官能小説『失われた絆』

赤星 直也 作







第3話 八重の裏顔

 恵のセックス写真を撮って満足したのか、八重は1人で戻り「いつまで裸でいたいのよ。洗わないとダメでしょう?」久美の言葉に、フラフラしながら立ち上がると「来なさい、ここで洗うのよ」シャワー室に連れて行かれる。

 恵はノズルを開くと淫裂の中を丁寧に洗っていく。
「気持ちよかった…。でも、忠明さんが知ったら何と言うかしら。それに、これからどうなるのかしら?」現実の世界に戻って不安になった。

 淫裂を洗い終えると、体の隅々まで洗い「治郎兵衛、拭いてあげなさい」濡れ恵を治郎兵衛がタオルで拭いていく。
「そこは自分でします!」
しかし、それは許されず「私が何と言ったか、聞いていないの?」頬を打たれた。

 「お願いします…」頬を押さえながら言い(悔しいわ。オッパイまで触られるなんて…)恵のプライドが打ちのめされた。
治郎兵衛に、乳房や淫裂も拭かれると恵は鉄格子の部屋に連れて行かれ「ここがあなたの部屋よ。暫くはここで調教されるの」両手首が鎖で繋がれる。

 「逃げたりしません。ですから鎖は付けないでください」
「それは知っている。でも、自分の置かれた立場を知って貰う為にはこれでいいのよ」久美と治郎兵衛は出て行き、恵が1人で残された。

 「何もないのね」部屋の中は何もなく、堅そうなベッドが置かれ、便器があるだけだ。
「起きていても仕方ないしな」堅いベッドに横になって体を休めると、睡魔が襲い、意識が遠退いていく。

 それから、かなり経って「ギャー!」突然の悲鳴で恵は眠気から冷めた。
「ピシャ!」「ギャー!」「ピシャ!」「ギャー!」音と悲鳴が交互に聞こえ「何なのよ、あれは?」不安そうな顔になっている。

 やがて、悲鳴も音も聞こえなくなくなり、静かになると久美が現れて「百合、出なさい!」鉄格子を開けた。
恵は鎖で両手首を繋がれたまま、そこから出て後を付いていく。
いくつもある鉄格子の部屋を通り過ぎ、1階に上がると「イヤ、久美さんイヤです!」男性が数人いた。

 その悲鳴に皆が恵を見つめるが、全裸姿を男性にだけは見られたくはなかった。
しかも、絨毛を剃り落としているから尚更で、不自由な手で股間を押さえる。

 「何やっているのよ。裸を見られたくらいで騒がないで!」久美は恵の尻を叩き「ヒー!」悲鳴を上げた。
「ほら、手を退けるのよ。見られたくらいで騒がないの」また打たれ「やめて下さい。手を退けますから…」両手を股間から退けた。

 「ほう。なかなか、おつな物ですな」
「ホントですね。これは綺麗に手入れしてあるし」腰を曲げ淫裂を覗き込むと(見ないで。そこは見る物ではないのよ)見知らぬ男に淫裂を覗かれ、泣き顔になっている。
「あら、泣いているんだ。それよりも、面白いのを見せてあげるわ」八重もいた。

 恵は八重に連れられ、部屋に入ったが「いやー!」入るなり悲鳴を上げた。
そこには、両首を壁の鎖で繋がれた全裸の女性がおり、しかも、足首も鎖で縛られ全身に赤い筋ができている。
(もしかして、さっきの悲鳴はこの人なの?)不安な顔になった。

 「どう、少しは反省したかしら?」八重は縛られた女性の髪の毛を掴んだ。
「これくらいで、私をおとなしくさせようだなんて10年早いわよ」
「そうかしら、謝るなら今の内よ」
「ふざけないで、私はそんな柔じゃないわよ!」
「強がりは今だけよ。治郎兵衛に久美、準備して」久美は出て行き、治郎兵衛は女性の縛った鎖を解いていく。

 「おや、降参したんだ。私の調教は諦めたのね」
「そうかしら、いずれわかるわ」治郎兵衛に合図すると「何をするのよ、やめなさい!」女性は再び鎖で繋がれ、今度は小さなテーブルに俯せにされ、両手をテーブルの足に縛られた。

 「セックスしたって、降参はしないからね」丁度四つん這いの格好になった。
「いいわよ、降参しなくても。後で泣いても知らないからね」八重はまだ余裕がある。
そこへ、白い大型犬を連れて久美が現れると「まさか、犬で…」女性の声が震えている。

