官能小説『淫欲の街』

赤星直也 作



画像は相互リンク先「PORNOGRAPH」RIKO様からお借りしています



第9話 確認

 翌朝、妙子がシャワーを浴び、石鹸を体に塗り混んでいくと手がピアスに当たる。
「こんなの要らないのに…」淫裂の肉襞には、金色のピアスが食い込んでおり「見られたら困るわ。ヘアまで剃られたんだから…」無毛の股間を洗っていく。

 シャワーで、全身を洗い終えると体を拭き、服を着ていると美香が入って来た。
「待って。直ぐ終わるから」急いで化粧を始めた。
「いくらでも待つわよ。妙子!」後ろから抱き付いて胸を撫でていく。
「美香、今はダメ。帰ってからしよう、それなら、もっといい事出来るから」乳房を撫でている手を押さえ、唇を重ねた。

 「わかった。帰ってからね」妙子の手を自分の胸に押し当てる。
「そう、帰ってからよ。もう行かないと…」
「わかった、行きましょう」2人は城東署に向かう。
署の玄関をくぐると、真っ先に更衣室に飛び込み着替えを始めた。
すると、同僚達が話し掛けてきて「聞いた。昨日、フルヌードのままバイクでドライブした女性がいたんだって!」

 「あら、それだけじゃないわよ。セックスしたまま運転していたんだって。後ろから、オチンチンを入れていたそうよ」
「しかも、ヘアまで剃ってアソコが丸見えだったそうよ」同僚達は話し掛けてくる。
「初めて聞いたわ。フルヌードでよく街を歩けるわね」妙子は顔を強ばらせていた。
「そうよ、恥ずかしくないのかしら。人前でセックスまで見せて…」美香も言う。
(ヘルメットを被っていたから顔はわからないはずよ。もし、ばれたらどうしよう…)不安な顔の2人だ。

 「あら、顔色が悪いわね。どうかしたの?」
「何でもないわ。皆が変な事を言うから、気分が悪くなったのよ」
「そうよね。あんな変態の話じゃ、おかしくなるわよね」
「でも、私も早くエッチしたい。誰かいないかしら?」

 「その内、いい人が見つかるわよ。それまでは、お互いに指で我慢よ」
「そうよね。早く見つかるといいわね」同僚達は全裸でバイクに乗っていたのが妙子と美香とは思いも及ばなかった。
(よかった。気づいていないわ)制服に着替えると職場に向かった。

 だが、職場でも昨日の事が話題になって、男子警官達が話している。
「オ○ンコやりながら、バイクに乗るなんて度胸いいな」
「俺も見たかったよ。オッパイが凄くいい形だったらしいよ」笑顔で話していた。
「イヤだわ、不潔よ。オ○ンコだなんて…」わざと大きな声で言う。
「そうよ、セクハラよ。そんな女性を侮辱した言い方はやめてよ」
「ち、違うよ。セクハラじゃないよ。今後どうしたらいいか話していたんだ!」
「そうだよ、セクハラじゃないからね」慌てて職場から出ていく。

 「噂になっているわ。多分、町中に広がっていると思うの」
「そうかもね。もう、あんな事出来ないわね」呟くように話していると、8時になり2人は課長の訓辞を聞いてから、いつものように仕事を始めていく。

 そして、午後からは町に出てパトロールを始めた。
繁華街を歩いていると、2人が現れるのを待っていたかのように、深雪から声を掛けられ「どうかしましたか?」妙子と美香の唇が震えている。
「ここじゃ、なんだから、別な場所で」
「今は仕事中ですから…」歯切れが悪い返事だ。

 「それだったら、昨日の事を署長に話していいのかしら?」
「わかりました。行きます」ミニパトカーに乗り、深雪の後を追うが(また、辱められる。今度はどんな恥ずかしい事をされるのかしら?)不安顔だ。
深雪は2人の不安をよそに、自分が働くエステへと案内する。
妙子は店の前にパトカーを停め、降りると美香と一緒に中に入った。

 「ホントだ。本物の婦警だったんだ!」
「面白いや。本物だった何て!」店の中には昨日の男が6人いる。
「言ったでしょう。城東署に勤務しているって!」咲代の声がし、咲代は2人を辱める為に学校を抜けだして来た。
「わかった、本物だったのが。それより、早くやろうよ!」
「わかっているわよ。陣内さんに速水さん、制服のボタンを外して」

