前編

 俺は毎年の身体測定が楽しみでたまらない。

 近くには少しお金持ちな女子校があって、俺はその学校での身体測定を担当しているのだ。身長に体重、内診からお尻の検診まで、全ての検査に立ち会っている。

 全ての検査はパンツ一枚で行う。

 そんな規定が通っているのは、きっと女子校だからだろう。どうせ男子はいないし、暖房設備が整っているから服がなくても寒くない。だったら、スムーズに検査をするため、最初から脱いでおこう、というわけだ。
 もっとも、担当の俺が男だったり男性教師が立ち合ったりして、いくら男子生徒がいないからって、結局はみんな恥ずかしそうにしている。
 担当者は俺一人じゃないし、わざわざ見に来る男の教師もそれなりだから、男子生徒がいなくたって、これじゃあやっぱり、男達の集団視姦に晒されているのと変わらないのわけだ。
 衆人環視に晒された、女子高生の猛烈に恥ずかしがる様子を見るのが堪らない。校則尊守の精神が厳しいらしいから、みんな退学を恐れて文句を言えないのだ。
 教室移動で廊下を歩くときは、一応専用の検査着を来ている。
 ハダカで教室の外を歩くようなことはない。
 しかし、検査場所となっている体育館や保健室、その他指定の教室に辿り着いたら、みんなただちに検査着を脱いで、パンツ一枚の姿になる。
 みんな、検査着を脱衣カゴに入れて裸体を晒した。
 パンツが見放題だ。
 ピンクや水色の縞パン、イチゴパンツやカラーの無地、チェック模様やフリル付きなど、実に様々な種類のパンツを鑑賞できる。
 手だけじゃパンツを隠し切れないからか、みんな両腕で胸を隠していた。
 中には汗だったり、あるいはサイズの関係で皮膚にぴったりと張り付いて、お尻やマンコの形がくっきり浮き出ている子達もいた。
 パンツを履き忘れたという天然お馬鹿も、全学年から数えた上で数人いた。履くものがないんだから、その子達はもちろん下着すらない全裸状態になる。全裸の子は、胸だけでなくアソコも手で覆っていた。
 まずは身長とか体重から入るのだが、ここでパンツだけになる意味は果たしてあるのか。
 ともかく、女の子はそれはもう真っ赤になりながら、胸を腕で隠しながら列を作る。
 順番が回ってくると、男の担当者や教師が見ている中で泣く泣く胸を曝け出し、気をつけの姿勢で身長を測ってもらう。
「ほら、ちゃんと背中をつけて」
 ということで、俺はその都度、みんなのお腹を押さえつけて、ヘソの周りを撫で回しながらバーを上げ下げする。
 このとき、オッパイに手を乗せても女子生徒は文句を言えない。
 何故なら、校則尊守で校医の言う事は絶対。苦情はスムーズな検査の進行を妨げるとして、受け付けられていないのだ。
 手マンをしても、みんな必死に耐えるばかりだ。
 測定ついでに、俺は色んなオッパイを鑑賞する。
 体つきはそれぞれで例えば、幼児体型のツルペタな肉体からなる、極上の貧乳があった。例えサイズが貧しくても、その控えめで微妙な膨らみしかないところが、逆に良いのだ。
 お椀型、ロケット型と、人によって乳の形に違いがあったりもする。
 目を見張るほどの巨乳もあれば、しゃぶりつきたいような美乳もあって、興奮でペニスに血流が集まってしまう。
 腰のくびれ、太もものラインの流れも、皆素晴らしい。
 肌の色合いも、美白だったり小麦色だったり、それぞれだ。
 さて、隣にいる奴は体重計を担当しているが、そいつも当然、「さあ、きちっと立って!」なーんてことを言いながら、さも姿勢を直すかのような態度でもって、セクハラをしまくっている。
 体重に姿勢なんて関係ないんだけどね、文句を言う奴は俺を含めて誰もいないのさ。

