がぶりえる 作

官能小説 ~テイルズ・オブ・ファンタジア~『洞窟の奥で…』



第1話


どれくらい歩いただろうか。

もう、足に痛みが走るほど歩きつづけている。

ミント=アドネードは真っ暗な洞窟の中をランプの光だけで進んできた。

腰袋の中からパンを一切れ取り出し、食べる。

いつ出られるか分からない洞窟の中では食料が大事だ。

「ヒール!」

彼女は乾いた地面に座り込み、ブーツを脱いで法術を使う。

潰れていたマメが癒され、傷が塞がる。

何かが聞こえる。

地鳴りでもコウモリの飛ぶ音でも、地下水の漏れ出している音でもない。

ミントは耳を澄ませてみた。

「・・・・・・ミ・トー・・・。どこ・・・い・・んだー・・・?」

音は声だった。

よく知ってる男の人の声。

かなり遠くにいて、声がかすれて聞こえる。

ミントはここにいる事を教えようと、立ち上がった。

くらっ・・・。

しばらく座りつづけていたため、ミントは立ち眩みをおこした。

ヨロヨロとよろけ、壁に手を付く。

ガラガラガラガラッ!!

何故そこの壁だけがミントの体重を支えきれなかったかのは分からない。

超古代文明時の遺跡と言われているが、その想像を絶する超古代文明の誇った頑丈な壁も

4000年以上の月日による老朽化や自然の力には勝てなかったのだろう。

ミントは最初に落ちてきた石で後頭部を打ち、気絶したまま洞窟の奥深くへと転がり落ちていった。

ピチャッ!

天井から垂れてきた水滴がミントの頬に当たる。

彼女は闇の中で意識を取り戻した。

ズキズキと痛み場所に法術をかけて癒す。

ミントは自分が転がり落ちてきたらしい穴を覗いた。

しかし、その先は地獄へと通じていそうな闇だった。

ミントは声を振り絞ってクレスの名を穴に向かって叫んだ。

「そこにいるのかーーー!!?」

微かな光が穴に差し込む。

「待ってろ、すぐに行く!」

だが、穴は助けを求めるミントと彼女を助けようとするクレスを嘲笑うかのように崩れた。

「ここにいても何も変わらないわ・・・」

ミントは自分に言い聞かせるように口に出して言い、歩き始めた。

迷わない様、クレスに自分が移動したことを教えられる様、ミントは目印をロッドで岩に

つけながら進んだ。

「もっ、モンスター!?」

ミントの目前に、いつの間にか現れたブルーローパーが。

ミントは逃げ場を失っていた。

変種なのか、普通のローパー系のモンスターよりも触手が太く見える。

ミントはそうっと後ずさり、振り向いて一気に走り出した。

シュルルッ!!

触手の一本がムチのようにミントの方足首に巻きついた。



第2話


ドシャッ!

ミントは激しい音を立てて転んだ。

ズルッ・・・ズルッ・・・。

体がブルーローパーの1本の触手によって本体の方へ引きずられて行く。

ブルーローパーは引きずり寄せる間、触手からミントの生気を吸っていた。

ミントの体から体力が奪われる。

ミントは、全ての触手の射程距離内に体を運ばれた。

スルッ・・・。

触手の1本が法衣の首の辺りにある隙間から法衣の中へ侵入する。

ブツッ!

ブラジャーが引き千切られた様な音が法衣の中からした。

生温かく、粘液を表面にまとった触手が一斉にミントを襲う。

それがミントの快楽地獄と陵辱地獄の幕開けだった。

ビリィィィッ!

派手な音を立て、触手が法衣を引き千切る。

「いっ、いやあぁぁぁぁっ!!」

ミントの悲鳴が洞窟に響く。

先ほどの声は、ミントを嘲笑うかのように響いてミント自身の耳に戻ってくる。

ミントはモンスターに泣きじゃくって許しを乞う。

美しい顔は恐怖で引き攣り、涙でくしゃくしゃに歪んだ表情をしている。

ブルーローパーは破けた服の隙間から触手を送り込む。

「あっ・・・ぁぁ・・・」

ミントの口から切ない喘ぎ声が漏れる。

触手の周りに付いている凸凹が、乳首を擦る度にとても口に出して喘がなければ我慢できない程

の快感が体を襲う。

ぬるぬると生温かい粘液をミントに擦り付けながら、ブルーローパーは触手でミントをいたぶる・・・・・・。

「ごふっ!?」

一本の触手がミントの口の中に突っ込まれた。

それは体液を放出した。

ミントの頭の中が真っ白になる。

どこかの本で聞いたことが鮮明に思い出される。

ブルーローパーの体液は上質の媚薬になるという事を。

ものの数分も掛からぬうちにミントのクレバスは触手が這う度に愛液を噴き出す。

理性と沸き上がる性欲の狭間でミントは必死に抗っていた。

「ひゃぁぁん!?」

触手は、ブルーローパーは女を犯す事を知っているかのようにミントの性感帯を這う。

パンティの中にも既に侵入している。

上半身は両の乳房を締め付けられ、乳首の周りを這う触手に乳首が反応し、ツンッと尖っている。

「ほ・・・、欲しいの・・・」

ミントは自分が無意識に口走った言葉に我を失いかけた。

相手は人間ではなく、モンスターだ。

事もあろうに人間の自分がモンスターの触手を欲しがるなどと口走ったなどと、とても信じられなかった。

グニュッ。

変な感触がした。



第3話


触手がミントの膣に入ろうとしている。

「いっ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!やめて!お願いいいぃぃぃっ!!!」

ミントは必死の形相でモンスターに懇願した。

が、返事は・・・。

ブチッ・・・。

ミントの腹の中から微かな音がした。

次の瞬間。

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!?」

ミントの処女膜がモンスターの触手に破られた。

激痛に絶叫を上げ、涙をボロボロと流す。

「いた・・・、痛い・・・痛い・・・」

ミントの苦痛による呻き声にもモンスターはその声を聞く度に嬉々として触手の動きを早める。

口にはさっきまでとは別の触手が突っ込まれ、喉の奥に侵入した。

ドクンッ!

