15.妹の処女を奪って新しい調教家族の門出

 AVではちんぐり返しって言うんだったろうか。裸で世にも恥ずかしい体勢にされ、左右の手首と足首をそれぞれ連結、おまけに目も口も塞がれ、アナルで動き続ける前立腺刺激バイブに悶絶する僕は、みんなが昼食に出て家の中に放置されてる間に、「SM倉庫2」に同じような話があったのを思い出していた。実話風フィクション「M美の調教」で読み、とても興奮して何度も抜かせてもらったお気に入りだったのだ。

 女子大に進学したM美(母さんに違いない)が、トウタ(実の父さんだろう)とカズキ(舟山さんか)に、朝から拘束調教される話だ。雁字搦めに拘束して口も目も塞いだM美のアソコに媚薬を塗ったバイブを入れアナルにも媚薬を塗って放置し、2人の男はお昼を食べに出かけて行く。のんびりとランチを楽しんだ2人が帰宅すると、イキまくったらしいM美は飛び散った潮で床をビショビショに汚し、半狂乱でもがき苦しんでいる。すぐに拘束を解いた2人がマンコとアナルと口を生チンポとバイブで犯してやると、完璧にマゾに目覚めたM美は2人に性奴隷として一生仕えると誓約し、ガラリと外見もイメチェンして淫乱変態ビッチとしてデビューを果たす話だった。

 そうか。結局昔と同じ調教を母さんと舟山さんはやってるわけだ。もちろんそれで狂乱して変態ビッチに堕ちた母さんのように、男の僕はならないだろうけど。この放置責めと言うやつ、やられてる方としてはやたらと時間の経過が遅く感じられる。他人に見られたらメチャクチャ恥ずかしいマヌケな恰好にはされてるけど、どうせ誰も見てないのはわかり切ってるので、結構冷静にこの事態への対処を考える余裕まであったりする。そこで一番問題なのはギンギンに勃起してるペニスの欲情で、とても気持ち良いアナルバイブが動いてるために、ググッググッと異常に膨らんで来るのが怖い。ちょっと触れる事が出来たら即大爆発しそうなんだけど。

 もっとも小説で読むようにもどかしくて気が触れそうなんて事はなく、まあ何とかなりそうと思ったのは確か。羞恥心が強く性感も優れてる女性には効果的な調教でも、男に対してはイマイチかも、なんて不遜にも考えてた頃、皆帰って来たようだ。

「翔太、凄い恰好」
「千秋ちゃん、そんなに笑ったらかわいそうですよ」
「だって、チンチン丸出しで大きくして、犬がさかってるみたい」
「あ、触っちゃ駄目だよ。おあずけだから」
「そうですよ。春菜が帰って来るまで、そのままにしておきなさい」

 まず姉さんにギャハハとバカ笑いされたけど、母さんと舟山さんがたしなめてくれる。だけど今から帰って来る春菜にこの恰好を見せるのだと聞いた僕は、ようやくこの調教の辛さを理解した。わが家で唯一汚れていない妹に、こんな変態丸出しの姿を見せるなんて耐えられなかったが、本格的な拘束は今更ジタバタしても無駄だ。おまけに全く萎える気配のないペニスは、前立腺刺激バイブのおかげで猛り狂う一方。春菜はこんな僕の姿を見てどう思うだろう。ショックで気を失ってもおかしくない。少なくとも、正常な感覚の春菜に変態の汚名を着せられるであろう僕は人生が終了してしまう気になっていた。なのに、そう思うとなおさらお尻の快感に突き上げられ、ペニスが命を持つ別の生き物みたいに勝手にドクドクと脈動した。もう自分ではどうにもできないのだ。

ーーああ、春菜にこんな恰好見られるなんて、死んだ方がましだよ。なのに、どんどんお尻が良くなって、チンポが大人しくならない……僕マジモンの変態になっちまったのか? もうお尻は勘弁してくれえっ!

「なんか翔太、モガモガ言ってケツ振ってるけど」
「喜んでるんですよ」
「そっか、チンチン振って喜んでるのか。あれえ?」

 その時、ぐう~と世にもマヌケな音が僕の下腹部から大きく聞こえて、姉さんは又しても大笑いしていた。空腹でおなかの虫が鳴いたのだ。鬼畜な調教をされてるのが台無しである。

「仕方ないよ。翔太君はお昼食べてないんだから」
「そうね。何か食べさせてあげようかしら」
「サカリの付いた犬にエサなんかいらないよ。春菜の処女を食べるんだし」

 相変わらず姉さんは手厳しく、衝撃的な事をサラッと言われた。いつからそんな話になってるんでしょう?

