第一話“下級生の場合”その1

「ああっ、斗也先輩!」

瑞木あゆみは長谷川斗也(はせがわとうや)との待ち合わせ場所である保健室の扉
を開けると同時に彼の胸に飛び込む。普段の大人しい彼女からは思いもよらない積
極性だ。
「どうしたんだい、あゆみちゃん?」

斗也は優しくあゆみを抱き止めながら言葉をかける。悪魔の笑みを浮かべながら。
「斗也先輩・・・・あゆみは・・・・あゆみは寂しかったです・・・・・・」

「月曜日にあんなに激しく愛し合ったのに?あれからまだ三日しか立ってないよ?」
「ああっ・・・・・・」

月曜日の痴態を思い出したのであろうか。恥ずかしさの余り、あゆみは斗也の胸に
顔を埋める。
「あゆみちゃん、素敵だったよ」
「ああっ・・・・言わないで下さい・・・・・斗也先輩の意地悪・・・・・」

睦言を交わしながら斗也はあゆみのストレートの黒髪を指で弄る。淫魔のもう一方
の手はあゆみの小さな胸の膨らみへと伸びて行く。
「あっ・・・・」
「僕の言い付けはちゃんと守っているみたいだね?」

セーラー服の上からでもハッキリと分かる乳首のしこり。あゆみは今、ブラジャー
をつけていなかった。

「先輩に・・・・・先輩に一秒でも早く愛して欲しいから・・・・・だから・・・
・」
布地越しに乳首を軽く捻り潰す。
「あふん・・・・・・・」

あゆみは身体中に電流が走ったかのように、斗也より頭一つ以上小さい肢体を震わ
せる。痛みは無い様だ。それはとりもなおさずこの少女が人間の皮を被った悪魔に
よってその身体を開発された事を物語っている。
「こっちはどうかな?」

斗也はあゆみのスカートの裾を指で摘まんで持ち上げる。黒いストッキングに覆わ
れた細い両脚。その付け根の秘奥へと斗也の手は伸びる。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「こちらも僕が言った通りにしているみたいだね。感心感心」
ストッキングの下にパンティすら履いていないあゆみ。
「何時からこんなに濡らしているんだい?」
「そんな・・・・・嘘・・・・・」
「自分でも分かるだろう?大洪水だ。あゆみちゃんは本当にはしたない子だ」
「あゆみは・・・・・あゆみは・・・・・」
「正直に言ってごらん。何時からこんなに汚しているの?」
「くすん・・・・・・・・朝からです・・・・・・」
「・・・・・・・」

「今日は・・・・・放課後に斗也先輩に抱いてもらえる・・・・・そう思っただけ
で・・・・」
「・・・・朝から?」

「・・・・・はい・・・・・朝・・・・起きたら、もう・・・・もう・・・・・・
パンツを汚してました・・・ああっ・・・・」
「・・・・どんなパンツを汚したの?」
「・・・・・・クマちゃんの・・・・・パンツ・・・・・です・・・・・」
「学校に来るバスの中でも?」
「・・・・・・はい・・・・・・」
「授業中も?」
「・・・・・・・・・はい・・・・」
「我慢出来た?」
「・・・・・・・はい・・・・・・・・いえ・・・・・・・」
「どっち?」
「我慢・・・・・・・出来ませんでした・・・・・・」
「どうしたの?」
「昼休みの間に・・・・トイレで・・・・・・ぐすっ・・・」
「自分でしたの?」
「・・・・・はい・・・・・・ごめんなさい・・・・」
「あゆみちゃんはいけない子だ」
「はい・・・・・あゆみは・・・・いけない・・・・・女の子です・・・・」

斗也はあゆみを抱きかかえて保健室のベッドの上にそっと寝かせる。淫魔の本性を
仮面の下に隠して。
「昨日の夜は?」
「昨日の・・・・・・夜・・・ですか?」
「いけないあゆみちゃんは大人しくおネンネしたのかな?」
からかう様な斗也の口調。
「・・・どうして・・・そんなコトまで・・・知ってるんですか?」
「・・・・ふふふふふ、やっぱり」
「あっ!」
「・・・・どうして分かったのか教えてあげようか?」
「はい」

「・・・それはね・・・・僕がいつでもあゆみちゃんの事ばかり考えているからだ
よ」
「ああっ・・・・先輩・・・・・信じてもいいんですね?」
答えの代わりにあゆみの小さな唇を自分の唇で塞ぐ。
「う・・・・・うん・・・・・む・・・・」

自分の口腔に侵入してくる愛する人の舌に、おずおずと自らの舌を絡ませてくるあ
ゆみ。
二人の唇が離れる。
「昨日の夜はどんな風にしたの?」
「・・・・・言わなくちゃ・・・駄目ですか?」
「あゆみちゃんの事ならなんでも知りたいんだ・・・・」
白々しいセリフであゆみの心を蕩かす。

「うつ伏せになって・・・・お尻を高く上げて・・・・・・・触りました・・・
・」
「・・・・何処を?」
尋ねながらゆっくりと小さな膨らみを捏ね回す様にして揉む斗也。
「・・・・・・・割れ目ちゃんです・・・・・」
「・・・・・それから?」

「・・・・・・・・クリちゃんが・・・・・・お鞘から・・・・・出てきました・
・・・・それを・・・・・指で・・・・・」
「摘まんだの?」
「はい・・・・・・・」
「それでイッちゃったんだ?」

「・・・・・・・いえ・・・・・・・・・その後・・・・・・指を・・・・・あ
あっ、これ以上はもう・・・・許して下さい・・・・」
「・・・・指を入れたんだね?」
「くすん・・・・・・はい・・・・・」
「二本も入れたの?」
「違います・・・・・・・・一本だけです・・・・・」
「どの指を入れたの?」
「右手の・・・・・薬指です・・・・」
「根元まで?」
「・・・・・はい・・・・根元まで・・・・・・入れました・・・・」
斗也の手があゆみの細い手首を掴む。



進む





image


















cover

投稿官能小説(2)

トップページ



inserted by FC2 system