がぶりえる 作

官能小説 ~テイルズ・オブ・ファンタジア~『告白』



第1話


パチパチッ。

焚き火の火がはぜる。

あたしは丸焼きにしたチキンを取ると、調味料のタレをつけて齧り付く。

あたしは口が小っちゃいからクレスのように早く食べることは出来ない。

その横で肉を食べている青い髪のスケベ大魔王

(ユークリッド大陸にあった町、ハーメルのラッキーウィッチと呼ばれたあたしが

つけてあげた、“名誉”ある称号。本名はチェスター=バークライトね)

が口を開いた。

「飯を食うのも遅い奴だなぁ」

ムカッ・・・。

魔法で吹っ飛ばしてやろうかしら(怒)。

「余計なお世話よ!タマネギ嫌いなくせに!」

あたしはチェスターと口喧嘩を始めた。

「おいおい、よさないか。食事の早さぐらいで・・・」

一番の年長者、クラースがあたしたちを止める。

「ふん・・」

あたしは気分を落ち着けるためにういろうを1本丸かじりする。

あー・・・、し・あ・わ・せ・・・。

ういろうを食べているときが幸せ~♪

肉の苦手なミントはサラダを食べている。

むー・・・不満・・・。

何であたしはペチャパイなのよ?

あたしはミントを見ながら思う。

「ふー。食べた食べた」

空腹を満たされたクレスは満足そうな顔をしながら口の端に着いたタレを拭き取る。

1時間くらい経った。

ミントはチェスターとすずちゃん、クラースとトランプで遊んでいる。

クレスは・・・どこ行ったんだろ?

剣が無いって事は・・・・。

あたしは適当な方向に進む。

やがて、真っ二つに斬られた巻藁が見つかる。

1本の木にカンテラが吊り下げられ、2つの月の光が木々の間から漏れて適度な明る

さになっている。

剣に反射する光が凛々しいクレスを逞しく見せる。

「やっほー♪」

あたしはクレスに声を掛ける。

「いつもの練習ね。はい、差し入れ♪」

あたしの差し入れたサンドイッチをクレスは美味しそうに頬張る。

そりゃ、少し前まで“××料理人”って言われてたけど今じゃ“グルメマスター”

だもん。

「何で、いつも僕に差し入れてくれるんだ?」

クレスは唐突に問い掛けてきた。

「だって、クレスが剣の鍛練を隠れてしているのって知ってるのはあたしだけだし

・・・」

あたしは少し口ごもる。

「それに・・・・・・」

「?」

「あたし、クレスの事・・・初めて会った時から・・・・」

あたしはまた口ごもる。

その後が言えない・・・。

ギュッ・・・。

えっ・・・?

クレスがあたしを抱きしめてきた。

初めてこんなに間近で見るクレスの顔・・・。

初めはただ格好いいと思っていた・・・。

でも、次第にクレスのいい所が分かってきた・・・。

天然(ボケ)な所や寒いギャグを無意識に言ってしまったりするけど・・・

「アーチェ・・・。好きだ・・・」

「クレス・・・あたしも・・・好き・・・」

あたしたちはキスをする。



第2話


初めてのキスでは無い・・・。

クレスのキスは優しい・・・どことなく、ぎこちない。

「クレス・・・・。いいよ・・・・・」

「え?いいって・・・」

クレスはしばらく意味が分からないようだったけど、やがて頷いた。

意味が分かったんだ・・・。

あたしは期待と不安で震えていた。

「ここじゃ、声が届くかもな・・・。もっと奥へ行こうか?」

コクッ・・・。

あたしは頷く。

普段とは違うあたしの態度は、これから起こることに対する乙女の心境の現われだ

った。

「わー・・・、奇麗・・・・」

あたしは目の前に広がった景色に思わず声を出した。

大きな湖が月の光でキラキラと輝く。

「アーチェ・・・」

クレスはゆっくりとあたしを木に押し付ける。

クレスは再びキスをしてくる。

そうしながら、あたしの髪を撫でる。

髪を撫でられるたびに微かな感覚が沸き上がる。

あたし達のキスは穏やかなものから次第に激しくなる。

貪るように、互いの口の中を舐め回す。

クレスの唾液があたしの口の中に大量に流れ込む。

ゴクッ・・・。

あたしはクレスの唾液を飲む。

あたしの心臓は次第に破裂しそうなほど鼓動が早くなってきた。

ぺろっ・・・。

ゾクゾクッ・・・。

クレスがあたしの首筋を舐めた。

気持ちいい。

あたしは木に押し付けられ、胸を揉まれている。

クレスだから許せる・・・。

クレスの手があたしのパンティの中に入ってくる。

クレスの指があたしのクレバスの上を這う。

クチャッ・・・。

クレスにキスされた時点で既に濡れていたあたしのオマンコは、クレスの指使いで

淫靡な音を立てる。

スッ・・・。

クレスは手を引き抜く。

クレスは指を自分の目の前で動かす。

あたしの愛液が指と指の間で糸を引く。

カアァァッ・・・!