 「そうよ。この犬があなたとやりたいんだって!」久美が犬の肉竿を擦って行くと「あら、人間と同じよ。もう堅くなっている!」興奮している。
「謝ります。ですから、やめさせて下さい」犬が現れた事で、女性の態度が一変した。

 「ふざけないで。あれだけ言ったんだから許せないわ。ついでにビデオも撮ってやるわよ、犬とのセックスを!」
「許して。謝りますから許して下さい!」悲鳴を上げるが、女性の背中に大型犬が乗り、八重はビデオを構えている。
「いや、いや~!」犬の肉竿が女性の膣に入った。

 「やめて。お願いですから、やめて!」泣きながら叫んでいるが、相手は犬だから、いくら叫んでも通じず、人間と同じく腰を振って行く。
それには「イヤ、イヤ、イヤ~!」悲鳴を上げ続けた。

 やがて、犬が背中ら降りた。
「良かったわね。犬の子供を産めるわよ」
「許して下さい。今までの事は謝りますから許して下さい…」泣きながら淫裂から液体を流している。

「もう逆らわないと誓えるの?」
「はい、誓います。ですからシャワーで洗わせて下さい」
「そうね、ビデオに撮ったしね。逆らったら、このビデオが実名で流れるからね」
「絶対に逆らいません。誓います!」
「それならいいわ。治郎兵衛、シャワーを浴びさせて」鎖が解かれ女性が部屋から連れ出された。

 「見たでしょう、私に逆らうとああなるのよ」
「逆らいません、お嬢さんの言う事は何でも聞きます」返事した恵の全身が恐怖に震えており(怖い人だわ、あんな事を平気でやるなんて…)改めて八重の怖さを知った。

 「わかったら、言う事は何でも聞くのよ」
「はい、何でも聞きます」
「だったら、百合は今日から猫よ。猫になるの。盛りのついたメス猫にね」
「ね、猫ですか?」言った途端に「ピシー!」とムチが飛び「ヒー!」と悲鳴を上げた。

 「猫は喋らないの。わかった?」
「ニャー!」猫の鳴き声をすると「それに、立ったりはしないわ。四つ足で歩くでしょう?」乳房をムチに先端で刺した。
「ニャー!」顔を歪めて四つん這いになると「治郎兵衛、鎖を解いておやり、これでは歩けないし」(歩けない…。まさか人前でもやらせる気なの…)顔が引き吊る。

 鎖が解かれると首輪が付けられ、革紐も付けられて、恵はペットの替わりをやらされようとしている。
「おいで!」八重は革紐を引いて外に出ると(イヤ、見ないで!)先程の男性達がニヤニヤしながら後から覗く。
「あら、猫の性器がお気にいりなの?」

 「お嬢さん、猫のオ○ンコだって、オ○ンコに変わりないですから、興奮しますよ」
「イヤだわ、オ○ンコだなんて。卑猥ね」笑顔で話しているが(悔しいわ。でも、忠明さんを助ける為だし…)泣きたい気持ちを堪えている。

 「お嬢様、お食事の用意ができました」メイドが声を掛けた。
「今行くわ。猫のも用意して」
「猫のもですか?」
「そう、今日からペットが増えたのよ」恵のお尻を撫でている。
「わかりました。用意します」
「聞いたでしょう、いくわよ」革紐を引いて(苦しい、そんなに早く歩けないわよ)膝と両手を動かして歩くが、それは屈辱以外、何物でもなかった。

 四つん這いで歩いて行くと食事が並んだテーブルがある。
「猫のえさはどこかしら?」
「こちらです」マットの上に新聞紙が敷かれ、皿が置かれてあり、中にご飯と魚が一緒に乗っている。

 「百合、ご馳走を作ってくれた人に礼を言わないと」
「ニャー!」メイドを向いて鳴いた。
「あら、立派な猫ね。私よりもオッパイが大きい猫だわ」
「ホントね。猫なのに、オッパイは人間並みよ」メイド達も恵をからかっている。

 「お食べ、猫は箸は使わないのよ。直接手と口で食べるの」恵は言われた通り、口だけで食べるが、うまく食べられない。
「ほらこぼして。ちゃんと拾いなさい」新聞紙にご飯がこぼれ「ニャー!」鳴いてから舌で拾っていく。
「お利口ね、百合は」またお尻を撫でられ(悔しいけど我慢しないと…)声を上げて泣きたかったが、忠明の事を考え堪え口で食べていく。

