第1話

「むぅ~!・・・・・・ごほっ・・・・・・・」

この寂れた廃工場の天井の鉄骨から太いロープが下がっていた。その先にはこの場
には似つかわしくない、一人の美少女が両手首を縛められて、吊り下げられていた。

少女は長い間、その可憐な唇に詰め込まれていた布切れをようやく取ってもらい、
空気を貪る。

彼女の名前は原崎望。艶やかなサラサラのショートカットの髪。清潔感を漂わせる
美貌。凛とした瞳。カタチのよい鼻筋。愛らしくもきりっと引き締まった唇。何処を
取っても非の打ち所の無い素晴らしい造形だった。

その瞳の奥に燃え盛る怒りの炎は目の前の二人の男を焼き尽くさんばかりに激し
い。

望の視線を真っ向から受けている、そのいでたちだけで直ぐにソレと知れる二人の
不良-榎彰男と長島哲也-はたじろぐ素振りすら見せない。
「あなたたちっ!こんな事をしてどういうつもりっ?今すぐ、今すぐ縄を解きなさ
いっ!!」

このような状況下にあっても臆するところが無い。ただ美しいだけの少女ではな
かった。その心の奥には硬いものが芯を貫いていた。

「ふへへへへへ、悪く思うなよ。別にアンタには恨みはねえが、これもみんな芭月
の奴の所為だ。恨むならアイツを恨みな」
ゴツイ身体の上に五分刈りの頭を乗せた兄貴分・榎が応える。

「ひっ、卑怯者っ!!涼君に敵わないからって非力な女を嬲って憂さを晴らすなん
て男のする事じゃないわっ!!」
「ふん、そんな口をきいていられるのも今の内だけだ」

「へへへへ、兄貴、さっさと剥いちまいましょうぜ。早くブチ込んでやりたくて俺
のチ○ポが涎を垂らしてますぜ」
「!!」

思わず顔を背ける望。それもそのはず、長島がズボンのチャックの間から己の長大
ないきり立ったイチモツを露出させているからだ。

欲望を露わにした男性器官など目の当たりにした事の無い望にはあまりにも刺激が
強すぎた。
「まったくテメエは我慢ってモノを知らねえのか?」
「へへっ、すいません」
その口調に悪びれた様子は無い。
「まあしかし望チャンの方もお待ちかねだろう。ボチボチ始めるとしようか」
「まっ、待ってなんかいませんッ!!」
望の反論には耳を傾けずに吊り下げられた望の後ろに回り込む榎。
「なっ、何?」

死角に入った榎の動向が気になるのか、必死に自由にならない身体を捩って目で榎
を牽制しようとするがそれもままならない。

望の両脇からヌッと伸びてくる榎の両手。それが望の胸の膨らみを白いセーターの
上から揉みし抱く。

「嫌あああああああああああああああああっ!!止めてっ!止めてえええええええ
えええええっ!!」

錆びれた工場に響き渡る望の絶叫。だがその声は二人の陵辱者の耳を心地よくくす
ぐるだけでしかなかった。

「へへへへへ、清純そうなハクイお面にしちゃあ、なかなかでかいパイオツじゃね
えか」
「止めてええええええっ!!嫌らしい事しないでええええええっ!!」

「それにどうだ、この柔らかさはよう・・・・どこまでも指がめり込んでいきそう
だぜ」

下から掬い上げるようにして、その重みを確かめながら、指を深々と食い込ませ
る。

上下左右に揺さ振られて、持ち主の意志とは関係なくそのカタチを変える望の双
丘。
時折、母乳を絞り出すかのように縊り、その先端を弄くりまわす。
「ああっ・・・・・・・駄目っ・・・・・」

榎はそのいかつい風貌に似合わず、繊細な指遣いで望の膨らみを捏ね回しているよ
うだった。望の可憐な唇から漏れる拒否の言葉にも徐々に甘いモノが混ざりつつあっ
た。

「たまんねえなあ・・・・・こんなウブな面してるクセにエッチな身体をしてるな
んてよう・・・・・」
「哲、ちゃんと後で揉ませてやるからそっちの方を頼むぜ」
「分かってまさあ、兄貴!うひぇひぇひぇひぇひぇ!!」

望の十八年間の人生に中で最も長い夜は、まだ始まったばかりであった・・・・・


「なっ、何をするつもりっ?」

尋ねなくとも判っていた。左右それぞれの足首を縛る長い荒縄は、廃工場の両の壁
際にある太い鉄骨を廻って榎と長島の手に握られている。
「へへへへ、綱引きだよ、綱引き」
(・・・・・ああっ・・・・・やっぱり・・・・・・・)
二人の不良が縄を引けばどうなるのかは明白だった。
「それっ!いくぜっ!!」
「せえのおぅっ!!」
ビンッ!!
張り詰める縄。
「嫌あああああっ!!」
必死で脚を閉じる望。

勿論、二人の屈強な男が本気で力を入れれば、望は脚を割らざるをえないだろう。
二人は嬲っているのだ。
楽しんでいるのだ。
悦んでいるのだ。
必死の形相で女の花園を守る望を見て。


第2話

抵抗しても彼等を悦ばせるだけだとは頭では判っていても、処女の本能が必死で抗
う。
だが。
その抵抗にも徐々に限界が迫りつつあった。
「だっ・・・・駄目っ!!」

一気に膝から下が割られる。かろうじて、太股は閉じられたままだが、それも時間
の問題だった。

徐々に、徐々に、生木が引き裂かれる様に、その裂け目を拡げつつある望の白磁の
太股。
「いっ・・・・・・・・いやぁぁぁっ・・・・・・・」

再び、じりじりと閉じられていく太股。榎と長島はワザと力を緩めて、苦悶の表情
を浮かべる望の姿を堪能しているのだ。
両膝が完全に閉じられるかと思われたその刹那。
「そりゃああああああああっ!!」
一気の怒声と共に引かれる縄。猫が鼠をいたぶるかの様な残酷な綱引き。

だが、この楽しい競技もいよいよ終わりに近付いてきたかの様だ。太股の内側の筋
を痙攣させながらも堪える望だったが、誰の目にも、勿論望自身にも崩壊の時が刻々
と迫ってきている事はもはや明らかだった。
「だっ・・・・・・・・・駄目えええええええええっ!!」
ビンッ!!

