『ホテルマン』 |
愚人 作 |
間違いない・・・絶対に間違いない・・・
僕はそう何度も心で呟きながら、フロントのカウンターにあるパソコンの予約画面をチェックしていた。
「松井様・・・3泊の御予定でよろしかったですね?」
僕は予約画面からゆっくりと顔をあげながらそう微笑む。
松井と名乗る中年の男はそんな僕に「うん」と返事をしながらVISAカードをフロントの上にソッと置き、その隣にいる娘ほどに歳の離れた若い女に「メシ、どうする?」と聞いていた。
「お預かりします」と静かに囁きながらVISAカードを手にした僕は、作業をしながらもソッと2人の会話に耳を傾けた。
「お寿司がいいなぁ・・・」
若い女は大きな目をキラキラと輝かせながら松井の顔を斜めに見上げた。
僕は作業をしながらそんな彼女の顔を横目でソッと見る。
僕は彼女の顔を一度も見た事がないが、しかし彼女の細く品やかな背中や、カモシカのようにスラリと細い足、そして真っ白なお椀型のオッパイとその先にポツンと尖るピンクの乳首を見た事がある。いや、それだけでなく、グショグショに濡れた卑猥な性器や、そこに巨大なペニスを入れられて悶え狂う彼女を僕は今までに何度も何度も見たことがあるのだ。
そう、僕の勘が正しければ、この女は、僕のパソコンの中にブックマークされているブログ「ユイちゃんの露出日記」のユイちゃんに間違いないのだ。
「寿司かぁ・・・俺は肉が食べたかったんだけどなぁ・・・・」
松井が唇を尖らせながらそう呟いた。
彼の顔も僕は一度も見た事が無い。しかし、彼の事はよく知っている。彼の趣味や性癖、そしてクワッ!と傘が強烈に開いた獰猛な亀頭なんかも僕はよーく知っている。そう、彼は「ユイちゃんの露出日記」のカメラマンだ。Mのユイちゃんに卑猥な命令を出しながらそれを撮影し、そしていつも最後にはハメ撮りをしてしまうドSの変態カメラマンなのだ。
ブログの中ではユイちゃんは彼の事を「松っちゃん」と呼んでいるが、確かに、今僕の手元にあるカードに記された彼の本名は「松井」だ。うん、これはもう確実に本人であろう、間違いない。
そう確信した瞬間、「松っちゃんがお肉食べたいならお肉にしよっ」と彼女が「うふっ」と笑った。
その「松っちゃん」という言葉を耳にした僕は、ゴソゴソとカードの処理をしながら(やっぱりそうだった・・・)っとおもわずニヤッと微笑んだ。
すると突然、松っちゃんが「おい・・・」っと僕に言った。
「はい?」
僕が慌てて顔をあげると、松ちゃんは僕の顔をギッと睨みながら「何が可笑しい」と低く呟いた。
「いえ、別に・・・・」
「人の話し盗み聞きしながらなにニヤケてんだよ・・・」
松っちゃんがそう言いながらカウンター越しに僕に顔を近づけて来ると、隣のユイちゃんが「やめてよ・・・」と松っちゃんの手を引いた。
そんな様子をフロントの奥から見ていた支配人が慌てて飛んできた。
「申し訳ございません・・・」
支配人は松っちゃんたちにそう言いながらも、僕を肘で突っついては「あっちに行ってろ」と言わんばかりに僕を追いやった。
僕は慌てて松っちゃんに頭を下げると、そそくさとその場を支配人と交代した。フロントの奥へ行こうとするそんな僕の背中に松ちゃんの声が突き刺さった。
「なんだよアイツ・・・溜ってんじゃねぇの?気持ち悪りぃなぁ・・・」
松っちゃんが不貞腐れながらそう言うと、ユイちゃんが「クスッ」と笑った。ついでに支配人も「クスッ」と笑うと、いきなり松ちゃんが「テメェも笑ってんじゃねぇよ」と支配人に突っかかり、それをフロントの奥で聞いていた僕は「クスッ」と笑ったのだった。
事務室へ行った僕は、さっそくノートパソコンを手にするとそのままトイレへ駆け込んだ。
便座に座りながらパソコンを立ち上げると、急いで「ユイちゃんの露出日記」を開く。
トップページの「はじめに」というどーでもいい記事を通り過ぎると、2時間前に更新されたばかりの最新記事が現れた。
「そのまんまじゃないか・・・」
僕はその最新記事にアップされている画像を見ながらおもわず呟いた。
その最新記事の画像に映っている彼女は、顔にモザイクが掛けられて入るものの、しかし、白いTシャツにプリントされた「狂ったスマイル」のキャラクターも、尻がはみ出そうなマイクロミニのデニムのスカートも、そして長い茶髪を2つ縛りにしたその髪型も、もうズバリそのまんまだった。
一方、カメラマンの松ちゃんもそのまんまだった。
ホテルの近くにある湖の駐車場で、ユイちゃんにフェラをさせながら撮影しているカメラマンのそのズボンは、フロントで「なにが可笑しい」と僕に怒っていた男が履いていたグレーのスーツのズボンとまったく同じ生地だった。
こんな偶然はいったいどれくらいの確立なのだろうか?
僕はそう感動しながらとりあえずウンコをした。
半年前、何気なくエロブログを放浪しながら偶然に辿り着いた「ユイちゃんの露出日記」。
そこに映るユイという23才の女の子があまりにも可愛くて、僕は一瞬にしてユイちゃんのファンになった。
色が白くてスラリと細く、どこか怪しい影を背負う女。
そんな女が、ひとたび暗闇の中に紛れ込むと激しい淫魔へと変身するのである・・・。
ある時のブログでは、ホームレスが蠢く夜の公園にノーパン&ミニスカート姿で潜入し、ホームレス達の前で股を大きく広げながらウンコ座りをしていた。そんなユイちゃんの股ぐらを覗き込むホームレス達は自分でペニスをシゴき、そしてゆっくりと四つん這いになりながら尻を突き出すユイちゃんの丸い尻に、ホームレス達は順番に精液をぶっかけていた。
そしてある時のブログではバスの中。ユイちゃんの正面に座っている男子中学生にわざと見えるようにノーパン&ミニスカートの股を開いたユイちゃんは、そのグッショリと濡れたワレメを弄りながら男子中学生にオナニーを見せつけていた。そして最後にはやっぱりその中学生を公衆便所に連れ込み、まだ皮の剥けていない白ちんぽをユイちゃんは喉の奥まで銜え込んでいた。
そして又ある時のブログでは、痴漢男達が蠢くポルノ映画館に潜入したユイちゃん。たちまち痴漢男達から全裸にされてしまったユイちゃんは、何本ものペニスをしゃぶらされ、映画館の座椅子の上で何人もの男達に順番に犯されていた。
これらは全て、Sである松っちゃんの命令だった。
とにかく彼女は色っぽさと可愛いさを兼ね揃えた女の子なのである。
普段は可愛い女の子なのに、しかしひとたび松っちゃんに命令を与えられれば、ここまでするか?とおもわず突っ込みたくなるほどの破廉恥で卑猥で変態な行為を平然とやってのけるのである。
これは凄い。ブログ内容も然ることながらユイちゃんが素晴らしくイイ。このブログは凄く貴重だ。
そう思った僕は、毎日何度もそのブログを訪問しては、ユイちゃんに励ましのコメントやHなリクエストなんぞを書き込みながら、パソコンの画面に向けて大量の精液をぶっ飛ばしていたのだった。
そんな僕が働くこのホテルに、なんとユイちゃんがやって来たのである。
こんな偶然はいったいどれくらいの確立なのだろうか?
僕はそう感動しながらとりあえずウンコを終えたのだった。
トイレから出ると、煙草を銜えた支配人が僕をジッと見つめていた。
「困るんだよなぁ客を怒らせるのは・・・・」
支配人はそう呟きながら貧乏揺すりをし、そして僕に向けてフーっと煙草の煙を吐いた。
「すみません・・・・」
僕は支配人の前にソッと立ちながら項垂れる。
「キミ、これで何回目?」
支配人は呆れたように項垂れる僕の顔を覗き込む。
「1・・・2・・・」と、僕が数え始めると、支配人は大きな溜息を付きながら「6回目だよ6回目」と怒鳴った。
(知ってるなら聞くなよ・・・)
僕がそう心の中で呟くと、支配人はそんな僕の心を読んだのか「あ、あ、キミ全然反省してないでしょ、ね、ね、反省してないよね」と言いながら急に立ち上がり、「罰として、キミ、今日から3日間連続夜勤決定!」となぜか田原俊彦のように人差し指を立てたのだった。
まぁ確かに3日連続の夜勤は辛いが、しかし今日から3日間はこのホテルにはユイちゃんがいる。
だからこの3日間連続の夜勤も僕にとったら天国かも知れない。
そう思うと急にムラムラと欲情して来たのだった。
その晩、支配人達が帰るなり、僕は静まり返った事務室の奥で1人ニヤニヤと「ユイちゃんの露出日記」を開いた。
ブログはさっそく更新されていた。そこにアップされている画像は見覚えのある風景ばかりだ。
ホテルの近くにある大型スーパー「サンバロー」。その駐車場で、赤い車の助手席に座るユイちゃんがおもいっきり股を開いてオナニーをしていた。ユイちゃんが座っている助手席の窓には、隣の車に買い物荷物を詰め込んでいる中年夫婦の後ろ姿が映っている。
僕はそんな画像を見ながら、この時、僕はこのスーパーのすぐ目の前にあるホテルにいたのに!と無性に悔しくなった。
そんな記事の中に、なんと僕の事が書いてあった。
《ホテルに着くとさっそく松っちゃんがキレました。フロントにいたお兄さんがニヤニヤしてたから『なにが可笑しいんだ!』ってキレちゃったの。もう松ちゃんってすぐキレるからヤダよぅ。フロントのお兄さんごめんね♪》
そんな記事を読んだ僕は、おもわずパソコンに向かって「気にしないで下さい!」と叫んでしまった。
はっきり言って嬉しかった。憧れのユイちゃんが僕の事をブログに書いてくれるなんて夢にも思っていなかったからだ。
嬉しくなってどんどんと記事を読んで行くと、最後のコメント欄にまた僕の事が書いてあった。
それは「ユイちゃんの露出日記」の常連読者である「ピーナツちんぽ」という男だった。彼は僕の事をコメント欄でこう語っている。
《そのホテルマンはユイちゃんに気があるんじゃないの?最近のホテルマンは変態が多いからね、盗撮とか盗聴とか、それに下着とか盗まれないように気を付けた方がいいよ》
バカ野郎ピーナツちんぽ。勝手に人を変態扱いするんじゃないよ。それよりもキミのそのリアルなHNをなんとかしろ・・・・
そうムカッときた僕だったが、しかしそのピーナツちんぽのコメントに対するユイちゃんの返信を見て、僕の体は一瞬にして凍り付いた。
《>ピーナツちんぽさん。いつもコメントありがとうございます。盗撮怖いよぅ・・・でも、こっそりパンツを覗かれるってのは興奮しますね(笑)あのフロントのお兄さん、ユイのパンツで喜んでくれるかなぁ・・・》
「喜ぶも何も!」
僕はそう叫びながらいきなり立ち上がり、わけもなく机の周りを一周した。
そして再び机の前に座ると姿勢を正したままバス!と放屁した。
マジかよ・・・っと思いながらも次々に連なるコメント欄に目を通す。もしかしたらまた僕の事が書かれているかも知れないからだ。
すると案の定、またしても「ヘラヘラ笑うホテルマン」というタイトルのコメントを発見した。
このコメントを書いた「牧瀬里穂のオリモノ命」という時代遅れにトチ狂ったHNの男も、やはり「ユイちゃんの露出日記」の常連読者で、いつもくだらないリクエストばかりする変態野郎だ。
先日もこの牧瀬里穂のオリモノ命は、「バイブを挿入したまま段ボールの中に入って粗大ゴミの隅で放置されて下さい。そしてその中でウンコして下さい」などという、そんな事していったいなにが楽しいんだ!というような馬鹿げたリクエストをしてはおもいっきり却下されていた空気の読めない野郎で、いつもユイちゃんはこいつのコメントにほとほと困っている。
そんな牧瀬里穂のオリモノ命のコメントがこれだ。
《ヘラヘラ笑うホテルマンを部屋に呼び出してセックス見せましょうよ。それでもまだヘラヘラ笑っていたら犯しちゃって下さい。そしてウンコを喰わせましょう》
おいおい牧瀬里穂のオリモノ命よ、HNはトチ狂ってるがなかなかイイ事言うじゃない。
しかしウンコはちょっといかんよウンコは・・・
などとそんな事を思いながら、僕は、この牧瀬里穂のオリモノ命に対するユイちゃんの返信コメントを探した。
そしてユイちゃんのその返信コメントを見た僕はおもわず唸った。
《>牧瀬里穂のオリモノ命さん。いつもコメントありがとうございます。
それおもしろそうですね。
あのフロントのお兄さん、結構マジメっぽそうな人だったからユイのタイプなの。
ユイはMだからマジメな人にマジメに犯されるの好きなんです♪
でも、やっぱりホテルの人はちょっとマズイかも・・・
通報とかされちゃったらアウトですからね(笑)だからホテルのお兄さんは無理だけど、そのかわり今夜はマッサージのおじさんを呼びます♪松っちゃんがね『全裸でマッサージしてもらいなさい』って言うんです。ちょっと怖いけど、でも今のユイ、すごく興奮してます♪あとで画像アップしますから楽しみにしてて下さいね♪》
僕は机の上を両手でバン!と叩きながら立ち上がり、「全然平気なんですけど!」と叫びながら、わけもなく机の周りを今度は2周した。
そして再び机に座ると、パソコンの画面に向かって「通報とか全然する気ないし!」と叫び、わっ!と泣こうとした瞬間、フロントの電話が鳴った。
フロントへと走り、ベルが鳴る客室電話のディスプレイを見ると、「608」というユイちゃんの部屋の番号が表示されていた。
受話器を取りながら、「僕なら全然かまいませんけど」と言ってみようかなどとふと考える。
「はいフロントです」
僕が営業口調でそう電話に出ると、いきなり松っちゃんだった。
「マッサージ頼みたいんだけど」
「はい、かしこまりました。お時間は何時頃がよろしいでしょうか?」
「今すぐがいいんだけど」
「今すぐですね、かしこまりました。お客様は1名様でよろしかったでしょうか?」
「うん。1人でいいよ」
「かしこまりました。ではマッサージ会社に連絡致しますので、折り返しご連絡させて頂きます」
「あ、それでさぁ、できれば男の人にしてほしいんだけど・・・」
「かしこまりました。そのようにお伝え致します」
僕は「かしこまりました」を連発しながら静かに電話を切った。
さっそく契約しているマッサージ会社に連絡すると、今すぐ男性マッサージ師がOKという事だったので、僕はすぐに折り返し608号室に電話をした。
すると次に電話に出たのは松っちゃんではなくユイちゃんだった。
「フロントですが、先程のマッサージの件でご連絡させて頂きました」
僕は受話器にそう言いながらも、心の中で(なんなら僕がマッサージしましょうか?)と呟いてはフロントのカウンターの下でズボンの股間を弄った。
「あぁ、はい」
ユイちゃんの明るい声が受話器に響き、僕はその声を少しも洩らさないように受話器をギュッと耳に押し付けた。
「10時30分にマッサージを御予約させて頂きました」
「あ、そうですか、10時半ですね、わかりましたぁ」
「それで、男性マッサージ師が御希望という事でしたが、それでよろしかったんですよね?」
僕はあえてユイちゃんに聞いてやった。
