2.貫太が調教する美少女は元教え子の女子高生

「こんな所に住んでるのか?」
「まあな。だが、女とねんごろになってかわいがってやるには、このくらいでちょうど良い」

 俺はヤツの金回りの良さからして、ここはただの仕事場に過ぎないのかと思ったのだが、意外にも貫太はこんなオンボロアパートに暮らし、女を囲って調教しているのだと言う。

「と言うことはお前も独身か?」
「当たり前だろ。1人の女とずっと一緒に暮らすなんて、今さらそんなバカらしいことが出来るか」

 愚問だった。いろんな女の調教を手掛ける「調教師」が、まともに1人の女と所帯を持つことなど出来るわけがない。ヤツはともかく、女性の方が耐えられないだろう。だが、未だに童貞で愛華さんとの結婚を夢見ていた俺と、貫太の暮らす世界のいかにかけ離れていることか。昔からコイツとは何もかも正反対だったよな、と俺が下らない感慨に耽っていると、貫太は玄関を静かに開けて上がるように身振りで合図した。何しろ真夜中だから、さすがに近所迷惑も考えなければいけない。そして上がってすぐのふすまをやはり静かに開けた貫太は、真っ暗な中に向かって言ったのである。

「帰ったぞ、優美」

 そしてヤツが明かりをパッと点けると、「優美」と呼ばれた女性ーいや少女と呼ぶ方がふさわしいだろうかーが、しどけなく横座りで転がっていたのだが……

ーー何い!? 女子高生なのか?……まさか……

 が、そのまさかだったのだ。調教中のためだろうか、全身に縄掛けされて転がっていた少女は、何と見紛うはずもない山川女子高校の制服を着ているのだ。オーソドックスな赤いリボンがブラウスの胸元に着いたセーラー服だが、薄い夏服の上からギリギリと縄掛けされているのが、何とも痛々しく見える。こんな夜中なのに少女はまだ眠ってはおらず、後ろ手に縛られた体を仕切りとモゾモゾ蠢かせていたが、貫太は少女を乱暴に起こして座らせた。

「オラ! 正座しておけと言っただろうが!」
「だって……」

 らしからぬ、甘えてむずかるような色っぽい声を発した少女は、いかにも辛そうに顔を歪めて正座し直し、そして入口付近で突っ立っていた俺と目が合った。まさかと思っていた俺が言葉を発するより先に、その見覚えのある少女の方が言った。

「せ、せんせい!?……」
「何い? お前、ひょっとして……」

 貫太もさすがに驚いていた。

「ああ、それは山川女子の制服だ……」

 俺は必死でその少女の名前を思い出そうとしていた。美少女と言っても良い、色白で整ったその顔には確かに見覚えがあるのだが、小規模校とは言え学年に3クラスあるのだ。そうそう全校生徒の顔と名前が一致するわけはない。だが、少女の方はこんな巨体だけに俺のことがすぐにわかったわけだ。

「教え子だったわけか。めったにない偶然てのは、重なるものなんだな……」

 貫太は小学校以来の俺に出会った偶然のことを言っているのだ。そして正座しても妙に落ち着かず、仕切りと腰を浮かせたりモジモジさせたりしている少女に言った。

「へへへ、どうした優美。トイレに行きたいのか? いいんだぜ、遠慮なく垂れ流せ。俺が後始末してやっからよ……」

 これも調教の一環なのだろうか。良く見ると優美ちゃんを雁字搦めに縛った縄尻は後ろ手を拘束してから部屋の柱に括り付けてあった。これでは優美ちゃんはこの部屋を出ることも出来ないから、当然トイレに行くことも叶わないわけだ。一体いつから監禁しているのか知らないが、何とも悩ましく腰を揉んでいる美少女を見ていると、俺は異様な興奮を覚えて来た。この後お洩らしして泣いてしまうであろう優美ちゃんの、ビチョビチョのパンツを脱がせて「後始末」をしてやるのか……などと妄想を逞しくした俺は、股間の方もいつになく逞しくしていたのだが、違っていた。優美ちゃんが完全な甘えんぼ口調の鼻声で貫太に訴えたのだ。