絶叫と共に真一文字に引き伸ばされる望の両脚。翻るチェックのミニスカート。チ
ラリと覗く純白のショーツ。

手早く縄の端を鉄骨に結びつける二人。これで望が自分自身の力で脚を閉ざす事が
出来る可能性は万に一つも無くなった。

堅く瞼を閉じてその現実から逃れようとしているかに見える望にも、己の股間に突
き刺さる飢えたケダモノの欲望の眼差しが注がれている事は見えなくても分かってい
た。
透けていた。
透かしていた。

望の秘部を護る最後の砦たる純白のショーツは、溢れる淫蜜を、牝汁を、発情液を
吸い、重く、重く湿っていた。

美少女の股間を飾るのに相応しい楚々とした淡い翳り。あまりにも薄いジャングル
は望の秘部を隠し切る事も出来ない。いまやその一本一本の縮れ具合までもが手に取
るように判る程に透けているクレヴァスを縁どる飾り毛は、蜜を吸って恥丘に張り付
いていた。その佇まいの全てが濡れた薄布を透して露わになっているのだ。しかも自
分自身の露で。女性にとってはあまりにも屈辱的な状況だった。
「へへへへ、望チャンよ、もうしっかり出来上がってるじゃねえか」
「うっ、嘘よっ!!」

嘘でない事は望自身にも痛い程に判っていた。判ってはいたが抗弁せずにはいられ
なかった。
「ここまでグショグショにしておいてよくもそんな口がきけるモンだぜ」

「まったくだ。しかしそれにしても感じ易いカラダをしてやがる・・・・・たまん
ねえぜ」
「へへっ、さぞかし夜は一人でモンモンとしてたんじゃないんですか?」

「ええ?望チャンよう、その辺はどうなんだい?毎晩毎晩マンズリこいてたのかい
?」

「ひゃひゃひゃひゃっ!そんなに寂しかったらいつでも俺が慰めにいってやったの
によう!」
からかわれて頬を染める望。
「そっ、そんな事する訳ありませんっ!!」

真っ赤な嘘だった。望は頭の中で自分の部屋での恥ずかしすぎる一人遊びの事に想
いを馳せる。

カナダに留学している間にはそのような欲望に悩まされる事など一切なかった望
だったが、日本に帰国してからと云うものの、夜毎に自らの指で激しく躯を慰めなく
てはならない習慣が身に付いてしまっていた。

最初は軽く胸を揉むだけの一人遊びは日を追う毎に激しさを増して行き、いまでは
日に三度はアクメを迎えないと躯が疼いてしょうがなくなる程だった。
妄想の中の望の相手はいつも彼だった。
芭月涼。

同じ高校に通う同級生の事を想い今日も今日とてベッドの上で、望は既に剥き出し
になっている胸の膨らみの頂へと指を伸ばす。
「はふぅぅン・・・・・・・涼・・・・・・クン・・・・・・」

望の白い指先がピンク色の乳豆を捏ね繰り回す。見る見るうちに肥大してくる乳
首。両手で両方の尖りを責め立てる。

コリコリに硬くなった尖りを捻り潰す様にして嬲る。以前はソフトなタッチでも充
分に反応してくれていた乳首は、いまやこれほどの激しさでなくては満足できないま
でに貪欲になってしまっていた。
だが、快楽を貪るのは乳首だけではなかった。
股間から突き上げてくる野太い快感。

望の躯に巣食うもう一匹の淫獣が涎を垂らして、口を大きく拡げて待っているの
だ。

望は躊躇わずに餌を淫獣にくれてやる。白魚の様な細くしなやかな指がソレだ。
中指が第一関節まで、浅く、浅く沈み込む。
キュキュキュウンッ!!

すぐさま喰らいついてくる媚粘膜。ソコは既に熱い潤みを湛えて切なげに望自身の
指を締め付ける。


第3話

絡み付く微細な襞を振り切るようにして指を引き抜く。同時に掻き出される望の愛
液は早くも糸を引く程の粘り気だった。本気汁だ。
トロリとした本気汁が紅に色づくアヌスへと到達する前に掬い取る望の指。
口に運ぶ。
己の汁にまみれた指をしゃぶる。
甘酸っぱい味が舌に広がる。

夜が深くなるにつれ、望の一人遊びは激しさを増していった・・・・・・・・・・
・・・

思わず自慰の記憶が甦り、頬を染めてしまう望。
「うへへへへ、図星だったらしいな」
「ま、そのうちオナニーショーも見せてもらうぜ」
「そっ、そんな事する訳が・・・・」

「へへへ、まあいい。ソイツは後のお楽しみだ。それまではコッチで楽しませても
らうとするか」
やにわに榎の節くれ立った指が望の胸元へと伸びる。

グイッと乳肉を鷲掴みにする。柔らかな膨らみはされるがままにそのカタチを変え
る。
「きゃあううんっ!!」

乳から全身に疾る甘い疼き。自分の指による激しい乳弄りで開発された性感神経は
たちまちのうちに乳首をピンピンに尖らせる。
(なっ、なんて浅ましいのっ・・・・・)
(・・・望のオッパイは・・・・・誰の指でもいいのっ?)
何時か触れられる事を夢見た涼の指ではないのに。
慣れ親しんだ自分の指でもないのに。
唾棄すべき卑怯な男達にいい様に嬲られているというのに。
そんな事」にはお構い無しに欲情でコリコリに勃起する淫乳首。
「へへへへ、勃ってきやがったぜ」
肉体の恥ずかしい反応を揶揄され、唇を噛む望。
「ねえ、榎サン。俺にも楽しませて下さいよ」
長島が抑え切れずに昂ぶった声で兄貴分に哀願する。
「それじゃあそろそろ替わってやるか」
「待ってましたっ!!」
望の背後に廻る榎と入れ替わるように長島が彼女の目の前に立つ。
卑猥な動きをしながら長島の指が望の胸の膨らみへと伸びる。
「ほおおおおおうっ!」
むにっ。
柔らかな肉の双丘は邪な指の思う侭にそのカタチを変形させられる。

先程の榎の巧緻なテクニックとは対極にあるかのような荒々しい責め。しかし、そ
の責めに痛覚ではなく、快感で応えを寄越す乳房は重くしこり始めていた。
(しっかり、しっかりしなきゃ、望っ!!)
(こんな卑劣なオトコ達にいいように嬲られて感じたりしては駄目っ!!)
(乳首を勃起させるなんてはしたないわっ!)
煩悶する望を他所に、彼女の背後に廻った榎は行動を起こす。
スカートを捲り上げる。
白く、丸く、張り詰めた、瑞々しいヒップが蛍光燈の光を浴びて輝く。
榎の指はその水蜜桃を覆い隠す白いパンティへと伸びる。
掴む。
上へと引き絞る。
ギュインッ!!

