5.性感マッサージで娘を欲情させるヘンタイ夫婦
「お願い、もう目隠しは取って」
いよいよこのヘンタイ執事ロボにカラダを調べられる危機一髪の状況に、私が弱々しく囁いたのは、目隠しの辛さを訴えるものでした。ところが執事ロボはとことん意地悪に言うんです。それも、耳元に息を吹き掛けながら、感情のこもらない低音ボイスで。
「お嬢様」
「!!」
執事ロボの生暖かい息をフーッと耳元に感じた途端、ゾクゾクとおぞましい悪寒が込み上げて、私はビクンと大きく首を仰け反らせるオーバーな反応を見せてしまいました。しかも恐ろしい事にそれはエッチな気持ちを促されて、「感じて」しまったのです。その反応をヘンタイ執事ロボは見逃してくれませんでした。
「お嬢様は耳がよくお感じになるようでございます。目隠しされると興奮して、素晴らしい反応でございますね。奥様と同じでございます。耳の感じる女性は、決まって全身よく感じる淫らな女性なのですよ」
「そんなの、ウソよ……駄目っ!」
「ワタクシのカスタマイズした舌をとくとお味わい下さい。お嬢様の反応を観察して、さらに快感を得られますよう最適化いたしましょう」
それはカスタム執事ロボの本領発揮の技でした。彼はエッチする時に体の部分を、相手に合わせて「最適化」する事が出来るんです。耳元からうなじや首筋をしつこく舐め回す舌が、私の反応をセンサーしてより快感を与えるべく「最適化」されていくのですから、感じるなと言う方が無理でした。耳の感じる女性は淫らな女性だと言う彼の言葉を否定しようにも、絶妙な舌の動きで次々に快楽を覚えてしまい、脳がドロドロに溶けてしまうような妖しい快感の虜になった私は、いつしか女の子っぽく「ああ、ああん」とすすり泣くばかりになっていました。
「アロマオイルをお塗りしましょう」
「っ!」
何でもない足首辺りにオイルを垂らされただけで、その冷たさにビクッと反応し、声が出てしまいそうになってしまいました。やはりどこを触られるかわからないと言うのは犯則だと思って抗議したんですけど。
「目隠しは嫌、もう許して」
「そのご様子ではまだ外すわけには参りません。お嬢様、目隠しはマッサージの効果を素晴らしく高めるスグレモノでございますよ。」
「アンッ! アアッ!」
もう執事ロボがエッチなマッサージを企んでる事はわかりましたが、ブラジャー越しに左右の乳首を軽く指で弾かれただけで、嫌らしい声が出ちゃいました。ビックリするくらい感じてしまうんです。これはやはり目隠しの効果でした。エッチな快感を覚えてしまった私が黙ったのをいいことに、執事ロボは手足にオイルを垂らしては塗り付けて来ます。
「ソ、ソコは嫌っ! ああんっ!」
「ワタクシに舐められて、腋の下が感じるようになりましたね。全く、嫌らしいお嬢様でございます」
執事ロボにからかわれても、腋の下にオイルを塗られるだけでアブない興奮を伴った快感が込み上げて来るのをハッキリ自覚してしまった私には返す言葉もありませんでした。ただきつく唇を噛みしめてエッチな声を出さないようにするので精一杯です。
「それでは下着を取らせて頂きます」
「やめてえ!」
執事ロボの手がブラに掛かった時、私は悲鳴を上げましたが、全く相手にされずアッサリ外されてしまいました。もちろん恥ずかしくてたまりませんでしたが、お乳の先がピンと立ってしまってるのを、どうしようもありません。彼の視線を意識してしまうと、そのはしたない反応は酷くなる一方。
「お嬢様、お美しゅうございます」
「バカ」
執事ロボはパパの脳を持っており、娘の裸を見た感想なんだと思うとおぞましさを覚えましたが、私の言葉は嫌になるくらい小声で甘くかすれてしまいます。オイルを塗る執事ロボの指は他所以上にゆっくりと丁寧で、裾野から膨らみの頂点に向かって冷たい感触のオイルを塗られると、どうしても快感が忍び寄って来てしまいました。
「あんっ」
「まだオイルを塗っているだけでございますが」
「駄目え!」
執事ロボはその言葉通り、努めて事務的にオイルを塗ってるんですけど、そんな機械的な指でもエッチな快感が生じるのは仕方のない事でした。そして左右同時に乳首を摘まれると声が出てしまい、指がオイルを塗すようにして少し揉むような刺激を加えて来るとズンと快感に貫かれました。目隠しされた顔を仰け反らす、はっきりした反応を見せてしまう私。でもその瞬間、指を離してしまう執事ロボ。無表情な彼は無言だったのに、まるで、まだイッテはいけません、と言われてるような気がしました。だって執事ロボが指を外したタイミングが絶妙で、私は気をやってしまう寸前だったんですから。
「それでは、この素晴らしいお乳から、性感マッサージをさせて頂きます」
「性感マッサージって……待って、そんなの聞いてない」
「ワタクシ、お嬢様と性交させて頂きたいのであります」
「イヤ!……」
もちろん私は拒絶しましたが、執事ロボが再び熱くて固いモノを乳房に押し付けて来ると、先ほどより一層灼熱の熱さにたぎっているのが感じられ、その迫力に息を飲んだ私は、とうとう始まった乳房揉みマッサージの甘美さに、必死でエッチな声を噛み殺しますが、その時とんでもない声が掛かりました。
「ガマンしちゃカラダに毒よ、明日香ちゃん」
私の処女を奪おうと言うパパの脳を持つ執事ロボの狼藉に、何とママまで加担していたのです。両親に乱暴されると言う非現実的な現実に、私はもう大パニックでした。