あたしは羞恥心で顔を赤らめる。

「甘い・・・」

クレスはあたしの愛液を舐めて言う。

スルッ・・・・。

あたしのズボンとパンティを引き降ろすと、クレスはあたしの脚の間に顔を埋める。

「んふっ・・・」

あたしの口から快楽の吐息が漏れる。

クレスの舌があたしのオマンコを舐め回す。

クレスは夢中でしゃぶりつくように、舐めている。

「く・・・、クレスぅ・・・。気持ち良すぎるよぉ・・・」

ぺチャ・・・。ピチャ・・・。

嫌らしい音が、耳に届く。

「ああぁっ・・・!」

クレスの小指がゆっくりと、あたしのオマンコを撫でる。

敏感になっていたそこは、それだけで愛液を噴き出す。





第3話


ずっとクレスを想い続けて来たあたしの体は、クレスを求めていた。

「ね、クレス。今度はあたしがしてあげるね」

「え?じゃあ・・・」

クレスの言葉が終わらないうちに、あたしはクレスのズボンを腰布ごと引き下ろす。

ゆっくりと舌を出し、クレスのペニスに舌を絡ませる。

「うぅ・・・」

クレスは快楽の吐息を吐く。

「ぺちゃ・・・はむぅっ・・・。レロレロ・・・。んっ・・・。じゅるっ・・・」

あたしは夢中で、クレスのペニスをしゃぶり続ける。

「ううっ!」

クレスは突然呻き、あたしの頭を抑えた。

ドクドクドクドクドクドクドクドクッ!!

クレスの精液が、あたしの口内に注ぎ込まれる。

「ゲボッ!ゴボッ!ケホッ・・・!ゴホッ・・・・!」

ベチャッ・・・!ベチャッ・・・!

クレスの初出し汁があたしの顔に、髪の毛に掛かる。

ポムッ・・・・。

衝撃だけの魔法であたしはクレスを仰向けにする。

「うわっ?」

あたしは、仰向けになったクレスの腰の上にまたがる。

クレスのペニスは亀頭が腹部にぴったりと張り付くほど勃起していた。

あたしは指でペニスを真っ直ぐと、上に向ける。

「クレス・・・。見ててね・・・・」

あたしはゆっくりと、腰を降ろす・・・。

ヒクッ・・・・ヒクッ・・・・・。

あたしのオマンコは、別の生き物のように入り口を開閉し、愛液をポタポタと滴らせ

ながらクレスのペニスに向かう。

ピトッ・・・。

ビクッ!

先端がオマンコの粘膜に触れただけで、あたしの体は震えた。

ゴクッ・・・・。

クレスが唾を飲みこむのが分かった。

ズブッ・・・ズブッ・・・。

あたしはゆっくりと、クレスのペニスを騎乗位で迎える。

「んああぁっ・・・・・。くっ・・・クレス・・・。どう・・・・・?」

「すげぇっ・・・・・。ぬるぬるで、あったかくて、締め付けてくる・・・」

ズッ・・・ズッ・・・。

あたしは腰を上下さる。

クレスのペニスがふたしのオマンコから出たり入ったりするたびに、クレスの上ずっ

た声が、童貞のクレスの弱さを表していた。

愛液がグジュグジュという卑猥な音を立てる。

「うくっ・・・・ああっ・・・」

クレスの快感に喘ぐ声が女のあたしに色っぽく聞こえる。

「うぁぁっ・・・くっ。も、もうだめだ・・・出るっ!」

ドピュッ!ドクドクドクッ!

「んはぁっ!」

クレスのペニスから噴出した精液があたしの子宮に叩きつけられる。

あたしとクレスの結合部からは精液が逆流し、クレスの内股を伝って地面に零れる。

クレスのペニスはあっという間に回復し、あたしの膣肉を再び押し広げる。

あたしは焦らすように腰を上げる。

ゴポッ・・・。

クレスのペニスを膣から抜くと、あたしの愛液とクレスの精液の混ざった液体が淫猥

な音をたてて地面にビチャビチャと落ちる。

クレスは1回だけでは不満な様子。

「ね・・今度はクレスが・・・・」

あたしは挑発するように樹に手をついてお尻をクレスの方に向かって突き出す。

クレスの勃起したペニス・・・まさに肉棒と言う言葉がピッタリのに付いている

あたしの愛液に2つの月の光が反射し、テカテカと光っている。

クレスのハァハァと言う息が静かな森の中へ溶けこんでいく。

ピトッ・・・。

クレスの亀頭があたしの膣肉を押し広げて入ってくる。

1回射精したのがクレスの気持ちを落ちつかせたのか、クレスの動きはゆっくりと

していた。

カリ首で膣肉が抉られるような快感がする。

でも、やっぱり2回目でも弱いみたい。

クレスのペニスは簡単に射精しちゃった。

こうなったら、朝まで付き合ってあげちゃう

翌日、朝帰りのあたし達はちょっと言い訳に苦労しちゃった。

てへっ










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