一本の紐のようになった下着が望の秘部を圧迫する。桃尻に深々と亀裂が走る。
クリトリス。
尿道口。
膣口。
会陰部。
肛門。

おんなの羞恥の器官が一列に並ぶ縦溝を、彼女の秘部を護るべきパンティが逆に凶
器となって襲う。
更に引き絞られる小さな布切れ。
「はおおおおおおううンっ!!」
ボタボタボタッ!
糸を引きながら、油の染み込んだ廃工場の床に望のラヴジュースが零れる。

褌のようになってしまい恥丘に食い込むパンティの両脇からは楚々とした風情の飾
り毛がはみ出す。

重く、露をまとわりつかせた陰毛は黒々と濡れながらも、力強く逆立っていた。
じゅぶううううっ。
じゅぶぶぶぶぶううっ。

おんなの恥ずかしすぎる淫裂に食い込んだ布の凶器が前に、後ろに引き絞られる。

「くっ・・・・・そっ・・・・そんなに・・・・・しないっ・・・・!・・くふぉ
おおおおおンっ!!」
(ああっ!!そんなに擦っちゃ嫌ああああああああああっ!!!)
(クッ・・・・クリトリスが勃起しちゃうのっ!!)
(・・・・皮が・・・・・・包皮が剥けちゃうううっ!!)

望が心配した通りに、敏感な女芯は欲情のエナジーを糧にしてその大きさを徐々に
増しつつあった。

望は今こそ、自分でその官能を目覚めさせた毎日のマンズリの事を深く後悔し始め
てはいたが、もはや遅すぎたのだった・・・・・・・・・・・

日を追う毎に激しくなる望の一人遊びは、己の躯の未知なる器官の開発にその矛先
を向けていった。
特にその標的となったのがスリットの頂に鎮座する瑪瑙色の尖りだった。

最初こそは柔らかな包皮の上から撫で擦るだけだった愛撫はやはり日毎にその激し
さの度合いを強めていった。
もはや直接弄らなくては満足の行くエクスタシーを得られそうにも無かった。


第4話

自室のベッドの上で、股間の前に手鏡を置いて、秘芯の有り様を確かめながら細い
白指で恐る恐る包皮を剥き降ろす。
「ああっ・・・・・こんなにピンピンに勃起してるなんてっ・・・・・」
皮を脱ぎ捨てた肉真珠は浅ましく肥大し、物欲しげにその身を震わせている。
指の腹でそっと触れてみる。
「はふぉおおおおンっ!!」

女芯から発信されるあまりの愉悦にベッドに倒れ込み、仰け反り、悶絶する望。
(こっ、こんなに凄いなんてっ・・・・・)
だがそれでも望の指は恐れる事なく肉豆を転がす。
「ひっ・・・・・いいっ!!」

はしたなく腰を宙に浮かせる。二本の開ききった太股がつくりだす角度さえもが淫
らがましい。
「りっ・・・・涼君っ・・・・いいのっ・・・・・もっと・・・・もっと嬲ってええ
ええええっ!!」
人差し指と薬指とで勃起した肉の尖りを上下にしごきたて、中指は膣前庭を擦り上げ
る。

「・・・・イクっ・・・・イクっ、イクっ、イイイイイクウウウウウウウウッ!!
!」

ギシギシとベッドのスプリングを軋ませながら腰をグラインドさせて激しく昇り詰
める望。

いつしかその可憐な唇の端からは涎が零れている事に本人も気付いてはいなかった
・・・・・・・・・・・

あの時の痴態が望の脳裏にまざまざと甦る。
(こっ・・・・この人達の前で・・・・・・あんなに激しく達してしまったら・・・
・)
もう二度とは元の生活には戻れないであろう事を予感する望。
だが一刻一刻と崩壊の時は迫っていた。

もはや完全に剥けきったクリトリスが望自身のパンティによって圧迫され、押し潰
されている。
既に痛みはない。あるのは頂点の昇り詰める快楽だけだ。
「それそれそれそれそれえええいっ!!」

榎もその事を察知したのか、ここぞとばかりに激しく縄パンティを前後にしごき立
てる。

激しい摩擦運動から秘部を護ろうとして、更に大量に、より粘り気を増して、溢れ
出すラヴジュース。
「へへっ、兄貴。なんだか望チャンのオツユが粘っこくなってきましたぜ」
「本気汁か・・・・・・くははははっ!」
(ああっ・・・・・もう・・・・・そんなになってるなんて・・・・・)
「へへへへ、イク時はちゃんと言わなきゃ駄目だぜ」

(そっ・・・・そんな事・・・・・口が裂けても・・・・・言わないわっ!!)
しかし。

胸を荒々しくいいように揉まれ、淫裂を擦り上げられるこの状況では、望の躯はそ
の持ち主の考えなどお構い無しだと言わんばかりにオルガを求めて疼く。

更に数分前から望の躯を苛む別の生理的欲求ももはや限界に達しようとしていた。

(ああっ・・・・・・・・もうっ・・・・・・駄っ・・・・・・駄目っ・・・・・
・・)
いよいよ崩壊の刻を迎えて、望の双眸からは熱い涙が溢れ出し、頬を濡らす。
唇の端からは涎が滴り落ちる。

「・・・駄・・・・・目っ・・・・・・・でっ・・・・出ちゃうっ・・・・・・出
ちゃうのっ!!出ちゃうのよおおおうっ!!」
ぷしっ。
望の縄パンティの奥で何かが爆ぜる。
飛び散る飛沫。
ぷしゃしゃしゃしゃしゃしゃ~っ!!
一度堰を切ったソレをとどめる術は望には無かった。
出口を塞がれ、所構わずに撒き散らされる黄金水。
失禁だ。
「うひゃひゃひゃひゃひゃ~っ!!お漏らししやがったぜ!!」

