第1話

「たああああああっ!!」

裂帛の気合を込めた突きが放たれる。ソフィーティアの体力は残り少ない。この一
撃が決まらなければ、この後の展開は火を見るよりも明らかだ。
だが。

そんなソフィーティアの想いを込めた一撃も目の前の巨漢はその手に持った斧で苦
も無く跳ね返す。
ガッキイイイイイイインッ!!

剣と斧、鉄と鉄がぶつかり合う火花を残して、ソフィーティアの手に有った剣は放
物線を描きながら遠方へと弾き飛ばされた。

続いて来るであろう攻撃に備えてシールドを構える。だが彼女のそんな努力を嘲笑
うかのように彼-アスタロスのジャイアントアックス「クルトゥエス」はソフィー
ティアのシールドを彼方へと吹き飛ばす。
ガシィィィンッ!!
腕ごともっていかれそうになりながらも彼女は持ちこたえる。

そこを容赦無く襲う巨大な斧。横薙ぎに彼女の胴体を払おうとする。とっさに上へ
飛んでこれを躱そうとする。
だが避けきれなかった。僅かに脚を引っ掛けられて、仰向けに地面に落ちるソ
フィーティア。
頭上に掲げられた斧が光りを受けてキラリ、と輝く。
凄まじい勢いで振り下ろされるジャイアントアックス。
ドッゴオオオオオオオォォォンッ!!!!

地震のような恐ろしい地鳴りを響かせて地面にめり込む斧。軽く50cm以上は地表
が抉られた。
ソフィーティアは。
ソフィーティアは身動き一つ出来なかった。

斧の刃はソフィーティアの豊かな二本の太股の間に計ったように吸い込まれてい
た。股間の秘部からほんのわずか隔てたところにギラギラと凶悪に輝く狂刃があっ
た。

ソフィーティアのスカートを切り裂いたソレは彼女に秘部を覆う薄布には傷一つ付
けていない。
かのように見えた。

薄布の中央部に一本の溝が走ったかと思うと、まるで手品であるかのようにパック
リと左右に裂け始める。
その裂け目から姿を現わすのは・・・・・・
黄金の恥毛に縁どられた鮮烈なサーモンピンクの肉。
さらに薄布は裂け続けてその下のセピアの窄まりまで露わになる。
それでも彼女は身動き一つしなかった。いや、出来なかった。
完全に駄目だと思っていた。
巨大な刃が振り下ろされる瞬間、ソフィーティアは「死」を覚悟した。
だが、あと僅かのところでそれを免れた。死ななかったのだ。
その安堵が緊張に引き締まった身体の筋肉を弛緩させる。
ぷしゃっ!ぷしゃしゃしゃしゃしゃしゃ~っ!!
だがその安堵がソフィーティアの尿穴すらも緩ませる。

黄金色の叢から吹き上がる黄金の噴水。それが湯気を立てながら斧の刃に降りかか
る様をまるで他人事のように見詰めるソフィーティア。
じょぼじょぼじょぼjぼじょぼじょぼ・・・・・・・・
やがて勢いを失い止まる迸り。
ようやく我に返るソフィーティア。
失禁。
失禁。
失禁。
失禁したのだ。
「いっ、嫌あああああああああああああああああっ!!」

闘いの最中にも関わらず両手で顔を覆ってしまうソフィーティア。そこには神託を
受けた聖戦士の姿は無い。
ガシッ!

両足首に強い力を感じる。アスタロスが両手でソフィーティアの折れそうな細い足
首を掴んでいる。両手を交差させて右手で右足首、左手で左足首をがっちりと縛め
る。
(なっ、何を・・・・?)

