第8話 喪失の写真

 静香は「もしかしたら、あの2人が…」処女を奪われた時のことを思い出し「でも、顔は覚えてないし…」疑問と不安が交錯しながら時の過ぎるのを待っていた。
「姉さんに言った方がいいのかしら…」自問しながら時の過ぎるのを待つと「ただいま!」優香が帰ってきた。

 (どうしよう。言った方がいいのかしら?)悩んでいると「静香、どうしたの、怖い顔して!」静香の顔を押さえて口を押しつける。
「何もないわよ。明日どうしようかと悩んでいただけよ」作り笑顔をして抱きつく。
「それならいいわ。今夜は久しぶりに一緒だしね」
「そうよね、久しぶりだよね」静香が口を合わせているとチャイムが鳴った。

 「今頃誰かしら?」優香がドアから「どなたですか?」尋ねると「石黒です」と答える。
「何の用事ですか?」声を震わせて言うと「写真を見て貰いたくて…」(あいつらだ。黙って返したら大変だし…)暫く間を置いてドアを開け「入って!」その言葉で、真一と真次が中に入ってきたが、静香は怯えた顔になっている。
「写真って、何のことなの?」優香は静香の手前そう言うが「面白いのが手に入りましてね」テーブルに並べていく。

 それは、昔、優香と静香が犯された時の写真で、淫裂が血で汚れている。
「これをどうしてあなたが…。もしかしたら、あの時の?」優香の体が震えている。
「思い出しましたか。そうです、あなたの処女をいただいたのは私で、妹さんを頂いたのが真次です」
「帰って。話すことなんか無いわ、帰ってよ!」
「まあ、そう興奮なさらずに。これが表に出たら大変でしょう?」その言葉で優香も落ち着いてきた。

 「写真はともかく、一体何の用なの?」
「また、あの時のようにやりたくてね。やらせてくれますよね?」
「バカ言わないで、誰がセックスなんかさせるもんですか!」
「イヤなら、この写真が表に出ますがいいんですよね?」
「やめて。そんな事されたら生きていけない…」優香が泣き出すと静香も泣きだす。

 「だったら、やらせて下さい。乱暴にはしませんから」
「わかったわ。静香、悔しいけど相手しよう」
「それでいいんです。まずは素っ裸になって下さい」真一の言葉で、優香と静香は服を脱ぎだした。

 2人は次々と脱いで下着姿になったが(これを脱いだらヘアが…)2人ともパンティを脱ぐのを躊躇っている。
それでも、脱がなくてはならず、ブラジャーを脱ぐと片手で股間を押さえながらパンティを脱ぎ、脱ぎ終えると両手で押さえる。
「何も、隠すことないでしょう。見せて下さいよ」

 「ここだけは見せたくないの。セックスするから許して!」
「ダメです、素っ裸を見せて下さい!」仕方なしに、2人は手を股間から退けたが「静香!」「姉さん!」現れた絨毛に声を上げた。

 「酷いわ、静香には手を出さない約束だったのに!」泣き出す優香に「姉さん思いの妹さんが、承知したんですよ」真一は露わになった優香の全裸を見ながら脱ぎだす。
それに倣い、真次も脱ぎだし、2人は全裸になると相手を手を決めて抱きつく。

 「優香さん、綺麗ですよ」乳房を撫でてから、淫裂にゼリーを塗り、それが済むと股間を押しつける。
「まだ早い!」それでも、ゆっくりと肉竿は入り込むが(痛くない、この前とは違う…)痛みを感じず全てが入り込むと、動き出す。
真次もゼリーを塗ってから淫裂に押し込んだから(痛くない…)痛みは感じない。

 2人が肉竿を動かすと「お腹に出さないで…」優香が喘ぎながら言い「今回はダメです。オ○ンコに出しす」腰の動きを早めた。
「あ、あ、あ~!」すかさず声を上げ、背中を浮かすが(姉さん、気持ちよさそうにセックスしてる…)静香が見ている。
そんな静香も、乳房を撫でられながら肉竿の動きが早まると「あ、あ、あ~!」声を上げ背中を浮かせて淫汁を流し出した。

 やがて「でる~!」「ダメ、お腹はダメ~!」叫び声と共に淫裂から白い精液が漏れ出す。
「お腹に出すなんて…」落胆する優香と静香は起き上がると浴室に入った。
「あの時の奴らだったんだ…」優香が淫裂を洗いながら言うと「姉さん、どうしたらいいの?」静香も淫裂を洗いながら言う。

 「どうなるかは、わからない。でも、これからも犯されるから薬を飲んでおいた方がいいかも…」
「だったら、病院に行かないと」
「そうね。その前に、これを何とかしないと」股間の絨毛を撫でる。
「そうよね。これじゃ、恥ずかしいわよね。ない方が言い訳できるし…」
2人は「お願い、ヘアを剃らせて。これでは病院に行けない!」浴室から怒鳴ると「剃ってもいいぞ!」その声で急いで剃り出した。

 絨毛を剃り終え、浴室から出ると「綺麗なオ○ンコだな。撮らせろ!」カメラを向けられる。
「いや、写真はイヤ!」2人が蹲ると「この写真がどうなってもいいんだな?」喪失した時の写真をちらつかせる。
「卑怯よ、そんなのを使うなんて!」
「卑怯と呼ばれてもいい。パイパンオ○ンコを撮らせろ!」強引に2人を立たせると写真に撮り出す。

 「兄貴、それだけじゃ、つまらないよ。どうせなら2人でやっているのを撮らないと」真次は2人に抱き合うように言う。
「そんな、人前でやるなんて…」唖然とするが「やらないなら、どうなってもいいんだな?」脅されて「やろう!」優香は静香を抱きしめ唇を重ねた。

 優香は乳房を吸いながら淫裂を撫でだし、静香も手を伸ばして優香の淫裂を撫でだすと、何時しか自我の世界に入り、シックスナインになり、淫裂を舌と指で撫でだす。
「いいわ、凄くいい!」喘ぐ2人は淫汁を流し、それも撮られている。

 そんな2人を見ていた2人は「我慢できない、やらせて!」また抱きつく。
「やったばかりじゃないのよ!」嫌がっても四つん這いにされ、後ろから淫裂を突かれ「出さないで、お口でするから、もう出さないで!」乳房を揺らせながら喘ぎ、最後は口の中に肉竿を迎えて射精させた。

射精を終えた真一と真次は最後の仕上げに掛かった。
「この写真は誰にも見たくないよな?」
「当然よ。見られたら困るし」
「それなら、取引しないか。この写真と今までの写真を無くす代わりに、優香は俺の嫁になれ!」

 それには驚いて「今、なんて言ったの?」聞き返す。
「俺の嫁になったら、全てをチャラにすると言ったんだ!」
それには「ふざけないで。無理矢理犯しておきながら、嫁にはないでしょう!」怒り心頭だ。
「静香は俺の嫁になるよな?」真次が言うと「馬鹿にしないで。そこまで落ちぶれてはいないわ!」2人とも妻になるのを拒んだ。




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