど自分が本当にいやらしい女子高生と感じたことはなかった。鼻息は荒く、身体は熱く胸はドキドキしていた。特に、美沙子はレスビアンものに異常な興味を抱いていた。タイトルは「女子高生 レズビアン・シェアルーム」。美沙子は自分にビアンへの憧れがあるのに気が付いた。

 美沙子はビアンものを含めて5本選ぶと、とうとうレジに走った。凄く恥ずかしかったのか、お金を渡し商品を受け取り急いで店を出た。その間、店員とは一言も話せなかった。

 美沙子は大急ぎで、地下鉄のトイレに行き、スカートを下げ、右手をパンティの中に入れて触ってみた。もう股間はベチョベチョだった。さらにクリを触りながら中指を前の穴に、反対の手の人差し指をアナルに差し入れ、交互に動かした。するとクチュクチュといやらしい音がして、お汁が溢れ出しスカートもパンティも膝まで下げたまま、黒い密林にまで愛液がべったりと付いて夕暮れの日の光に輝いていた。もうオナニーに夢中であった。

 左手でクリを擦り、右手であそこのいやらしいベチョベチョの穴に二本も指を入れて、ピストン運動。いつの間にか、美沙子の恥ずかしい声が外に漏れていた。

「あーん、あんあんあんあん、お○んこ舐めてぇー、いっちゃう、いっちゃう・・・・もっと犯してぇ・・・」

 美沙子はこらえていた。お○んこの音が凄かった。ピチャピチャグチュグチュ、ニュルニュル

「あーん、イク・・・・イク・・・いっちゃう・・・」

 その時、ガクっと腰が落ちた。ドローっと白い汁が膝まで垂れてきていた。

「ああーなんて気持ちいいのぉ・・・」

 美沙子はしゃがみ込んで暫くぼんやりとしていた。久しぶりに凄いオナニーだった。身体に火がついたみたいに美沙子は萌えた。理性を失った一匹のメスになった瞬間だった。

 完


























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