第22話 転落への道(最終話)

 それから数日後、千夏と宏美は東日本テレビから呼び出された。
「今度、深夜番組のレギュラーに決まりまして…」制作部長から話された。
「わかりました。どのような内容でしょうか?」
「ゲストが指定したコスチュームを着て出演して貰います。番組名は『お二人はヌードがお好き』です」

 「ヌードですか?」
「はい、ゲストによってはヌードにされるかも知れません」
「テレビでヌードになるんですか…」声が途切れた。
「はい。あくまでも、ゲームですからよろしくお願いしますね」宏美と千夏は話を聞くとスタジオに案内された。

 「紹介します、プロデューサーの香取です」
「初めまして、香取です。お二人にはお似合いですからね」
「そんな、お似合いだなんて…」下を向いたままだ。
「香取君、せっかくだから新番組のリハーサルをしてはどうかな?」

 「例の『お二人はヌードがお好き』ですね。だったら、私がゲストになってやっていいですか?」
「構わないよ。皆も協力してくれ」
「わかりました」スタッフから声が掛かった。

 「それなら、スッチーになって貰えないかな?」
「香取君はスチュワーデスが好みか。僕もそうなんだ」
「それなら2人でやりましょうよ、今回はリハーサルですから」
「そうだな、僕も出演させて貰うよ。しかもエッチシーンの連発だぞ」
「いいですね。で、相手は誰に?」
「僕は安田君がいいな」
「でしたら、僕は向井ですよ」相手が決まった。

 香取は、話がまとまると2人にコスチュームを着るよう命じた。
千夏と宏美はスタッフ達が見守る中で着替えをしていく。
(何も、着替えまで見なくていいのに…)服を脱ぎ、下着姿になっていく。
「なんだ、そんなのか。もっと色気のあるのにしろ。衣装係、いいのがあるだろう?」
「心得ております。香取さんの好みは知っていますから」黒味を帯びたスケスケのパンティとブラジャーを差し出す。

 「フリーサイズですよ、どなたでも着られます」
「あ、ありがとう」礼を言って受け取ったが(よけいなお世話よ)不満顔で着ている下着を脱いでいく。
ブラジャー、パンティと脱ぎ全裸になった。

 「ヘアがないわ。噂通りの変態趣味があるのね」
「いやらしいわね。性器を剥き出しにしているなんて…」無毛の淫裂にヒソヒソと話されていく。
(見られた。ヘアのない性器を…)いずれ、見られると覚悟はしていたが、やはり、恥ずかしい。

 それを堪え、スタッフが用意した下着を着込んでいく。
「いいね、僕好みだよ」乳房と淫裂が透けて丸見えになっている。
下着を着込むとスチュワーデスの制服を着込んでいく。
スカート、上着と着込み本物らしくなった。

 「いいよな。これが!」香取は千夏の肩に抱き付き、服の上から胸を撫でていく。
制作部長も同じように宏美の胸を触り、そんな2人をカメラが捉えている。
「やめて下さい、いけない事ですから」拒むが執拗に触っていく。
「イヤか、だったら仕方がないな。縛ってやる!」千夏は両手を後にされ、縛られていく。

 「やめて、こんな事はイヤです!」宏美も両手首が縛られた。
「これでいいかな。どれ、楽しみのストリップだぞ!」着たばかりの上着を脱がせていく。
「撮らないで、イヤ!」不自由な体を揺すって抵抗するが無駄だ。

 胸が開き、スケスケの乳房が露わになっている。
「これも要らないな?」スカートも脱がせに掛かった。
「やめて、そこはイヤです!」「イヤ~!」叫ぶが無駄だ。
パンティから淫裂が透けて丸見えになっている。

 「まずは、オッパイからだな」肩から上着が外され、腕まで下げられた。
更に、役目のしないブラジャーも脱がされ、乳房が揺れている。
「いいね、このオッパイが。前からやりたかったんだ…」興奮気味に乳房を掴み吸っていく。

 「この際だから、やりたい事をやったら。その代わり、コピー頂戴よ」
「何に使うんだ。もしかして、オナニーに使うのか?」
「そこまで言わないで。恥ずかしい!」女性スタッフの顔が赤くなった。
「恥ずかしがる事はないよ、自然の事だから。それでは、お言葉に甘えまして…」香取は千夏の乳房にロープを巻き付けていく。

 「イヤ、やめて!」これから起こる事に怯えている。
それでも、ロープが巻き付けられ、乳房が絞り上げられた。
「痛い、解いてください!」苦痛で顔が歪んでいる。
「我慢しな。直ぐにいい気持ちになるから」乳房を縛ったロープに、天井からのロープと結ばれ引き上げられた。
「ヒー!」膨らみが変形し、当然千夏は爪先で立っている。

 「面白いや。俺もやろう!」宏美も露わになった乳房にロープが巻き付けられ、引き上げられる。
「ギャー!」悲鳴を上げ、つま先立ちになった。
「降ろして、オッパイが痛い!」痛みで叫ぶ2人だ。

