映画館にて

はるき作






前編

~男性の告白~

先日、映画館でおいしい思いをしたので、それを書いてみたいと思います。

私はまもなく50歳になろうかというサラリーマンです。
いえ、正確には「でした」というほうが正しいのですが・・・。
実は、1ヶ月前に、30年近く勤めた会社からクビを言い渡されたのです。
家族があり、家のローンも残っているため、次の就職先を見つけるために職業
安定所(今は、ハローワークというのですね)に通っていますが、なかなか思
うようにはいきません。

ある平日、安定所の帰りに映画館のロビーでぼんやり座っていると、20代半
ばと見受けられる女性が入ってきました。
男心を刺激する身体つきで、真っ赤なミニスカートから覗く脚が官能的です。
ご主人と思われる30歳くらいの男性が一緒でした。
女性はかなりの美人で私の好みでもあったため、何となく彼らに続いて、中に
入っていきました。
ふたりは、ガランとした客席の中央あたりに並んで腰掛けましたが、私は後ろ
のほうに、特に考えることなく腰を下ろしていました。
上映されている映画は、女性が好みそうな外国の恋愛もので、私には退屈な内
容でしかありません。
数分後、先ほどのふたりを見ると、男性は眠っているような感じがしました。
まぁ、大抵の男性はそうするでしょう。

私は少し下劣な感情を抱きながら、女性の右側の席に移動しました。
相手の男性は彼女の左側におり、向こう側の肘掛に体を預けるようにして眠っ
ています。
女性はちらっと私のほうを見ましたが、あとは映画に見入っていました。
私はすぐに眠るようなふりをして、左側の女性のほうに少しずつ体を傾けてい
きました。
わざとだらしなく曲げた左ひじが、女性のふくよかな胸に当たり、柔らかい感
触が、私の脳を刺激しています。
特にいやがっているふうでもなかったので、思いきって右手を女性のむっちり
した太ももに伸ばしました。
すべすべした素足の感触も、私の股間を刺激しています。
私は調子に乗って、指先で太ももの内側をそっと撫でるように動かしました。

(ここで焦っては元も子もない・・・)

そう思って、ゆっくりゆっくり愛撫するように手を動かし、やがて、手の平全
体を押しつけるようにして撫で上げていきました。
女性は、声を押し殺すようにしていましたが、明らかに感じているのがわかり
ました。
パンティに触れると、湿り気を帯びていました。
パンティの上からクリトリスのあたりを刺激すると、愛液が湧いてきます。

(これはいける・・・)

そう思った私は、一気にパンティの中に指を滑り込ませました。
上下に手を動かして股間の繁みをまさぐると、女性の腰が軽く浮いています。

「うっ・・・」

クリトリスを直に摘み上げると、閉じられた女性の口から、すぐ隣にいる私だ
けに聞こえるようなかすかなあえぎ声が漏れています。

「うぅぅ・・・」

そのまま泉の中に指を入れ、ドロドロに溶けた蜜壷をゆっくり掻き回すと、女
性の腰は完全に浮き上がり、誘うように揺れ動いています。

「ううん・・・」

しばらくすると、女性の腰がぐったりと椅子に崩れ落ちました。
それでも指を入れたまま、先ほどより激しく掻き回すと、

ビクンビクンビクン・・・。

女性は腰を震わせて絶頂を迎えたようでした。

女性の息が整うと、私は彼女の腕を取りトイレに連れていきました。
おとなしくついてきた彼女を裸にすると、見た目以上に大きな胸で、なにより
おわん形のむしゃぶりつきたくなるような見事なバストでした。
ウエストもキュッとくびれており、豊かなヒップラインも、私の股間を熱くす
るに十分でした。
その柔らかい身体を揉みまくり、最後に私の精液を彼女の中に注ぎ込みました。



後編

~女性の告白~

すごく恥ずかしい官能的な体験を告白します。

私は3年前に結婚した27歳の人妻です。
この話は、先日主人と映画を観に行った時のことです。
私の好きな海外の恋愛映画で、大きな話題にもなっていて、以前から楽しみに
していたんです。

久しぶりのふたりでの外出に、主人の好きな赤いミニをはいて出かけました。
平日のため、映画館は空席ばかりで、私たちは中央に並んで座りました。
ロビーに眼鏡をかけた温厚そうな紳士が座っていたのが、何となく意識の隅に
残っていました。

映画が始まってまもなく、主人は疲れていたのか眠ってしまいました。
しばらくして、私の右側にひとりの男性が腰を下ろしました。

(こんなに空いているんだから、他の席でもいいのに・・・)

そう思って彼を見ると、眼鏡をかけています。

(さっき、ロビーで見た男性かな?)

そう思いましたが、別に気にも止めずスクリーンを観ていました。
しばらくすると、隣の男性も居眠りを始め、私にもたれかかってきました。
ふと気がつくと、彼のひじが私の右胸に触れていますが、眠っているのでしよ
うがないと思い、我慢していました。
そのうち男性の手が、私の太ももに触れてきたんです。

(わざとだわ・・・)

けれども、主人が隣にいるため声を出すこともできず、身体も硬直したように
動きませんでした。
そうしているうちに、男性の手が太ももを撫ではじめていました。

(あぁ・・・だめよぉ・・・)

男性の愛撫に反応して、ぴったり閉じていた脚が少しずつ開き、蜜が溢れてき
ました。

(いや、いやっ・・・ああん、そんなにしないで・・・)

さらに、その手はついにパンティの中へ入り込み、もうすでに濡れそぼってい
る部分をまさぐられていました。

(ああっ・・・感じる・・・だめ、だめよ・・・)

必死に漏れそうになるあえぎ声を押し殺して耐えていましたが、男性の巧みな
指使いに翻弄され、腰を浮かせて、とうとう昇りつめてしまいました。

(うぅ・・・また・・・イク!)

一度イッたあともクリトリスを摘まれ、密壷を掻き回されて何度も絶頂に達し
てしまいました。
愛撫だけでこんなに感じたのは生まれてはじめてでした。

私がぐったりしていると、男性は私の腕をつかんでトイレに連れていきました。
そこでブラジャーもはずされ、パンティも脱がされてしまいました。
私は頭がぼーっとして、されるままになっていました。

(きれいなおっぱいだ・・・)

男性はそんなことを言いながら、私の背中を壁に押しつけて、身体全体を舐め
回しています。
片脚を洋式トイレにかけられて蜜壷を指で掻き回され、私はまたイッてしまい
ました。
そして、後ろ向きに壁に手をつかされてバストを揉まれ、ヒップを突き出した
恥ずかしい格好で後ろから激しく貫かれていました。

「あぁ・・・気持ちいい・・・イク、イクイクイク!!!」

ビクンビクンビクン!!!

私は男性の精液を受け入れ、突き出したヒップを震わせて絶頂へと導かれてい
きました。































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