 「そんな事できないわ。婦警よ!」
「あら、やらないならいいわよ。これがあるのよ。城東署に送っていいのかしら?」
咲代が手に持っている写真は、黒いストッキングとガーターベルトだけを身につけた姿で、乳房と無毛の淫裂が丸出しになっており、肉襞にはピアスが取り付けてある。

 「やめて、それだけはやめて下さい…」
「だったら、言う事を聞いて欲しいな」
咲代に脅され制服のボタンを外していくと、上着が開き白いワイシャツが見えてきた。
「ネクタイを緩めてから、シャツのボタンも外してね」ニコニコ顔で咲代が言い(イヤよ。どうして、こんな事をしなければいけないのよ…)俯いたままボタンを外しだす。

 「凄いや。お巡りさんでも、エッチなブラじゃないか。オッパイが見えそうだ!」総レースのブラジャーから、乳房の膨らみが覗いている。
「今度はスカートよ。足まで下げて!」言われるままで、スカートが足下まで落ちてパンティが見えてきた。
「下げるの。膝まで!」
「許して、もう見られたくないの…」
「やるんだよ、知られたら困るんだろう?」
「そうよ。今更、何言っているのよ。早く、ピアスの付いたオ○ンコを見せるのよ」

 「そんな、オ○ンコだなんて…」泣きそうな顔だ。
「その通りだ。イヤなら、力ずくでもいいんだぞ!」
「直ぐやります…」2人は体を丸めて、パンティを掴むと、引き下げていく。
すると、股間が露わになって淫裂が見えてきた。
「いいね、パイパンオ○ンコが!」男性達は、食い入るように淫裂を見ている。
(性器は見ないでよ!)言われた通り、膝まで引き下げると、恥ずかしくて両手で股間を覆った。

 「次はオッパイよ。ブラを下から持ち上げるの!」
(そんな事したら、性器が丸見えになってしまう…)言われたからには、やるしかない。
ブラジャーの下に手を入れ持ち上げていくと、豊満な乳房が飛び出す。
(イヤよ、こんな事。どうせならフルヌードがいいのに…)項垂れたままブラジャーを持ち上げ、乳房と淫裂を晒している。

 「すごいね。婦警さんが、自分でオ○ンコとオッパイを丸出しにするなんて!」
「ホントだよ。記念に撮らせて貰うよ」カメラが構えられた。
「撮らないで、お願いですから!」慌てて背中を向けた。
「撮りたいと言っているのよ。撮らせてあげなさい。イヤならこれがどうなっても知らないわよ!」また写真をちらつかせる。
「わかりました…」力無い返事で、項垂れたまま正面を向いた。

 「顔を上げなさいよ。それじゃ、記念にならないでしょう!」2人は唇を噛みしめ顔を上げる。
「そんな怖い顔しないで。写真を撮ってあげるんだから」ストロボが瞬いた。
「しかし、制服姿でオ○ンコとオッパイ丸出しとはな。とても婦警とは思えないよ」ニヤニヤしながら近寄り、乳房と淫裂を触り出す。

 「やめて。見るだけにして下さい…」泣き声に変わった。
「見るだけじゃつまらないわ。オ○ンコしたいでしょう、婦警さん?」
「したくありません。セックスはしたくありません!」ブラジャーを押さえていた手で、急いで淫裂を押さえた。

 「隠すなよ。オ○ンコは丸出しだ。オ○ンコの中まで見て欲しいんだろう?」無防備になった乳房が狙われ、鷲掴みされた。
「見て欲しくありません。性器は見て欲しくありません…」乳房の痛みに顔が歪んでいる。
「そうかな、オ○ンコを見て貰いたいんじゃないのかな?」指に力が入り、膨らみに指が食い込んでいく。

 それには我慢できずに「ヒー!」「キャー!」と悲鳴を上げた。
「正直に言いなさいよ。速水さんに陣内さん!」
「見て下さい…。私の性器を…」途切れ途切れに、妙子が言い「私の性器も見て下さい…」美香も苦しそうにやっと言えた。

 「性器じゃないだろう。オ○ンコだ。お前が持っているのは、オ○ンコだろう?」
(そんな、オ○ンコだなんて、言えないわ…)顔をお歪めて黙ったままだ。
「まだわかってないな。それならこうだ!」乳首が潰された。
「見て下さい。私のオ○ンコを見て下さい…」妙子と美香が途切れ途切れに言うが、悔しさで涙が流れている。

 「そうか、オ○ンコを見て欲しいのか。だったら、中まで見えるように、指で広げないとな」
「そうだよ、オ○ンコの中まで見られたいんだろう?」ニヤニヤしながら話し掛けてくる。
(そんな、性器の中まで見られるなんて…)震える指で淫裂を広げると、ピンクの膣腔や尿道が覗いている。
「これで、いいですか?」
「違うだろう、見て貰いたいならちゃんと言えよ。人に頼むんだからちゃんと言えよ!」また乳首が潰された。