「あん、イジわるう……痒いの、何とかして!」

 ところが貫太は優美ちゃんにこんなことを言う。

「お前、恩師に会ったのに挨拶もなしか!」
「いいよ、そんなの……」
「黙ってろ! 人としての礼儀を教えてやるのも、大切な調教なんだ」

 暴力団雇われの調教師が吐くにはまるでふさわしくない言葉だと思った。それに俺は優美ちゃんというこの少女に授業をしてやった覚えすらないのだが、彼女が身も世もないと言ったいたたまれない様子で痒みに腰を揉みながらも、俺に頭を下げるので驚いた。

「あ、あの……高校在学時は大変お世話になりました……アン、痒い、痒いのおっっ!!」

 妙に格式ばった挨拶を終えた優美ちゃんが、その直後我慢できず洩らした悲鳴の悩ましさに俺はズキンと欲情をそそられてしまった。だが、相変わらずこの娘のことは思い出せない。俺は仕方なく聞いてみた。

「申し訳ないんだけど、君、誰だったかな?」
「河原林優美です……あ、あ、あん! もうダメ、我慢出来ないいっっ!!」

ーー河原林だって! そう言えば……

 優美ちゃんはとうとう痒みが高じたのか正座の腰を大きく曲げたり伸ばしたりしながら、泣き声になって悲鳴を上げたのだが、その珍しい苗字のおかげで俺はようやくこの美少女を思い出していた。確かにそんな生徒がいて、色白で美形なので俺もおっと思い顔だけは覚えていたのだ。確か家庭の事情で学校を辞めたはずだが。すると優美ちゃんが泣き出したのを見て貫太が言ったのである。

「どうだ、おまんこがしたくなるクスリが少しは応えたか?」
「は、はいっ! おまんこしたいですっ!」
「じゃあ、教えられたようにおねだりしてみろ」
「ゆ、ゆみは、恥知らずでえっちな女の子です。どうか、ゆみと、えっちしてください、お願いします……」
「ふん、少しは素直になったじゃねえか」

ーーなるほど、これが女を調教すると言うことか……

 すっかり従順になって礼儀正しく挨拶したかと思えば、信じ難い淫らな口上を述べる優美ちゃんを見て、俺は貫太の徹底したしつけに感心した。学校の教育などよりよっぽど効果的ではないか。そして同時に俺は、色白な美少女のそんな姿に酔いも吹き飛び、これまで経験したことのない新鮮な興奮を覚えていた。すると貫太はそんな俺の気持ちを察したかのように嬉しいことを言う。

「じゃあ、せっかくだから、先生におねだりしてえっちしてもらいな」
「そ、そんな……貫太様がいい……」
「もちろん俺も後から抱いてやるからよ。それにお前ももう学校を辞めてるし、先生もクビになったそうだ。何の遠慮もいらねえぞ」

 余計なことを言うなよ、と思ったが、次の瞬間優美ちゃんはこの間まで女子高生だったとは思えない色っぽい流し目を送って言ったのである。

「先生、お願いします! 優美とえっちして下さい」
「よし、決まりだ! 信一、まず手マンでもしてやりながら、チンポをやってくれ」

 俺はまだ童貞だ。情けないが女性の体に触れたことすらない。俺がためらいと戸惑いを見せて貫太の方を伺うと、ヤツも理解してくれたのか、こうやるんだ、と近寄って教えてくれた。俺が教えられた通りに、正座の腰を屈伸させて痒みを堪えている優美ちゃんのミニスカの下に片手を差し入れると、彼女の方が嬉しそうに股間で俺の手をギュッときつく挟み付け、すでに湿っていたパンツ越しにアソコを擦り付けて来た。

