官能小説『淫欲の街』

赤星直也 作



画像は相互リンク先「PORNOGRAPH」RIKO様からお借りしています



第22話 セクシーショー 

 「皆様、お待たせしました。これよりヌードダンスを始めます…」その声に、すかさず歓声が上がった。
(こんな、大勢にヌードを晒すなんて…)項垂れて横に並んぶと、音楽が流れ「笑顔よ。笑顔でやるのよ」深雪が声を掛ける。
(裸を見られて、笑顔はないわよ!)強ばった顔をしながら、作り笑顔をして、踊り出した。

 「いいぞ、オッパイがいい!」「オッパイもいいけど、オ○ンコが最高だ。もっと足を開け!」客は勝手な事を言う。
「聞いたわね。やるのよ!」深雪は足を高く上げて、淫裂を観客に見せると「もっとだ。もっとオ○ンコを見せろ!」歓声が上がる。
(イヤだけど、やらないと…)深雪を見習って、足を高く上げて「おー!」淫裂のオンパレードだ。

 「いいよ、オ○ンコの見比べだ。3番がいいよ」
「俺は5番だ。オッパイもオ○ンコも最高だよ、顔も可愛いし」テンションも最高潮になった。
大歓声が響く中、9人は踊り続けて、流れ出た汗で体がテカテカ光っていく。
淫裂や乳房も濡れて光り、観客も興奮して、股間が皆膨らみきっている。

 踊り出して10分が過ぎた頃、音楽が鳴りやんだ。
「戻るわよ」深雪を先頭に、部屋に戻るが、戻るなり「う、う、う!」悔しさに泣き出す綾子だ。
「泣いてどうするのよ。まだあるのよ!」
「まだあるって、なにがですか?」
「ショーよ、セクシーショーをやるの。いやらしいポーズを取って、投票して貰うの」

 「イヤよ。そんな、恥知らずな事はやらないからね!」
「あら、棄権するのね。だったら、最下位という事で公開オ○ンコよ!」
「イヤです、セックスなんてイヤ!」
「イヤなら、いっぱい投票して貰うのよね。オ○ンコされずに済むし…」
(こんな大勢の前で、セックスなんてできないわ。恥を忍んで、やるしかないわ…)皆の顔が強ばっている。

 「やっと、やる気が出たわね。それでいいのよ」深雪は笑顔になった。
そこに「準備が出来ましたから、お願いします。番号の通りにやりますから」1のワッペンを付けた美沙が一緒に出ていくと「どんな事を、するのかしら?」残された皆が不安になっている。

 「きっと、オ○ンコを指で弄っているわ。それに、オッパイもこうしたりして」深雪は得意げに乳房を持ち上げ揺すっていく。
(そんな事、しないわよ。でも、ビリになったら罰があるし…)これからしなければならない行為を思い浮かべ、泣き出す者もいた。

 暫くして、美沙が部屋に戻ってきたが、戻るなり声をあげて泣きだした。
(恥ずかしかったのね。でも、私も罰はイヤだし…)妙子と美香も、恥辱の行為を決意した。
やがて、妙子の番になり強ばった顔をして出ていく。
(どんな事をすればいいのよ…)覚悟しているが、やはり自分の姿を想像すると、決心が鈍り「早くやれ!」観客が現れた妙子に歓声を掛けた。

 妙子は腰を降ろし足を開くが、それはMの字開脚だ。
「それくらい、何でもないぞ。もっとやれ!」罵声が飛ぶ。
(わかっているわよ。でも、恥ずかしい…)ゆっくりと、淫裂を指で広げ突起を弄りだした。
それに、膣の中にも指を入れて動かし「あ、あ、あ!」わざと喘ぎ声をあげた。

 「そんな指位じゃダメだ。バイブだ、バイブでやれ!」それでも罵声が収まらない。
(バイブを膣に入れるなんて。オナニーと同じよ…)困った顔をすると、客がバイブを差し出した。
(これで、やれと言うのね…)受け取ると、膣腔に押し当て「あ、あ、あ!」腰を動かしながら、押し込んでいく。
「俺にも、手伝わせろ!」バイブを差し出した客が、バイブを握り、ゆっくり動かしていく。

 「だめ。そんなのだめ!」腰が浮き上がり背中も反った。
「イヤと言っても、オ○ンコは、もっとして欲しいと、言っているよ!」執拗に動いている。
(ダメよ。そんな事ダメ!)嫌がっても、淫裂は反応して「ヌチャ、ヌチャ!」バイブが濡れていく。
「どうだ、気持ちいいだろう。オッパイにもしてやるぞ!」バイブを動かしながら乳房を握りしめ、時折乳首も掴まれた。

 それには「うっ!」呻き声を上げ、体を痙攣させていく。
(こんな、大勢の前で恥ずかしい思いをしているのに…)嫌がっていた妙子だがバイブを求めて腰が動き、淫汁も流れ出ている。
「もうだめ。もうだめです!」これが限界で、昇りきった姿を見せる訳には行かない。
「残念だな。行かせてやりたかったのに…」バイブが抜かれると、ドロドロした液体がストッキングを濡らしていく。