そんな僕は既にズボンの中からペニスを捻り出し、それをシコシコとシゴいている。
「あっ・・・はい・・・男の人、大丈夫でしたか?」
僕はそんなユイちゃんの可愛い声を聞きながら、おまえの企みなど全てお見通しなんだぞこの変態女め!牧瀬里穂のウンコでも喰らえ!と心の中で意味不明に叫んではペニスをシコシコする。
「はい、御希望通り男性マッサージ師で御予約を取らせて頂きました」
「あ、わかりましたぁ、ありがとうございます・・・」
そう言いながらユイちゃんは静かに受話器を置いた。
キンキンに勃起した僕のペニスの先からニトーっと透明の我慢汁が垂れ、それが僕の革靴の爪先にポツっと落ちた。
そんな恥ずかしい雫を見つめながら、ふと僕は、やっぱりユイちゃんの声を聞きながら今イクべきだったのではなかったかと激しく後悔したのだった。
10時25分。
ロビーの自動ドアがグワー・・・と音を立てて開いた。
暗闇の駐車場を背景に白衣を着たマッサージ師がロビーにヨロヨロと入って来た。
どことなく笑点に出て来そうな売れない落語家のようなマッサージ師だ。
(こんなヤツがユイちゃんの体に・・・・)
僕はそのマッサージ師に激しく嫉妬した。出来る事ならヤツのその薄汚れた白衣を奪い取り、僕がマッサージ師としてユイちゃんの部屋に侵入したいくらいだった。
僕はそんな落語家のようなマッサージ師にユイちゃんの部屋番号を伝えると、そのままフロントの奥の事務室へと行き、インスタントコーヒーをドボドボと入れながら全裸でマッサージされるユイちゃんをムラムラと想像したのだった。
11時10分。
マッサージ師は通常の40分を過ぎてもロビーに現れなかった。
という事は延長しているのである。
僕は、早くブログが更新されないかと何度も何度もパソコンに目をやりながら待っていると、それからしばらくしていきなり最新記事がアップされた。
その記事は、ユイちゃんではなく松っちゃんが書いているものだった。
現在、ユイちゃんはマッサージされている最中という事で松っちゃんが記事を書いたらしい。
そのタイトルは「全裸でマッサージされるユイの実況生中継」という生々しいもので、そこにアップされる画像は僕の想像を遥かに上回るものだった。
そんな松っちゃんの実況生中継はこんな感じだった・・・・
《部屋にやって来たマッサージの男は四十代後半だった。マッサージ師は部屋に入るなりベッドの上の全裸のユイを見て一瞬驚くが、しかしすぐに営業的な冷たい表情に戻るとそのまま無言で全裸のユイが寝転ぶベッドに上がった。
ユイは恐怖に震えていた。恥ずかしそうに目を閉じたままジッと動かない。しかし俺はそんなユイのアソコが既にヌルヌルになっているだろうと予想する。そう、ユイはマゾだ。見ず知らずの中年マッサージ師に裸を見られそして体を触られる、そんな羞恥にマゾのユイが感じないはずはないのだ》
そんな松っちゃんの記事には、全裸でベッドに横になるユイちゃんとその横でユイちゃんのくびれた腰に手をあてる白衣を着たマッサージ師の画像がアップされていた。
もちろん、そんなマッサージ師やユイちゃんの顔にはモザイクが掛けられている。しかし、僕はこの2人の素顔を知っている。そう、この世の中で、この2人の素顔を知っているのは僕と松っちゃんだけなのだ。
そう思うと、僕は今までに感じた事の無い不思議な感動に包まれ、勃起したペニスを握ったまま、とりあえず机の周りを2周走らずにはいられなかった。
そんな松っちゃんの「全裸でマッサージされるユイの実況生中継」。
その内容はかなり過激で、どっぷりとエロかった。
僕はハァハァと荒い息を吐きながら、「全裸でマッサージされるユイの実況生中継」に釘付けになってしまったのだった。
《うつぶせの体勢で尻や腰を揉まれていた全裸のユイがいよいよ仰向けにされた。
ゆっくりと体を起き上がらせるユイは、ソファーから一部始終を見ていた俺を、暗く罪悪感に苛まれた表情でチラッと見るとすぐに目を背けた。
そんなユイのその顔は赤く火照り、目は完全に怯えている。
Mのユイが怯えるという事は、即ち感じているという事でもある。
俺は仰向けになったまま両膝を立てていたユイの足下に、カメラを構えてそっと移動した。
するとマッサージ師が訝しげに俺を見た。
俺はそんなマッサージ師に「あなたの顔は絶対に写さないから心配しないでくれ」と告げると、マッサージ師は目を伏せたまま小さな声で「はい」っと返事をした。
そんな薄汚い中年のエロオヤジは俺達の性癖を心得ているかのように、それ以上何も質問する事無く淡々とユイの体を揉み解していく。
見ず知らずの他人に生肌を触られるユイは、閉じた瞼をピクピクと動かしながらこの羞恥プレイに必死に耐えていた。
そんなマッサージ師のグニャグニャと蠢く五本の指がいよいよユイの太ももへと下がって来ると、ふいにユイの唇が少しだけ開いた。
マッサージ師の蠢く五本の指がユイの白い太ももを揉む度に骨盤がユラユラと揺れ、その度にユイの閉じていた股が隙間を作る。
俺はそんな股間の隙間に向けてデジカメのシャッターを押した。
それがこの写真だ・・・・》
そんな松っちゃんの記事の下に数枚の画像が連続してアップされていた。
松っちゃんが狙ったユイちゃんの股間の隙間。
白い太ももの奥に陰毛が蠢き、その奥にはまるでナイフでスパっ!と斬ったような縦のワレメがくっきりと写っていた。
写真が進むにつれ、そんな股間の隙間は段々と大きく開いて行く。
いや、これはどう見てもマッサージ師が意図的に開いたとしか思えないような股の開き具合だ。
そんなユイちゃんのパックリと開いた股間は、やはり松っちゃんが予想していた通りヌラヌラと濡れ輝いていた。
その汁はユイちゃんの肛門を伝わり、ベッドのシーツに丸いシミまで作っていた・・・。
松っちゃんの記事を続けよう。
《俺は、ユイの脹ら脛を揉んでいるマッサージ師に注文をした。
『最近、股関節を痛がるんだ。そこを揉んでやって欲しい・・・』
俺がそう言うと、ユイは閉じたまま瞼をブルブルと震わせては泣きそうな表情をした。
『股関節と言うと・・・この辺ですか?・・・』
マッサージ師が全裸のユイの太ももの付け根にゆっくりと触れた。
ユイの細い体が一瞬ピクッと震える。
『いや、もっと内側だ・・・』
俺がそう言うと、マッサージ師は重い息を「はぁ」と吐きながら、『この辺ですか・・・』と呟き、ユイの太ももの内側を太い指で押した。
そんなマッサージ師の指にはユイの刺々しい陰毛がチクチクと触れていた。あと、ほんの数センチ指がズレれば、そこはもうユイのヌラヌラに濡れた局部だ。
『そう。その辺だ。最近、ヤケにそこを痛がるんだ。そこを重点的に揉んでやって欲しい・・・』
俺がそう言うと、マッサージ師は目をギラギラと輝かせながら濡れたワレメを覗き込むようにしてグイグイとそこを揉み始めた。
マッサージ師の指が動く度に、ユイの小さなワレメが餌を欲しがる鯉の口のようにパクパクと開いたり閉じたりしていた。
そうされながらもユイは、ただただ目を綴じたまま、その羞恥にひたすら耐えるかのようにギュッと下唇を噛んでいた。きっと声が洩れるのを我慢しているのであろう。
俺はそんなユイを見下ろしながら、マッサージ師に『もっと激しく揉んでやってくれ』と囁く。
マッサージ師は時折「ハァハァ」と重い息を吐きながら、まるでマッサージ器のように五本の指の動きを早めた。
そんなマッサージ師の指は次第にユイのいやらしい汁でネトネトに濡れていく。
その溢れる汁がマッサージ師の指を伝わり、まるでオイルマッサージのオイルのようにユイの太ももの内側をキラキラと輝かせた。
『もっと上の方を揉んでくれ・・・・』
俺がそう言うと、無言のマッサージ師の指は汁でヌルヌルと滑りながらも恥骨まで行き、そして陰毛をジャリジャリと音立てながらそこを揉む。
そんなマッサージ師の小指が、ふいに突起しているクリトリスに触れた。
『うっ・・・・』
遂にユイはその少し開いた唇から声を洩らした。
ユイの声に刺激されたのか、マッサージ師は目をギラギラと輝かせながらユイの恥骨の下に指を移動させ、そして明らかに意図的と思えるかのように、小指でその突起物を摩擦し始めた。
『うん・・・あん・・・・』
そんな小さな声を洩らすユイは、恥ずかしさのあまりいつの間にか両手で顔を塞いでいた。
俺はそんなユイとマッサージ師を見下ろしながらシャッターを何度も切りまくる。
カメラのフラッシュに照らされるユイがいきなり「うっ!」と腰を反らした。
俺はカメラをソッとズラし、肉眼でユイの股間に目をやった。
なんとマッサージ師の太い中指の先が、ユイのパックリと口を開けた赤い局部にヌポッと入っているではないか。
そしてマッサージ師がモミモミと指を動かす度に、その中指はユイの穴の中にヌポヌポとピストンされていたのだ。
俺はそんなマッサージ師を見下ろしながら静かにニヤリと笑った。
そしてあたかも独り言のように『シャワーでも浴びて来ようかなぁ・・・』と呟きながら、2人を部屋に残したままバスルームへと向かった。
この後、部屋で2人っきりになったユイとマッサージ師がどうなるか、非常に楽しみだ》
記事はそれで終わっていた。
記事を読み終えた僕は、ふいに自分のパンツの中が冷たくなっている事に気がついた。
ソッとパンツの中に手を突っ込むと、ギンギンに勃起した僕のペニスの先は、まるでローションを垂らしたかのように大量の我慢汁が溢れていた。
僕はそんな我慢汁を潤滑油にしては敏感な亀頭を人差し指でヌルヌルと愛撫した。
見ず知らずのおっさんに裸を見られ、アソコを見られ、そしてアソコに指まで入れられては悶えるユイちゃんの姿を想像しながら、僕はズボンの中でクチャクチャといやらしい音を立てた。
(この後・・・どうなったんだろう・・・やっぱりユイちゃんは・・・・)
そう思いながら何度も何度も更新ボタンを押してみるが、まだ新しい記事は出て来ない。
(もしかしたら今頃・・・・)
そう思った瞬間、ロビーから「チン!」っというエレベーターのベルの音が聞こえた。
フロントの奥からそっと覗いて見ると、誰もいないロビーの大理石の床をスタスタと音立てながらマッサージのおっさんがこっちに向かって歩いて来た。
ふと時計を見るといつの間にか延長時間を過ぎていた。
マッサージのおっさんはフロントまでやって来ると「今終わりましたぁ」とフロントの奥に向かってそう告げた。
僕は乱れたズボンを急いで整えると、怪しまれないように平然を装いながらフロントへと出た。
「御苦労様でした」
そう笑いかけると、マッサージのおっさんは妙にスッキリした表情で「お願いします」とマッサージカードをカウンターの上に置いたのだった。
僕はそのカードに今日の日付と時間を書き込みながら、さりげなく「延長したんですね」と聞いてやった。
するとマッサージのおっさんは「え、ええ」となぜか不自然に動揺している。
もし、お客と淫らな行為をした事が発覚すれば、このマッサージのおっさんは2度とこの界隈のホテルでは仕事が出来なくなるだろう。
それを知っていた僕は少しこのおっさんに意地悪してやろうと、更に質問をしてやった。
「お客様は女性の方でしたか?」
そう言いながら、僕はマッサージカードに押すホテルの印鑑を朱肉にグリグリと押し付けた。
マッサージのおっさんは酷く動揺しながらも「あ、はい・・・」っと慌てて頷く。
「綺麗な方だったでしょ?」
僕はマッサージのおっさんの目をジッと見つめながら聞いた。
「あぁ、まぁ、はい・・・そうですねぇ・・・」
そんなマッサージのおっさんの顔は茹で蛸のように火照っていた。僕はマッサージカードに印を押しながらそんなマッサージのおっさんの顔を見つめ、(こいつ、ゼッテェにヤってるよ)と、心で呟きながら嫉妬の笑みをふふふふっと見せたのだった。
マッサージのおっさんが帰ると、急いで事務室に戻った僕は、再びブログの更新ボタンを押して見た。
あるある。
松っちゃんの「全裸でマッサージされるユイの実況生中継パート2」がしっかりとアップされいる。
僕はワクワクしながらパソコンの前に腰を下ろし、そして読む前に事前にカウパー対策しておこうと、丸めたティッシュの塊をパンツの中へズボッと押し込んだのだった。
《しばらくの間、浴室に身を潜めていた俺は、そろそろいい頃だろうと浴室のドアを少しだけ開いた。
とたんにドアの隙間からマッサージ師のハァハァという荒い息づかいが聞こえて来た。
ユイは必死で声を堪えているのか、マッサージ師の荒い息づかいに混じっては、時折、ススリ泣くような擦れた喘ぎ声を洩らしていた。
聞こえて来るその音から、もはやマッサージ師の指はズッポリとユイのオマンコの中に入れられていると予測できた。クチャッ、クチャッ、クチャッ、っというリズミカルに響くその音は、明らかに指の先ではなく指の根元までズッポリと埋まっているのを物語っているのだ。
俺はマッサージ師をもっと大胆にさせるために、空の浴槽にシャワーを噴射させた。
このシャワーの音を聞けば、あのマッサージ師は俺がシャワーを浴びていると安心し、更にユイを屈辱するに違いない。
しかしそんなシャワーの音のせいで部屋の音が聞こえなくなってしまった俺は、浴室のドアの隙間から息を殺して抜け出した。
腰を屈めたまま正面にあるクローゼットの中にソッと侵入し、音を立てないようにクローゼットの一番端まで足を忍ばせると、クローゼットのドアの隙間から微かにベッドを覗き見る事が出来た。
やっぱりマッサージ師はユイのアソコに指をズッポリと入れていた。
しかもそれは中指だけではなく人差し指も同時に入れているのだ。
俺はそんな衝撃的なシーンに嫉妬で目眩を感じながらも、息を殺してベッドを見つめた。
見知らぬマッサージ師の中年男に、指で激しく屈辱されるユイは、俺に声を聞かれないようにしようと必死で声を堪えている。
そんなユイをギラギラとした目で見つめていたマッサージ師が何やらユイに囁いた。
しかし残念ながらその声は浴室から響くシャワーの音で聞き取れない。
ユイはそんなマッサージ師に向かってイヤイヤと首を振っている。
するともう一度マッサージ師がユイに向かって囁いた。
『大丈夫ですよ・・・旦那さん、シャワー浴びてますから・・・・』
今度ははっきりと聞き取れた。が、しかし、マッサージ師が何をしようとしているのか、肝心な部分が聞き取れなかったため、その言葉の意味が理解できない俺は想像ばかりが膨らみ余計イライラする。
しかし、ヤツがユイに何と言ったのか、ヤツの次の行動からすぐに察しできた。
ヤツは、浴室をキョロキョロと何度も振り向きながら、仰向けに寝転がっているユイの両膝を曲げさせた。
そしてユイを、まるで赤ちゃんがオシメを取り替えられるような卑猥なポーズにさせながら再びこう呟いたのだ。
『指よりも舌で舐めた方が気持ちがいいですからね・・・』
マッサージ師はそう告げると、ユイの意思を確かめないまま、ほぼ強引にユイのカエルのように開いた股間の中に顔を埋めた。
ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ・・・・
大型犬が水を飲んでいるような下品な音がベッドから響いて来た。
そして同時に、ユイの『やめて下さい・・・』っという擦れた声が聞こえて来た。
俺はユイのその喉を掻きむしるような声を聞き、今のユイが相当感じている事を察した。
Mのユイが『やめて下さい・・・』とススリ泣くというのは、もっとヤって下さいと言っているのと同じ事なのだ》
ハァハァと荒い息を洩らしながらそんなブログを読んでいた僕は、いつの間にかズボンからペニスを捻り出してはシコシコとシゴいていた。
座っていた事務椅子はギシギシと軋み、次々に尿道から溢れ出る我慢汁が仮性包茎の皮のたるみと亀頭の隙間でぴちゃぴちゃといやらしい音を立てている。
ハァハァ、シコシコ、ギシギシ、びちゃびちゃ。
静まり返る事務室に響くそんな音を、僕は素直に誰かに聞かせたいと激しい興奮に包まれ、一瞬、ユイちゃんの608号室に電話を掛けてこのいやらしい音を聞いて貰おうかと頭を過るが、しかし松っちゃんが電話に出られても困ると思い諦めた。
仕方なく僕は携帯電話で「104」に掛け、ペニスを受話器に向けては激しくシゴきながらその電話に出た女性に「ハァハァ、シコシコ、ギシギシ、びちゃびちゃ」のフルコースを聞かせてやった。
「もしもし?もしもし?」とバカの一つ覚えのようにそればかりが受話器から聞こえ、とたんにアホらしくなった僕は電話を切ってブログの続きを読む事にした。
《そんなユイは、マッサージ師に舌をズッポリとオマンコに入れられながら激しく悶えた。
ユイのその声にいちいちビクビクしながら浴室を振り返るマッサージ師は、ジュルルルルルルルっと下品な音を立てながらユイの局部から溢れる汁を大量に啜っていた。
激しい指マンをされながらクリトリスを舌で転がされていたユイは、我慢が出来なくなったのか喉をヒクヒクとさせながらマッサージ師の下半身に手を伸ばした。
そんなマッサージ師が履いていた白いズボンの股間には勃起した男根がクッキリと浮かび上がっている。ユイはその浮かび上がる男根の形に沿って指で摘むと、それを指で激しく上下に摩擦したのだ。
マッサージ師はムクリと起き上がると、ユイに腰を突き出しながらユイにズボンの上から手コキをさせ、そしてプヨプヨと揺れるユイの胸を揉みしだいた。
ズボンの股間を摩擦するユイの手が早くなると、マッサージ師は、何度も何度も浴室に振り返りながらブルブルと手を震わせてはズボンのボタンを外した。
そして無言のまま、その強烈に勃起したペニスをユイの口元に突き出したのだ。
『いやです・・・・』
ユイはペニスからソッと顔を反らした。Mのユイはより被虐的なムードを作ろうと演技をしているのである。
『いいじゃないですか・・・ちょっとだけ・・・』
それがユイの演技だとも知らず、マッサージ師は浴室を警戒しながらもペニスの先をユイの唇に押しあてる。
『いや・・・臭い・・・』
ユイは顔をイヤイヤと振る。
するとマッサージ師は唇の隙間にヌルッとペニスを押し込んだ。そしてイヤイヤと首を振るユイの顔を押さえつけて固定すると、まるでダッチワイフにするようにしてユイの口の中にヌポヌポとペニスをピストンさせたのだ。
『うぐっ!・・・うぐっ!・・・』
ペニスを銜えながら暴れるユイに、マッサージ師は何度も何度も浴室を振り返りながら腰を振った。
そしていきなりヌポッ!とユイの口からペニスを抜き取ると、『もう我慢できない・・・』と焦りながら言い、ペニスをブラブラとさせたまま、なんといきなりユイの体の上にガバッと乗ったのだった。
『あっ、ダメ!』
慌てたユイが叫んだ。
そう、俺とユイとの計画の中では、マッサージ師のペニスを舐めるというのが最終目的だったのだ。
だからいきなり予想外のセックスになると、さすがのユイも慌てたのだった。
『松っちゃん!』
ユイが叫んだ。
しかし俺はユイを助けに行かなかった。俺は興奮していた。ユイがリアルにレイプされる姿が見たい。
だから俺はそのままユイの助けを無視したのだ。
そんなユイの口をマッサージ師は慌てて手で塞ぎ、浴室を何度も振り返りながらユイの股間にグイッと腰を突き刺した。
『あぁん!』
ユイの腰がおもいきり反り返った。
ズゴズゴズゴ!
マッサージ師は一刻も早く射精しようとしているのかいきなり激しく腰を振りまくる。
『ダメ!ダメ!あぁん!ヤダぁ!』
そう暴れるユイの細い腰を抱きしめたマッサージ師は、激しく腰を振りながら『あっ、あっ、あっ』と情けない声を出し始めた。
(中で出せ!大量の精液をユイの中に放出しろ!)
俺は心の中で何度も叫んだ。
そして(もっと汚せ!もっともっと滅茶苦茶にユイを汚してやってくれ!)と汗が滲んだ拳をギュッと握る。
『あぁっ!』
マッサージ師がそう叫びながらガバッ!とユイの体に抱きついた。
『くふっ!』
そんな声を漏らしながら、ユイの細い体に抱きつくマッサージ師は段々と腰のスピードを弛めていく。
遂にユイは、見知らぬマッサージ師の中年男に中出しされてしまったのだ。
そう思った瞬間、俺の我慢も限界に達した。
バタン!と激しい音を立ててクローゼットから飛び出すと、ユイの体の上でグッタリとしていたマッサージ師が「あわっ!」と叫びながら慌てて飛び起きた。
『どけ!』
俺はそう言ってマッサージ師をベッドから蹴り落とすと、ぐったりと横たわるユイの両足を大きく広げさせ、中出しされた直後の悲惨な局部の状況を目の当たりにした。
『いや!あの!これは!』
ベッドの下に尻餅を付いているマッサージ師は、俺が逆上すると思っているのか必死になって言い訳をしようとしている。
しかし俺はそんなマッサージ師を無視して、もう破裂寸前のペニスをズボンから取り出すと、それを見ず知らずの男の精液がどっぷりと溜っている壷の中におもいきり突き刺した。
『あぁぁぁぁぁぁぁぁ!』
ユイが悲鳴をあげた。
ユイのツボの中はマッサージ師の精液でドロドロだ。そんな不潔で熱い精液が俺のペニスに絡み付く・・・》
松っちゃんの記事はここで終わっていた。
残念ながらプレイ中の画像は1枚もなかったが、しかしこのレポートだけでも十分に僕を興奮させてくれた。
僕は事務椅子にリクライニングしながら強烈に勃起したペニスをビコビコと突き立て、カチカチとマウスを操作しながらブログの1ヶ月前の記事に戻る。
そこには『ヒッチハイクの男と・・・』という記事があり、深夜のドライブインの公衆便所で、まるで山賊のような荒々しい長距離トラックの運転手に逞しい男根を背後から挿入されているユイちゃんの画像がアップされている。
これはいわゆる僕のお気に入り画像で、僕はこれまでに何度この画像で抜いたかわからない。
今夜のフィニッシュもやはりこの画像だね、と独り言を呟きながら、しつこくも再び携帯電話で「104」に電話を掛ける。
プルルルルルル・・・・・
「はい、104の坂本です」
「あのぅ、新田町にあるスペイン料理のお店で『オメ・コナメーテ』は何番でしょう・・・」
僕はそう言いながら、事務椅子の上でピーンと足を伸ばしながらペニスをシコシコとシゴき、パソコンの画面に映るユイちゃんとトラック運転手の結合部分アップ画像を貪よりと眺めた。
「申し訳ございません、新田町のスペイン料理店の『オメ』なんでしょうか?もう一度お願い致します」
「・・・ハァハァ・・・『オメ・コナメーテ』です・・・」
「オメ・コナメーテですね、少々お待ち下さい」
受話器からオルゴールの音が響き始めると、僕はフィニッシュに向けての準備に取り掛かる。
腰を突き出し、机の上にあるパソコンの画面にペニスの先を向けながら激しくペニスをシゴく。ティッシュは使わない。どうせこのパソコンは会社のパソコンだ、今夜は盛大にぶっかけてやるつもりだ。
しばらくすると受話器の中のオルゴールの音がプツっと止まった。
「大変申し訳ございません、新田町のスペイン料理店の『オメ・コナメーテ』をお調べしたのですが、そういったお名前のお店は見当たらないのですが・・・」
「いや、絶対にあるはずですよ。あなた店の名前を間違えてませんか?」
「いえ・・・『オメ・コナメーテ』ですよね?新田町のスペイン料理店の『オメ・コナメーテ』ではお届けはございませんが・・・・」
事務椅子かギシギシと激しい音を立て、僕は何度も何度も「ユイ・・・ユイ・・・」っと唸った。
「えっ?」
104の坂本さんが不思議そうに聞き直す。
「だから・・・ハァハァ・・・絶対にあるはずなんですよ。もう一度・・・ハァハァ・・・店名言ってみてよ・・・」
「はい・・・『オメ・コナメーテ』・・・」
「だから違うって、『オメ・コイレーテ』だって」
「えっ?『オメ・コイレーテ』ですか?新田町のスペイン料理店の『オメ・コイレーテ』ですか?」
「うぷっ!」
104の坂本さんがオメコイレテと口走るのと同時に、僕のペニスから濃厚な精液がどぴゅっ!と飛び出した。
その精液はパソコンの画面に容赦なく降り掛かり、ユイちゃんとトラック運転手の結合部分画像の上に白濁の膜を作った。
「申し訳ございません、新田町のスペイン料理店の『オメ・コイレーテ』でもお届けはございませんが・・・」
僕はハァハァと脳を痺れさせながら104の坂本さんの最後の『オメ・コイレーテ』を聞くと、「満足です」と感慨深い声でそう呟き、そのままピッ!と電話を切ったのだった。
そんな僕は、あと半月足らずで30才を迎えようとしている・・・・。
翌日、宿直室で爆睡していた僕は、支配人の声で叩き起こされた。
「・・・もう夕方の5時なんだけどね・・・キミはこのホテルに働きに来ているのかな?それとも宿泊しに来ているのかな?」
支配人は、簡易ベッドの上でアタフタとしている僕にそうイヤミを言うと大きな溜息を洩らした。
僕は慌ててベッドを飛び起きるとシャワー室へと飛び込む。
「中国人の団体!そろそろメシの時間だからな!早くしろよ!」
シャワー室のドアの前でそう叫んだ支配人は、「ったく、使えねぇヤツだなぁ」とブツブツ言いながら当直室を出て行った。
ロビーに出ると、中国人のツアー客が既にドヤドヤと溢れていた。
「ワタシハ、ニクガ、タベレマセン!」
「スキヤキ、スシ、テンプラ、ドコニアル?」
飲食店のパンフレットを手にした中国人ツアー客が、まるで安売り家電量販店のレジに押し寄せるかのようにフロントに群がる。
このホテルに外国人ツアーの客が来ると、いつもこの時間のフロントはパニック状態となった。ビジネス系のこのホテルには館内にレストランがない事から、夕食時になると外国人ツアー客が夕食の店を紹介しろとフロントに押し掛けてくるのだ。
僕が慌ててフロントに入ると、支配人は僕の目の前に市内の飲食店パンフレットをドサッ!と置き、「オマエは寿司担当だ!」と叫び、そして先程から「ワタシハ、ニクガ、タベレマセン!」と切実に訴えている中国人のおっさんに向かって「フィッシュ!魚!ジャパニーズ・スシはこっち!」と僕を指差したのだった。
そんなチャイニーズハリケーンが過ぎ去ると、言葉のわからない中国人に振り回されてはヘトヘトになった支配人や従業員達がポツリポツリと帰り支度を始め、9時を過ぎた頃にはいつもの静まり返ったフロントに戻っていた。
やっと1人きりになれた僕は、事務室でカップヌードルを啜った。いわゆる、夜勤の僕にとったらこれが朝食なのだ。
カップの底のザラザラとするスープまで全部飲み干した僕は、空のカップをゴミ箱にパサッ!と投げ捨てると、さてさてユイちゃんのブログはどうなっているかなと、さっそくパソコンを立ち上げようとした。
と、その時、いきなりフロントの呼び鈴がチーン!と鳴った。
(またチャイニーズだな・・・もう勘弁してくれよ・・・・)
そうブツブツと呟きながらフロントに出ると、そこにはなんとユイちゃんがポツンと立っていた。
当然、僕は焦った。
ユイちゃんのそのパッチリとした大きな瞳に見つめられて焦らずにいれないはずがなかった。
「あのぅ・・・この山の上にある『スカイパーク』っていう公園に行きたいんですけど・・・・」
フロントのダウンライトに照らされながらそう聞いて来たユイちゃんは、なぜか僕の顔を見て「ふうっ」と微笑むと、いきなりカウンターにバサバサと地図を広げ始めた。
「あ、はい、スカイパークですね・・・」
少し動揺しながらも、僕は慌ててカウンターに広げられた地図を覗き込んだ。
ふいに、ほんのりと茶髪に染められたユイちゃんの髪から、なにやら高級そうなリンスの匂いが漂ってきた。
僕は地図を覗き込みながらも、目の前にいるそんなユイちゃんから発せられる匂いという匂いを全て鼻に吸い込むと、ふいに、昨夜ユイちゃんの性器を舐めたマッサージのおっさんがムカついて来た。
するといきなり、ユイちゃんの高級そうなリンスの香りに混じり、明らかに加齢臭と思われる殺伐とした香りが僕の鼻を襲った。
「この公園に行くにはさ、どっちの道が近道なの?」
ユイちゃんの隣から、殺伐とした加齢臭を放つ松っちゃんがヌッと顔を出し、地図に描かれた二本の道をコン、コンと指で叩きながら聞いた。
「はい、距離で言えば断然こちらの細道のほうが近いのですが、しかしこちらの道は舗装されていない山道でございまして街灯もなく真っ暗で、しかも熊が出ます」
僕がそう説明するとユイちゃんと松っちゃんは同時に「ぷっ」と笑った。
「熊はマズいよな・・・こっちの道から行くしかないね」
松っちゃんが笑いながらそう言うと、ユイちゃんが「うん」と可愛く返事をしながらガサガサと地図を畳み始めた。
「この公園って夜景が綺麗なんでしょ?」
ユイちゃんが地図をバッグに入れながら僕に聞く。
「はい。あなた方のような変態露出狂カップルには最適なスポットですよ」などとは答えられるわけがない。
「は、はい・・・夜景はとっても綺麗ですよ・・・」
僕は営業スマイルでそう答えながら、貴女ほどではないけどね・・・と、心でキザに呟いた。
地図を不器用に折り畳むユイちゃんは「今日も夜勤なんですか?」と僕の顔をチラッと見た。
「あ、はい・・・いつも夜勤です・・・はははは・・・」
そう照れ笑いする僕に、ユイちゃんは首を傾げながら「夜はいつも何してるんですか?」と聞いて来た。
「はい、昨夜は貴女のブログを読みながら104の坂本さんの声で射精してました」などと本当の事を答えられるわけない僕は、「ええ、まぁ、色々と・・・」っとなんだかわからない返答をした。
「お酒とかは飲まないんですか?」
ユイちゃんはなにやら妙に色っぽい声でそう言うと、おもむろにカウンターの上に両肘を付いて僕の顔を覗き込んだ。
すると僕の目の前に、おもいっきりユイちゃんの胸の谷間がムニュッと現れた。
(もしかして誘ってるのか?・・・いや、これはお誘い以外のなにものでもないだろ!)