「アタシもシタクなって来た。お父さん、チンチンちょうだい!」
「あら、私が先ですよ」
「すまないな、千秋ちゃん。オナニーでもして待っててくれ」

 何て不道徳なんだろう。僕には見えないけど、母娘丼3Pが始まっていた。僕はどちらかと言えば親子丼を食べたいんだけど。しかし、程なくすると春菜が帰って来たようだった。

「春菜だ。急いで服着なくちゃ」
「そうですね。さあ。お父さんも早く」

 何てズルイ人達だ。僕、全裸でチンポ丸出しなんですけど。それはともかく、なぜか親子3人に出迎えられた春菜はアッサリ捕まってこの部屋に連れ込まれ凌辱される事になったようだ。こういう描写が一切省けるので、目の見えない僕の1人称と言うのは、作者にとってオイシイ設定だ。二次元さん、手を抜き過ぎでは?

「翔太のために実況中継しまーす」

 更なる手抜きで、姉さんのナレーションが入る。

「春菜は今制服着たまま床で大の字に縛られてます。オクチにはアタシのパンツを噛ませてるので声が出せません。ではみんなで脱がせていきましょう」
「あら、意外とエッチな下着ねえ」
「ホントだ。ピンクで少しスケてるよ」
「大人しそうな顔して、案外ススんでる子なのかもな」
「お父さん正解。春菜ってアタシのローター使ってオナニーしてたんだから」
「んん~っ!」
「え、なあにい? 違うって言うの? じゃあ下着の上から使ってみよっか。マジメな春菜がこんなので感じるわけないよね。母さんと父さんは乳首をお願い。アタシはクリちゃんで試してみよっと」

 振動音の三重奏と同時に、声にならない呻きを絞り出す春菜。おいおい、下着の上からちょっと当てられただけで、メチャクチャ感じまくってるじゃないか。

  「パンツがビショビショになっちゃいました。脱がせまーす。あれえ、クリちゃんが皮からハミ出てコンニチワしてるぞ。これ、オナニーやりまくってる証拠なんじゃないの? え? 違うって? じゃ、今度は直に当ててみよう.……ねえ、3回くらいイカなかった? まだ強情張るんだ。よし、素直になれるお薬を塗りま~す」

 父さんと母さんが面積の広い乳房の左右に媚薬を塗り、姉さんが股間を担当するようだった。

「クリちゃんに満遍なく塗ってえ……こらこら、マクが破けないように第一関節までしか指入れてないのに、ギュウギュウ締め付けるって、どういう事? イケない春菜ちゃんにお仕置きです。はい、アナルにも塗ってあげようねー。オクチを自由にしたげるから、エッチしたくなったら言うんだよ、春菜」

 そこまで万全の下ごしらえを済ませた後で、再び3P母娘丼セックスが始まっていた。春菜に聞かせるため、母さんや姉さんのよがり泣きはあられもなく、僕まで煽られてしまった。うう、出したい。このままでは頭がより一層バカになりそうだ。中略。

 どのくらい時間がたったのだろう。延々と朝まで続きそうな母さんと姉さんのよがり泣きに隠れて、何か春菜がハッキリ言葉を発したようだ。

「…シタイ」
「何がしたいの? 春菜ちゃん」
「エッチ。ああ、シタイの。エッチしたあい! お願い、何とかしてえ!」
「やっと素直になったのね、偉いわ、春菜。ねえ、お父さんとお兄ちゃん、エッチしたいのはどっち?」
「……お兄ちゃん」
「翔太! ご指名だよ」

 ええ~っ!? 長々と続いた春菜への焦らし責め調教で僕まで錯乱し掛けてた頭が一瞬にして目覚めた。この変態丸出しでちんぐり返しの情けないにも程がある恰好の僕を、あのマジメっ子の春菜が初エッチの相手に選んでくれるなんて……まあ、比べる対象が失礼ながら中年メタボ体形の舟山さんだから、自慢にもならないけど。などと余計な事まで考えてる間に、春菜は自由になり、服まで着せてもらってる様子だ。なのに、僕と来たら……みんな忘れてるんじゃないか? 早く僕もまともな恰好に戻りたいよ!