 「凄いや。オ○ンコやりたかったんだ、あの子は!」
(言わないで。これ以上、恥を掻かせないでよ)立ち上がり、客の間を一回りして部屋に戻って来た。
戻ると、妙子も恥ずかしい行為をした自分に泣きだし「妙子、辛かったのね」美香が抱きしめた。
「う、う、う」美香に抱かれたまま泣く妙子だが、美香も同じ事をしていく。
「あ、あ、あ!」Mの字に開脚し、淫裂にバイブを押し込み喘ぎ声をあげた。

 こうして、深雪を含めて9人が恥ずかしい演技を行うと客の前に並んだ。
「お願い、私を選んで!」深雪は乳房を持ち上げ腰を振る。
(ここでもやるなんて。でも、私だって負ける訳には行かないし…)「私を選んで!」足を開き、淫裂を指で広げる道代だ。

 (道代さんが、あんな事を…。だったら、私も…)「私を選んで。ここを見せてあげるから」次々と足を開いて指で淫裂を広げて行き「そんな…」深雪は驚き顔だ。
そして、投票が行われ、最下位が発表されると「嘘よ、そんの嘘よ!」深雪がブルブル震えている。

 「諦めろ。ここで、俺とやろうよ!」輝明はズボンを下げ出す。
「イヤ、イヤよ。2人きりでして、お願いです!」叫ぶが無駄で「往生際が悪いな。おとなしくやらせろ」輝明がズボンを脱いで、肉竿を露わにしていくと「いいぞ。早くやれ!」客は歓声を上げ、催促している。

 「イヤ、イヤ!」その歓声の中で、深雪は四つん這いにされた。
「あ、あ、あ!」「ヒ~!」喘ぎ声や悲鳴を上げ、淫裂に肉竿を押し込まれていく。
「なんだ、元気ないな。それでも男か?」
「そうだよ、元気良く腰使え!」お客の声に、ピストンを始めると「抜いて。お願いよ~!」髪の毛を振り乱し体をくねらせている。

 しかし、ピストンが停まる事はなく、むしろ早まっていく。
「イヤ。お腹はイヤ~!」悲鳴と共に、白い液体が淫裂から流れて「中出しだ、中出しだ」歓声が更に上がった。
「出さないでと言ったのに…」深雪はフラフラしながらも、立ち上がるが、淫裂を隠そうともしないから、更に流れ出る。
「そう怒るな。俺だって、押さえようと思ったけど出ちゃってな!」輝明はズボンを履いていき、深雪も服を着だした。

 大勢の前で、全裸を晒した後は保養施設に戻ったが、戻るなりまた全裸にされる。
「綾子、来なさい!」
「もう、女同士はイヤです!」
「イヤでもやるのよ。レズしないと収まらないし…」深雪は強引に皆の前で、押し倒した。

 「見ないで。恥ずかしいから、見ないで!」叫ぶが、深雪の指と舌が、淫裂を撫でていく。
「もうやっているのか。深雪も好きだな…」ニヤニヤしながら輝明が見ている中「あ、あ、あ!」膣の中を動き回る指に喘ぎ声をあげていた。

 翌朝、輝明と深雪は保養施設から出て行った。
「私も帰りたいわ。もう、こんなところから逃げたいし…」
「そうよね、早く切り上げて帰ろうか?」
「私もそうしたい」皆の希望で帰る事にし、車に分乗して出ていく。
勿論、管理人には連絡を取っての事だ。

 休養を1日繰り上げた妙子と美香が、アパートで一緒にくつろいでいると「ピンポーン!」チャイムが鳴った。
「どなたですか?」「私よ、咲代よ。智恵も一緒よ!」その声に緊張が走る。
(会いたくない。でも、このままでいる訳にはいかないし…)ドアを開けて中に入れた。

 「あら、一緒なんだ。それなら都合いいわ。早速だけど行こう!」
「行こうって、どこへですか?」
「仲間よ。仲間が待っているの」2人の腕を掴み外に出たが、時計はすでに、5時を回っている。
「急いで。時間がないのよ」アパートから歩いていくと、バイクが数台停まっている。

 「乗って、急ぐから」無理に乗せられて、走りだすが(どこに行くのかしら?)脳裏には犯される自分の姿が目に浮かぶ。
(そんな事ないわ。もう、犯される事はないはず…)首を振って打ち消すが、また犯される自分が浮かぶ。
それを繰り返していくと修理工場が見えて、バイクが停まると、降りて中に入っていく。

 「何だ、輝明の妹じゃないか!」
「妹で悪かったわね。こんな、綺麗な人も連れてきたのに…」
「おや、これはようこそ。失礼しました」
「そうよ、それよりお願いがあるのよ」