目のやり場に困った僕がアタフタしていると、ロビーの自動ドアの前で「おーい、行くぞ!」と、松っちゃんが「おーいお茶!」のCMのようにユイちゃんを呼んだ。
「あーん!ちょっと待ってぇ!」
そうユイちゃんが後に振り向いた瞬間、僕は鼻の下を伸ばしながらユイちゃんの胸元を一気に覗き込んだ。
(あっ!)
ソコを覗き込んだ僕はおもわず叫びそうになった。
そう、ユイちゃんはなんとノーブラであり、白いTシャツの胸元の奥には、可愛いピンクの乳首がツン!と立っていたのである。
僕の思考は完全に停止した。
今はただ、とにかくそのピンクの生乳首が記憶の中から消え去る前にペニスをシゴきたいと、ひたすらそう思うだけだった。
そんな僕にニコッと微笑んだユイちゃんは、「それじゃあちょっと出掛けて来ますね」とクルッと僕に背を向けた。
カツコツとヒールを鳴らしながら去って行くユイちゃんは、やはりいつものマイクロミニのミニスカートを履き、強烈に美しい美脚を爛々と輝かせていた。
(今から夜の公園に行って素っ裸でブランコ乗ったり、金網フェンスに縛られたり、寝ているホームレスに放尿見せたりするんだろうなぁ・・・)
そんな事を考えながら、ユイちゃんのスラリと伸びた脚に僕が見とれていると、ふいにユイちゃんが手に持っていたバッグをポタッ!と床に落とした。
静まり返ったフロントに響き渡るユイちゃんのヒールの音がピタリと止まる。
ユイちゃんが床に落ちたバッグを拾おうと、体を前に屈ませた瞬間、マイクロミニのスカートから白桃のような尻がプルルンと顔を出したのだった。
「うっ!」
その「美しい」とか表現のしようのない美尻を見てしまった僕は、メデューサに睨まれたかのようにとたんに固まった。
するといきなりクルッとユイちゃんが僕に振り返った。
「そう言えば・・・今まで寝てたから、今日はまだお部屋のお掃除をしてもらってないんだけど・・・こんな時間でも掃除してもらえますかぁ?」
そんなユイちゃんの声がロビーに響き渡った。
僕はまだメデューサに睨まれては固まった石人間のまま、「はい・・・さっそく係の者に申し付けておきますので・・・」っと、まるでロボットのような口調で答えたのだった。
僕はそんなユイちゃんの細い後ろ姿を見送りながらそっと横目で時計を見た。
時刻はPM9:20。
スカイパークまでは、どれだけぶっ飛ばしても往復で2時間は掛かる。
彼らが、こんな夜更けにわざわざ人気のないスカイパークに行く理由は、やはり夜の公園での露出プレイを楽しもうとしているのだろう。
「それならば僕も・・・」
そう呟く僕は「むふふふふふふ・・・」っ不敵に微笑みながら、駐車場の奥へと消えて行く2人を見つめていた。
僕は完全に2人の姿が消えるのを見届けると、いきなりフロントの奥へと飛び込み、そして客室のスペアーキーのあるロッカーを開けては迷う事なく608号室の鍵を握り、これでもかというくらいの大きな声で「ざまぁみろ!」と叫んだ。
そんな鍵をギュッと握りしめたまま心臓を破裂させんばかりに興奮しながらロビーを早歩きする僕は、黄金色に輝くエレベーターに素早く乗込んだ。
「ユイちゃんの尻は白桃のようだった・・・・」
そう呟きながら6階のボタンを押す。
グワンっとエレベーターのドアが閉まるなり、僕は既に固くなっている股間を押えた。
「あの白桃を包み込んでいた使用済みパンティー・・・・」
そう言葉に出しては何度も呟きながら、僕はゆっくりと進んで行くエレベーターの表示をなぜか足踏みしながらジッと見つめていたのだった。
608号室のドアの前で足を止めた僕は、念の為、廊下の隅々まで見渡した。
客室に忍び込み宿泊客の下着を物色したなどという事が発覚すれば僕は間違いなくクビだ。
三流大学を卒業後、やっとの思いで就職できたホテルだ、こんな事でクビにされたくはなかったが、しかし、今の僕はもう止まらない。
今の僕は、例え人生を棒に振ろうとも、ユイちゃんのアソコにピッタリとフィットしていたパンティーでヌキたいのだ。
廊下をキョロキョロしながらドアにルームキーを差し込むと、ガタンっと重い音を立ててドアのキーが開いた。
静かにドアを開け、その隙間に素早く体を滑り込ませた。
とたんに部屋の入口のクローゼットに漂っていた甘い香水の香りが僕を包み込む。そんな甘い香りは、つい今さっきまでここにユイちゃんがいた事を生々しく物語っていた。
ホテルで働き始めて8年。今までに何度か客室に忍び込んだ事はあったが、しかしそれは客がチェックアウトした後の客室ばかりだった。
狙った客室は、全て若くて綺麗な女が宿泊した部屋である。
綺麗な女がチェックアウトした後、清掃が入る前に部屋にこっそりと忍び込み、客の汚物入れやゴミ箱を漁る。そこで手に入れたオリモノシートやコンドームを、ジップロックで密封しては自宅へ持ち帰りオナニーに耽るのだ。
そんな時の僕はまさに変態性欲者だった。びっちょりと黄色いオリモノがシミ付いたオリモノシートをペニスに擦り付けたり、使用済みのコンドームの外面をペロペロと舐めたり、そしてある時など興奮し過ぎてコンドームの中に堪っている精液まで飲んでしまった事さえもある。
それらの持ち主である宿泊客の携帯番号はフロントで調べたらすぐにわかる為、僕は携帯を非通知にしてオリモノシートの持ち主に電話を掛けては、綺麗な女の「もしもし?」というその声を聞きながら彼女が性器から排出したオリモノを舐めて射精していた。
そんな変態行為を今までに何度もしてきた僕だったが、しかし、宿泊中の客室に忍び込むという大胆な行為はこれが初めてだった。
とりあえずベッドが並ぶ部屋の奥へと進んだ僕は、2つ並んだベッドの枕を交互に嗅ぎ、どっちのベッドでユイちゃんが寝ていたかを念入りに調べた。
しかしそれは念入りに調べなくともすぐに判明した。窓側のベッドの枕にはあのフロントで嗅いだ高級っぽいリンスの香りに溢れ、そして入口側のベッドの枕からは、まるで東北農家の納屋に漂っているような加齢臭がプ〜ンと漂って来たからだ。
とりあえず僕は、おもいきり匂いを嗅いでしまったその加齢臭枕を「バカバカバカ!」っとまるで思春期の女学生のように殴りつけ、更にその枕を股間に挟んでは「バスバス!」と放屁し、気分をスッキリとさせると、窓側にある爽やかな香り漂うユイちゃんのベッドに潜り込んだのだった。
そんな僕は、ベッドに溢れるユイちゃんの甘い香りに包まれながらもこのまま全裸になってこのベッドの中で射精をしたいとふと考えるが、しかしのんびりしている余裕はない。一刻も早く目標を達成してこの部屋から脱出しないと、もしこれが発覚すれば本当に僕の人生は終わってしまうのだ。
僕は慌ててベッドから飛び出ると、ベッドの横に置いてあるゴミ箱の中を漁った。
丸まったティッシュは大量に詰まっていたが、しかしコンドームはなかった。そう言えば、昨夜のブログには、マッサージのオッサンも松っちゃんも中出ししたと書いてあったはずであり、コンドームなどあるわけがない。
となると、狙いはただひとつである。
そう、ユイちゃんの使用済みパンティーだ。
鼻息を荒くさせた僕は、入口のクローゼットに目を向けた。扉が半分開いたままのクローゼットの床には、ルイ・ヴィトンのボストンバッグが無造作にポツンと置いてある。
それを見ただけで既に興奮で目眩を感じた僕は、スー・・・スー・・・とラマーズ法のような荒い鼻息を更に荒くさせては、ゆっくりとクローゼットへと向かったのであった。
これは相当慎重に取り掛からねばマズいだろう・・・と、僕はそう思いながら恐る恐るボストンバッグのジッパーを開けた。
というのは、その昔、僕がまだ中学生だった頃、体育の授業中にこっそり教室に忍び込んだ僕は、机の上に置いてある女子の制服を片っ端から物色した事がある。制服の匂いを嗅いだり無理矢理に着てみたりと散々な変態行為を色々とやったのだが、しかし、その後、グラウンドから帰って来たほとんどの女子は僕のそれに気付かなかったのに、しかし山村という女子だけが「誰か私の制服触った?」と、鋭く気付いたのだ。
なぜだ!あれだけ完璧に証拠隠滅したのになぜバレたんだ!と、教室の隅でドキドキしながら昆虫図鑑を見ていた僕は、別の女生徒が「どうして?」と山村に聞くのにジッと耳を澄まして聞いていた。
「だって、私、いつも制服を畳む時、左側から畳む癖があるんだけど・・・これ、右から畳んである・・・」
それを聞いた僕は愕然とした。
不覚だった!と自分の浅はかさに怒りを覚えながら、もう2度とこんな事はしませんからどうかバレませんようにと、昆虫図鑑に描かれた「しゃくとりむし」という変な虫を見つめながらひたすら神に祈ったものだ。
そんなスリリングな体験を過去に経験していた僕だったから、このお宝が眠るルイ・ヴィトンのバッグをジッと見つめながら、「細心の注意をはらわなければいけないぞ辰彦」と、自分に言い聞かせては慎重にバッグを開けたのだった。
まず、バッグの中に重ねられている物の順番を覚えなければならなかった。
Tシャツをひとつ取り出しては「これは一番上」、ドライヤーを取り出しては「これは左の底」などと、いちいち頭にインプットしながらひとつひとつ取り出した。
そうやってどんどん奥へと進んで行くと、バッグの中間辺りになんとも怪しげな黒いポーチが無造作に転がっているのを発見した。
(これだな・・・・)
まるで、東北の豪家に忍び込んだコソ泥が、床の間にある「虎の掛け軸」をひょいっと捲ってはその裏から黒い金庫を発見したかのように、僕は不敵に口元をニヤリと綻ばせた。
息を殺しながらそれをソッと手に取り、ポーチの横の白いバラのアップリケなんぞを見つめながら恐る恐るジッパーを開ける。
果たして予想通りその中にはお宝が眠っていた。
赤や黄色や純白に輝くお宝は、小ちゃく丸められてはまるでお花畑のようにポーチの中に転がっていた。
しかし、まだ安心は出来ない。いや、ここがこの作業において最も危険な場所ともいえよう。
そう、可愛い女の子というのはなぜかやたらとパンティーを丸めるからである。それは日本古来から伝わる可愛い女の子特有の危機管理なのであろうか、パンツを狙われる危険性の高い可愛い女の子というのは、いつもそうやって己のパンツを複雑に丸めては自己防衛に励み、それをこっそり広げようとする不届き者を防いでいるのである。
まるでアルマジロだ。
正直言って、このパンツを複雑に丸めるという技は、変態男にとってはかなりのダメージだ。
そう、男と言うのは、その「パンツ丸め」という大和撫子な秘技を知らないため、綺麗に丸められたパンツを見ると、たちまち「1度バラしてしまったら元に戻せない!」という恐怖に駆られてしまうのだ。そしてせっかくのお宝を目の前にしながらも手も足も出せなくなってしまうのである。
そう言う僕もやっぱり「パンツ丸め」が出来なかった。男であんな秘技ができるヤツというのは余程のマニアかオカマくらいであろう。
(くそっ!)
僕はポーチの中でアルマジロの如く頑に自己防衛しているパンツを見つめながら、手も足も出ない悔しさに下唇を強く噛んだ。
(諦めよう・・・・)
そう思い、静かにジッパーを閉めようとしたその時だった。
僕はその黒いポーチの隅でひっそりと微笑む黒い女神を発見した。
そう、それはなんと、丸められていない黒いパンツだった。ポーチが黒いゆえにポーチと同色化したその黒いパンツを僕は見逃していたのだ。
しかもそれは恐らく唯一の使用済みであろう、他の赤や黄色のパンツは丸く防御されているというのに、この1枚だけがダラリンと広げられているのである!という事は、それが使用済みであるという証拠以外のなにものでもないのだバカたれ!