そう思う間もなく股裂きされたままの格好で高々と持ち上げられる。体は一瞬にし
て裏返しにされ、ちょうどアスタロスとソフィーティアが向かい合う格好になる。
もっともアスタロスの目前にはソフィーティアの剥き出しの股間、ソフィーティアの
眼前にはアスタロスの股間があるという上下逆さまになった格好での対面だったが。

何をする気なのか・・・・・・アスタロスの真意を謀りかねたソフィーティアは必
死に上の股間の方に視線を向ける。

いつのまに取ったのであろうか、アスタロスはその口元を覆っていたマスクを剥ぎ
取っていた。
その下にある物は・・・・・・・・・・・・・・
口。

口なのだろうか。顔面の下半分に穿たれた暗黒の洞穴。ソレは人間の持つものとは
その佇まいを異にしていた。その奥から何やら得体の知れないモノが粘液をヌメヌメ
とまとわりつかせながらせり出してくる。
丸い先端。
張り出した雁首。
血管を浮き上がらせた太い幹。
それは、まさに男根だった。

いや。こんな男根がこの世にあるだろうか。暗黒の穴からその姿を現したモノは優
に長さ50cmはあろうかと言う、まさに「触手」だった。
まるで軟体動物の足のようにウネウネと動く。
その触手がソフィーティアのまくれ上がったスカートに絡み付く。
ビリビリビリ~ッ!!
一気に引き裂く。恐るべき力だった。



第2話

その力は彼女の上半身にも及んだ。まるで紙の様に引き千切られるソフィーティア
の服。いまや彼女が身に纏っているモノは長い脚に履いた編み上げのブーツのみで
あった。

その触手が自分の股間へと伸びてくる頃になって、ようやく聖処女・ソフィーティ
アにも彼の意図が判った。
「ああっ・・・・・・・」

ヌメヌメとした触手男根がソフィーティアの清冽なクレヴァスをなぞり上げる。
「ひィいいっ!!」
余りのおぞましさに情けない悲鳴をあげるソフィーティア。
黄金色の恥毛の叢を掻き分け、その奥に咲く真紅の薔薇の華を嬲る。
上から下へ。下から上へ。
(なっ、なに?・・・・・この感じは・・・・・)
ソフィーティアの心とは裏腹に成熟した肉体は淫らな反応を示す。
桃色に濡れ光る陰唇はパックリと口を開け、トロトロと密が溢れ出す。

ソフィーティアの汁は叢を逆流して小さな臍を湿らせる。さらにソレはとどまるト
コロを知らずソフィーティアの豊かな胸の谷間へと流れ落ちる。
その間にも触手男根は彼女の恥部を嬲り尽くす。

あわいの上端で恥ずかしい程に自己主張している肉の尖り豆。皮を自ら剥き降ろし
てビンビンに勃起したその姿を白日の下に晒している。
(勃ってる・・・・・・おっ勃ってる・・・・・・ひいいいいいいっ!!)
アスタロスの触手男根は皮が剥けきった淫らな尖りを弾く。
「あふぃいいいっ!!いひいいいいいっ!!」

弾かれれば弾かれるほど肥大する牝芯。じゅぴじゅぴとだらしなく牝汁を垂れ流
す。余りの刺激に耐えかね嵌めて欲しくて口をパクパクと開けるソフィーティアの処
女膣腔。その奥に光り輝く処女膜もビリビリと打ち震えてその身が押し破られるのを
今か今かと待ち焦がれているかのようだ。

こってりとソフィーティアの恥蜜をまぶした触手男根はゆっくりと鎌首をもたげ、
狙いを定めているかの様だ。

「嫌あああああああああっ!!!嫌っ、嫌っ、嫌ああうよおおおおおおううっ!
!」

その気配を感じ取ったのか、ソフィーティアが体を捩って逃れようとする。だが両
足首をガッチリと掴まれている状態ではそれも虚しい。
ピタリ。
動きが止まった。
しかしそれもつかの間。

触手は狙った穴へと一気に飛ぶ。天空に向かってその内側をあられもなく晒してい
る穴へ。
じゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅ~っ!!
「おごおおおおおおおおおおおおおうっ!!!!」