 「何だ。また走るのか?」
「そうなの、お願い、またやってよ!」
「この前言ったはずだ。もう、やらないって!」
「やってくれたら、この2人を抱いてもいいわよ。勝ったらだけど…」

 (何、言っているのよ。誰も、そんな事承知してないわ)2人が、言おうとすると「そうか、この2人が相手なら文句はないな、よし、今回限りだ。抱く前に素っ裸を見せてくれ」
「わかった。ほら脱ぐのよ」
(イヤよ、どうして裸にならないといけないのよ…)不満顔で、シャツのボタンを外していく。

 「俺も手伝うよ」シャツを脱いでいる間に、ズボンとパンティが一緒に引き下げられた。
「おー、パイパンだ。しかもピアス付きだ!」妙子のズボンが脱がすと、美香のズボンも引き下げた。
「こっちもパイパンだ。やりたいよ」2人の淫裂を見比べていく。
「凄いでしょ。ほらオッパイ大きいわよ」咲代と智恵は2人の乳房を揺すっていく。

 「咲代。お願いだから、1人とだけ、やらせてくれよ!」
「ダメ、勝ってからよ。それまではオッパイだけ」
「お願いだ、咲代。やらせてくれよ、お前でもいいから…」
「困ったわね。智恵どうする?」

 「咲代、しょうがないから、口でやらせたら?」
「フェラか。どうせなら、2人で交代しながらやってくれよ!」ズボンとパンツを引き下げた。
「オ○ンコされるよりはいいでしょう。ほら、やるのよ!」その通りだった。
セックスさせられるよりは、口の方がましだから、2人は肉竿を舌でなめていく。

 「いいよ、最高だ。あんたから、やってくれ!」美香の乳房が握られ、美香は口の中に肉竿を迎えた。
「その間は、あんたのオ○ンコを広げてくれ!」言われるまま、淫裂を手で広げた。
「気持ちいい。こんな事してもらえるなんて、天国みたいだ!」次第に昇っていく。
「交代だ。今度はお前がオ○ンコを見せろ!」妙子が口で擦りだし、美香は淫裂を広げている。
(オチンチンをなめるなんてイヤよ)渋々口を動かしていく。

 突然「イヤー!」悲鳴を上げた妙子の口から、糸を引いて流れている。
「出したんだ。飲むんだよ。ほら、お前は仕上げだ!」妙子はそれを飲み込み、美香は、肉竿に付いた白い液体をなめさせられた。

 「どう。スッキリしたでしょう?」
「ああ。これで、やる気が出たよ。勝負は何時だ?」
「金曜日よ。金曜日の10時スタートなの」
「わかった、必ず勝ってみせるよ。咲代と智恵も触らせろよ、縁起もんだからな」乳房を触っていく。

 「あら、オッパイだけでいいの?」
「お前達も、勝ったらやらせてくれるか?」
「セックスはダメ。この2人で我慢して」
(何言っているのよ。あんたがやればいいのよ)黙って、シャツを着ていく2人だ。

 そして、金曜日が来た。
妙子と美香は深雪の運転する車に、咲代と一緒に乗せられ、脇道に入って停まった。
「脱いで。ここからは、服は要らないわ」
「イヤです、ヌードはもういやです!」泣き顔の2人だ。

 「あら、そんな事言っても、いいのかしら?」咲代に言われれば逆らえない。
泣きながら、狭い車の中で服を脱いでいくと、下着は着ていないから乳房が露わになっている。
シャツを脱ぐと、スカートも脱いで「お願い、パンティだけは許して下さい、どんな事もしますから」頼み込む。

 「ダメ、素っ裸と言ったでしょう。聞いていなかったの?」頼み込んでも無駄で、渋々、パンティも脱いで全裸になった。
「服を預かるわ。よこしなさい!」咲代は2人が脱いだ服と下着をトランクに仕舞い込む。

 「ここからは、素っ裸でのドライブよ。覚悟してね」怯える2人だが車は再び走りだし(ヌードを見られるわ。そうしたら、きっと…)思い浮かべて泣きだした。
「ほら、いい年して泣かないの。裸はもう慣れたでしょう?」侮辱の言葉が掛けられ「う、う、う!」涙が更に出てくる。

 そんな2人など、関係ないかのように、深雪は車を走らせていく。
「もうすぐよ。見えてきたわ」ヘッドライトが灯された車やバイクが、数えられないくらいあり、その真ん中に、深雪の車が停まった。

 「降りて!」「イヤ、イヤです!」泣きながら拒む。
「まだ、わかってないのね。そんなに、婦警を首になりたいの?」
「う、う、う!」2人は泣きながらドアを開け、降りると「素っ裸だ。素っ裸の女だ!」「ホントだ、ヘアが生えていない!」2人が降りると同時に、人垣ができた。
(見ないで、お願いですから見ないで!)項垂れて両手を後に持っていくと、乳房と太股が恥ずかしさに震えている。



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