第3話


帰りにコニシさんのところを訪ねると
ミズモトさんが来ていた

「えっ どういうことですか」
「あの人の前でしてるのよ」
「それはちょっと・・・」
「ちゃんと了解も取ったわよ」
「ウソでしょ」
「不能だから後ろめたいのよ きっと」
「でも・・・」
「興奮するわよ 旦那の見てる前で
犯されると」

コニシさんは常に先を行ってる

「見ていく?」
「えっ」

私はコニシさんとミズモトさんの
セックスをふすま越しに見つめた
その視線の先に旦那さんの顔も見える
いつもは目を閉じているのに今日は開いている

ミズモトさんには気づかれず玄関を出た

もう夕方になっている
角を曲がり商店街の方に歩いていこうとすると
モウリさんにバッタリ会ってしまった

「あれっ 来てたの」
「ちょっと・・・コニシさんところに」
「ふ~ん」

「じゃあ これで」
「うち寄っていきなよ」
「それは・・・」
「払うよ もちろん」

今日はついてる すでに3万円も手にしてるのに
まだ稼げるなんて

「ミハナさんのハダカを見ながら
一杯やりたいんだ」
「ウフフッ」

脱ぐだけでいいなんてありがたい

ただその日はそんな簡単には済まなかった

いつものように部屋に入ると
シャワーを浴びてほしいと言い出した
別に構わないのだが着替えがないので
ちょっと帰りは気持ち悪いなと思った

髪の毛は乾かすのに時間がかかるので
体だけをキレイに洗った

そしてオフロ場を出ると
部屋中の電気が消えていた

「えっ 停電? モウリさ~ん」

呼んだが返事がなかった
カゴに入れた下着を取ろうとすると
何故か入っていない

”まさか持っていって何かしてるのかしら”

暗い中を進み居間の方に行くと
背後から腕を取られ手錠をかけられた

「えっ!?」
「やった 成功したぞ」
「ちょっと何してるんですか」
「ハハハッ」

部屋の電気が点いたかと思うと
反対の手首にも手錠をかけられた
そんなハダカの私が鏡に映った

そしておもむろに押し倒され
胸を揉まれまくった

「ちょっとモウリさん」
「うるさい メスブタ!!
今日こそ俺のモノをぶち込んでやる」
「キャー!! もう」
「黙れ! 近所の人に見られてもいいのか
こんな姿を」
「ルール違反じゃないですか」
「お金受け取っただろ
よくも今まで偉そうにしてくれたな」

なんだか怖くなった
自業自得とはいえこんなことになるとは
夢にも思わなかったのだ

モウリさんは大きくなったモノを出し
私の顔につけてきた

「ハハハッ こりゃいいわ」
「ちょっと~」
「口をテープで塞いでもいいんだぞ」
「それは・・・」

息が出来なくなるのはきつい
知らない人にレイプされてるわけでもないし
ここはやり過ごすしかなさそうだ

「口を開けろ このブタ!!」
「ひどいわ」
「うるさい ブサイクのくせに」

無理やり口の中にねじ込まれた

「うぐっ」
「噛むなよ」

別にフェラをはじめてするわけじゃない
元旦那にもよくしてたことだ
ただこんな老人のモノを咥えるなんて
屈辱以外の何者でもない

「口の中にも出したいが
下の口にたっぷりと出さないとな」
「もう・・・」

すぐにイってくれればいいが
そうはいかないみたいだ

「ブタは四つんばいだろ」

早く終わらせたいので指示に従った

「なんだよ 叫べよ ブタのくせに」

愛撫もなくバックから突き刺された

「意外と締まりいいじゃねーか」
「・・・」
「おとなしくしてられるかな」

今度はクリトリスだけを攻められた

「あんっ あんっ」
「ハハハッ」

さすがにガマンできない
さっきコニシさんにセックスを見せられ
興奮してた自分がいるのだ
レイプされてる姿を誰かに見せたい

近所に聞こえるくらい大きなあえぎ声を出した

「おいっ 大きすぎるだろ」
「あんっ あ~ん 助けて!!!」

その言葉でモウリさんは我に返った

「ミハナさん やめてくれ」
「もっと舐めて あぁ」

さらに声を大きくしていく

「助けて~」

モウリさんは私の口を塞いだ

「わかった わかった」
「はぁ はぁ」

手錠を外してもらい 自由になった

「このまま廊下に出てもいいの?」
「どうしたんだ」
「どっちがよ もうガマンできないわ
メスブタですって この色ボケじじぃ」
「ちょっと静かに・・・」
「警察に電話してやろうか あぁ?」

私はブチきれた
こんな言葉を使ったのは学生の時以来だ
そしてモウリさんの頭を引っぱたいた

「じじぃ 調子に乗るなよ」
「ミハナさん・・・」
「今度元旦那と殴りに来るから覚えておけよ」
「・・・・すまなかった」
「はぁ?」
「これ 今持ってる全部だ これで許してくれ」

10万以上のお金を渡された
そのお金を見て平常心が戻ってきた

「おじいちゃん 冗談じゃないの やだわ
ハハハッ でももらっていくね」

玄関を出ると住人が見に来ていた

「あっ 掃除のおばちゃん」

子供がそう言った

私は睨みつけてその場を去った
心配そうにモウリさんの部屋を見つめる
みんなの姿があまりにも滑稽に思えた

せっかくいい仕事場だったのに
また別のところ見つけないと・・・






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