「嫌あああああっ!!お願いっ、お願いっ!!見ないでっ!見ちゃ嫌あああああ
あっ!!!」

失禁しながら昇り詰める望の意識は、この凄まじい現実から逃れようとするかの様
に、暗く、深い闇の中へと堕ちていった。

(ああっ・・・・涼君・・・・・そう・・・・ソコがいいの・・・・・)
ジョキン。
(その先っぽが感じるの・・・・・・もっと・・・・弄って・・・・・)
ジョキジョキジョキ。
(・・・・お願い・・・・舐めて・・・・・・そう・・・・優しく・・・・)
ビッ。
(あンっ!・・・・・そっ、そんなにされたら・・・・・)
ビリビリビリ~ッ。
(駄目っ・・・・・・感じちゃゥッ!)
ブチン。
(・・・・我慢・・・・出来ないのっ・・・・・)
ブツブツブツッ。
(何?・・・・・この音・・・・・)

涼との甘い睦み事の夢の中に混線しているかのようにどこからともなく響き渡る
音。
(ねえ、涼君、何の音?)
闇の中の涼に尋ねる。
望の躯をまさぐっているのは何時の間にか涼ではなくなっていた。
二匹のケダモノ・榎と長島にすりかわっていた。
(いやっ!いやっ!いやああああああああっ!!)

声の限りに叫ぼうとするがそれもかなわない。息苦しく、唇を何かで塞がれている
感覚がある。
周りの闇が徐々に晴れて行く。


第5話

意識を取り戻した望の目の前には、岩石に目鼻がついた様な無骨な榎の顔があっ
た。

唇を、舌を吸われていた。息苦しさを感じたのはその所為だった。おぞましさの余
り、総毛立たせる望。初めての唇はこの卑劣漢によって奪われてしまったのだ。
顔を背けて唇と唇を切り離す望。
「へへへへ、眠り姫のお目覚めだ」
「ひひひひ、やっぱり白馬の王子様のキッスで目が覚めたみたいですね」

「ふへへへへへ、それにしてもいい味だったぜ。マブイおんなは唾液の味まで違い
やがる」
己の唾液の味まで揶揄されて、頬を染める望。

「なんて言うか、こう・・・・甘くってよう・・・・・ベロも蕩けそうに柔らか
くって最高だったぜ・・・・・・へへへへへへ」
思わず俯く望。

その視界に入ってきたモノは・・・・・・・地面に散乱する色とりどりの布切れ
だった。
(・・・・・・・・?・・・・・・・)

意識を取り戻したばかりで頭が朦朧としている望には、一体それが何なのか皆目見
当もつかなかった。
寒い。
その時になってようやく違和感に気付く望。

いまや望がその身に纏っているものと云えば、大きくはだけられた脚の先のブラウ
ンのソックスのみだった。
先程、夢うつつで聞いたあの音は望の衣服を切断し、剥ぎ取る音だったのだ。

「きゃああああああああああああああああっ!!いやっ、いやああああああああ
あっ!!」

必死に身を揉んで少しでもおんなの羞恥の器官を隠そうとする望だったが、手足を
縛められたこの状況ではそれも適わぬ事だ。
躯を動かすたびにプリプリと揺れる張り詰めた乳肉。
クリクリと擦れ合う桃尻肉。
その動きはむしろ、二人の陵辱者の獣性を刺激して止まなかった。

瞼を閉じていても躯の恥ずかしい部分にケダモノの視線がグサグサと突き刺さる。
うなじにも。
乳房にも。
脇の下にも。
臍にも。
太股にも。
繊毛にも。
勿論、おんなの縦溝にも。
桃尻の深々とした渓谷にも。
菊の蕾にも。
たった四つの瞳のはずなのに、それ以上の視線が望を射る。
そして、その部分は、徐々に熱を持ち始めていた。
「ふへへへへへ、望チャンだけ裸なのも不公平だな。そろそろ俺達も脱ぐか」
「待ってましたッ!!」
あっという間に素っ裸になる二人。
「ひィっ!!」
二人の下腹部に屹立する欲望の凶器を目の当たりにして、瞼を硬く閉じる望。
(あんな・・・・・あんなモノが・・・・・・・)
(とても入らないわッ・・・・・無理よッ・・・・・)
(あんなに太くて・・・・長いなんて・・・・・・)

視界に入ったのは一瞬だったが、瞼の裏には二人の剛棒がクッキリと焼き付いてい
た。

恐るべき太さの榎の剛棒。長さこそは平均的なイチモツではあったが、その太さは
常人離れしていた。その幹の周長は望の指ではとてもまわりきれそうにも無いほどの
圧倒的な太さだ。

一方の長島のモノも負けてはいない。こちらは太さこそは人並みではあったもの
の、驚嘆するべきはその長さだ。優に25cmにも及ぼうかと云う超人的な長さを誇る
彼のイチモツは本人のヘソの位置を軽くオーバーテイクしている。

どちらの剛棒にせよ、いまだ自分の指一本しか受け入れた事のない望の秘唇にはあ
まりにも酷な相手には違いなかった。

「へへへへへ、これが望チャンお待ちかねの逞しいマラ棒だ。目を瞑っていないで
しっかりと見るんだ」
かぶりを振って拒絶する望。
「聞き分けのないアマだ。おい、哲。さっきのアレを持ってこい」
「へいっ!」
なにやらゴソゴソとした音が聞こえる。
(いったい・・・・何をされるのっ?)
そう思ったのもつかの間、いきなり乳房に押し当てられる冷たい感触。
「ひぁっ?」
恐る恐る瞼を開けて、自分の胸の膨らみに視線を向ける望。
ハサミだった。

銀色の、鈍く光を反射させる布切り鋏が望のピンク色の初々しい乳首を今まさに挟
もうかというところだった。
「やめてっ!!」
「ふへへへへへ、だったらちゃ~んと俺達のマラをしっかり拝むんだ」
「そっ、それは・・・・・」
躊躇う望を急かすかの様にハサミが徐々に閉じられていく。
「ああっ!やっ、止めてっ!!きっ、切らないでっ!!」
「だったらそのお目々でしっかりと拝むんだよ」
「見ますっ!見ますから、お願いだからハサミを退けてくださいっ!!」
ゆっくりと瞼を開ける望。
嫌でも視界に入ってくる二本のイチモツ。