 「やっと、こんな事が出来るなんて…」香取と制作部長は変形している2人の乳房を飽きることなく触わり、股間を撫で始めた。
「ダメ、お願いですから、そこはダメです!」
「そうは行かないな。まずはご開帳だ!」パンティのゴムを掴んで引き下げていく。

 「イヤ、撮らないで!」自由が効かないから叫ぶことしかできない。
「撮るんだよ。オ○ンコをばっちりとな!」なおも引き下げ足首から抜いた。
ゴマ塩のように、点々とした絨毛が目立っている。

 「汚いな。どうせなら、綺麗に掃除した方がいいぞ!」露わになった淫裂を撫でながら言う。
「そうですよね、綺麗にしますか。メイクの準備しろ!」
「わかっています」2人の股間に白いスプレーが吹き掛けられる。

 「イヤ、剃らないで。お願いですから剃らないで下さい!」
「そうは行くか、この際だからやらせろ!」泡をまんべんなく擦りつけていく。
そして、カミソリを持った。
「動くなよ。怪我はしたくないだろう?」2人はカビのように生えた絨毛にカミソリが当てられた。

 「やめて、剃らないで!」叫んでも無理だ。
興奮した香取と制作部長はカミソリを動かし続ける。
興奮しているのは2人だけではなかった。スタッフの皆もそうだった。
「凄いわ、私、膣から漏れたみたいなの」
「私もなの。凄く興奮してパンティが濡れたわ」

 「ヘアを剃られるって、凄いのね…」
「私も誰かにやって貰いたいわ」
「だったら、私と剃りっこしようよ。今夜にでも」
「いいわよ、剃りっこしようね」女性スタッフ達がヒソヒソと話し合っている。

 その間にもカミソリは動き続け、2人の股間は少女のようにピンクの割れ目が露わになってしまった。
「う、う、う!」絨毛を剃られた2人は泣くことしかできない。
その露わになった淫裂もカメラに撮られた。

 「これだけじゃ、つまんないわ。もっと刺激がないと…」
「刺激ね。やってもいいんだね?」
「いいわよ、秘蔵ビデオにしておくわ。どうせ、リハーサルだし」
「それなら遠慮無くやらせて貰うよ」香取と制作部長は服を脱ぎだした。

 「やめて、セックスはイヤです!」
「テレビでしょう。こんなのイヤです!」
「言っただろう。今回はリハーサルだから、これは放送しないって!」
「だったら、何故こんな事をするの?」
「親睦をはかる為だよ、新番組のスタッフとレギュラーのね」2人は急いで脱いで全裸になったが、股間の肉竿が勢いよく立っている。

 「親睦をはかるなら、僕達も出演したいな」男性スタッフから声が出た。
「そうだな。この際だから、男性スタッフは全員出演でいくか!」
「わかりました。交代しながら収録だ」男性スタッフは笑顔になっている。

 「いやらしいわ、本気でセックスをする気よ」
「そうかもよ。この際だからしっかり見せて貰うわ」
「そうよね、私もオチンチンが膣に入るのを生でみたいし…」女性スタッフも張り切っている。

 「まずは、僕が千夏を後からだな!」香取は千夏の背中から抱き付いた。
「イヤ、イヤです!」つま先立ちだから、首を振ることしかできない。
「ヒー!」悲鳴が上がる。
「入ったわ、向井の膣にオチンチンが…」
「凄いわ。これがセックスなんだ…」女性スタッフは、食い入るように結合していく部分を見つめている。

 「キャー!」同じように、宏美の淫裂にも肉竿が入っていく。
「最高だな。これなら、ゲストも満足だぞ!」
「本当ですね。ただでオ○ンコやりたい放題ですからね」根本まで押し込みピストンを始めた。

 それを見ている女性スタッフが「どうせなら、もっと、アップで隠し撮り出来ないかしら。オナニー用にしたいし」
「そうよね。やってみるわ」1人が隠し撮りを始めたが、男性達は誰も気が付かない。

 「うまく撮れたら、私にもコピーしてよ」
「あんたは、彼氏とエッチ出来るでしょう?」
「この際だから言うけど、アレ嘘なの。だからコピー頂戴よ」
「わかった、上げるわ。その代わり、うまくごまかすのよ」
「わかっている」女性スタッフ達は隠し撮りを続けている。

 やがて、2人は登り詰めた。
「限界だ、もう限界!」
「俺もだ!」千夏と宏美の胎内に暖かい液体が噴射された。
「イヤー!」叫ぶが淫裂から流れ出ていく。
「凄いわ。射精したわよ」
「わかっているわ」興奮しながら隠し撮りをしていく。

 「今度は、僕が出演だぞ」相手が代わった。
「許して、もう許して!」泣き叫ぶことしかできない。
「そうはいかないよ」天井からのロープが解かれた。
「今度は、バックだぞ!」頭と膝を床に付けさせられ腰を押さえられる。
「いやー!」肉竿が淫裂に入り込み悲鳴を上げていく。
「これからは、よろしく頼むよ」スタッフ達も腰を振り続けた。