 ――そして、ひとまずは身長・体重の時間を終える。

 次の視力検査、聴力検査でも、パンツだけになるのは何故なのかな。
 規律を作ったのは俺じゃないから、よくわからないが、およそ意味のないところでまでハダカになる必要があるってわけだ。まあ、おかげでこれ以降の検査もスムーズに進むし、鑑賞したりおさわりできるからいいんだけどな。

 次のスリーサイズでは、俺は色んな子達にメジャーを巻きつけた。

 様々なオッパイに、腰のくびれとお尻にメジャーを巻いて、順番に数値を読み上げていく。もちろん、バストはオッパイに手を添えるようにしながら、ヒップは後ろに回ってお尻を触るようにしながら測っている。
 オッパイに巻きつける時は乳首の上に目盛りを合わせ、乳房に手を添え微妙にモミモミしながら読み上げる。
 ウェストの時は腰のくびれに手をあて撫でまくり、マンコに鼻を近づけ匂いを嗅いだりもする。
 ヒップを測る時、お尻の割れ目に目盛りを会わせて、尻たぶを揉んだりパンツのゴムに指をかけたりした。パンツの内側、生尻を狙って指を侵入させもした。
 一年生は言うまでもないが、慣れているはずの上級生も、手を接触させると顔を真っ赤に染め上げる。
 中には、セクハラ行為をしてもなお、検査と割り切って最後まで平然としている奴もいるがね。そういう子は少数で、大抵は恥ずかしさで死にそうになっている。
 金髪で強気っぽそうな、いかにも普段はいばってそうな奴を測るのは堪らない。
 クールながらもしっかり頬を染める子や、内気っぽくてモジモジしている子、気弱で目に涙を溜め込んでいる子と、色んなタイプの子の反応が見れて最高だ。



後編

 んで、お次は内科検診だ。

 オッパイの上から聴診器を当てる作業に、俺はいそしむ。
 乳首の上から押し当ててへこませたり、下乳を持ち上げるような当て方をしたり、あるいは横乳に当てたりする。大きい子にオッパイに当てる時、聴診器を離すと弾力の反射でプルンと乳揺れが起こるので、俺は押したり離したりを繰り返してそれを楽しむ。
 片方に聴診器を当てているとき、もう片方の乳を揉んだりもした。
 至近距離から観察できるので、乳首の立ち具合も堪能できる。薄ピンクや、濃い目で茶色に近い赤など、色合いには個人差がある。乳輪の大きさもそれぞれなので、俺は逐一鑑賞していた。
 聴診器をずらすときは、うまーい具合に乳首をかすめるようにして、さりげなく刺激してやる。すると、「ん!」と声を出しそうになる子や、グっと堪える子なんかがいて面白い。別に堂々と揉んでもいいんだが、初めはこういう風にしてみるのだ。
 嫌がる素振りを見せるも、それでも感じてしまい、悔しそうにしている表情なんかが良い。
 さらに聴診に続けて、乳房の健康状態を確かめるための触診もするので、俺が合法的に女子高生達のオッパイを揉みまくることができる。
 触り心地も様々だ。
 もっちりとした肉好きに指が沈んで、乳肉がまとわりついてきたりする。弾力で指が押し返されたりする。
 極上の貧乳は撫でるようにして触り、巨乳はたっぷりと指を踊らせる。
 乳首を押したり摘んだり、指でクリクリ刺激すると、色んな反応が伺える。
 声を辛抱強く堪えたり、逆に「あぁん!」とあっさり喘ぎ声を漏らしたり、息がハァハァして色っぽくなったりする。
 その後に控える心電図やレントゲンも滞りなく消化され……。

 このあとは尿検査だ。

 尿検査も、やっぱりわざわざ俺や他の行為の手で行う。
 決まった教室に場所をとり、そこに設置した架設便器をまたぐようにして立ってもらう。便座には決して座らせることはなく、たったまま放尿させるのだ。
 チョロチョロ流れ出る黄色い水を、俺が紙コップを添えて採取する。
 これらの様子も、当然のこと担任や様々な教師が立会い観察していた。