第6話

「どうだ?芭月のヤツのモノと比べてみて?アイツにはもうズコバコやらせてるん
だろ?」
「ばっ・・・・・馬鹿な事を言わないでっ!!」
「それともカナダのフニャチン野郎にでもヤられちまったのか?」
「しっ・・知りませんっ!!貴方達にそんな事を言う必要ありませんっ!!」
「おいおい、まさかバージンだっていうのか?」
口で答えるよりも、雄弁に語る望の頬は紅く染まっていた。
「うひゃひゃひゃひゃひゃっ!こりゃ初物ですぜ、兄貴!!」
「ふふふふふ、こいつは掘り出し物だ。くくくくくく・・・・・」

榎は自分の人差し指をピン、と伸ばし、おもむろに望の可憐な唇へ突き立てる。
「うむぅぅ~ッ!!」

「おかしな事を考えるなよ。噛もうとしたらお前の乳首がちょん切れると思えよ」
「むうっ!むふうっ!!」

「そうそう、しっかりしゃぶるんだ。ちゃんと濡らしておかないと痛い目を見るの
はオマエさんの方なんだからな」
じゅぽっ。
ぢゅぷぷぷぷぷ。
指で唇を犯される望。
屈辱のあまり、新たな涙が吹き零れる。
「ふふふふふ、もうそれぐらいでいい」
チュポンッ。
ネットリとした唾液を纏わり付かせながら引き抜かれる榎の人差し指。

その指が望の股間の位置にまで下がるのを目で追った時、ようやくこの卑劣漢の考
えていることが分かった。
「まさか・・・・・・」
「そのまさかだ」
ツプっ。
「ヒッ!?」
ツププププププ~ッ。
「あひいいいいいいいいいいっ!!」

生まれてこのかた、望自身の細い指、しかもその第二関節までしか受け入れた事の
ないクレヴァスが、彼女の指の二倍の太さはあろうかという榎の節くれ立った指を
深々と受け入れる。
「ヒイ~ッ!!アヒッ、クヒイイイイイイイ~ッ!!!」
恥も外聞もなく、泣き叫ぶ望。
「へへへへ、こんなので痛がってちゃ、俺様のモノはとても咥え込めないぜ」

挿入されるだけでも精一杯なのにも関わらず、さらに膣内で何かを探るように掻き
回す榎の指。

「ん?・・・・・・・へへへ、ようやく見つけたぜ。望チャンのGスポットをよう
!」
ザラザラとした膣の内壁部を引っ掻く様にして刺激されて、よがり狂う望。

自分だけしか知らないと思われた、自らの躯の秘密を暴漢ごときの指に暴き立てら
れる屈辱。

だが、いま望の心中では屈辱の炎よりも激しく燃え盛る焦燥の炎が勝っていた。

(・・・あふうッ・・・・・そんなに・・・・・擦られたら・・・・・・・アレが
・・・・出ちゃうっ!・・・・・・)
「そらそらそらそらあッ!!」
「くッ・・・・・くふゥッ・・・・・・・ひっ・・・・・・・ひィんッ!!」
徐々に高まる内圧。決壊の時は近い。

「はっ・・・・はおっ!!・・・・・・駄目っ、出ちゃっ、出ちゃうのおうっ!
!」
ぷしゃっ。

再び望の股間で液体は爆ぜたように迸る。だが、先程の小水とは明らかに違うの
は、その粘り気だった。
愛液だった。
潮を吹いたのだ。

Gスポットを擦り上げられる事によって噴き出すラヴジュース。はしたない性癖を
暴き立てられ、屈辱に身を揉む望。
「ふひひひひひ、まるで射精でもしたみたいだったぜ」
「くうッ・・・・・・・・・・・」

諦泣する望だったが、二人の悪魔は彼女を悲しみに浸る暇すら与えてはくれなかっ
た。
「さてと・・・・・そろそろいくとするか」
「いやっほう!!」
灼熱の剛棒を望の可憐な秘唇にあてがう。
「ああっ、それだけは、それだけは許してっ!!お願いよっ!!」
「ふふふふふ、観念するんだな」
グイッ、と腰を突き出す榎。
「むっ・・・・無理ですっ!そんなの入りませんっ!!」

「大丈夫だ、心配するな。オンナのカラダってのはちゃ~んと咥え込むように出来
てるんだ」
ズブズブズブ~ッ!!
「ひっ・・・・・・・ひいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!」

あられもない声を上げて悶絶する望。拘束された不自由な躯を海老の様に反らせ
る。全身にジットリと浮かび上がった汗が灯りを反射して艶めかしく輝く。珠になっ
た雫が飛び散る。
最も太い雁首が望のとば口を通過する。
「やっ、止めてえええええっ!!切れちゃうのっ!!」
望の腰を抱え込んで更なる深みを目指す淫棒。
「さあてと、いよいよ望チャンがオンナになる一瞬だ」

「お願いっ!それ以上挿れないでえェッ!!ヒーメンがっ、ヒーメンが破けちゃ
うゥッ!!」
「うおりゃあああああああっ!!」
「!!」

遂に、最後の防波堤を打ち破って胎内に侵入してくる剛棒の熱さを、望はカラダ全
体で感じる。
ズブズブズブズブ~ッ。


第7話

更に奥深く潜り込んでいく榎の肉の凶器。処女が受け入れるにはあまりにも酷なイ
チモツが望の蜜壷の底を叩く。

「あひいィッ!奥にっ、奥に当たってるのっ!!もうっ、これ以上はっ、はっ、挿
りませんっ!!」
ゆっくりと引き抜かれる榎の分身には、望の処女だった証が滲んでいた。
雁首まで後退したソレが再び奥に進む。
「かはぁっ!!」
「へへへへへ、どうだい、望チャンよ。俺様のマラの味はよ?」
尋ねながらも腰を前後に振り続ける榎。
「あっ・・・・あうっ・・・・・うむンッ・・・・・・」
息も絶え絶えに苦しむ望。

「お願い・・・・・・・・もう、もう、抜いて・・・・・・・・くだ・・・・さい
・・・・・・・」
「ふひひひひ、一体なにを抜いて欲しいんだ?」
「あうっん・・・・・そっ、それですっ・・・・・」
「ソレじゃあわかんねえなあ。カナダ仕込みの英語で言ってくれや」