口に突っ込まれた触手が脈打ち、人間には鎮痛作用のある体液を注ぎ込む。

「あっ!ああんっ!」

ものの数秒もしないうちにミントの口からは甘い喘ぎ声が漏れていた。

「ほっ、欲しいのぉ!私のオマンコにぶっといのをぶち込んでえぇぇぇ~!!!」

ミントは理性を失い、性欲のみで動いていた。

もはや人間ではなく、快楽を求める淫獣と化していた。

ズリュッ!ズリュッ!ズリュッ!

触手は激しく出入りを繰り返す。

そして、愛液の溢れるヴァギナの下にあるアナルに触手が侵入する。

「あん!はひぃっ!あぁっ!んひぃっ!をあぁっ!!」

ミントの意識は、快楽の虜になっていた。

アナルに侵入した触手はミントの腸液にまみれて、更にミントを欲情させる。

ミントの背中は仰け反り、手足はピクピクと痙攣する。

ミントはエクスタシーを迎えた。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。マンコ・・・。マンコにチンポ突っ込んでぇ・・・」

ミントはうわごとの様に男のペニスを求めていた。

「キシャアアアァァァァッ!!」

突然ブルーローパーは叫び声をあげた。

クレスの剣にブルーローパーの血がべったりと付着する。

クレスの姿を見たミントは一瞬にして正気を取り戻した。

「クレスさん・・・」

クレスの息は荒かった。

よく見れば、首にある傷口にブルーローパーの毒液が付着していた。

クレスのいつも優しい光が満ちていた瞳は、欲望が丸出しになっていた。

次の瞬間。

「嫌あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

ミントの絶叫が洞窟内にこだまする。

ビリビリビリッ!!

クレスはミントの法衣を破ると豊満な両の乳房を交互にしゃぶり始める。

「舐めろよ」

クレスはミントの頬に先走り汁の滴る亀頭を押し付ける。

クレスはミントの鼻を摘み、無理矢理肉棒を口腔へ押し込み、一方的に腰を振る。



第4話


「をぶっ!?」

ミントのくぐもった声がする。

クレスはミントの口内へ精液を射精した。

ミントはたまらず口から引き離した。

ミントの美しい顔にクレスの白濁液が降り注ぐ。

「げほっ!ごほっ!」

ミントは多少だが青臭い液体を喉の奥に放たれ、咳き込む。

グイッ・・・。

クレスは亀頭をミントのクレバスに押し当てる。

「いっ、嫌・・・。やめてえぇぇぇっ!!」

ミントは爪でクレスの顔を引っかいた。

ガリッ。

「痛っ・・・・・・」

クレスは痛む頬に手を当てた。

血が滲んでいる。

ギリッ・・・。

クレスは歯ぎしりを立てた。

「この野郎!!」

バギッ!

クレスは本気でミントを殴った。

「きゃぁっ!」

ミントの悲鳴が響く。

クレスはその間に腰を押し進めた。

ぬろんっ!

そんな感じでクレスの野太い肉棒はミントの柔肉に包まれた。

クレスがピストン運動をする度にミントは嬌声をあげ、悦楽の表情で喘ぎ、結合部からは愛液を

とめどなく滴らせる。

「へっ。さっきまで嫌がってたくせに、マンコに突っ込んだらあんあん喘いで

マン汁垂れ流しながらよがり狂ってるな!!」

「あっ、んぁぁっ!!ひっ、あひあぃぃぃ!」

「そんなにイイのか!?」

「イイッ!イイのおぉぉっ!!イク!イッちゃううぅぅぅぅぅぅっ!!」

「よし!マンコの中に出してやる!!」

どくどくどくどくどくっ!!

クレスは腰を振るわせ、ミントの子宮に精液を注ぎ込んだ。

「いっ、イクううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」

ミントの膣はクレスのペニスから最後の一滴まで精液を絞り取るかのように締め付ける。

クレスのペニスは萎えるどころか、逆に勃起しつづけている。

クレスはペニスを膣から抜くと、そのままアナルに突っ込む。

「ああああああああっ!!」

クレスはがむしゃらに腰を突く。

肉棒が締め付けられ、クレスは射精した。

ミントの直腸壁にクレスの精液がぶち撒けられる。

ミントは湿った岩の上で四肢をピクピクと痙攣させる。

しかし、クレスの肉棒は一向に萎えなかった。

そして、クレスは再びミントを犯し始める。

ずぷっ・・・。

クレスは手近にあったブルーローパーの死骸からまだ激しく痙攣してのた打ち回っている1本の

触手を切り落とすとそのままミントの膣に突っ込む。

「あぅんっ!!」

ミントはただ喘ぐ事しか出来なかった。

クレスはその間に、ミントの両手を交差させ、ロープで縛る。

ミントの陵辱・快楽地獄はまだ終わらない・・・・・・。











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