 その間に八重は食事を終えた。
「あら、上手に食べたわね。何かご褒美を上げた方がいいわね」
「お嬢様、猫には鈴などいかがでしょう?」
「いいわね、鈴あるかしら?」
「前のペットが付けていたのなら、ございますが…」
「それでいいわ、付けて」
「わかりました、直ぐお持ちします」こうして、首輪に鈴が付けられた。

 「久美、ペットに何か芸を覚えさせたいわね」
「それでしたら、チンチンなどいかがで?」
「そんなのはつまんないわ。そうだ、これがいいわ。そこに座って!」腰を降ろした。

 「足を開くのよ」(そんな事したら、性器が丸見えになっちゃう…)項垂れて足を広げ、恵はM字開脚をさせられた。
「あら、この猫人間と同じ物を持っているわ」
「ホントね。ヘアまで剃って見せたがってるわよ」淫裂を見ながら笑いだし(う、う、う!)泣きたかったが、かろうじて堪えている。

 「久美、写真で撮って上げて。覚え立ての芸をね」
「かしこまりました」久美はデジカメで開脚した姿を撮りだし(撮らないで、写真はイヤです!)作り笑顔をしている。

 「お嬢様、猫ですがどこで寝かせます?」
「治郎兵衛に任せるわ。トイレも治郎兵衛にやらせて」
「わかりました。伝えます」恵は久美に革紐を引かれて、地下室の先程の部屋に戻された。
「治郎兵衛、トイレを頼むわ。やり方は私が教えるから」恵は相変わらず四つん這いで歩いている。

 「座って!」洋式トイレに座らされた。
「出すのよ、早く!」(そんな、急に出せと言っても出ないわよ)下腹部に力を入れると「ジャー!」排尿が始まり、それを久美と治郎兵衛が覗き込み(見ないで。これは見る物じゃないのよ)力を入れて振り絞った。

 その甲斐あって排出が停まった。
すると、治郎兵衛がティッシュで淫裂を拭きだし「ほら、おとなしくしなさい。綺麗にしてあげるから」閉じようとする足を叩かれた。
(イヤです、触らないで下さい)項垂れたまま淫裂を触られていく。

 「綺麗になったわね。お礼を言いなさい!」
「ニャー!」
「治郎兵衛、お利口でしょう。この猫、オッパイも人並みよ。触ってみて!」治郎兵衛が乳房を掴むと揉みだし「ニャー!」首を振った。

 「気持ちいいんだって。もっとやって上げて」恵は便器に座らせたまま乳首を吸われて「ん、ん、ん!」呻き声を上げる寸前だ。
「それくらいでいいわ。後は休ませて」やっと便器から降ろされた。

 そして、首輪が外された。
「これを外したからもういいわよ。これを付けた意味を忘れないで!」
「わかっています」力無い返事だ。

 「それならいいわ。それから、治郎兵衛がたまっているの。口でやってあげなさい」
(そんな、口でやれだ何て…)拒めば打たれるから、素直に治郎兵衛のベルトを緩めズボンを下げた。
「挨拶はどうしたの?」髪の毛が振り回される。
「ご、ご奉仕させて下さい。お口でオチンチンをご奉仕します…」

 「最初からそう言うのよ」髪の毛から手が退けられ、恵はパンツも引き下げ肉竿を口に入れる。
「ウグ、ウグ!」フェラは嫌いだから、夫でさえ滅多にやった事がない。
それなのに、見ず知らずの肉竿を口で擦って行く。

 「上手よ、記念に撮るわね」またデジカメで撮られていく。
(撮らなくていいです)目を閉じて口を振り続けると「うー!」治郎兵衛が昇りきったのか、恵の頭を押さえ密着させた。
(イヤ、何するのよ。咽に当たって痛いのよ)それと同時に不快な液体が漂いだし(イヤ、射精なんてイヤ!)首を振った。

 「出したのね。百合、飲むのよ。吐いたら罰だからね」治郎兵衛の手が放され「ゴクン!」一気に飲み込んだが、漏れた液体が涎のように糸を引いている。
「いいわね、フェラされた百合も」また撮って(もうやめたい。でも、忠明さんを助け出す為には我慢しないと…)初めて口への射精に涙を流している。



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ハードなものからソフトなものまで官能小説どっさり。自作品のほか投稿もあり。
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