泡立つ愛液を辺りに撒き散らしながら激しいストロークで出入りする肉の凶器はい
まだに硬度を保っている。
「・・・・・・・・」
「言わなきゃあずっとこのマンマだぜ?」
じゅぶぶぶぶぶぶぶ~っ。

「・・・・・・・・コッ・・・・・・・コックですっ・・・・・ああっ・・・・
・」
乙女が口にする事すら憚られる隠語を無理矢理に言わされて、涙を零す望。
「ついでにコックが何処に入っているのかも英語で教えてくれや」
「・・・・・・・・・・・・・・・」

唇を噛んで口を閉ざす望。そうでもしなければ、まるで恥ずかしい淫語が漏れてし
まうと云わんばかりに。

「いわなきゃこのままザーメンを流し込んでやるぜ?それともスペルマって言った
方がいいのか?」

「そっ・・・・・そんなっ・・・・・・・中にはっ、カッ・・・・中には出さない
でっ!!」

「だったら言うんだ。俺様のブっといコック様は望チャンの何処にズボズボと出入
りしてるんだ?」

「あうぅッ・・・・・・カッ、カントですっ!!プッシーからコックを抜いてええ
ええっ!!もうっ、これ以上ファックしないでっ!!お願いよっ!!」
「よしよし、よく言えたな。御褒美にホットなスペルマを流し込んでやるぜ」

「そっ、そんなっ!!約束が・・・・・はをンっ!!・・・・・・約束が違いま
すっ!!」

「ふははははっ、ハナっからそんなモン守る気はねえよ!信じてたのか?馬鹿なオ
ンナだぜ!!」
ジュボオオウッ!
ヂュビュビュビュビュ~ッ!!
「おふぉッ・・・・・ひっ、酷いわっ!!あんまりよおおうっ!!」
「そら、しっかり俺様のスペルマを受け止めるんだぜえっ!!!」

望は自分のプッシーの中で榎のコックが大きく脈打つのをハッキリと感じていた。
ドピュウッ!!
「あはうッ!!」
ドピュリュリュリュリュリュ~ッ!!

煮えたぎった毒液が望の膣内に放出され、奥の壁を叩くき、オンナの孔を満たし
て、溢れる。
「くふふふふ、良い味だったぜ。望チャンよう」
「次は、次は俺ですよね?兄貴ィ~?」
長島が心配そうな情けない声で尋ねる。
「哲、どうせテメエはケツの穴なんだろ?全くスキモノだぜ」
ジュボッ。

破瓜の鮮血と、泡立つ愛液と、白濁する己の樹液にまみれた欲棒をぬめった音と共
に引き抜く。
「んっ!」
痛みに身悶えする望。
「思う存分姦りな」
「ひひひひひ、望チャン、お待たせ!」
後ろに廻り込む長島を目で追う望。
「何?・・・・・」

長島の真意を量りかねる望。彼女のプリプリとしたヒップが長島の手で割られる。
「嫌っ!何をするのっ?」
「へへへへへへ、俺っちの狙いは最初っからこっちの穴よ」
「ひゥンッ!?!」
ぬちょおおおうっ。
望は排泄の為の器官を暴漢の舌で舐められ上げるおぞましさに声を上げる。
「へへへへ、望チャンのお尻の穴がピクピクしてるぜ。感度良好!」

望の尻の穴の反応を楽しむかのようにしゃぶり続ける長島。皺を一本一本数えるか
のように丹念に舌を這わせる。
「嫌っ!!そんなトコロ舐めないでええェッ!!」
キュッと窄まる望のアヌスを抉じ開ける様にして舌を突き刺す長島。
「へへへへへ、感じてきているみたいだな、望チャン」
望は自分の股の下から前方に突き出される長島の掌を見て愕然とする。

長島の指にネットリと絡み付く白濁した欲情汁は・・・・・・・・紛れも無く自分
のモノだった。
尻の穴を舐られて濡らしたのだ。
皺の間を刻まれて発情したのだ。
穴の中まで差し込まれて三つの豆を尖らせているのだ。
両乳首とクリトリスを硬く勃起させているのだ。
穴があれば入りたかった。しかしそれはかなわぬ夢だった。
(うっ・・・・嘘よっ!!)
(そんな筈無いわっ!)
(でも・・・・・でも・・・・・・)
(ひょっとして・・・・・激しいマスターベーションの所為なの?)
(毎日毎日三度も四度も慰めているから・・・・・)
(望の躯は・・・・・・エッチになっちゃったのっ?)
(でも・・・・お尻の穴で・・・・・アヌスで欲情するなんて・・・・・)
(・・・・なんて・・・・・なんてはしたないのかしらっ・・・・・・)


第8話

あまりの自分の躯の反応の不甲斐なさに呆然とする望を他所にして、長島がいよい
よ己の肉棒を望の菊孔にあてがう。
排泄器官に押し付けられる灼熱の肉棒に狼狽する望。
「うっ、嘘でしょ?そんなの・・・・入る訳ないわっ!!」

「ふひひひひひ、どうせ毎日俺様のモノよりブっといウンチをひり出してるんだろ
?これぐらい大丈夫だぜ」
「嫌っ、嫌ああよおおうっ!!」

毎朝の排便の要領で肛門括約筋を引き絞る望。それを強引に突き破ろうとする長島
の欲棒との激しい攻防戦。
「ふンっ!ふううううううンっ!!」

鼻息を荒くして必死に持ちこたえる望。だが、その努力も新たなる敵の援軍の前に
脆くも崩れ去る。
ビンッ!!