「パンツの上から寿司でも握る要領でギュウギュウ揉んでやれ」
「こ、こうか……」
「あーっっ!! せ、せんせい、それ、いいっ! 気持ちいいですうっ!」

 本当に気持ち良さそうに目を細め、整った美貌をウットリと緩めた優美ちゃんは、もう堪らないとばかりに激しく股間を俺の手に擦り付けながら言う。

「先生、優美に、ご奉仕させて下さい!」
「チンポを出すんだよ」

 貫太が俺のズボンのベルトに手を掛けて来たので、俺は自分の不明を恥じ、いやいい、と自分でズボンを下ろしていった。こんな状況で今さらためらっていては、本当に男の恥のような気分になっていた。パンツをずり下ろすと俺のシンボルはもうギンギンに勃起していて、それを優美ちゃんの顔の前に近付けたのだが。

「あ、あの、すみません。皮を剥いて頂けませんか?」

 そうか。俺が仮性包茎の包皮を剥くと、泥酔していて後だけに、自分の鼻にまで匂って来るほど悪臭紛々たる亀頭が露出した。正直彼女に申し訳ない、と思ったのだが、優美ちゃんはまるで意に介せず、パクリとまるで犬がエサにありつくように頬張ってくれたのだった。

ーーうう! 何だコレは?! メチャクチャ気持ちいいぞ……

 もちろん初めて経験する女性の口の中は想像以上に甘美であった。恐らく貫太の調教のおかげなのだろう、クチュクチュと唇で強く締め上げながらストロークし舌を巧みに使って舐めしゃぶる優美ちゃんのテクニックも絶妙で、俺はこの歳までこんな気持ちの良いことを経験しなかったことを大いに悔いていた。

「少しはサマになって来たじゃねえか、優美。だがまだそんなもんじゃ男は出せねえぞ。俺が乳でも揉んでやるから、もっと気分を出すんだ!」

 貫太はそんなことを言うと、正座して俺のナニをしゃぶってスカートの中をまさぐらせている優美ちゃんの背後にしゃがみ込むと、縄に挟まれてニュッと突起させている乳房をノーブラと思われるブラウスの上から揉み始めた。制服を着たままなのは縄掛けされているからだが、色白黒髪の典型的美少女である優美ちゃんは全裸よりむしろそそられる眺めになっていた。そして俺にもわかる巧みさで貫太に乳房をなぶられ始めた彼女は、やはり興奮が募るのかより一層激しく体をおののかせ、俺への「ご奉仕」もさらに熱を帯び嫌らしい口使いになる。大人しそうな美貌がどんどん熱を帯びて真っ赤に染まり、めちゃくちゃに悩ましかった。

「そろそろパンツの中に手を入れて、直にイジってやれよ」

 俺は少し苦労してきつく挟み付けてアソコを擦り付けて来る彼女の股間から手を引き抜き、パンツの中に侵入させてギクッとした。あるべき毛の感触がなく、いきなり軟体動物のような柔らかい肉の感触があったからだ。

「毛を剃ってるからいらい易いだろ? 穴を探して指を2本入れてクチュクチュしてやるんだ」

 童貞にムチャなことを言うなよ、と思ったが、優美ちゃんの方も協力してくれたので、何とか人差し指と中指を揃えてそれらしき部分に挿入し、クニクニと動かし始めることに成功した。すると優美ちゃんは程なく体をガクンと弓なりに反らせてビクビク痙攣させ、俺はその瞬間たまらずドッと彼女の口中に射精した。

「でかしたぞ、信一。お前、優美をイカしてやったんだよ」

ーーそうか。これがえっちして、女をイカせると言うことか……

 俺は大いに感激したが、優美ちゃんはイッタ後も指をギュッとくわえ込み、股間で手を挟み付けて離してくれない。さらに口の方も舌をペニス全体に這わせて亀頭と胴体の溝に溜まったザーメンまで丁寧に舐め取ってくれるものだから、一旦放出して萎えかけた俺のイチモツはあっと言う間に勢いを回復していた。優美ちゃんはゴックンと喉を鳴らしながら俺の精液を残さず飲み干してくれ口を離すと、何と、先生、ありがとうございました、などと頭を下げる。うーん、何て素晴らしい良い子なんだろう。 