ソフィーティアの喉の奥から漏れるのはその紅い可憐な唇には似つかわしくない、
獣じみた野太いよがり声だった。

「そっ、そこはっ、そこは違っ・・・・・・ほおおおおうっ!おほおおうううっ!
!おごおおおおううっ!!!」
メリメリメリメリメリ~ッ!!
狭隘な肉路を無理矢理引き裂く音がこだまする。
アスタロスが狙ったのは白い尻肉の谷間に咲いたセピアの菊花。
アヌスだ。

ソフィーティアはヴァギナのヴァージンを奪われるよりも先に、アナルヴァージン
を破られたのだ。

ズブズブと潜り込んで行く触手。あまりにも太い異物を咥え込んで今にもアナルは
ブチ切れんばかりに引き伸ばされてしまっている。

ズブズブをめり込んで行く触手を食い止めようとして必死にアナルを引き絞るソ
フィーティア。毎朝毎朝野太い剛便を切断するソフィーティアの肛門括約筋はよく鍛
えられていた。一週間以上溜め込んだカチカチの宿便すらソフィーティアのアナルに
かかれば物の数ではなかった。

だがそれほどの括約筋でも触手男根の侵入は防げなかった。すでに30cmほどソ
フィーティアの中に入ってしまっただろうか。

「もっ、もうこれ以上はっ・・・・・・入りませっ・・・・・あおおおおおおおお
おおうぅっ!!!」

侵入をストップした触手は一転して後退を始める。肛門粘膜を裏返しにされて悶え
るソフィーティア。
「おほおうっ!!はおおおおおんんンッ!!」
苦痛の為か。
あるいは快楽の所為か。

肛門から太すぎる異物を引き抜かれる感覚に、あるいは排泄にも似た快感を覚えて
いるのか。
ぷしゃしゃしゃしゃしゃ~っ。

僅かに膀胱に残っていた黄金水が雨を降らせる。その雨はアスタロスとソフィー
ティアを濡らす。
再び突き入れられる触手男根。

もはや小便タンクも空にして出すものが無くなったソフィーティアは発情汁を垂れ
流す。
またも引き抜かれる。
地獄。
地獄のストロークだ。

「・・・・・・もう・・・・もう許してェ・・・・・・」
ずちょおおおお~、じゅびゅびゅびゅびゅびゅ~、ぬちょ~っ。
ソフィーティアの肛門が湿ったメロディを奏でる。
触手男根に射精機能はないのか、いつ果てるとも知れぬ陵辱を続けている。
いまやアスタロスは片手でソフィーティアの腰を掴んでいるだけだ。しかしソ
フィーティアにはもはやだらしなくおっぴろげられた太股を閉じる気力すら無い。
突然鼻をついた異臭に、ソフィーティアは固く閉じていた瞼を開く。
目の前にそそり立つ二本の柱。
なんとアスタロスの股間には上下に並んで二本の男根がそびえたっていた。
もはや何をされるのかは明白だ。
強制的に口腔愛撫をさせられるのだ。
空いている方の手で顎を掴まれ無理矢理口を抉じ開けられる。
上の方の肉棒を突っ込まれる。
「あぶぼぼぼぼおうっ!!おぼっ、おごごごごごおうっ!!!」
唇まで汚されてしまった。絶望の涙を零すソフィーティア。


第3話

そんな彼女に追い討ちを掛けるかのようにもう一本の怒張を捻じ込もうとするアス
タロス。
(むっ、無理よっ!!そんなの、そんなの入る訳無いっ!)
「おぼおおおおうっ!」

だがソフィーティアの意志とは関係なく二本目も入れられてしまう。そしてアスタ
ロスは彼女の頭を鷲掴みにすると前後にゆすり始めた。強制的にフェラチオさせられ
ているのだ。

自分がオナニーの道具として使われている事に新たな屈辱の涙を零すソフィーティ
ア。
口の中で二本の怒張がゴリゴリと擦れ合う。
男の生理が肉棒を一際大きく脈打たせる。
(なっ、なに?なんなのっ!?)
ずびゅびゅびゅびゅびゅ~っ!!