 いよいよギョウ虫検査だ。

 小学校あたりにあった、専用のシートをお尻の穴に押し当てるアレだ。
 あれを、俺や他の担当者達の手で行う。診察用のベッドの前に列を作ってもらい、順番ごとにパンツを脱いで、完全に素っ裸になってもらうのだ。
 この時、女の子側は二種類の姿勢を選ぶことができる。

 四つん這いになり、それから胸も頭もべったりと下につけ、お尻だけを高くした姿勢。
 仰向けになって両膝を抱え、まるでカエルをひっくり返したみたいな姿勢。

 それら二つだ。
 人に恥部を向けながらそんな姿勢になるわけで、女の子にしてみれば、それらの格好はかなり情けなくて格好悪いものに思えるはず。それを上から見下ろして、向けられた恥部をじっくりと鑑賞する気分の良さといったらない。
 最初の数人は、四つん這いになった。
 その尻を押し開き、肛門を観察し、そして検査シートを押し付けるようにしながらも、穴を指でマッサージする。グリグリ押したり、指の腹で撫でるようにしたり、若干長く押し当てるのだ。
 この時、手が片方余るので、一方の手では尻たぶを揉みまくる。マンコもついでに見れるので、ソコの鑑賞も忘れない。
 顔を必要以上に近づけて息を吹きかけ、シートを当てる前と後でなら、お尻の穴のヒクヒク収縮する様子を見ることもできる。
 尻毛があったりなかったり、シワの形がそれぞれだったり、穴周りの黒ずみ具合にも個人差がある。中には黒ずみのない、綺麗な肛門をした子もいて、そういう子の時はやや長めに検査シートを当て続け、息もキチンと吹きかけてやる。
 仰向けのカエルポーズを選ぶ子も中にはいて、角度的に四つん這いよりもマンコの観察がしやすくなる。
 この時はマンコに顔を近づけ、貝や恥毛の生え具合を鑑賞しながら検査シートをグリグリする。毛が密林のようになっている子もいれば、申し訳程度にしか生えていない子もいる。カットして綺麗に整えている子や、そもそも剃っていたり、最初から生えていないパイパンっ子もいた。
 仰向けのため、恥じらいのこもった極上の表情を見ることもできる。検査シートを押してる時の力加減を変えると、恥ずかしがる表情はその都度揺れ動くので、本当に楽しい。
 見られてか感じたのか、それともお尻を弄くられたのが快感だったのか、マンコを濡らしてしまう子が結構いる。そういう時は、検査を終わる前にティッシュでわざわざ拭いてやる。人にアソコを拭かれたことで、女の子達はますます恥ずかしがっていくわけだ。
 どちらの姿勢を取るか、両方とも恥ずかしくて選べずにいる子もいた。
 そんな子には、俺の方から姿勢を指定する。
「君は四つん這いで頼む」
 すると、その子は諦めきったような顔でお尻を向けてくる。気弱でモジモジしたタイプの子達に関しても、肛門のシワをよーく伸ばしてからシートをあてた。
 全員が終わるまでのあいだ、俺は何度かこう言った。
「ちょっとやりにくいなー。よし、姿勢を変えてくれ」
 好みの子が来た時、俺はわざとらしく指示するのだ。
 そうして、結局は二種類の格好を両方させてやると、その子達は耳まで真っ赤になる。もはや泣きそうな顔で四つん這いから仰向けのカエルポーズに体を返す。あるいは、仰向けからうつ伏せに変わって、そのままお尻だけを高くする。
 最後の子の番になると、俺は四つん這いのお尻をペチペチと叩いた。あくまで軽ーく、力を入れることなく叩きまくる。痛みは与えないが、それでも途方もない屈辱を感じてくれるはずで、そこから仰向けで膝を抱えてもらったときに見える、なんとも悔しそうな涙目の表情がたまらなかった。

 最高だな、身体測定。

 俺が執り行うのはここまでだが、来年もまた楽しみだ。















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筆者・作者は黒塚さん。

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