10.補習授業(1)

 さて、ロリコンヘンタイサイテー男の俺が死力(と言うか精力)の限りを尽くして、このSM女学院のエロ女子及び職員(端的に言ってユキさんだ)にザーメンを搾り取られる、天国か地獄かわからない日々が続き、女生徒達全員と何度かカラダが馴染みになった頃(何しろ、ご奉仕当番だけで1日6人なのだ。ちなみにこの学校全校で20人が定員である。)定期試験があった。そして成績不振の生徒に補習が行われるらしいのだが、なぜかそれに俺が狩り出される事になった。朝起きてすぐそれを教えてくれたユキさんに、俺は尋ねる。

「あのう、俺何も出来ませんけど。高校だって誰も進学なんかしない底辺校を、ギリギリ卒業したくらいで」
「もちろん、あなたに勉強を教えて貰おうなんて思っていませんから。ですがこの学校で一番重視している、しつけの指導に是非力を貸して頂きたいのです」
「はあ......うおっ!」

 起床してまだベッドに横になっている状態でユキさんの話を聞いていた俺は、ガッチリ嵌まった貞操帯内部のアナルバイブが振動を強めたので、そんなマヌケな声を発して腰を浮かせた。媚薬と肛門内壁をソフトに刺激する軟質バイブの微振動で睡眠中も治まらない勃起が一段と活性化し、精子を溜め込んでおかねばならない欲深チンポがぐぐっ! と鋭角に目覚めていくのを感じたのだ。貞操帯を外されたら、たるんだ腹の皮を痛いほど突き上げる事になるだろう。

「あの、オチンチンの事でございますが」
「ユキさんっ! 今日は係の子達は来ないのですか?」
「すみません。貞操帯も補習時に外させて頂きます」

 夜間アナルバイブの刺激で欲情したペニスを朝食時に解放してもらい、朝一番の濃いザーメンを奉仕当番の女子2人とユキさんに抜いてもらうのが日課となっていたのだ。どうやら今日は大人しく朝食をすませ、補習時に初めて伝家の宝刀を抜く事になるようだった。

「すみません。でしたら、少しバイブを勘弁してもらえませんか。補習までに出てしまいそうです」
「あら失礼。ところでヨシオくんのオチンチン、型取りしたでしょう? 出来上がったんですけど」

 そう言ったユキさんはこの学校ではお馴染みの、女子トイレに備え付けているオナニーグッズを見せた。それだけでもAVでは定番である女泣かせの電マに、振動するアタッチメントが取り付けられる上級者向けのタイプだ。通常のバイブレータのようにペニス型の振動体を取り付けたり、クリトリスやアナルに使う小枝を付ければその威力は絶大で、とても普通の女子高生の手に負える代物ではない。

ーーこれが俺のチンポ型か。我ながらキモイな……

 たしかユキさんや生徒達に協力してもらい、射精寸前で最大に膨張したペニスを粘土で型取りしたはずだ。そうゆうアダルトグッズの知識はあったが、いざ対面して見るとリアル過ぎて「キモイ」と言う感想しか浮かばなかった。しかもこれがネバネバの白濁液を噴出するとはおぞましいの一語で、とても俺には耐えられないと思った。おまけにこの学校の良くわからない方針で、ザーメン供給係の俺は不潔なチンポを心掛けているので、毎日こんな汚物を相手にしているユキさんや女生徒達には頭が下がる思いだった。頭は下がっても、チンポのテンションは上がりっ放しなんだけども。

「ああ、ステキだわ、何て男らしい…‥」

 ユキさんは、俺の目の前でそのチンポ型をうっとりと舐めしゃぶって見せる。いつも食事時に見せるエッチな表情そのままなので、満更お世辞でもなさそうだ。そうして、何とそれを下のオクチに入れてしまうと振動させて、ああ~! と感極まった鼻声を洩らして言う。

「あの子、昨日の補習中ずっとコレを味わってたんですよ」
「え?」
「昨日から補習が始まって、今日が2日目なの‥‥‥ああ、いくううっ!」

 どうもいつもの俺の生チンポより感じ方が激しいユキさんが気をやってしまったので、話が要領を得なかったが、その補習生徒が昨日使用した俺のチンポ型を今使用したために、彼女がより興奮するのだろうか? ユキさんは女生徒と俺のチンポをシェアすると興奮する変質的な性癖を持つ女性なので、あり得る話だった。それにしてもバイブと化した俺のチンポ型をマンコに入れながらとは、一体どういう補習なんだろう?

