泌尿器科医をやっていると、発熱と腰痛を持った患者がやって来ることがある。
 それが若い女性であったりすれば、さらには美少女だったりした日には胸の奥底から熱意が溢れてくる。
 恥ずかしい検査をしてやれる可能性が高いからだ。
 もちろん発熱と腰痛だけでは病気は特定できないから、ある程度の診察を行って必要な情報を手にしていく。問診で病歴を聞き出し、似たような発熱が今までにもあったのかを教えてもらう。それから肋骨脊髄を打診して痛みを訴えるならば、いよいよ恥ずかしい検査をしてやれることが確定だ。
 まずは下半身を丸出しにして診察台に寝そべってもらう。このとき、羞恥心の強い年頃である少女は大きな抵抗感を示すが、正しく検査を行うためには必要なことなので譲ってはならない。大抵は「どうしても脱がなきゃ駄目ですか?」と何度も尋ねてくるが、病気が関わっているからきちんと必要性を説くことで脱いでもらえる。
 ようやく下半身裸で横になってもらったところで、エコー検査をする。超音波を発する器具によって、体内の情報を採取する検査だ。
 それは恥骨周り、つまり恥丘に行うので、少女には仰向けのままM字開脚をしてもらう。それも足は立てるのではなく、カエルをひっくり返したような姿勢になる開脚だ。その方が陰部をじっくり観察しやすいから、よりミスのない検査ができる。
 このときの顔を赤くしながら必死に耐える表情は見ものだが、医師としての仕事はこなさなくてはいけないので、見とれてばかりはいられない。
 エコー検査を行うためには、超音波を通しやすくするためのジェルを塗る。
 もちろん、陰部にだ。
 いくら病気のためとはいえ、少女にとってそんな場所を触られる恥ずかしさは猛烈なものだろう。透明でトロトロとした液体を手に取り指で塗りたくると、少女の表情はますます羞恥に染まっていく。仕事をおろそかにしてはいけないが、ここでは塗るだけの作業なので、堪らない表情を拝む余裕は充分にある。片手を使えば充分なので、余った手で太ももを押さえるフリをし、撫でたり揉むことも可能だ。
 塗り終わったところで器具を押し当て、エコー検査を開始する。器具の形には色々あるが、大きさでいえばケータイ程度、長方形や長い台形などの形をしている。その先端を押し当てることで体内のデータが採取され、コードで繋がった専用システムの中にデータが採取されていく。モニター画面を見れば、医療などでよく見かける体内のモノクロ画像が映し出されているので、それによって症状の内容や度合いを確認する。
 誤診があってはならないから、これらの検査はゆっくり確実に行っている。そのあいだ少女はずっと仰向けのM字開脚という姿勢でいなくてはいけないから、それはもう恥ずかしくて心もとない気分だろう。
 しかし、症状を見落とされるよりはマシなはずなので、モニターの確認が終わるまではこの格好でいてもらう。
 症状の確認が済んだら、今度はジェルを拭き取ってやる。人にアソコを拭かれるなど少女にとっては屈辱に違いないので、だからこそきちんと丁寧にやる。拭くだけの作業ならミスは出ないので、ここでも恥辱にまみれた少女の表情を観察することができる。
 当然、拭いているあいだも開脚の姿勢は解かせない。他に患者がいなければ時間に余裕ができるので、ゆっくりゆっくりと拭くのがいい。恥ずかしい時間を一秒でも長引かせ、少女の顔と下腹部を観察して楽しむのだ。
 満足して拭き終わりにしたところで、ようやく足を閉じさせる。
 ただし、まだ検査は残っているので下腹部は丸出しのままでいてもらう。症状の進行具合、性質を詳しく理解するためには、他にもやることが残っている。
 次はうつ伏せになってもらい、腰の左右を打診する。これは少女が痛みを訴えるかどうかをみるものだ。
 どうせなので、羞恥心を煽るためにうつ伏せのままお尻だけ高くさせる。
 そして、ゆっくりと打診するのだ。
「痛みますか?」
「はい」
 本来なら返事を確認できたところで終われるものだが、せっかくの綺麗な少女を堪能しないわけがない。ついでにお尻の丸みとその割れ目の美しさをしっかりと目に焼きつけ、さらに尻たぶもペチペチ叩いて打診する。
 不要な打診だが、知識のない少女にはわかるまいので遊ばせてもらう。
 ほんの少し遊んだところ仰向けに戻ってもらい、すぐに次の検査へ移る。
 堪能はするが、仕事もこなすのだ。
 ここまでの診察結果から、やはり尿管に異常が出ている疑いが強くなった。
 そうと決まればさっそく次にするべき検査内容を伝える。
「今度は排尿時膀胱尿道造影撮影をします」
「は、排尿時って……。撮影って……」