戸惑うソフィーティアの口腔の中で爆発するアスタロスの欲望。二本同時にありっ
たけの精を迸らせる。

「ううっ・・・・うぼおおおうっ!!げほおおおおうっ!!げほっ、けほっ・・・
・・・」

思わずザーメンを吐き出してしまうソフィーティア。唇から溢れ出た白濁液がソ
フィーティアの美貌を汚す。

口から二本の男根を抜かれ、アナルからも触手男根を引き抜かれたソフィーティア
だったが、休む間が与えられる筈も無い。

鷲掴みにされている腰を中心に180度回転させられる。シックスナインの体勢か
ら、いわば正常位になったとも言える。
眼前には先程アナルを深々とえぐった触手男根がうねる。
「ひいいいいっ!」
顔を背けるソフィーティア。彼女の唇を割ろうとしてうねる触手。

だがそちらに気を取られている間にアスタロスの下の男根はソフィーティアの後ろ
の窄まりを捉えた。

「もうっ、もうこれ以上は止めて下さいっ!!きっ、切れてしま・・・・・・・ほ
おおおおおうっ!!」
肛門括約筋を押し広げてズブズブとのめりこんで行く強張り。
そして口元が緩んだ瞬間を逃さず、触手男根がソフィーティアの口腔を犯す。
「うぼぼぼぼおおうっ!!」

上下同時に犯されていて本来ならば苦痛を感じている筈のソフィーティアだった
が、しかしその股間に息づく神秘の花園からは滴るほどに熱い蜜を垂れ流していた。
その汁で幹を濡れ光らせるもう一本のアスタロスの男根。
その怒張がソフィーティアの残されたただ一つの聖穴を狙う。
先走りの汁で濡れた亀頭でソフィーティアのクレヴァスをなぞり上げる。
「むおおおおおおおうっ!!」
必死に腰を捩って逃れようとするが無駄な努力に過ぎない。
黄金色の叢を掻き分けてソフィーティアに膣孔を目指すアスタロスの欲棒。
蛇の様にうねりながらその頭を潜り込ませようとする。

(駄目えええええええっ!!そこだけはっ、そこだけは許してえええええええっ
!)

だがそんなソフィーティアの願いを聞きいれる筈も無く、彼女の入り口をまぁるく
押し広げながら侵入して行く。
ミリミリミリミリ・・・・・。
狭い肉路を無理矢理に引き裂きながら剛直が突き進んで行く。
(もう・・・・・・・駄目なのね・・・・・・・)
自分の膜が破られる音をソフィーティアは聞いたような気がした。
アスタロスのモノは途中の僅かな抵抗をものともせずに奥へ奥へと進む。

愛液に混じって流れ出る破瓜の血潮。いまソフィーティアはオンナになったのだ。
彼女は視界の隅で捉えていた。己の剣と盾が光に包まれ消えて行くのを。

「穢れ無き処女」ではなくなったソフィーティアに、もはや鍛冶神・ヘパイストス
の加護はなかった。

薄れゆく意識の中で、ソフィーティアは己の内に住むオンナの部分が目覚めるのを
感じていた。
(ああっ・・・・・・イイッ・・・・・・・イイの・・・・・・・・・・)
(・・・・・・・もっと・・・・・・奥まで・・・・・・・・)
(もっと・・・・・強く・・・・・・こすってえええええええっ!!!)
(壊れるくらいに、激しく突いてよおおおおおうっ!!!)
(お尻の穴も、もっと掻き回してえええええっ!!!)

自分から腰を使い、舌で口の中のモノを愛撫するソフィーティアの瞳に、かつての
輝きは無かった。





















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