「さあ春菜ちゃん、あなたをオトナの女の子にしてくれるお兄ちゃんのオチンチンに触ってごらんなさい」
「うん」

ーーうわあ、駄目だ駄目だよ!! そんなバカなマネは……

 春菜が近付いて来る気配に僕は必死で念じてもがいたけれど、巨大に膨れ上がったチンポがブラブラ揺れて逆に春菜の小さな手の感触を欲しがってるようにしか見えなかっただるう。そして恐れていた瞬間が訪れる。さっきそうゆう風に教えられてた(テキトーですみません)春菜がおそるおそる竿を握り締め、もう片手で仮性包茎の包皮を剥いてしまうと露出した亀頭から見事なまでに大量の精液が噴射したのである。

「キャーッ!」
「翔太、春菜の顔に命中だよ。さあ春菜、顔を拭いたらオクチでパックンチョ!」
「春菜ちゃん、もう1回くらい出させてあげたくらいが、ちょうど良い固さになると思うよ」
「そうですよ。オクチの中に出ちゃったら、頑張って飲んであげたら、翔太も喜ぶわ」

 うわあ、みんな適当な事言って春菜をけしかけないでくれ! だけど、春菜は不愛想でも言われた事はきちんと守る、素直でとても良い子である。まもなく僕のチンポは、妹の小さな口に含まれて亀頭部が喉奥を突く。すると春菜の息苦しさなんか考えてやる余裕もなく、2発目でもなお大量のザーメンが出てしまい、思わず吐き出した春菜がゲホゲホとせき込んでいた。

「春菜頑張ってもう一度パックンチョしてごらんよ……よしよし、いい子だよ、クチュクチュして綺麗になったら、はい、ごっくん」
「凄いね、春菜ちゃんは。処女とは思えないよ」
「そりゃ私の娘ですもの」

 皆に言われるまま射精した僕の汚いペニスを再び口にくわえた春菜は、何と亀頭と竿のミゾまで舌を這わせて集めた精液を飲み込んでくれた。おかげで僕のペニスは勃起が衰えず、すっかり臨戦態勢である。舟山さんが言うように、もしかしたら2発射精し却ってちょうど良い固さかも知れなかった。

「春菜のお色直しするから、お父さん手伝って」
「春菜ちゃん、もうちょとエッチするの我慢してな」
「翔太はお母さんが動けるようにしてあげますよ」

 お色直し? 意味不明だけど、姉さんにお父さんと呼ばれるようになり、父親として認められた舟山さんと2人は和やかに何やら春菜の支度をさせてるようだった。そして僕もようやく恥ずかしくて辛いちんぐり返しから解放される事になり、全裸のままではあったが手足の縛めは解かれ、最後に母さんが口枷と目隠しを外してくれた。

「あ、あの、お兄ちゃん」
「春菜……」

 僕は「お色直し」を終えた春菜の愛らしさに感激して言葉を失っていた。いつも見慣れてる普通の制服姿なのに、恥ずかし気に頬をうっすらと染め両手をスカートの股間に置きモジモジしてる春菜は、ツンツンした美貌がいつになく色っぽくて、本当にお人形さんみたいな美少女に見えた。

「お兄ちゃんにご挨拶しよ。それっ!」
「ああっ! 恥ずかしいのお……」

 後ろに立ってた裸の姉さんが両サイドからパッと豪快にスカートをめくり上げると、パンツが丸出しになった春菜は真っ赤になって恥ずかしがり、僕はもうテンションが上がってクラクラした。それは白パンツだったが、なぜか既に濡れていてヤバそうな中身が見えていたのだ。姉さんは更にパンツをずらして、春菜が濡らしていた理由を明かす。何とクリトリスに直貼りされたローターが振動しており、そのコードは枝別れしてさらにお尻の方にも伸びていたのだ。媚薬で疼くクリ豆とアナルを刺激されてる春菜が、いつもの取り澄ました態度を取ることが出来ないのも無理はなかった。そして姉さんが後ろから耳元で何やら囁くと、春菜が自分の指でオマンコをビロンと開いて見せたので、僕はぶっ倒れそうになった。

「初めてなの。優しくしてね」

 みんな全裸の父さん母さん姉さんが拍手喝采する中で僕は春菜を抱き寄せ、優しく唇を奪う。新しい父さんを迎えた調教家族の門出だった。ところで僕受験生なんだけど、来年浪人するのは確定だろうな……



つづく


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作者二次元世界の調教師さんのブログ

女子校生を羞恥や快楽で調教するソフトSM小説が多数掲載。
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