「要するにオシッコをしてもらって、放尿している最中のX線撮影をすることです」
 わざわざ告げてやるのがポイントだ。
 X線とはいえ、放尿している最中にカメラを向けられると想像すれば、少女は恥ずかしさでもう死にそうなくらいになるだろう。そうして、みるみるうちに耳まで赤くなるところを見るのはたまらない。
 排尿といっても、出してもらうのは造影剤というものだ。つまり液体薬を注入して、その液体を尿道口から出してもらうことになる。
 それには本来の尿を抜き取る必要があるので、仰向けのまま再びM字開脚になってもらう。
 陰部を消毒用ガーゼで拭いてやり、それから導尿カテーテル(カテーテルはチューブのこと)を挿入する。
 挿す場所は尿道口なので、このときは陰部を指で開帳してしっかりと中身を見ながらやる必要がある。こちらの指で開くことも出来たが、効率を考え少女自身の手で開かせた。足をM字に開かされ、しかも陰部の中身まで自ら晒している状況は、少女にどれほど羞恥心をもたらしていることだろう。必死に耐えている表情は何時間見ても見飽きそうにない。
 尿を抜き終わったところでカテーテルを引き抜く。
 それから、X線カメラのある撮影室まで移動してもらった。
 といっても部屋はすぐ隣、もちろん一般の患者の目に触れる道など通りはしないのだが、それでも少女は下半身丸出しのまま歩くことになる。たった十秒もない移動のあいだ、少女はひたすら俯いていた。
 次は撮影用の椅子に座ってもらい、やはり開脚してもらった。
 少女がM字開脚をしている正面にカメラがあるので、あとは造影剤を入れて撮影をするだけだ。
 造影剤もやはりチューブを通じて、膀胱というお腹の内側にある尿を溜める器官へ注入していく。少女が最大尿意を訴えた時点でチューブを抜き、満タンの状態でまずは一枚撮影する。そして股に尿ビンを置いて、ついに少女に排尿を開始させた。
 少女は羞恥心でも最大を迎えている。
 これまでにないほど赤くなり、いかにも恥ずかしい! というような表情になっている。
 たとえそれが液体薬だとしても、尿道口からからジョロジョロと水を発射している。こちらには医学的な意味があっても、少女にとってはオシッコを見られているのと全く変わらない。恥ずかしくない方がおかしいだろう。
 さて、こんな方法でも立派な検査だ。
 表情ばかりに見とれて医師としての役目を忘れるわけにはにはいかず、きちんとX線を撮らなければならない。
 撮影を完了したところで、ようやく全ての検査は終了である。
 幸い少女の病気は初期症状だったため、薬を処方することで治療できる。
 もし高度に進展していれば、手術の必要性を伝えなければいけなかった。
 仕上げに排尿の終わった陰部をわざわざ拭いてやる。
 もちろん、開脚させたまま長く長く拭き取るのだ。もう検査は残っていない、患者も他にはいないので充分な余裕がある。なので先ほどよりも長く拭かせてもらった。
 満足したところで、よっやく少女を解放する。
 もうパンツを履いても構わないことを伝えると、少女はほっとした顔をしつつ、しかし着替えの置いてある場所へ戻るまでには再び移動する。たった数秒歩くだけだが、下半身丸出しで歩かされるのはやはり屈辱なのだろう。その時はやはりひたすら俯いて、恥らうかのように身をもじもじさせていた。
 着替えを入れたかごに到達すると、少女は高速で着替えを済ませていく。
 名残惜しいがこれで本当に終わりだ。
 正真正銘の診察終了なので、診察結果を伝えて診察料金の受付をしてもらうだけである。医師として患者に伝えるべく説明をこなし、あとは少女が帰っていくのを見送った。

 ところで、この貴重な記録を脳内のみでの保存で済ませるわけがない。
 当然、診察室に仕掛けてあったカメラで全てを盗撮している。仰向けM字開脚になった姿、うつ伏せてお尻をペチペチされる姿、開脚してオシッコを出す姿、そして恥ずかしそうにしている顔の数々、全てを自宅のパソコンに保存し、今後のオカズに使用する。
 そうした楽しみがあるからこそ、美少女の診察には熱意が沸く。
 他の泌尿器科はどうだろうか。
 少なくとも、ここでは以上の対応を取っている。 



















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少女に恥ずかしい検査や診察を行う羞恥系小説と自作のイラストがメイン。
筆者・作者は黒塚さん。

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