「よっし!」
僕は思わずガッツポーズを決めながら、恐る恐る黒いパンティーをポーチの中から摘まみ上げた。
僕の指に摘まれる黒いパンティーは、まるでUFOキャッチャーに摘まれる景品のように慎重に窓際のソファーまで運ばれた。
そして、白と黒のチェック柄のソファーの上にバサッと落とされたユイちゃんの黒いパンティーは、観念した女が「もう好きなようにしなよ」と開き直って股を開くかのように、その裏側の中心部分を全開に開いていたのだった。
女性の使用済み下着という物を、僕は今までに数回手にした事がある。
初めてソレを手にしたのは中1の夏休み。
北九州に住む親戚の辰也おじさん達の家族が東京に遊びに来た時だった。
その時、辰也おじさん達は僕の家に3日間泊まった。そして僕は辰也おじさんの奥さんの下着をこっそりと盗んだのだった。
当時僕は、辰也おじさんの奥さんの事を夕子おばちゃんと呼んでいたのだが、実際はおばちゃんというよりお姉さんだった。当時の夕子おばちゃんはまだ30才になったばかりだろうか、丁度今の僕と同じくらいの歳で、いつも明るくて清楚な感じのする夕子おばちゃんは、スレンダーな身体に白いTシャツとスリムのジーンズがとってもよく似合う綺麗な人だった。
そんな夕子おばちゃんのパンツを、浴室の脱衣カゴの中に発見した僕は、迷う事なくその日の真夜中、こっそり脱衣場からソレを持ち出した。
どうしてソレが夕子おばちゃんのパンツだとわかったかというと、ソレは赤い小ちゃなパンティーだったからだ。赤い小ちゃなパンティーなど50を過ぎたおふくろは履かないからだ。
部屋にソレを持ち込んだ僕は、生まれて初めて目にする女性の下着に激しく興奮した。
赤い小ちゃなパンティーの中心には、2センチほどのカリカリに乾いた白いシミが付いており、その匂いは爽やかな「磯の香り」がした。
ソレを舐める勇気はなかったが、ソレを指がカリカリと擦ってみると、なんだか夕子おばちゃんのアソコを触っているような気がして、おもわず僕はパジャマのズボンの中で射精してしまったものだった。
次に僕が女性の使用済み下着と遭遇したのは、夕子おばちゃんの下着を見てから2年後の中3の時だった。
中3の二学期、僕のクラスに川崎先生という女性の教育実習生がやって来た。
川崎先生は25才の独身で、どことなくNHKの教育番組のお姉さんのような、そんな健康的な明るい人だった。
ある時、クラスで仲の良かった原田に「今度の日曜日、おまえも一緒に川崎先生の家に遊びに行かねぇか」と誘われた。
そんな原田も女子の倉田さん達に誘われたらしく、先生の家に遊びに行く男子が原田1人だという事から原田は僕を誘ったのだ。
そんな川崎先生のアパートには僕と原田とそして女子の倉田さん達4人の計6人で遊びに行った。
先生のアパートは隣町にあり、先生はそこで1人暮らしをしていた。
先生は僕達を歓迎してくれ、先生の狭いアパートで僕達はくだらない話しをダラダラとしていたわけだが、そんな時、いきなり先生が僕と原田にこう言った。
「2人にお願いがあるんだけど・・・洗面所にこの棚を置くの手伝ってくれるかなぁ・・・洗濯機が重くて先生1人じゃ動かせないの。ね、キミ達男の子だから力持ちでしょ?」
先生はそう笑いながら僕達2人に「お願い」っと手を合わせたのだった。
さっそく僕と原田は狭い洗面所へと行き、そこに置いてある四角い洗濯機を両手で押えた。洗濯機をグググっと移動させると、先生が「あの棚をここに運んでほしいの」と居間の奥に置いてあるカラーボックスを指差した。そして入口にいた原田がその棚を取りに行ったのだった。
洗面所に1人取り残された僕は、素早く洗濯機の蓋をソッと開け中を覗いた。
まだ洗濯済みの衣類がドラムの底にバサッと落ちていた。
僕はドアからソッと顔出し居間を覗く。居間では川崎先生と原田がカラーボックスの中の荷物を取り出しており、女子達はそれを囲みながら見ていた。
チャンスだ。
そう思った僕は、急いで洗濯機の中の湿った洗濯物の中に手を突っ込んだ。赤いトレーナーとジーンズの間に紫色の小さなパンティーがペランっと横たわっているのを発見した僕は、迷う事なくソレを手の中に握りしめそしてポケットの中へ捻り込んだ。
いずれ川崎先生はこの下着が盗まれた事に気付くだろう。そしてその犯人として僕と原田の顔が真っ先に浮かぶのは間違いない。しかし、川崎先生はもう僕の学校の実習生ではない。だから、今後、川崎先生と僕が会う事はないのだ。
そんな安心感から僕はこの下着泥棒という犯罪を堂々とやってのけたのだった。
家に帰ると、さっそくポケットの中から先生の下着を取り出した。紫色の小さなパンティーはフロント部分がレースになっているという、まるでビニ本の女が履いていそうなスケベなパンティーだった。
(あの真面目そうな川崎先生がこんないやらしいパンティーを履いてるなんて・・・・)
当時、ビニ本ばかり見ていた童貞の僕にとって、そのパンティーはあまりにも衝撃的でショックが強過ぎた。
ドキドキしながらパンティーを広げ、そのアミアミ部分を覗き込む。
(これじゃあアソコの毛が丸見えじゃないか・・・・)
僕はそんなキワドいパンティーを見つめながら、明るくて活発的な川崎先生の姿を思い浮かべた。
同時に、先生のプリプリとした大きなお尻を思い浮かべ、ハァハァと興奮しながらパンティーを裏返しにする。パンティーのクロッチには、ネチャっとした黄色いシミが付いていた。以前に見た、夕子おばちゃんの白く乾いたカリカリのシミとは明らかに別物だ。
(先生・・・濡れてんじゃないのか?・・・)
まだオリモノというモノの存在を知らなかった僕は、その粘着性のある湿ったオリモノを愛液と勘違いし、「あの清い川崎先生がアソコからエッチな汁を出すなんて・・・」と、強烈なカルチャーショックを受けた。
そんな黄色いオリモノの匂いは強烈だった。15年経った今でもあの匂いはハッキリと覚えている、そう、川崎先生のそれはまさしくパルメザンチーズの匂いだった。それでも僕は、「先生臭いよぅ・・・」と呟きながら、それをクンクンと嗅ぎ、そして舐めた。
夕子おばちゃんの時はソレを舐める勇気はなかったが、しかしその時の僕は異常な興奮に包まれており、川崎先生のモノであるなら例えウンコでもシッコでもなんでも舐められるほどの勢いだったのだ。
まるでバターを舐めているように濃厚な脂が舌にまとわりついた。そんな僕は、今、川崎先生のアソコを舐めているんだと言う実感に包まれながら黄色いオリモノを舐め続けた。
そしていよいよ興奮した僕は、その川崎先生のアソコにピッタリとくっ付いていた部分をペニスに擦り付け、遂に憧れの教育実習生川崎先生と間接セックスをしたのだった。
これが、僕が女性の下着という物に関わった体験談だ。
結局、中学時代に受けたそれらの衝撃がトラウマとなり、今の僕はフェチという変態性欲者になってしまったわけだが、しかし、30近くなった今でも時々夕子おばちゃんや川崎先生のパンティーを思い浮かべては自慰をする事があり、それは僕にとっては懐かしい性春の1ページとなっている。
そんな僕が、今、再び女性の使用済みパンティーと遭遇する事になったのである。
僕は、ソファーの上に広げられたユイちゃんのパンティーのシミを見つめながら、ゴクリと喉を鳴らした。
当時はオリモノと愛液と小便の残り汁の区別も付かなかった僕だったが、しかし今の僕はあらゆるフェチネットで女性の下着のシミについてはかなりの知識を得ている。
そんな僕は、目の前に広がるユイちゃんの真っ白なカリカリシミを見つめながら、これは明らかに性的分泌物だな・・・と、まるで学者のように頷いたのであった。
黒いクロッチに付着している、まるで筆で殴り書きされたようなその達筆なシミは長さが約10センチほどあった。
ということは、ユイちゃんのワレメが10センチあるのか?というとそうではない。
そう、この10センチのシミというのは、このパンティーを履いたユイちゃんの性器が上下10センチに渡ってズレた事を物語っているのだ。
そういえば2人がこのホテルに来る前、ホテルの近くにある湖の駐車場で松っちゃんがユイちゃんに露出フェラをさせている記事がブログに載っていた。
この縦10センチのシミは、その時に出来たシミであろう、恐らく、露出フェラで興奮してはアソコをヌルヌルに濡らしたユイちゃんの股間を、松っちゃんが上下10センチ以内の範囲でパンティーの上からグリグリと擦ったに違いないのだ。
床に膝を付いた僕は、ソファーの上に広げられているそんなシミ部分にゆっくりと顔を近づけると、ゆっくりと鼻で息を吸い込んだ。
僕の鼻に怪しげな香りがプ〜ンと漂って来る。
この場合の「怪しげな香り」を表現するには非常に難しい。
成分の割合でいえば、香水3、小便1、汗2、イカ2、酢昆布2、といった感じであり、一言でこれを表現しろと言われれば、まぁ、「酸っぱい」が一番しっくり来るだろうか。
ならば最初から「酸っぱい」と表現すればいいだろうという話しなのだが、しかしそれではこの貴重なシミの価値観が読者に伝わらないだろうと思い、あえて割合という方法で示してみたわけだが、しかしあまり意味もなさそうなので先に進むとする。
僕はそんな酸っぱいシミに舌をヌッと伸ばした。
まるで蛇の首のようにうねる僕の舌は、ユイちゃんの性器から滲み出た性的分泌物の上をヌラヌラと這い回った。
カリカリに乾いたシミが僕の舌によって溶け始めると、そのシミは次第に粘着力を帯び始め、ヌルヌルしたローションのように変化し始めた。
そんなヌルヌル感を舌先に感じながら、ユイちゃんのヌルヌルのワレメを舐めている感覚に浸った僕は、しゃがんだまま股間のチンポを握った。
(どうやってフィニッシュを決めるか・・・)
僕はそう考えながらクロッチにニュルニュルと舌を動かす。
(このままベロベロとクロッチを舐めながら射精するか、それともチンポにこのヌルヌル汁を擦り付けながら射精するか・・・どっちにしようか・・・・)
そんな事を考えているとふと僕の頭にとんでもなく変態な案が浮かんだ。
(そうだ・・・全裸になってこのパンティーを履き、そしてユイちゃんのベッドに潜り込んでは全身をユイちゃんに包まれながら射精する・・・うん、これはいいかもしれないぞ・・・・)
そう思った僕は、ついでだからボストンバッグの中に入っていたユイちゃんのTシャツやスカートも身に着け、自分をすっかりユイちゃんに変身させてオナるのもいいかも知れないぞ、と、なんとも馬鹿げた想像を巡らし、その想像だけで早くも射精しそうになった。
しかし、そう思い立った時にふと思った。
憧れのユイちゃんの部屋に忍び込み、ユイちゃんの使用済み下着でオナニーできるなんてこんなラッキーな事は今後2度とないだろう。この先、ユイちゃんが再びこのホテルに宿泊する可能性は非常に低いのだ。
となれば、これを思い出として残しておきたい。
そうだ、デジカメだ。デジカメで憧れのユイちゃんのシミ付きパンティーや、ユイちゃんのボストンバッグの中や、ユイちゃんがセックスしたベッドなんかを撮影して記念に残しておこう!