「それじゃ本番といこうぜ」

 貫太はそういうと、優美の縄掛けされた体を仰向けに転がし、パンツをずらして抜き取ると俺に手渡した。

「記念にもらってやれ」

 白地にピンクの縁取りが付いたパンツは、お洩らしでもしたようにグショグショに濡れそぼち、少し黄ばんでいたが、チーズとおしっこが混じったようなツンと鼻に来る刺激臭がして、これがこの子の女の匂いかと思うと、そういう趣味はないと思っていた俺も頭がクラクラするほど興奮してしまった。が、パンツごときに悩殺されている場合ではない。いよいよ40年間心ならずも保っていた童貞を捨てるときが来たのだ。見ると優美ちゃんは仰向けでひざを立ててから大きく脚を開き、ミニスカがはだけてモロにアソコを露出させて待っている。厳しい縄掛けは上半身だけで、性交には何の支障もないようだ。

「信一、お前まさか童貞を捨てるのは例の愛華先生で、と決めてたわけじゃないだろうな」

ーー優美ちゃんの前で余計なことを言うなよ!

 童貞だの、愛華先生を狙っているだのと言ったことを、同じ高校に在学していた彼女に聞かれたくはなかったが、当のセーラー服美少女はそんなことは意に介せず、大股開きのあられもない姿で、早く来て、と言わんばかりの燃えるような視線で俺を見つめている。初めての経験は愛華先生で、と言う考えは確かにあったのだが、ここで引き下がるのは正に「据え膳食わぬは武士の恥」に他ならない。俺は中途半端だったズボンを完全に脱いで下半身だけ全裸になった。

「お前、童貞のくせにデカいな。ホラ、これを使いな」

 そう言った貫太はコンドームを寄越す。俺にも無論知識はあるが、実際に使うのは初めてだ。包皮をしっかり剥いたペニスに装着していくと非常にピチピチで、思わぬ形とは言え40年間捨てられずにいた童貞ともいよいよオサラバかと言う実感がわくと同時に、奇妙な優越感まで覚えていた。

ーー俺のって、デカいのか……

 大きければ良いと思ってしまうのは女を知らないお子様の証拠だと後で教わるのだが、経験のない俺は単純にそう思ってしまったわけだ。

「先生、早くう! お願いします!」

 一昔前の、ババアがセーラー服を着たビニ本モデルのようなモロ出しの格好だが、正真正銘のカワイコちゃんである優美ちゃんにそう声を掛けられた俺は、童貞ながら大いに奮い立ち、彼女に覆いかぶさると片手で握り締めたムスコをパックリ開いたアソコに当てがいゆっくりと挿入した。

「あ、あ、あ! せ、せんせいっ! す、すごい、おっきいのおっっ!!」

 俺が初めておまんこの感触に全身が慄えるほどの興奮を覚えながら、ジワジワと侵入していくと、優美ちゃんはそんな嬉しい言葉を吐きながら声を上擦らせた。

ーーうお、何だコレは!?……メチャクチャ気持ちいいぞ……

 さっき彼女の口で楽しませてもらったときも感激したのだが、優美ちゃんのおまんこはもっと素晴らしかった。すっかりグズグズに濡れていたアソコはまるで生ゴムみたいなきつさだったが、挿入を深めていくと軟体動物みたいな肉襞が何段にも別れてキュンキュンと俺のペニスを締め付けて来るのである。自分の手でシコシコと慰めていたのがバカらしく思えるほどの心地良さで、俺は有頂天になり、ずっぽり根元まで挿入を終えた時点で早くも出してしまいそうになっていた。優美ちゃんもアンアンと気持ち良さそうな声を放って、ますます俺を奮い立たせる。

「ははは、先生のデカチンはそんなに具合がいいか、優美。ではお前の口にもご褒美をやろう」

 そう言った貫太もいつの間にか下半身を露出させており、勃起ペニスを優美ちゃんの小ぶりな口に捻じ込んでいった。自分で言った通りで、俺より小さなシンボルだったが。優美ちゃんは嬉しそうにくわえ込み、目を細め愛おしくてたまらない、と言った表情でチュパチュパと口を動かしていた。

