官能小説『女優・樋山香奈子』

赤星 直也 作







第16話 本物の愛

 康子と遠藤はお互いに服を脱がせ合い、もう下着姿になっている。
「康子、愛している!」ブラジャーのホックを外した。
「遠藤さん。小さいから恥ずかしいの…」
「小さくないよ。僕は康子のオッパイが好きなんだ」飛び出た乳房を撫でていく。

 「遠藤さん、欲しいの。今日は一杯欲しいの!」康子はブラジャーを脱ぐと、自らパンティを引き下げ、真っ黒な絨毛に覆われた股間が露わになっている。
「これが、康子の全てです。遠藤さん、見て下さい…」恥ずかしそうに手を後ろにし、一糸まとわぬ姿を皆に晒している。

 「僕も見てくれ。これが俺の全てだ!」遠藤もパンツを脱いで(凄いわ。あんなに膨らんでいる!)香奈子は波打つ肉竿を見つめている。
「遠藤さん。欲しいの、これが!」康子は立った遠藤の前で膝をつけ、肉竿を口に含んでいく。
「や、康子さん!叫ぶ香奈子に、石川が「黙って見るんだ!」注意し(わかった。黙って見ている)黙り込む。

 「康子、気持ちいい。もういいだろう?」
「私も、準備はいいわ」遠藤は康子を抱きしめ、ベッドに寝かせて「康子、愛しているよ!」乳房を撫でながら、肉竿をゆっくり淫裂に押し込み「あ、あ、あー!」喘ぎ声を上げながら、遠藤を迎え入れている。

 肉竿が根本まで入ると「ピシャ、ピシャ!」股間同士のぶつかる音が響き、やがて「康子さん、出すよ。、出すからね」
「出して、康子のお腹の中に!」「あー!」2人は全ての動きを止めて、唇を重ねていく。
(射精だわ。射精したんだ!)康子の淫裂から、白い液体が流れ出し「ハア、ハア、ハア!」2人の荒い呼吸が響いている。

 「香奈子、今度はあなたがやるのよ。素人でも本気でやると、凄いでしょう?」
「凄い迫力だわ。ホントに愛しているからできたのね…」
「そうよ。康子さんは心から愛しているからできたのよ」
「私もやるわ。康子さんに負けないくらい、愛しているから!」香奈子はそう言うと、石川と向かい合った。

 「香奈子、僕だって愛しているよ」
「石川さん」2人は口付けをして抱き合い、石川は服の上から乳房を撫でていく。
「欲しいの、私が欲しいの?」
「欲しい。香奈子が欲しい!」石川も香奈子の服を脱がして下着だけの姿にさせた。
香奈子も石川の服を脱がせて、その後、下着も脱がせ合い全裸になった。

 「香奈子、愛しているよ。僕は香奈子と暮らしたい…」乳房を撫でながら唇を吸う。
「私も石川さんの妻になりたい…」
「一緒に暮らそう。いいだろう、香奈子!」石川の肉竿がゆっくり香奈子の淫裂に入っていく。
「私と一緒でいいのね?」
「勿論だ。香奈子しかいないよ」肉竿がゆっくり動き出した。

 「石川さん、愛している!」
「僕もだ、香奈子!」腰の動きが早まって「あ、あ、あー!」香奈子は背中を浮かせて、乳首を吸われていく。
「もっと、もっと欲しいの、石川さんのエキスが欲しいの…」
「いいんだね、出しても?」
「ええ、一杯頂戴。私の体に!」

 香奈子は、胸に頭を埋めた石川の頭を抱えて、声を上げている。
「出すぞ、出すからな!」
「出して。石川さんが欲しい!」2人は抱き合ったまま動きを止めると、やはり白い精液が流れていた。

 「石川君は、香奈子君が好きだったんだね?」康子と同じベッドに横になった遠藤が言うと「そうです。香奈子さん、結婚してくれますよね?」
「ホントに、私でいいのね?」
「はい。僕には香奈子さんしかいませんから」また抱き合っていく2人だ。

 「康子さん。さっき僕が言ったのは本心だからね。結婚してくれるよね?」
「はい、いい妻になるよう勤めます」康子と遠藤も抱き合う。
こうして、康子と香奈子の膣の中に再び愛液が送り込まれ、それを見ていたリサと久美は「ねえ、お風呂に入ってらっしゃいよ。私も入るから」
「そうだよな、一緒に入ろうか」6人は浴室に向かう。