そう思った僕だったが、しかし肝心のデジカメはアパートの机の引き出しの中だ。今からアパートへデジカメを取りに行くのはちょっと危険過ぎる。
(ちきしょう・・・いつもデジカメを持ち歩いておくべきだったよ・・・)
と、「チッ」と舌打ちした時、ふとソファーの前のテーブルの上に高価そうなデジカメがポツンと置いてあるのに気がついた。
それは、僕が持っている、数年前にジャパネットタカタで買った300万画素の安物デジカメとは違い、1400万画素は優にあろうかと思われる最新型の高性能デジカメだった。
僕はなにげにそのデジカメを手にした。
(へぇ〜・・・松っちゃんはいつもこのデジカメでユイちゃんのHな写真を撮ってるのか・・・さすが毎日何十万アクセスもある人気ブログを運営してるだけあって、いいデジカメ使ってるなぁ・・・)
そう思った瞬間、「ふっ」と嫌な予感が僕の胸を通り過ぎて行った。
(・・・って事は・・・今、スカイパークに行った松っちゃんはどんなデジカメ使ってるんだ?・・・・)
とたんに僕の背筋がゾゾゾっと寒くなった。
「ヤバっ・・・きっとこれ、松っちゃん忘れて言ったんだ・・・」
そう言葉にして呟いた瞬間、いきなり部屋のドアから鍵を差し込むグググッという鈍い音が聞こえて来た。
「あわわわわわわわわ・・・・」
慌てて立ち上がった僕は、どうしていいのかわからなくなり、ただひたすらその場で小森のおばちゃまのように開いた両手をブルブルと震わせていた。
「・・・いや、絶対に部屋に忘れたんだって、俺、確かにさっきデジカメをテーブルの上に置いた記憶があるんだって・・・」
そんな松っちゃんの声と同時にドアがガチャッと開く音が聞こえた。
「ウッソぉ・・・私は絶対にあのドライブインにいた男の子達が車から盗んで行ったんだと思うけどな・・・」
スリッパの音と共にそんなユイちゃんの声が近付いて来た。
「あっ!ほら見ろ!やっぱりテーブルの上に忘れたままだよ!」
部屋に入って来た松っちゃんがテーブルの上のデジカメを見て叫んだ瞬間、松っちゃんとユイちゃんは同時にベッドに振り返り、僕を見て「うわっ!」と叫んだ。
2人が呆然と見つめる先には、ベッドのシーツを直す僕が「あぁ・・・どうも・・・」と震えながら笑っていたのだった。
「てめぇ・・・こんなとこで何やってんだよ・・・・」
せっせとシーツを直す僕を見ながら、握り拳をブルブルと震わせる松っちゃんがそう聞いた。
「あ、はい・・・清掃の係の者がもう帰宅しておりまして・・・それで代りに僕が・・・」
僕は松っちゃんの怒りに満ちた目を見ないようにと目を背けながらボソボソっと呟く。
「そ、それにしてもよ、掃除するって言っても、掃除道具なんかなんにもねぇじゃねぇか」
松っちゃんのその言葉にとたんに動揺した僕は、「いや、それは、その・・・」と目を泳がしていると、僕の目に、ソファーの上に広げてある黒いパンティーを呆然と見つめているユイちゃんの姿が飛び込んできた。
(もう・・・おしまいだ・・・)
僕はガクンと肩の力を落とした。
怒りでブルブルと震える松っちゃんの熱気を感じながらも、ふいにこの町の職業安定所というのはどこにあるんだろうかと、そんな事が頭を過る。
「おい・・・なんとか言えよ・・・てめぇ、俺達の部屋でなにしてたんだよ・・・」
松っちゃんがそう言いながら僕の肩をドン!と突き飛ばした。
僕はそのままユイちゃんのベッドにドスンと尻餅を付き、そのベッドのクッションをグワングワンと尻に感じながらも、全裸でベッドに潜ってオナニーしてなくて本当に良かった・・・と、つくづくそう思った。
「違うのよ・・・私が、この人に清掃をお願いしたの・・・」
いきなりユイちゃんが僕と松っちゃんの間に割り込み口を挟んだ。
「いくらお前が頼んだからってよ、この状況は明らかに怪しいじゃねぇか!だって見てみろよ、掃除するって言ってても掃除道具のひとつもねぇんだぜ!」
そう叫びながら松っちゃんが部屋の中をグルリと見渡した。僕はそんな松っちゃんの目にソファーの上に広げられたままのパンティーが見つからないかと一瞬ドキっ!としたが、しかし、なんと今までそこにあったはずの黒いパンティーはいつのまにか姿を消していた。
(えっ?)と、僕はおもわずユイちゃんを見た。
すると、松っちゃんと言い争っているユイちゃんの小さな右手の中に、微かに黒い布がチラッと見えた。
(ユ、ユイちゃんが・・・僕を庇ってくれている・・・)
僕がそう感動した瞬間、いきなり「パシン!」という乾いた音が部屋に響き渡った。
「どうしておまえはこんな男を庇うんだよ!こいつは泥棒かも知れねぇんだぞ!」
松っちゃんが叫ぶ。左頬を叩かれたユイちゃんは、無言で下唇を噛みながらギッ!と松っちゃんを睨み返した。
「なんだよその顔は・・・あぁ、もういいよ、勝手にしろ、おまえは俺よりもこんなモヤシみてぇな泥棒ヤロウを信じればいいよ、アホらしい!もうおまえとは終わりだ!」
松っちゃんはそう怒鳴ると、ドカドカとテーブルまで行きそこに置いてあったデジカメをサッと手にした。そしてクローゼットへ向かうと、そこに転がっていた黒いボストンバッグの中にデジカメを押し込み、ヴィィィィィィっと激しくジッパーを閉めながら「俺、帰るから・・・」っと立ち上がった。
「いや、ちょっと待って下さい!すみません!これは全て僕の不注意です!僕が清掃用具を持たずに先にシーツの交換をしようとしたのが間違いだったんです!だから、ちょっと待って下さい!謝ります!誤解されるような事をした僕が悪いんです!」
僕はそう叫びながら床に土下座した。
そして深々と松っちゃんに頭を下げながら「申し訳ございませんでした!」と大声で謝った。
「・・・もういいよ・・・ヤメロよ・・・」
松っちゃんの低い声が僕の頭上に響いた。僕はゆっくりと顔を上げながら「では、帰らないでくれるんですね・・・・」と松っちゃんの顔をソッ見た。
「いや、帰るよ・・・どっちみちこの女とはもう終わりだったんだよ・・・まぁ、そんな事、おまえに話す筋合いはねぇけどな・・・」
松っちゃんは僕にそう言うと、スッとユイちゃんに顔を向けた。
「部屋の荷物はあとでおまえの実家に送ってやるよ・・・借りてた金は必ず返すから・・・」
松っちゃんはボソリとそう呟くと、「じゃあな・・・」っと静かに背を向けた。
「ちょっ、ちょっ、ちょっと待って下さい!」
僕が松っちゃんを追いかけようとすると、いきなりユイちゃんが「もういいのよ!」と叫んだ。
「しかし・・・・」
アタフタしながら僕が振り返ると、ユイちゃんの大きな目からポトポトと涙が溢れていた。
廊下の奥から「ガチャン・・・」っというドアの音が響き、松っちゃんが部屋を出て行ったのがわかると、ユイちゃんはガクンっと倒れ込むようにしてベッドに顔を埋めたのだった。
それからどれくらい時間が経っただろうか、僕は泣き崩れるユイちゃんにかける言葉もなくただモジモジとその場に立ちすくんでいるだけだった。
2人が別れたのは全て僕の責任だ。しかしだからといってこのままこの部屋にいるというのもおかしなものだ。僕がいつまでもこうやってこの部屋にいるというのはきっと迷惑なのだ。
しかしどうやってこの場を去ればいいのだろう。
「では、何かございましたらフロント9番まで御連絡下さい」と言って去るのも薄情過ぎるし、「それじゃあお掃除を始めさせて頂きますので」というのもまるっきり空気の読めないバカだ。
しかし、かといって僕が彼女を慰めるというのも、なんともおこがましいことだし・・・・
そんな事を考えながら、両手の親指を絡ませながらモジモジしていると、ふっとユイちゃんがベッドから顔をあげた。
いきなり赤い目をしたユイちゃんと目が合った僕はもうタジタジだった。
するとそんな僕を見ていたユイちゃんが突然「クスッ」と笑った。
「ねぇ・・・お酒・・・付き合ってよ・・・」
ユイちゃんはそう言いながらゆっくりと立ち上がると、突っ立ったままの僕に「座ってて・・・」とソファーをチラッと見ながら言い、そのままクローゼットの奥にある冷蔵庫へとスリッパを鳴らした。
(マジかよ・・・・)
とたんに僕はドッと汗をかいた。こんなシチュエーションに馴れていない僕は、この状況にどうすればいいのか頭の中がパニクって来たのだ。
「元々ね・・・この旅行が終わったら私たちは別れる予定だったの・・・・」
ユイちゃんがそういいながらスタスタと戻って来た。
そんなユイちゃんの手には数本のミニボトルと氷の入ったグラスが握られている。
「だからあなたのせいじゃないから気にしないで・・・・」
ユイちゃんは僕にそう笑いかけると、手に持っていたウィスキーのミニボトルをテーブルの上に並べ、そして僕に振り返りながら「さっ、早く座って」とまた笑ったのだった。
どれくらい時間が過ぎただろうか、ソファーに座る僕は丁重に酒を断り続け、グイグイとグラスを空けるユイちゃんをただジッと見つめていた。
「なんだか酔っぱらっちゃった・・・」
そう呟きながらニコッと笑うユイちゃんは既にミニボトルを2本も空けていた。
全然酒の飲めない僕は、そんなホロ酔い加減のユイちゃんを静かに見つめながら、これであの「ユイちゃんの露出日記」という人気ブログは静かに消えて伝説ブログになってしまうのだろうかと思っていると、なぜか無性に淋しくなった。
そう、ブログでユイちゃんを見れないという事は、もう2度とユイちゃんを見る事はないという事だからだ。
そんな切ない気持ちでユイちゃんを見つめながら、何度も何度も心の中で「ユイちゃん・・・」っと呟いていると、そんな僕の心の声がユイちゃんに届いたのか、いきなりユイちゃんが顔を斜めに傾けながら僕の目をチラッと見た。
そんなユイちゃんの瞳に僕がドキッ!としていると、ふいにユイちゃんがグロスで輝く唇をゆっくりと開いた。
「・・・・あなた、私の下着でなにをしてたの?・・・・」
ユイちゃんの大きな目は水中に浮かぶクリオネのようにフワフワしていた。
僕はそんなユイちゃんの瞳を見つめながら「うっ!」と絶句する。
「・・・心配しないで。あなたが私の下着を見ていた事は誰にも言わないわ。・・・そのかわり、あなたが私の下着でなにをしていたのか教えて・・・」
ユイちゃんは真剣な表情のまま真面目にそう言った。
このユイちゃんの言葉の中に「そのかわり」という言葉が含まれているという事は、僕がユイちゃんの下着でなにをしていたのかを正直に白状しないと、この破廉恥行為をホテル側に通報するぞという意味でもある。
それは困る。これがバレれば僕はたちまち失業者だ。
しかし、だからといって、ここで正直に「匂いを嗅いでました」や「舐めたりしました大変おいしかったです」なとど答えれるほど僕の神経は太くない。
そんな僕は、下着を見ていた事実を否定しないまま、ただひたすら「すびません・・・」と呟くしかなかった。
「エッチな事・・・してたの?・・・・」
「すびません」を連発する僕に、ユイちゃんがそう言いながらニヤッと微笑んだ。
その笑顔にはちょっと救われた。が、しかしだからといってそこで微笑み返しができるほど僕は遊び慣れた男ではない。こう見えても僕は、生粋の素人童貞なのだ。
そんな僕に、まるで子供に問いかけるような口調でユイちゃんは更に質問を続けた。
「私の下着で、あなたがどんな事をしていたのかとっても興味があるの・・・・だからね・・・今、私の目の前で・・・続きを見せてよ・・・・」
素直に欲情した。
憧れのユイちゃんの目の前で、しかも本人を目の前にしてそのパンティーでオナニーをする・・・・
これほどのシチュエーションは、エロサイトの動画サンプルの世界でしかお目にかかれないくらいの最高のシチュエーションだ。
やりたい。心の底からユイちゃんの目の前でユイちゃんのパンツのシミを舐めてセンズリをしてみたい!
しかし、何度も言うが僕は気の小さな素人童貞である。そんな大胆な事を「ではでは始めさせて頂きます」などと浅草演芸ホールの芸人じゃあるまいし、できるわけがない。
そうモジモジしていると、いきなりユイちゃんの細い手が僕のズボンのボタンに伸びてきた。
「ね、早く見せて・・・・」
「あわわわわわわわわ」と、慌てた僕は、そんなユイちゃんの細い腕を優しく振り解きながら、「わ、わかりましたからちょっと待って下さい」と素直に返事をしていたのだった。
ダラリンと項垂れる僕のペニスをユイちゃんはジッと見ていた。
ソファーに座る僕はトランクスのゴムを引っ張りながら、正面に座るユイちゃんに向けてフニャチンを曝け出している。それはまるで、公園の公衆便所の裏に隠れながらこっそり小学生達にチンポを見せつけている露出狂の変態親父のようにマヌケだった。
恥ずかしさのあまりに真っ赤な顔をして俯いていた僕だったが、しかしこの後どうすればいいのだろうとタジタジになりながらもチンポを出したままソッとユイちゃんを見た。
すると、目を向けた瞬間ユイちゃんと目が合った。
僕の目を見たユイちゃんは、とたんに悪戯っ子な笑顔で「ムフっ」と笑ったのだった。
そんなユイちゃんは異様に可愛かった。ホロ酔い加減でふわふわとしているユイちゃんは、まるでバーのカウンターの隅で「飲み過ぎちゃった・・・」と部長にしなだれかかる、社内でも有名なヤリマン美人OLのような、そんな怪しげな雰囲気を漂わせていた。
「ホーケー?」
僕のペニスを品定めするかのようにジロジロと見つめるユイちゃんは、優しい看護婦さんのような口調でそう聞いた。
「は、はい・・・でも、その・・・仮性です・・・」
だからなんだという話しである。男にとって真性か仮性かは重大な問題であっても、女にしてみれば真性も仮性もただの皮かむりなのだ。これは、女のバストがEカップかFカップかという問題に似ており、女にすればEとFとの差は重大でも、しかし男にして見たらEとFも同じ巨乳なのである。いや、さすればデブの体重だって同じ事が言えよう。106キロのデブが2キロ痩せたり2キロ太ったりというのは本人にとったら重大な事であるが、しかし、端から見ればデブは所詮デブであり、その肉の塊が2キロ痩せようが2キロ太ろうがそんな事もうどーでもいいのである。
僕のそんなどーでもいい返答に、ユイちゃんは笑っていた目を更にギョーザのように曲げながら「クスッ」と鼻で笑うと、「それで、どうヤってたの?」と僕の目を覗き込むようにして聞いて来た。
この場合の「ヤってた」というのは、オナニーの事を示しているのであり、即ちユイちゃんは今ここで僕にオナニーをやって見せろと言っているのである。
いよいよだぞ・・・っと胸を熱くする僕だったが、しかし気持ちは激しくエロを求めていても、小心者の僕にはいつもその第一歩がなかなか踏み出せないのだ。先日も、初めて指名したデリヘル嬢から「アナル舐めますので四つん這いになって下さ〜い」と、いきなりそう言われた僕は、他人に肛門を舐めさせるという殿様的なプレイに激しく興奮したものの、しかし、初対面の人にいきなりケツの穴を向けれるほど僕は豪傑な男ではない。しかも僕の肛門なんて変な味がするに違いなく、舐めたとしてもきっと全然美味しくないのだ。そう考えてしまうと、舐めて欲しいという気持ちは激しくあっても、しかしなかなか実行には移せなくなり、結局、モジモジとする僕は「いえ、結構です」と、せっかくの殿様的なプレイを断ってしまっているのである。
そんな小心者の僕には、やっぱりユイちゃんの目の前でオナニーなどなかなかできなかった。
「早くシテみてよ」と笑うユイちゃんをモジモジと見つめながら、もはや僕は半泣き状態なのだ。
すると、ユイちゃんはそんな僕を見てはニヤニヤと笑いながら、「はい・・・」っと、約10センチの白いカリカリ分泌物(成分/香水3・小便1・汗2・イカ2・酢昆布2)が付着する黒いパンティーを僕の膝の上にフワッと置いた。
僕の曝け出された太ももに、黒いパンティーの柔らかい生地がしなだれかかる。
「この下着の匂いとか嗅いでたんでしょ?・・・」
「・・・す、すびません・・・」
「じゃあもう一度嗅いでみてよ・・・・」
僕はユイちゃんのその言葉で、まるで催眠術に掛けられたかのように膝の上のパンティーを手に取ると、クロッチを両手で開きながら白いシミの部分を鼻に近づけた。
僕は憧れのユイちゃんに見つめられながら、ユイちゃんのパンティーのシミの匂いを嗅いだ。そう、泣いた子供がグスンっと鼻を啜るかのようにしてさりげなく「スッ」と匂いを嗅いだ。
然るにこの場合、ここは最も大事な部分である。本人を目の前にしてソレの匂いを嗅ぐ場合、冷蔵庫の奥で眠っていた賞味期限切れの「お刺身セット」を嗅ぐようにして恐る恐る嗅ぐというのは非常に失礼であるからだ。そう、この場合、あくまでもさりげなく、あくまでも自然に「すっ」と嗅ぐのが人間としての思いやりなのである。
「・・・どんな匂い?」
こう聞かれて素直に「酸っぱいです」と答えるのもいかがなものだろう。しかし、かといってお茶の作法のように「なかなか結構な御点前で」と答えるのもバカバカしい。