「信一、ゆっくり出したり入れたりしてみろ」

 色事に慣れている貫太はチンポをしゃぶられながら平然とした様子でそう言い、俺は慌てて腰を動かし始めた。うむ、これがセックスと言うものか。優美ちゃんのアソコがネットリ絡み付いて来るみたいで、素晴らしく心地良い。こんな気持ち良い行為をずっとやらずにいたなんて、俺は正真正銘の大馬鹿者だった。

「信一、優美のおまんこは最高だろう?」
「あ、ああ、そうだな。凄く気持ちがいいよ」

 実際もう少しでヤバくなりそうだった。

「だが勘違いするんじゃねえぞ。コイツのまんこは俺が何日も掛けてじっくり調教してやったから、そんなに具合がいいんだ」

 なるほど。俺は童貞だったのに、こんなにうまくセックスが出来た理由を納得し、貫太に感謝した。

「お前のチンポはちとデカ過ぎるぞ。子供を産んでアソコがガバガバになった女が歓ぶような困ったサイズだ。普通の女をヤルときは、十分時間を掛けて愛してやり、おまんこを開かせなければ駄目だ。痛がってまともなセックスは出来ないぞ」

 そんなことを言う貫太はカワイコちゃんにおしゃぶりされながら余裕綽々みたいだったが、俺の方は頑張って数回優美ちゃんの中に出し入れしただけで、もう我慢出来なくなって来た。

「駄目だ、もう出ちまう」
「いいぞ、遠慮なくドバッと出しちまいな」

 さすがに今度は彼女をイカせることは出来なかったようだが、俺が二度目の射精で急速に萎え始めたチンポを引き抜いて離れると、優美ちゃんは口をクチュクチュ動かし、ゴックンと貫太のザーメンを飲み下していた。

「お前も出したのか?」
「合わせてやったんだよ。女ってのは子作りの本能があるから、出してやると歓ぶもんだ。よし、優美、お前のえっちなまんこの中にお情けをやろう。うつ伏せになってケツを突き出しな」
「は、はい、貫太様……」

 俺が生まれて初めて白濁液のたまったコンドームを外して処理していると、優美ちゃんは緊縛された上半身を器用にうつ伏せに変え、ヒザを立ててミニスカノーパンのお尻を高く上げる獣の交尾の姿勢を取っていた。俺の股間はもう役に立ちそうにないが、良い所のお嬢様みたいな容姿の優美ちゃんがセーラー服でそんな格好をすると、すさまじくエロチックに見えた。上半身を縄で縛られているのでなおさらである。わざわざ在校時の制服を着せているのはきっと貫太の趣味に違いないが、俺もつい共感してしまった。

「淫乱なお前にふさわしい格好だな。嬉しいだろ? 優美」
「は、羞ずかしい……」

 俺が見ていることが少しは関係しているのだろうか。色白の美貌を血管を薄っすらと浮き立たせて紅潮させ羞じらいを見せる優美ちゃんはしかし、従順にはしたなくお尻を突き出して嬉しそうだった。

「へへへ、いいケツだ。何だか一回り大きく、嫌らしくなったんじゃねえか?」
「イヤン……そんなこと、ありません……」

 貫太はミニスカをどけてペロンと優美ちゃんの桃尻を露出させると、嫌らしい手付きで撫で回しながら言う。そのお尻は貫太が言う通り、お人形さんみたいなルックスの少女にはふさわしからぬ豊かさで、見ている俺の方がゴクリと唾を飲み込むほど迫力満点の卑猥な眺めであった。そして、貫太はついにその豊尻を両手で抱え込むと、後ろからペニスをゆっくりと刺し貫いていった。すると優美ちゃんはたちまち歓喜の悲鳴を張り上げる。

「あーっっ!! 貫太様、いいっっ!!」
「先生の前だぞ。少しは慎め」
「だ、だってえ!……あああーっっ!! いい、いい、いいのおっっ!!」

 貫太は女は人に見られると興奮すると言ったが、優美ちゃんはもう手放しの歓びようで、俺のときとは比べ物にならなかった。大きければ良い、というものではない、と言うヤツの言葉は嘘ではないようだ。