 浴室で香奈子達は体を洗っていく。
「遠藤さん。これからは、一緒に暮らせていいわよね」
「はい。やっと、独り暮らしとお別れ出来ますよ」
「羨ましいわ。私には寄ってくる人もいないのよ」淫裂を洗うリサに「リサ、私にも声が掛からないのよ。寂しいわね」久美も乳房を洗いながら言う。

 (そうだ。久美さんとリサさんに、お礼をしないといけないんだ!)康子と香奈子は顔を見合わせ「リサさん、お洗いします」「私もお洗いします」康子と香奈子は浴槽から上がって、それぞれ背中を石鹸で洗っていく。
「悪いわね。背中だけでなく、オッパイとあそこの中も洗ってくれない?」
「わかっています」香奈子はリサの前に回り、乳房から洗いだす。

 同様に、康子も久美の乳房、淫裂と洗い、その様子を見守る遠藤と石川だ。
その2人に「遠藤さん。康子と結婚しても、私と康子の遊びを認めて欲しいの」久美が康子の淫裂を触りながら言う。
「構いませんよ、男でありませんから。久美さんも寂しいんでしょう?」
「ホントは男にして欲しいのよ…」

 「それだったら、遠藤さんと、一緒に今夜しません?」康子が言い「いいの、康子?」驚く久美だ。
「いいです…。でも、エキスは私の膣の中ですよ…」
「ありがとう、康子!」

 「香奈子。リサさんともしようよ、康子さん見たく!」
「私も賛成よ。いいでしょう、リサさん」
「ありがとう。でも、石川さんの精液は香奈子が受けとめるのよ」
「はい。そうします」こうして話がまとまった。

 体を浴室で洗い終えると、濡れた体を拭き全裸のまま部屋に戻って来た。
「リサさん。して欲しい…」香奈子はリサに抱きつき「香奈子、いいのね?」リサも抱きついて、ベッドに寝かせ覆い被さった。

 リサは腰を突きだし、淫裂が口を開いている。
「石川さん、入れて。リサのお腹に入れて…」
「行きますよ、リサさん!」腰を両手で押さえ、肉竿を淫裂に突き刺し「あん、あん!」(気持ちいいわ、本物が一番いい!)悶え声を上げるリサだ。

 「久美さんも、しましょうよ」康子に言われ、仰向けに寝た康子に覆い被さった。
「遠藤さん、入れて。男が欲しいの!」
「わかりました。入れますよ」遠藤も腰を押さえて肉竿を突き刺し「いいわ、すごくいいわ!」悶え声を上げていく。

 「オッパイもします。ですから、私のオッパイを!」香奈子と康子が、リサや久美の乳房を撫でていくと「私もするからね」背中から淫裂を突かれながら、乳首を吸う。
「あ、あ、あー!」康子と香奈子も喘ぎ声を上げて、この夜、香奈子と康子は3回も膣の中に噴射された。

 そして翌日、詰めの収録が行われ、リハーサルの合間を縫って、香奈子と石川が話し合っている。
「石川さん、やっぱりヌードは恥ずかしい。石川さんだけに見られるなら平気だけど…」
「何言っているんだ。昨日の康子さんを見習えよ。本当の夫婦だったら、恥ずかしがらずにやれるはずだよ」

 「そうだよね、その通りだわ。私、オッパイを出すけど、恥ずかしい演技はしないわよ」
「そうだ、それでいいよ」
「でも、性器だけは見られたくない。これは石川さんの物だから…」俯いて言う。
「僕も見せたくないよ、香奈子の性器は。僕も、性器を見えないように隠すからね」

 「ありがとう、守ってね、石川さん」丁度、2人の会話が終わる頃「香奈子さん、準備をお願いします」スタッフから声が掛かった。
「準備します」(いよいよヌードシーンだわ)スタジオの中に作られた、脱衣室で服を脱いでいく香奈子だ。

 服を脱ぎ終えると、パンティ、ブラジャーも脱ぎ全裸になると「これでいいのね」バスタオルを体に巻いて、石川の待つベッドの前まで来た。
「いいね、ここで脱ぐんだ。お尻も撮るからね」
「は、はい!」緊張する香奈子は、バスタオルの結び目を解いていく。
解かれたバスタオルは足下に落ちて、香奈子の全裸がスタッフの前に晒された。

 「本番3秒前、2,1,キュー!」収録が始まった。
「拓也さん、これが私の全てです。見て下さい!」両手を退けて乳房、絨毛を石川の前に晒す。
「綺麗だ、百合、素敵だよ」石川は香奈子の乳房を撫でながら抱きついていく。
(愛してます、石川さん!)香奈子は目を閉じ、石川の頭を抱えている。
(僕も愛しているよ。香奈子!)石川は股間も撫でて「あ、あ、あー!」悶え声を上げていく香奈子だ。