こういった場合のボギャブラリーに乏しい僕はいつも返答に困る。だから僕はこんな時、とりあえず「すびません・・・」っと謝る事にしているのだ。
そうやっていつものように「すびません・・・」と謝ると、ふいにユイちゃんが「あっ・・・立って来たよ・・・」と驚いたように呟いた。
顔にあてたパンティーの隙間からソッと自分の下半身を見ると、太ももの間で項垂れていたペニスが、ズン・・・ズン・・・っと時計の針が刻まれるように立ち上がろうとしていた。そんな皮を被ったペニスの先は、まるで殻付きピスタチオのようだった。
「舐めて・・・私の下着を舐めて・・・」
僕のピスタチオに刺激を受けたのか、ユイちゃんは潤んだ瞳で僕をジンワリと見つめながら、グロスで輝く唇で静かにそう言った。
ユイちゃんのそんないやらしい言葉を耳にした僕は、ゆっくりと唇を開きながら「はあぁ・・・」っという興奮息を洩らし、恐る恐るクロッチに舌を伸ばすとユイちゃんのアソコから滲み出たその白いシミをジリジリと舐め始めた。
強烈に塩っぱい味が舌先をピリピリと刺激した。まるでシゲキックスを舐めているようだった。
自分の下着が舐められるのを目の当たりにしたユイちゃんは、卑猥に動く僕の舌を見つめながら恥ずかしそうに小さな声で「いや・・・」っと呟く。
僕はそんなユイちゃんの声を聞いて、そこで初めてある事に気がついた。
そう、ユイちゃんはマゾなのである。
それに気付いた僕は、目の前で下着を舐められながら恥ずかしそうにモジモジしているユイちゃん見つめ、今まで僕を支配していた「小心」という体制を打ち捨てては、ここはひとつ「大胆」という体制に革命するべきだとギラリと闘志を燃やしたのだった。
「すごい・・・ビンビン・・・」
ユイちゃんは僕の股間を見つめながら声を震わせそう言った。
僕はパンティーを舐めながらわざとユイちゃんが見やすいようにと腰を突き出し、勃起したペニスを天井に向けた。
因みに、僕のペニスは仮性包茎だが、しかしサイズは大人サイズだ。それも最大勃起時20センチ・直径5.5センチといった白人の大人サイズなのである。
しかし、今の僕のペニスはまだ大人サイズとしての本領を発揮していない。
なぜなら大人になろうとしているペニスを、意地悪な「皮」が邪魔をしているからだ。
だから今は皮によって最大勃起時にまで達していないが、しかしこの皮をひとたび剥けば、東映「大魔神」の如く僕のペニスは大変身するのだ。
そんな僕のペニスは、あきらかに松っちゃんのペニスのサイズを遥かに超えている。そんな僕の巨大ペニスを見た時、このマゾ女はどんな反応をするだろう。
そう考えると、今まで僕の中にはなかったサディスティックな気持ちがムラムラと沸き上がって来たのだった。
そんな僕は、自らの意志でそっとペニスに手をやった。
ペニスをギュッと握る。
顔にあてていたパンティーの隙間からソッとユイちゃんを見ると、ユイちゃんはそんな僕の股間をジッと見つめている。
(ふふふふふ・・・よく見てろよ・・・俺様の本当の姿を・・・・)
僕は勃起の邪魔をしている忌々しい「皮」を指でゆっくりと剥いてみせた。
僕の下半身に「ヌルッ」とした皮が捲れる感触が走ると同時に、ユイちゃんの「わっ・・・」っという小さな声が聞こえた。
僕は皮から脱出した開放感に包まれながらも、(どうだ・・・松っちゃんのよりデカイだろ・・・)っという優越感に浸り、ソレを更に逞しく見せようと腰を突き出す。
そうしながらチラッとユイちゃんの顔を見ると、ユイちゃんは唖然と口を開けたまま僕の股間を見ている。
と、同時に、僕の目に怒り狂った大魔神の姿が映った。
が、しかしソレはヒーロー的な大魔神とは違い、なんとソレは大量のチンカスにまみれた、なんとも情けない「雪だるま」だったのである・・・・
不覚だった。
この場において自分が最も自慢できる場面で、逆に最も惨めな姿を晒してしまった。
しかし、そんな僕はこの究極の恥ずかしさを受けて遂にトチ狂った。
しいて言うなら自暴自棄。そう「もうどうにでもなれ!」と無法者の如く開き直った僕は、真のサディストへと変身したのである。
僕は、チンカス雪だるまチンポを見つめながら呆然としているユイちゃんに向かって「舐めて・・・・」と呟いた。本当は「舐めろ」と上から目線で言いたかったのだが、しかしまだそこまで自己革命はできていない。
そんな僕の「究極のお願い」に、ユイちゃんは一瞬、「うっ」と躊躇った。
そりゃあそうだろうなんてったって恥垢の雪だるまだ、さすがの変態マゾ女ユイちゃんだって、こんなチンポを舐めろと言われれば二の足を踏むに違いないのだ。
しかし、ユイちゃんは違っていた。さすがは毎日何十万というアクセスを誇る人気ブログのアイドルだけはある、なんとユイちゃんは、そんな僕のこんな「究極のお願い」に対し、少し恥ずかしそうに「うん・・・」っと小さく頷くと、そのままスリスリと僕のソファーに近付いて来てはゆっくりと僕の足下にひざまずいたのであった。
ユイちゃんの細い指が僕のペニスをリズミカルに上下に動かしていた。
ガッチンガチンに固くなった僕のペニスは、ユイちゃんの桜貝色にネイルされた綺麗な指先で上下される度に、尿道からカウパー氏腺分泌液を溢れさせてはクチャクチャといやらしい音を立てた。
しばらくそうやって手コキをしながらペニスを観察していたユイちゃんは、ふいに僕を見上げると「大っきいね・・・」と静かに笑った。そしてそうやって僕を見つめたまま、ユイちゃんは僕のペニスの付け根にソッと唇を押しあてたのだった。
ペニスの根元に吸い付いたユイちゃんは、静かに瞼を伏せながらペニスの付け根から金玉にかけて広い範囲をチロチロと舐め回した。
そうやってペニスの下の方を舐めながらシコシコと手コキされる僕は、まるで夢のような気分になりながら優しくユイちゃんの髪の毛を撫でた。
(今・・・憧れのユイちゃんが僕の金玉をチロチロと舐めている・・・あぁ、生きてて良かった・・・あの時、あの小学四年生の夏休み、近所に住んでた初恋の相手、水谷寛子ちゃんに『あんたの家って変なニオイがするね』とふいに言われ本気で自殺を考えた事もあったが、しかし・・・今のこの天国を思えばあの時死ななくて本当に良かったと思う・・・)
僕がそう思いながら股間のユイちゃんを見つめていると、ユイちゃんの小さな顔が僕の長いペニスをツツツーっと登り始め、遂に問題の雪だるまへと到着した。
しかしやはりユイちゃんはそんな雪だるまを目の前にして躊躇った。きっと「雪だるま」は、見た目も凄いが匂いも強烈なのであろう。
ユイちゃんはそんな雪だるまを目の前にして、まるで子供が苦い風邪薬を飲み込むかのように、悲痛な表情でゴクリと唾を飲んだ。
そんなユイちゃんの表情に、再びサディスティックな僕の心に火がついた。
「ほら・・・早く舐めるんだ・・・」
そうされることをきっと彼女は望んでいるのだろうと僕は思いながら、今までになく乱暴な口調で彼女の顔をグッと股間に引き寄せた。
案の定、ユイちゃんは「いや・・・」っと言いながらも、抵抗する事なく小さな唇を雪だるまに押し付けた。
「臭いか・・・・」
僕はユイちゃんを見下ろしながら聞いた。
「・・・く、臭い・・・・」
ユイちゃんは目をギュッと閉じたままストレートにそう言った。
素直に恥ずかしかった。しかしここでビビってしまってはストーリーが進まないのだ。
「ほら・・・口を開けて・・・しゃぶるんだ・・・」
勇気を出してそう言うと、ユイちゃんは「はい・・・」っと小さく頷きながら、ゆっくりとその小さなお口を開いたのだった。
「ぬちゃ・・・」っという生温かい感触が、僕の敏感な亀頭に広がった。
とかく包茎というのは、日頃から皮という防壁に守られている為、その皮を剥いた状態は、真面目な主婦が白昼こっそり電マでイッてしまった直後のクリトリスの如く非常に敏感なのである。実際、湯船の中で皮を剥いた包茎小僧が、その剥き身に受けた湯のあまりの熱さに失神し、救急車で運ばれたと言う事故も発生しているほどで(嘘です)、それくらい包茎のズルムケ亀頭というのは敏感なのだ。
そんな敏感な性器を持つデリケートな僕は、ユイちゃんの生温かい口内に包まれながら、「うはぁぁぁ・・・」っと深い息を天井に向けて吐いた。
ぷちゅ・・・ぷちゅ・・・ぷちゅ・・・・
ユイちゃんはペニスを銜えたまま顔を上下に動かし始めた。
今、ユイちゃんの口内で僕の亀頭に付着していたチンカスがどうなっているのかを想像すると、僕の興奮はますますエスカレートして来た。
僕の恥ずかしい垢を、今ユイちゃんは口にしているのだ。これが感動せずにいられるか!
そんなユイちゃんの舌は僕の亀頭を激しく刺激した。尿道に舌をレロレロと動かしながら、唇で竿をキュッと絞めてはジュボジュボとピストンしているのだ。
もう我慢できなかった。これ以上刺激されては爆発してしまう。
ソファーの上で微妙に腰を引く僕は、そんなユイちゃんの耳元に「今度はキミの番だ・・・」っと囁いた。
ぷちょ・・・っとコケティッシュな音を立ててペニスを口から抜いたユイちゃんは、ソッと僕の顔を見上げながら「どうすればいいの?・・・」っと静かに呟いた。
「ベッドに寝るんだ・・・・」
僕はユイちゃんの小顔を見つめながら、ハァハァと熱い息と共にそう呟くと、そのまま静かに上着を脱ぎ始めたのだった。
ベッドに寝転んだユイちゃんは、全裸になった僕を脅えた目で見つめていた。
ゆっくりとベッドに進みユイちゃんの足下に座った僕は、マイクロミニのデニムのスカートを履いていたユイちゃんの両足をガシッと掴むと、ゆっくりと両膝を立てさせた。
ノーパンだったユイちゃんは「いや・・・」っと小さく呟きながら、その極ミニのスカートの裾を押えようとするが、しかし、すかさず僕に手を払い除けられすぐに観念する。
両膝を曲げたまま、両足をグッと上に上げられると、ユイちゃんの細い腰が宙に浮いた。まるでおしめを取り替えられる赤ん坊のような姿勢にされたユイちゃんは、デニムのミニスカートを腰まで捲り上げられ、そのムチムチとする真っ白な太ももの中心で赤黒い性器をパックリと開いていた。
僕はM字に開かれた股間の中心にソッと顔を近付ける。
とたんにユイちゃんが言った。
「待って・・・シャワーを浴びさせて・・・」
そんなユイちゃんの声に、「ふふふふふ」っと不敵に笑う僕は、そのザクロのように赤黒く輝く性器に鼻先を近づけた。
目の前に広がる陰毛をジッと見つめたまま、僕はクンクンっと鼻の音を立ててはユイちゃんの性器の匂いを嗅いだ。
「やめて・・・恥ずかしい・・・・」
そう顔を顰めるユイちゃんに、僕は「パンティーと同じニオイがするよ・・・」っと呟いた。
オマンコの生々しい匂いをたっぷりと堪能した僕は、そのまま憧れのユイちゃんのオマンコをマジマジと観察した。
ソレはかなり使いこなされているらしく、穴の周りのビラビラがだらしなく垂れ下がっていた。色も赤黒くまるで半生焼きのカルビのようだ。
しかしその奥でヒクヒクと身悶えている膣は綺麗なサーモンピンクだった。それは大量の愛液でキラキラと輝きながら、ポッカリと丸い穴を広げている。
僕は迷う事なくその穴の中に舌を押し込んだ。
頭上から「うっ!」というユイちゃんの切ない声が聞こえ、同時に僕の舌に熱い粘膜の感触が広がった。
僕は無我夢中で舌を動かした。あれだけ恋い焦がれたユイちゃんのオマンコを僕は今舐めているのだ。
絶え間なく穴から溢れて来るスケベな汁を啜り上げ、そのまま肛門へと舌を伸ばしては、そこにある小さなツボミを舌先で強引にこじ開けようとする。彼女のウンコだったら僕は迷う事なく食べられるのだ。
そんなユイちゃんのツボミはいとも簡単に僕の舌を招き入れた。
そう言えば、ブログでは度々ユイちゃんのアナルセックスが掲載されていたが、やはりアナルセックスをしている肛門というのはシマリが弱いのだろう、そんな肛門はどんどん僕の舌を吸い込んで行く。そんなユイちゃんの肛門の中は苦いコーヒーの味がした。
肛門の奥まで舐めまくった僕は、そのままジュルルルルっと溢れていた愛液を啜り上げ、今度は頂上へと舌を移動させた。
プクッと突起したクリトリスをチュッと唇の中に吸い込み、口の中でレロレロと舌で転がすと、そこで初めてユイちゃんが喘ぎ声を出した。
「あぁぁん!」
細い首をエビ反りにさせながら、天井に向かって喘ぐユイちゃん。そんなユイちゃんのクリトリスに吸い付きながら、僕はスカートのボタンを外し、あっという間にユイちゃんを全裸にしてしまったのだった。
全裸のユイちゃんはまさに妖精だった。
白く細いその身体は水中をフワフワと浮くクリオネのようだ。
僕はそんなユイちゃんのプックリと膨らむ真っ白なオッパイを左手で揉みながら、それでもまだクリトリスに吸い付いていた。
このままユイちゃんをイカせたい。
そう思う僕は、そうしながらオマンコの中にムニュムニュと指を押し込んで行ったのだった。
指を入れられたユイちゃんは今まで以上に悶えまくった。
僕は指をクチャクチャと激しく動かしながら、自分の下半身をユイちゃんの顔に移動させ、シックスナインのスタイルに持って行った。
目の前に現れた僕のペニスを、まるで強力掃除機のようにスポッと銜えたユイちゃんは、ウグウグと声を出しながら僕の巨大ペニスを上下させた。
僕は両手でユイちゃんの小さな尻を抱えると、右手の指を根元までズッポリと押し込んではグチャグチャとオマンコを掻き回し、そしてもう片方の手の指をアナルの中にニュルッと挿入した。
そうしながら再びクリトリスに吸い付くと、ユイちゃんはものの数秒で「イクっ!」と短い悲鳴をあげ、尿道からプシャ!と尿を飛び出したのであった。
「お願い!入れて!」
僕の身体にしがみつくユイちゃんは、僕の耳元でそう切なく叫んだ。
「どっちの穴に入れて欲しいんだ・・・・」
僕はユイちゃんの緩んだ肛門を指先で弄りながら聞いた。
「どっちでもいい!早く入れて!」
ユイちゃんは自分で股を大きく開きながら、まるで獣のようにそう叫んだ。
「よし・・・」
僕は巨大なペニスをガッシリと握りながら固定すると、スケベ汁でぐちゃぐちゃになっているオマンコにヌルッと亀頭を挿入した。
「あっ!・・・」
とたんにユイちゃんは顔を顰めた。
「痛い?」
慌てて僕がユイちゃんの顔を覗き込むと、ユイちゃんは「大丈夫・・・そんな大っきなの初めてだったからちょっとびっくりしただけ・・・」と、僕の顔を見てウフフフっと笑った。
「じゃあ、ゆっくりと入れるからね・・・」
そう言いながら、ぷちゅ、ぷちゅ、と亀頭だけで浅いピストンをする。
するとユイちゃんは今にも泣き出しそうな表情をしながら「あぁぁん、いいから奥までスボっと入れて・・・」と、自分で腰を動かし始めた。
「じゃあ、入れるよ・・・」
そう言いながらユイちゃんの細い脚を腕に抱え、グイッ!とユイちゃんの腰を浮かせると、ユイちゃんは「乱暴にして・・・」と微笑んだ。
その微笑みが合図だった。それはまさに天使の微笑みとも呼べる、可愛くて優しくてふわふわとした笑顔だった。
「おらっ!」と腰を突き出すと、ユイちゃんの狭いオマンコに僕の太いペニスがメリメリっと食い込んだ。
「あぁぁぁぁん!」
ユイちゃんのその声はもはや悲鳴だった。
僕はユイちゃんのそんな悲鳴を聞きながら、まるで機械のように激しく腰を振りまくる。
ペニスを8分目まで挿入しながら激しくピストンし、時折、ズボッ!といきなり根元まで突き刺すこの8分ピストン方法は、岐阜・金津園のトルコ嬢(46才)から教えて貰った僕の必殺技だった。
そんな必殺技により、僕の腹にはユイちゃんのスケベ汁がベッチョリと付着し、まるでオブラートを溶かしたかのようにネトネトとしていた。
僕はヌポッとペニスを抜くと、そのままユイちゃんを裏返しにした。まるでゴムまりのような弾力性のある尻がプリン!と震えた。
僕は迷う事なく、ユイちゃんの愛液でヌルヌルになったペニスをユイちゃんの肛門に押しあてた。
「入れても大丈夫?」
僕がゴムまりのような尻肉を弄びながら聞く。
するとユイちゃんは「ゆっくり入れて・・・」と尻を天井に突き立てた。
アナルセックスは初めてだった。正直言って今までアナルセックスなどと言う野蛮なセックスには興味もなかった。しかし今は違った。憧れのユイちゃんが肛門に巨大ペニスをぶち込まれ、どう悶え苦しむのかを見てみたかったのだ。
肛門に亀頭を押し付けたまま、軽く腰を「ふん!」と押して見た。
とたんにペニスはゴムまりのような尻の谷間にツルンっと滑り、いとも簡単に弾き出された。
これは一筋縄では行きそうにないぞ・・・・
そう思いながら再びペニスの根元をガッシリと右手で固定している僕に、なんとユイちゃんは細い両手を後に回し、自分でそのゴムまりのような尻肉を両方に押し広げると、菊花のような肛門をポッカリと開きながら「早く入れて・・・」っと呟いたのだった。
セックスマシーン・・・・・
ふいに僕の頭にそんな言葉が浮かんだ。
顔も可愛いし、スタイルもいい、性格も良くて、そしてすこぶる変態・・・・この女は、まさにセックスマシーンだ!