 それから数日後に、ゲストを迎えての収録が始まった。
2人は看護婦姿になりゲストと話していく。
やがて、ゲストが2人の白衣を脱がせに掛かった。
(やめて。もうヌードになりたくないのよ…)作り笑顔で下着も脱がされていく。

 「いいね。こんな番組なら、いつでも呼んでくれよ」露わになった乳房や淫裂を触りまくっていく。
カメラもその様子をしっかりと捉えていた。
こうして、収録は2時間程で済んだが2人の乳房や淫裂が赤く染まっている。
「指まで入れられた」「私もよ、でも、本番はなかったからよかったわ」不満を言いながら服を着込んで次の仕事へと向かった。

 そして、金曜日の深夜に2人が出演した番組が放送された。
看護婦姿の2人が、ゲストに裸にされていくのが映し出された。
「どうして、こんな事をしなければいけないのよ」泣きながら画面を見続けると淫裂と思われる部分には黒い修正が入っているが、他は丸見えで、乳房や淫裂が触られているのがわかり「う、う、う!」嗚咽を上げて見ている2人だ。

 だが、この番組は以外にも視聴者から受けた。
アイドルの千夏が全裸になったのだから当然かも知れない。
それに、呼ばれるゲストも、出演希望が殺到しテレビ局側も断るのに苦労している。

しかし、人気が出ると他のテレビ局から横やりのクレームが付いた。
「全裸をテレビで流すのは、倫理上問題だ!」テレビ放送協会で問題視され、東日本テレビ側も黙っていなかった。
「隠すべき所は隠してあるし問題ないはず。お笑い男性タレントだって裸になった番組もあるじゃないですか!」と指摘している。

 それには、困ってしまっている。
会長が、そこのテレビ局の社長だからだ。
「とにかく、卑猥さはないように頼むよ」あやふやな決着になって番組が続けられた。

 番組が3ヶ月も放送されてから東日本テレビ局では放送打ち切りの会議が行われた。
それは女性スタッフが隠し撮りしたビデオが発覚したからだ。
「これ以上、続ける訳には行かない…」香取や制作部長も承知するしかない。

 テレビ局の決定は2人に直ぐに告げられた。
「良かった、もうヌードにならなくていいし…」安堵の顔になっている。
だが、例の隠し撮りされたビデオが、裏ビデオになってすでに流れていた。
「そんな、バカな!」三沢が買い込んだビデオを見ながら泣きじゃくっている。

 「これで、千夏は引退だな。内とは縁を切らせて貰う…」
「お願いです、行く当てがありません。置いて下さい!」頭を下げ頼み込む2人だ。
アイドルは無理だが、ショーガールとしてなら雇うぞ。ただし、素っ裸のショーガールだが…」
「やります、裸もやります。ですから雇って下さい」
「わかった。雇ってやるよ」2人は芸能界から引退を決めるしかない。

 それから数日後、マスコミ各社が大西プロに押し掛けたが2人はもう消えていた。
「2人は首にしました!」大西はマスコミの対応に終われている。
それを、三沢がニヤニヤしながら眺めている。
実のところ、2人は三沢が秘密に始めたヘルスコンパニオン会社で働いていた。

 2人とも宴会場に入ると、生まれたままの姿になり、酔った客に乳房と淫裂を触らせている。
本番以外は何でも有りの、ヘルスコンパニオンだから触られ捲っている。
(痛いから指は入れないで!)笑顔になり、淫裂に入った手を押さえている。

 それから数か月がたった。
千夏と宏美は小さなアパートで一緒に過ごしていたが、2人の事など誰も話題にしなくなっている。
そんな矢先に雅子と純子のヘアヌード写真が週刊誌に載った。
「千夏、あの2人よ!」
「そうね。ヘアヌード写真集をだすんだ…」じっと週刊誌を見ている。

 そこに三沢が現れた。
「会社は順調のようだな」部屋に入るなり宏美の服を脱がせていく。
「危険日ですから、お腹の中はイヤです」
「わかっている。出さないからやらせろ」宏美を裸にすると抱き付き、腰を振り「あ、あ、あ!」宏美は顔を歪め喘ぎ声を上げている。

 それでも三沢は腰を振り続けた。
「千夏、飲め、飲むんだ!」昇りきったのか千夏の口の中に肉竿を押し込み「ふー!」一気に放出した。
「気持ちよかったぜ!」ズボンを直していると週刊誌が目に付いた。

 「何だ、純子と雅子じゃないか…」ヌード写真を見ている。
(そうだ、今度はこの2人にもヘルスをやらせるか!)笑顔になっている。
三沢は大西が恵子を、自分より上の専務にしたのを、良くは思っていなかった。
だから、大西には秘密で仕事を始めていた。

 しかも、純子と雅子を手伝わせて、千夏を芸能界から引きずり落とし、ヘルスコンパニオンに仕立てた。
次は自分が引きずり降ろされるとも知らず、週刊誌に載った2人は笑顔でヘアヌードを晒していた。






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ハードなものからソフトなものまで官能小説どっさり。自作品のほか投稿もあり。
ジャンルは、OL、近親相姦、人妻、女医・ナース、教師、婦警、女子アナ、などジ多彩。



作者赤星さんのブログバージョン。
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