 「百合、欲しい!」石川は香奈子をベッドに仰向けに寝かせていく。
(恥ずかしいわ、性器が見えてしまう!)
(大丈夫だよ。僕が隠しているから)石川は体を乗せて、香奈子の下半身を覆い隠して抱き合う。

 「欲しい、欲しいの、拓也が!」
「僕もだ。百合が欲しい!」唇を重ねてから乳房を撫でていく。
カメラは2人のシーンをしっかり撮っていて(カメラがオッパイを撮っている…。やっぱり恥ずかしい、石川さん!)「あ、あ、あ!」喘ぎ声を上げていく。

 (ホントの愛じゃないか。恥ずかしがらずにやろうよ)石川は体をずらして、肉竿を淫裂に押し込んでいる。
(見られてしまうわよ。セックスが!)「あん、あん、あん!」背中を浮かせて悶え声を上げていく。
「百合、一緒になろうな」「ええ、拓也さん!」石川は肉竿の全てを押し込んでいく。
(恥ずかしいけど、全て受けとめるわよ。石川さん!)足を開き迎え入れて「あん、あん、あん!」肉竿がゆっくりと動いている。

 (気持ちいいわ。石川さん!)
(僕もだ。出そうなんだ、香奈子!)
(今はダメよ、本番中にセックスをしたって言われるから!)
(わかっているよ。もうすぐ終わるから我慢するよ)2人は結合したまま演技をしていく。

 「OKです。ご苦労様でした」収録が終わった。
「香奈子よかったわよ、凄い演技よ」香奈子と石川にバスタオルが掛けられた。
「ホントによかったよ。さすが香奈子君だよ!」石川は、香奈子の下半身が見えないように、バスタオルを掛けながら起きあがった。

 「でも、恥ずかしかったわ。オッパイがテレビに映るんでしょう?」
「女優だったらそれくらい我慢しろ。嫁さんになったら、脱ぎたくとも脱がせないから!」
「あら、どうしてなの、監督?」バスタオルを巻き付けながら起きあがっていく。
「毎日オッパイを吸われると、形が崩れて絵にならない。撮れるのは未婚の内のオッパイだけさ!」

 「いやだあ。監督ったらスケベなんだから!」
「そうだよ、スケベだよ。香奈子のオッパイも触っちゃうぞ!」
「イヤ、変態!」香奈子が悲鳴を上げながら脱衣室に入ると「あはははは!」外からは笑い声がしている。

 香奈子はバスタオルを解いて全裸になった。
「オッパイに、石川さんのキスマークがあるわ」豊満な乳房に赤いアザがある。
その乳房にブラジャーを被せて着込んでいくと「ここも感じたわ、お汁も流れているし」淫裂から流れ出た淫汁をハンカチで拭いてからパンティを履いていく。

 その後、服を着込み、脱衣室から出てくると石川が待っていた。
「香奈子、一緒に帰ろうか?」
「ダメよ、康子さんもいるし。それにリサさんに怒られるわ。まだ婚約もしてないし…」
「そうだよな。俺も社長に言ってないしな…」

 「えっ、まだ言ってないの。大事な事よ!」
「悪い、直ぐ話す」
「そうよ。私を誘うよりそっちが先よ」
「わかったよ、これから話してくる」石川はスタジオから出て行った。

 そこに「もう、尻に敷いているのね。香奈子!」見学に訪れたリサが笑顔で話しかけてきた。
「ち、違います。石川さんがだらしなくて…」言い訳をする香奈子だ。
「婚約発表はどうするの。香奈子?」康子が尋ねた。

 「婚約って、まだ正式にプロポーズされてないのよ」
「バカね。昨日されたでしょう、それに愛の誓いも!」
「そ、そうですけど…」顔が真っ赤になってしまった。

 「婚約発表は私に任せてくれないかしら。石川さんの所属プロとも話し合わないといけないし…」
「そうですね。社長と話し合ってからでないと、面倒なことになりますからね」香奈子の婚約発表は、リサに任せることにした。

 香奈子達がスタジオから出ると「待っていたよ。康子」外には遠藤が待っていた。
「あら、遠藤さんどうしたの?」
「これを、康子にと思って!」
「何かしら?」遠藤から渡された箱を開けると「指輪だ!」康子は声を上げた。

 「安物だけど、貰ってくれるよね?」
「はい、喜んで!」受け取った康子の目からは涙が流れていく。
「康子さん、おめでとう、よかったわね」
「はい、ありがとうございます」泣きながら返事をしていく康子に(私も指輪が欲しい、石川さん!)香奈子は、うらやんでいる。



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