いままで事の成り行きを傍観していた榎が望のコリコリにしこったピンクの乳頂を
指で弾く。
「はおおおンッ!!」
激痛を超える快感に思わず尻の穴に注がれる力が一瞬、緩む。
そこをすかさず突く長島。
メリメリメリメリ~ッ!!
括約筋が軋む音を立てながら侵入する長島の亀頭。
「はうンッ!!だっ、駄目えエッ!!」
慌てて絞める望。
だが。
ビシッ!!
「かはああっ!!」

こんどはクリトリスだった。激しく弾かれた。にも関わらず望の肉真珠は痛みでは
なく、快楽の信号を脳に送り返してくる。
じゅぶぶぶぶぶぶ~っ。
一気に奥深くまで貫かれる。
アヌスまでも滴った望の肉汁が肉棒の滑りを助けているのは皮肉だった。
「っ・・・・・・!!!」
望は激痛に声にならない叫びを上げる。

イチモツを精一杯に頬張る望のアヌスは、皺が引き伸ばされて、コックの幹が沈み
込む動きに連れて、内側へと捲くれ込んで行く。
長島の腰の動きが止まる。
遂に根元まで飲み込んでしまった望の桃色肛門。
「へへへへへ、どうだい?ケツで咥え込んだ俺様のコックは?」
「はっ・・・・・・・ああっ・・・・・・・」

言葉にならない。ただただ、口を金魚のようにパクパクとさせて、その問いに答え
る望だった。

「へへ、そうかいそうかい、そんなにも尻の穴がいいのか!ふへへへへへ!!」

可憐な菊花に出入りするおぞましい肉棒。長島の腰の律動に合わせて前後にガクン
ガクンと揺れる望の頭。果てしない地獄はいつまで続くのだろうか。

「へへへへへ、完全復活だぜ」

再び望の目の前に立ちふさがる榎の巨体。言葉通り、股間の男根は雄々しく屹立し
て先走りの涎を垂らしている。
腰を突き出す榎。

「なっ・・・・・むっ、無理ですっ!!二本同時になんて・・・・ほおっ・・・・
・無理ですっ!!」

己の身に加えられる更なる暴虐の予感に、自分を失っていた望が哀願して止めさせ
ようとしているのだ。
「つれないコトを言うなよ、望チャン」
いきり立った男根が望の秘唇にあてがわれる。

望の襞は彼女自身の意志とは関係無く、灼熱に滾る欲棒を迎え入れようとして絡み
付く。
「へへへ、下のお口は正直だぜ。そんなにもコックが欲しいか?」

望のオンナの縦溝をなぞるように上下に擦り上げる。先走りのチンポ汁と望のマン
コ汁とが混ざり合い、淫臭を辺りに撒き散らす。
「嵌めて欲しいって言ってみな。ファックして下さいっておねだりしてみな」
「いっ、言えません!!思っていてもそんな事言えません!!」
「ふひひひひひ!!心の中じゃあ思っているのか?」
はっ、と口をつぐむ望。しかし遅すぎた。
「へへへへへ、それじゃあお望み通りに・・・・・」
じゅぽおおおおうっ!!
「ほおおおおおおおおううっ!!」
ぢゅぷぷぷぷぷぷ~っ!!
媚肉にめり込む砲身。望の粘汁が糸を引いて滴り落ちる。
「はおっ!ほおおうっ!!そっ、それ以上っ、インサートしないでっ!!」
ぢゅぼぼぼぼぼぼ~っ・・・・・

「あふうっ、そんっ、そんなにインサートされたらっ、奥に、奥に当たりますっ!
!」
「ふふふふ、まだ二回目だっていうのにキュンキュン締め付けてきやがるぜ」

「こっちの穴も前にアニキのコックがインサートされた途端に締め付けが良くなり
ましたぜ」

「ほっ・・・・・ほおおおうっ!!・・・・・・・カッ、カントのっ、プッシーの
底が抜けちゃう~っ!!」

「こいつはとんだ淫乱美少女だぜ。しっかり突いてやるから派手に気をやるんだな
!」
「俺も協力してやるよ、望チャン。また潮を吹いてアクメを迎えてくれや!」

望の唇が前方の榎に貪られる。歯並びをなぞられ、舌を吸われ、喉の奥に唾液を流
し込まれる。

望の乳が後方の長島にもみくちゃにされる。乳房を捏ねられ、縊り出され、乳首を
捻り潰される。


第9話

望の尻が前方の榎に鷲掴みにされる。指をめり込まされ、割られて、結合部分を曝
け出される。

全身のあらゆる器官が望を快楽の高みに無理矢理押し上げる。言葉通りに気をやる
のは時間の問題だった。

「いっ、嫌よっ・・・・・気なんて・・・・・気なんてやらないわっ!!・・・・
あはああうっ!!」

「へへへへ、望チャンはもうそろそろ気をやるらしいぜ。こっちも例のアレでフィ
ニッシュだ」
「了解ッ!!」

「ああうっ!?・・・・・・・何っ・・・・・・・・嫌っ、こんなのってええええ
ええっ!!」
ゴリゴリゴリゴリ。
たった一枚の薄壁を隔てて擦れ会う二人の剛棒。

「ゴッ、ゴリゴリさせないでえっ!!・・・・・きっ、来ちゃいますっ!!アクメ
がっ!!来ちゃうのおおおうっ!!」

既に望の腰は恥じも外聞も無く振り立てられている。みずから腰を上下前後に揺
すって二本の剛棒に自分の内壁を擦りつけている。
「いくぜっ!哲!!」
「おうっ!!兄貴ィッ!!」

望はハッキリと自分の胎内で二本のコックが弾けて、熱いスペルマがぶちまけられ
るのを感じていた。そしてその迸りを膣奥と腸内に受けて、気をやる。アクメを迎え
る、オルガに達してしまう自分の浅ましさもハッキリと自覚していた。

「いいいいいいっ!!イイッ、イイのっ!!望はイキますうっ!!気をやるのよお
おおおううっ!!」

薄れゆく意識の中で、これこそが自分が毎日のマンズリで求めてきた答えかもしれ
ない、と望は思った・・・・・・・

一週間後。一人の美少女が空港の国際線ロビーに大きなトランクを携えて、一人佇
んでいた。

あの陵辱劇から一週間。望は毎日毎日、あらゆる時間、あらゆる場所で犯された。

祖母の営む花屋・アイダの店先で犯された。剛直に貫かれたままで客に応対させら
れ、汚れ無い花を売らされた。男の客には望自身の薔薇と菊の花まで売り物にされ
た。

学校の男子便所で犯された。二人だけではなく、彼等の取り巻きや、一般の生徒に
すら躯を犯された。見物料まで取られて晒し者にされた。女子生徒にすら見られた。
教師にも犯された。教頭も、校長も、望の躯の奥の奥まで犯した。