 「お願いですから、私のオ○ンコを見て下さい…」泣き声でやっと言えた。
「お巡りさんに、そこまで頼まれたら見てやるよ。それにしても綺麗なピンクじゃないか!」
「それに、ヒラヒラもピンクだぜ!」2人が指で広げた淫裂を覗き込んでいく。

 「所で、チンポコが入るのはどこだ?」
「こ、ここです。ここにはいります…」膣を指さす。
「へえ。こんな小さな穴に、太いチンポが入るのか。痛くないのかな?」
「バカね、膣は伸びるのよ。あんたのチンポぐらいは平気よ。子供がそこから生まれるんだから」

 「そうだよな。深雪のオ○ンコもこうなっているのか。見たいから、見せろよ」
それには「バカ言わないで。私のオ○ンコよりも、婦警さんの方が楽しいでしょう?」取り合おうとはしない。
「仕方ないな。こっちのオ○ンコで抜くか!」男達はチャックを引き下げ、肉竿を取りだした。
「イヤ、セックスはしたくない!」また両手で淫裂を押さえた。

 「ちょっと、抜くんだったら後にして。今は仕事中よ!」深雪が辞めさせると「わかった。後で楽しませて貰うよ」勃起した肉竿を素直に仕舞い込んでいく。
「深雪、時間と場所はどこだ?」
「そうね。7時にいつものスナックでどうかしら?」
「あそこならいいよ」
「決まりね。婦警さん、服を着てもいいわよ」その言葉で、パンティを引き上げ、その後、ブラジャーに乳房を押し込んだ。

 「婦警さん。今夜は私に付き合って貰うわよ。イヤとは言わせないからね」制服の乱れを直す2人を眺めながら言う。
(イヤよ、またヌードにされるから…)拒みたいが、黙ったまま服を直していく。
制服を直すと、妙子と美香はエステから出て、パトカーに乗り込んみ走っていく。

 「妙子どうする?」
「どうするって聞かれても、行くしかないわ」
「そうよね。写真を送られたら困るし」
「そうよ、美香。ここは悔しいけど我慢するしかないのよ」2人は走りながら話し合っていく。
2人は、その後も暫く街の中を走って、城東署に戻ってきた。
「戻りました!」課長に挨拶した。

 「ご苦労さん、待っていたよ。署長が話したいそうだから、行ってくれ!」
「署長がですか?」
「そうだ、とにかく急いでくれ」
「わかりました」2人は署長室に向かうが「まさか、昨日のヌードドライブがばれたのでは?」そんな不安がよぎっていく。
「そんな事あり得ないわ。でも、もしかして…」不安なまま署長室まで来た。

 「失礼します!」
「待っていたよ。実は婦警だけの、ダンスチームを作ろうと思ってな!」
「ダンスですか?」
「そうだ、防犯講習会の時に踊って貰うかと思ってな」

 「もしかして、私達にチームに入れと…」
「その通りだ。若くて美人な者だけで作る。5人程集めたい」
「署長。お言葉ですが、私、踊りは全然ダメでして…」
「私も踊りなんて全くダメです」

 「心配するな。指導者を付けるから。とにかく頼んだよ」渋々承知させられ、署長室から戻ると溜息を付く。
「ダンスだなんて…」天を見上げている。
そんな2人に「選ばれたんだってな。たいしたもんだ!」課長は自分の課から2人も選ばれたから得意げだ。

 「踊った事ないんです、うまくやれるか心配で…」
「大丈夫だよ。コーチも付くから。とにかく、頑張ってな」課長は慰めているが2人にとっては気休めにもならず、憂鬱なまま仕事を続けた。

 やがて、5時になった。
「妙子、もう5時よ。帰らないと…」
「そうね、帰らないとね」2人は机の上を片づけてから、更衣室に入ると「美人で若いお2人さん。期待しているわよ」同僚から冷やかしが掛かった。

 「こっちの身にもなってよ。あんたが、選ばれればよかったのに…」
「愚痴らないの。とにかく期待しているから」勝手な事を言う同僚達だ。
そんな冷やかしを受け、私服に着替えて署の玄関から出ていくと「待っていたわ。速水さんに陣内さん!」咲代と智恵が2待ちかまえている。
(また大勢の前で、恥ずかしい事をされるんだ…)体が震え顔が強ばった。



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