僕はそんなポッカリと開いた肛門に亀頭をヌポッと差し込んだ。
「あぐぅ!」
そう叫びながら枕に顔を押し付けるユイちゃんは、痛そうではあるがしかし気持ち良さそうでもある。
そう言う僕は半端じゃなく気持ち良かった。
このなんともいえない締め付け感は、オマンコでは絶対に味わえない最高の快感なのだ。
メリメリメリ・・・・
ペニスを動かす度にそんな音が聞こえて来るような気がした。ユイちゃんの肛門が裂けてしまわないかと心配だったが、しかし、ユイちゃんは四つん這いになった自分のクリトリスを激しく擦っては平然と喘いでいる。
グリグリグリ・・・・
僕はリズミカルにペニスをピストンさせながら、そのスピードを段々と早めて行った。
「あぁぁん・・・あぁぁ、もっと、もっと・・・・」
ギシギシとベッドが軋む音に合わせてユイちゃんが喘ぐ。
そんなユイちゃんを見下ろしながら、おもわず僕が「ヘンタイ女め・・・」と呟くと、ユイちゃんは「もっと言って!もっと虐めて!」と自ら激しく尻を振る。
「ヘンタイ!おら!気持ちいいか!肛門を掘られて気持ちいいかヘンタイ女!」
激しく罵りながら小さな尻の谷間に腰をパンパンと打ち付けた。
「叩いて!おシリを叩いて!」
ユイちゃんが更に叫ぶ。もはやユイちゃんは感じ過ぎてワンワンと泣いているようでもある。
「パシン!パシン!パシン!」
僕は彼女の尻肉が赤く充血するまで尻を叩き続けた。
「あぁぁぁん!イクぅ!」
自分でクリトリスを弄るユイちゃんが、腰をカクカクと動かしながらそう叫ぶと、僕も同時に「イクっ!」と短く叫んだ。
お互い同時に「あぁぁぁ!」と叫んだ(ちょっとハモッていた)。
ビュッ!と激しく飛び出した僕の精液は、みるみるユイちゃんの腸の中へ吸い込まれて行く。
今までに体験した事のない、そのコリコリとした肛門の筋肉に包まれた僕は、いきなりユイちゃんの細い背中にガバッ!と倒れ込むと、背後からユイちゃんのオッパイを激しく揉み、そしてユイちゃんの頬にブチュブチュとキスをした。
そうやって全身に痺れを走らせながら「はぁぁぁぁぁぁ」っと射精の快楽に酔いしれていると、ふと枕に顔を埋めていたユイちゃんが横を向き、僕の唇にヌッと舌を押し込んできた。
最高だった。永ちゃんじゃないが、まさしく「時間よとまれ」と叫びたくなるほど、それほど気持ちいいディープキスだった。
この女と離れたくない。一生、この女と一緒にこうしていたい。
そんな切ない気持ちが射精後の僕を柔らかく包み込んで行く。
と、その時だった。
いきなり僕の背後でガバン!と凄い音がした。
「えっ?!」と、僕が慌てて振り返ると、なんとクローゼットの中から全裸の松っちゃんが飛び出して来るではないか!
「どけぇ!包茎野郎!」
松っちゃんはそう叫ぶと、ユイちゃんの背中にピッタリとくっ付いていた僕の尻をおもいきり蹴り上げ、そのまま僕をベッドの下へと引きずり下ろした。
「あぁぁん!松っちゃん早くぅ!」
そう叫んだユイちゃんは、素早く仰向けに寝返るとペニスをビンビンに立たせた松っちゃんに向かって大きく股を開いた。
「うりゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
松っちゃんがベッドに飛び込む。
たちまちベッドはギシギシと激しい音を立てて軋み、ユイちゃんはまるで狂った暴れ馬のようにベッドの上で悶え狂った。
そんなベッドの上の2人を、床に放り出された僕はただただ呆然と見つめているだけだった。
宿直室の簡易シャワーは「ブボっ!ブボボっ!」と、まるで老人が咳き込むような音を立てて冷たい水を噴き出した。
ここのシャワーは、冷水が湯に変わるまで少し待たなければならない。
その間、僕は魑魅魍魎とした匂いが漂う自分のペニスにシュポシュポとボディーソープをぶっかけ、ユイちゃんの汁でバリバリになっている陰毛をガシュガシュと洗い始めた。
やっとシャワーから温水が噴き出し始め、シャワー室にモワモワと湯気が立ち上ると、僕は泡だらけの股間に湯を噴射した。
僕の太ももに、お湯と共に股間の泡が火山の溶岩のように垂れ流れて行く。その白い泡は、ユイちゃんのウンコでほんのりと茶色がかり、それはまるでカプチーノの泡のようだった。
シャワーを出て、とりあえず簡易ベッドに腰掛けながらオロナミンCを飲む。しかし妙に生温いオロナミンCはやけに薬品臭く、とてもじゃないが飲めたもんじゃなかった。
そうしながらノートパソコンを開く。
いつものように「ユイちゃんの露出日記」を開くと、いつの間にか最新記事がアップされていた。
そんな最新記事の「ホテルマン欲情作戦」という記事を僕はボンヤリと眺めながら、「やっぱりな・・・」っと力なく呟いたのであった。
記事を読んで行くと、この「ホテルマン欲情作戦」は、「ユイちゃんの露出日記」の常連読者であるピーナツちんぽ氏の発案だという事がわかった。
今朝更新された記事のコメント欄に、彼のこんなコメントが載っている・・・
《マッサージ師の次はいよいよホテルマンを襲いましょうよ。そのホテルマンは絶対にユイちゃんに気があるはずですから、チャンスさえ与えてやればホテルマンはユイちゃんの部屋にこっそり侵入し、必ずユイちゃんのパンツを見てシコシコする事でしょう。だからホテルマンにエロエロ挑発して、そいつが部屋に忍び込めるチャンスを作ってやったらいかがでしょうか?》
そんなピーナツちんぽ氏のコメントには、松っちゃんが返信していた。
《>ピーナツちんぽさん。いつもお世話になってます松っちゃんです。その計画おもしろそうですね。さっそくユイと相談して作戦を立ててみます。ありがとう》
これが、今朝アップされていた「全裸でマッサージされるユイの実況生中継」の記事で交わされているコメントだった。
そして今日のお昼には、さっそく「ホテルマン欲情作戦」という記事がアップされたというわけだ。
その「ホテルマン欲情作戦」には、ユイちゃんが僕に「スカイパーク」の質問をしたり、その時にわざと僕に胸を見せたり尻を見せたりして挑発するなど、実にくだらない作戦が事細かに書かれていた。
そして僕が部屋に侵入したという想定で、僕を庇うユイちゃんと松っちゃんがケンカを始め、怒った松っちゃんが部屋を出て行ったふりをしてこっそりクローゼットに隠れたり、酔ったふりをしたユイちゃんの前で僕にセンズリをさせるなどという実に幼稚な作戦が延々と練られていたのだ。
しかしそんな幼稚な作戦に、僕はまんまと引っ掛かってしまった。そう、夕方に目を覚ました僕は、支配人にベッドから叩き起こされるなり中国人のツアー客に追われていた為、今日は1度も「ユイちゃんの露出日記」を見る事が出来ず、まさかブログの中でこんな作戦が練られているなんて全く知らなかったのだ。
(作戦を知っていたなら、もっともっと楽しめたのに・・・・・)
これが今の僕の正直な気持ちだ。
確かにハメられたのはちょっと悔しい気がするが、しかし、この作戦のおかげで憧れのユイちゃんとアナルセックスまでできたのだ、これはこれで僕にとったらラッキーだったのかも知れない。
(もう一度、最初から僕を騙してくれればなぁ・・・)
そんな事を思いながら、再び生温いオロナミンCをグビッと飲むと、いきなり最新記事が更新された。
最新記事のタイトルは「ホテルマン欲情作戦大成功!」だ。
そこには、スカイパークへ行くと嘘を付いた2人がホテルを出て行くシーンからのレポが書かれ、ユイちゃん達がホテルを出るなりフロントから慌てて駆け出して行ったまぬけな僕がリアルに描かれていた。
そして608号室に侵入している僕が発見され、怒った松っちゃんが出て行き、その後、僕がユイちゃんに見られながらパンティーを舐めるシーンや、アナルセックスをするシーンなど、クローゼットから一部始終を覗いていた松っちゃんのレポが実に細部に至るまで描かれていた。
当然の如く、そこには松っちゃんがクローゼットから隠し撮りした画像も載っていた。
僕の顔にはモザイクは掛けられているものの、しかし僕のペニスはノーカットだ。
チンカスだらけの僕のペニスを口に含むユイちゃんの姿や、四つん這いにさせたユイちゃんの肛門にペニスを挿入する僕の背中など、生々しい画像が何枚もアップされていた。
そんな画像を見ながら、僕は簡易ベッドの上でペニスをシゴいた。
ユイちゃんの柔らかい体や激しい息づかい、そしてユイちゃんの肛門から漂う香ばしい香りとあの肛門の究極のシマリ具合を思い出しながら、激しく欲情した僕はパソコン画面に映るユイちゃんの画像にペニスの先をグリグリと押し付けていた。
しばらくすると、瞬く間に記事のコメント欄が常連読者達の投稿で埋まっているのに気付いた。
そんな常連達は、まんまと騙されたマヌケな僕を激しく絶賛し、ある女性読者などは「私もそのホテルマンと遊んでみたいからホテルの名前を教えて」などとドキリとさせるようなコメントまで投稿している。
そしてこの企画の発案者であるピーナツちんぽ氏も、作戦が大成功した事に酷く喜び、「今後は是非ともこれをシリーズ化し、全国の変態ホテルマン達を犯しまくって下さい!」などと賛美のコメントを送っていた。
そんなコメントを読んでいた僕は、勃起したペニスの先に我慢汁をテラテラと輝かせながら、いきなりコメント投稿欄に文字を打ち込んだ。
キーボードを叩きながらハァハァと興奮し、生温いオロナミンCをゴクゴクと飲んでは時折ペニスをシコシコとシゴきながら松っちゃんとユイちゃんに宛ててコメントを打ち込んだ。
《松っちゃん、ユイちゃん初めまして。ピスタチオちんぽと申します。さっそくですが、そのホテルマンの続編を激しく希望します。是非とも今夜もそのホテルマンを部屋へ呼び出し、ユイちゃんのオシッコを飲ませたり顔面騎乗をしたりして虐めて下さい。きっとそのホテルマンもそれを望んでいるはずですから、是非是非お願いします》
そうコメントを投稿した僕は、僕の顔の上にしゃがんだユイちゃんが、僕の口にオマンコを押し付けながら小便をするシーンを想像しながらパソコンの画面に精液を飛び散らした。
そしてそんな精液を拭き取らないまま簡易ベッドにゴロリと横になると、激しく襲いかかる睡魔に目を綴じては静かに迎え入れた。
目が覚めてからブログを見るのが楽しみだ・・・・
そう思った瞬間、僕の鼻からスースーと寝息が洩れたのだった。
完