保健体育の授業で教材にされた。自分の指で広げさせられた。スペキュラムで奥ま
で覗かれた。ディルドウで実演させられてアクメを迎えた。

昼間の公園でも犯された。近所の幼い子供達が見ている前で犯された。小便まで漏
らした。子供にすら笑われた。気をやらされた。子供の無垢な指が望の秘唇をオモ
チャにした。

夜の公園でも犯された。何組みものカップルの目の前で犯された。大勢の覗きの常
習者の目の前で犯された。公衆便所で客を取らされた。大便をひり出すところまで晒
された。

夜のドブ板通りでストリーキングをさせられた。縄で躯を縛められたままの格好で
走らされた。荒縄で縊り出された乳が上下に激しく揺れた。縄でつくられた瘤が秘裂
に食い込んだ。前後に二本差しにされたバイブレーターが途中で抜け落ちた。バイブ
レーターはコッテリと蜜をこびり付かせて、湯気まで立てていた。

怪しげなナイトクラブで躍らされた。ストリップをさせられた。自分の指で開かさ
れた。括約筋でバナナを切断させられた。オナニーショウをやらされた。潮吹きの実
演もやらされた。舞台の上で黒人男性に恐ろしく太いイチモツに貫かれた。痛みに泣
いた。同時に後ろの穴に二人目のモノがぶち込まれた。屈辱に泣いた。更に三人目の
モノを喉の奥に叩き込まれた。歓喜のあまり、咽び泣いた。

オークションに掛けられた。一晩、120万円で落札された。シミだらけのヨボヨ
ボの老人に身体中を嘗め回された。老人の皺だらけの躯を舐めさせられた。

怖かった。望は自分自身が恐ろしかった。
快楽の海に溺れて行く自分に恐怖すら感じた。
このまま日本にいては泥沼にいるようなものだった。


第10話

幸い、カナダの両親は望に事ある毎にカナダに帰ってこいと口うるさく言ってくれ
ている。いままでは涼の存在が望を引き止めていたが、もはや彼に会わせる顔も無
かった。今日、望が旅立つ事は彼には知らせなかった。彼の思い出の中だけでも自分
は輝いていてほしかった。今の自分を見られたら、犯され、汚され、辱められた自分
を見透かされてしまいそうで怖かった。
『○○時○○分発・カナダ行き○○○便に御搭乗のお客様・・・・・・』

アナウンスが響く。望はトランクを引きながら搭乗ゲートへと向かう。トランクが
重い所為だろうか?望の足元がふらつく。

一体この喧燥の中で何人の人間が気付いているだろうか。ミニスカートから伸びる
白磁の太股の内側が濡れ光っているのを。膝まで垂れている雫の事を。

「ね、トウヤさん、それでね・・・・・・・・・・」

望の前に並んでいるのはハネムーンに出発する新婚カップルだろうか。望とは別世
界に生きる、幸せな二人の会話を聞くとも無しに聞く。

次々と金属探知器のゲートをくぐり抜けて行く人の列。望の前の二人も通過する。
望の番。
通過しようとする。
ブザー。
周りの視線が望に集中する。
前の新婚も振り返る。
「お客様、失礼ですが・・・・・・・」
空港の職員の掛ける言葉は既に望の耳には入ってはいなかった。
(・・・・・・ばれちゃった・・・・・・・・・・・・・)
(ばれちゃったのねっ・・・・・・・・・・・・)
(あそこに・・・・・・・・バイブを嵌め込んでいるのが・・・・・・・)
(・・・・・・・・後ろにも・・・・・・・・・・・)
(二本も咥え込んでるのっ・・・・・・・・)

(・・・・・・乳首にも・・・・・・・・ローターを貼り付けてあるのっ・・・・
・・・・)

ガックリと膝を折る望。駆け寄る職員。カップルの新郎も心配そうに覗き込む。
「大丈夫ですか?」
丁度、目の前にオトコの股間が来る。
(・・・・・・・欲しい・・・・・・・・)
(・・・・・・・欲しいのっ!!)
(アレがっ・・・・・・欲しくてっ・・・・・・欲しくてっ・・・・・・)
(・・・・・・・カラダが・・・・・・・・疼くのっ!!)
男の腰にしがみつく。

スラックスの前のジッパーを開ける。手早く指を突っ込む。トランクスの中の男根
を握る。既に男の頭は初夜に跳んでいるのか、既に熱く屹立していた。
ソレを掴んで引きずり出す。
「なっ、何を・・・・」
驚きのあまり硬直してしまった彼に構わずにいきなり男根を咥える。
「私のっ、私のトウヤさんに何をしてるのよっ!!!」
激怒した新婦が望を新郎のイチモツから引き剥がそうとする。
ドウッ!
もつれ合い、倒れ込む3人。
しかしそれでも望の唇は男根を捉えて離さなかった。
じゅぼおおうっ!
じゅぼぼぼぼぼおおうっ!!
この一週間で叩き込まれたフェラチオのテクニックが発揮される。
「ううっ!!」
苦しそうな新郎。
じゅぼじゅぼじゅぼじゅぼじゅぼぼぼぼおおおうっ!!!
唾液をタップリとまぶして唇でしごく。喉の奥で締め付ける。

イチモツをしゃぶっているだけではモノ足りずに自分の股間に突き刺さっているバ
イブレーターを激しく抽送する。
「むふうっ!!」
じゅぴっ、じゅぴっ、じゅぴっ。
抜き差しの度に愛液が飛び散り、空港の磨きぬかれたフロアを汚して行く。
「ううっ!出ちまうっ!!」
堪えきれない新郎。
「嫌ああアアアッ!!不潔よっ、不潔だわっ!!トウヤさんっ!!!」
泣き喚く新婦。
駆けつけてくる警備員達。

しかし望の耳には彼等の足音は届いていなかった。彼女に聞こえるのは、ただ、口
の中の男根が脈動し、暴発する音だけだった。
どぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅ~・・・・・・・・・・・
涼の事も頭に無かった。
榎と長島の事も頭に無かった。

この一週間でプッシーにインサートされた数十本のコックの事も頭に無かった。
アヌスに注ぎ込まれた数リットルものスペルマの事も頭に無かった。
唇で咥え込み、放出させたオトコ達の顔も頭に無かった。
ただあるのは目の前の怒張だけだ。
望は今、幸せの絶頂の中にいた。





























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