「実のところ前田えみるさんは3年になってから転校して来られたのです。おかげでまだこの学校での修行が十分じゃなくって」
「修行?」
「もちろん、花嫁修業ですよ。フィアンセがいらっしゃって、卒業したらすぐ結婚するみたい」

 補習授業に案内してくれる事になり、向かう途中でユキさんが話してくれたのは、性風俗嬢の養成教育みたいなこの学校の事情だった。ほぼ全ての女生徒のマンコと懇ろになった頃に、やっとわかったのかと呆れられそうだが、ユキさんもレイ女王様もはっきりとは教えてくれなかったんだから仕方ない。実は作者も設定を詰めておらず、書いてるうち適当に考えてるだけな気もする。

「どの子も近い将来セレブな奥様になるんです。だから花嫁修業が、聖マーガレットでは一番重視されてます」
「失礼ですが、淫乱で変態な子が育ってるような……」
「お金持ちはそうゆうお嬢さんを好まれるものです」

 前田えみるさんの父親の名前を聞いて俺は大いに驚いた。俺でも名前を知ってるような政治家で、確か大臣ではなかったか? ユキさんによると、その父親が有名なSM好きの好色家で妻を性奴隷のように扱っており、たぶん娘もいずれ狙ってるのではないかと言う事だ。この学校の生徒の保護者が属する上流社会ではよくある話らしいが、他にも政財界の大物がこの学校で娘を性修行させているとか。日本の行く末が大いに案じられる、などと言うのに、もっともふさわしくないのが俺なんだけど。

 さて、中庭を歩いている間に、ユキさんは俺の貞操帯を解錠し、大いに性欲を高める働きをしていたアナルバイブもズボッと抜き取った。そしてジャージズボンも奪われた俺は、痛いほど天に向かってそそり勃ったチンポが丸出しの情けない姿になってしまった。隠そうにも手を取ったユキさんが、胸の谷間と相変わらずジジジと振動してる俺のチンポ型をくわえ込んでる股間で挟み込んで許してくれないので、完全に露出狂の変質者である。ところが、途中ですれ違う馴染みの女子達はキャーキャー騒いで嬉しそうだ。
「あ、ヨシオくんだ!」
「今日もチンチンがビンビンだね、元気そう!」
「セーシちょうだい! アタシのパンツにドバッと!」
「アタシも、アタシもっ!」
「さあ、ヨシオくん。いつもの調子で、出してあげなきゃ」
「ユキさん。俺のこと勘違いしてないですか………てか、いつもよりクサイっすね、俺。すみません」
「男らしくてステキですよ」

 どうやら意図的に不潔にさせられてい俺のチンポは自分の鼻がひん曲がりそうな悪臭を放っていたが、ユキさんはまんざら冗談でもなさそうな口調でそう言うので、俺は自分でスカートをめくって見せているエロ女子達のパンツ目掛けて突撃し、スマタの要領で擦り付けるとドピュッと射精して喜ばせる。校外なら逮捕間違いない変質者の露出行為だが、これでいいんだろうと開き直って来た。

「その調子です! さすがヨシオくん。ヘンタイの鑑です」

 この学校では最大限のホメ言葉として有り難く頂いておこう。俺を取り巻き、オクチにちょーだい、などとほざいているエロ女子達を振り切ってようやく目的教室にたどり着く。すでに1人の女子が教室の中央正面に座って、女性教師の数学の補習を受けているようだったが。

「ユキさん、えみるさんってえらくカワイイ気がするんですけど」
「前の学校の時からアイドルグループに入って芸能活動してたみたい」
「マジですか」

 俺のチンポは爆ぜそうな勢いでドクドクと脈動し、早くもビュッと何か出てしまうのを感じていた。




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作者二次元世界の調教師さんのブログ

女子校生を羞恥や快楽で調教するソフトSM小説が多数掲載。
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