「グイグイとえらい締め付けようだな、優美。男に飢えた人妻も顔負けだぞ」
「そ、そんな……アン、すごい、すごいの! 貫太様あー!」「
「へへへ、タップリ出してやるからな」
「お、おい! いいのか?」

 固唾を呑んで見守っていた俺が驚いてそう聞くと、貫太は平然と答えた。

「俺はパイプカットしてあるから種なしなんだ。だがザーメン自体はいくらでも出せるぞ。抜かず3発、一晩で5発くらいなら朝飯前だ」

 なるほど。子作りを諦めた「調教師」らしい選択だった。それにしても「抜かず3発」とは、40代に入った男とは信じられない精力絶倫ぶりだ。やはり童貞だった俺とは住む世界が違うようだ。俺がそんな気持ちになっていると、妙にゆっくりと一定のペースで優美ちゃんをバックから突いてよがり泣きさせている貫太が言う。

「おい、信一、ちょっと手伝ってくれ。あそこに転がってる黒い玉が繋がった棒みたいなのを持って来てくれないか」
「だ、ダメえっ! おかしくなっちゃううっ!」
「お前は大人しくよがり狂って、おかしくなればいいんだ!」

 俺がその黒い団子が何個も繋がったような道具を持って来ると、貫太は優美ちゃんに言った。

「オラっ! 痛くないようにしっかりしゃぶれ!」

 その意味を察した俺が口に入れてやると、嫌がっていた優美ちゃんも観念したような表情でチュパチュパと口を動かし全体を唾液まみれにしていった。

「信一、コイツを優美のケツの穴に入れてやってくれ」

 薄々勘付いていたが、その数珠繋がり棒を優美ちゃんの排泄口に入れるという恐るべき用途に、俺は興奮した。そして貫太の大きくはないが固くて相性がピッタリらしい肉棒が彼女の秘穴をゆっくり出入りする淫猥な眺めに圧倒されながら、唾液でテカテカ光るソレをおちょぼ口のような尻穴にソロソロと捻じ込んでいく。すると優美ちゃんのよがり声が明らかに1オクターブ高くなって切迫したものに変わるのがわかった。

「全部入ったら、そこに落ちてるガムテープで、底をしっかり押さえてから貼ってくれ」
「ほおーっっ!!」

 俺がそうやって押さえ付けると、底がスイッチになっているのかブイーンと手が痺れるほどのバイブレーションが掛かり、優美ちゃんは一際生々しい強烈な悲鳴を上げた。

「驚いたか、信一。コイツはケツの穴が一番の性感帯と言う、嫌らしい女だ。こうすると反応が全然違うだろ?」

 ヤツの言葉通り優美ちゃんの乱れぶりはそれまでとはケタが違い、貫太の決して乱れない着実なストロークに対して、自分から浅ましく腰をうねり狂わせてはしたない快感を貪っているようだった。上げる声も、おお、うああ、などと獣が呻くような意味のないものとなり、しばらくブーンとくぐもったバイブ音とヌチャヌチャと肉の擦れる淫靡な水音だけが聞かれた後で、優美ちゃんは一際大きな声で、イクウ! と叫び激しく達していった。そしてその瞬間コントロールの利く貫太も射精して、彼女の中を歓ばせたようだ。が、二度目の射精を終えても彼女との結合を解かず、アナルバイブも動かしたままで、貫太は肩の近くで切り揃えた優美ちゃんの髪を乱暴に掴んで後ろを向かせた。

「どうだ、1日ぶりのえっちの味は?」
「良かったです……」
「お前はもう1日たりとも、男なしではいられない、エロい女になったんだ。わかったか優美」
「ああ、そんなことは……」
「なら抜くぞ」
「イヤッ!……もっとして、欲しいの、お願い」

 一見清楚な外見からは想像も付かない淫乱さを見せる優美ちゃんだったが、俺はそれは痒みを引き起こす薬のせいではないかと思っていた。だが後で貫太に聞いた話では、あれは薬局で市販しているありふれた回春剤で、多少カッカする程度の効果しかないのだと言う。だが1日中緊縛されマゾヒズムに目覚めた優美ちゃんは勝手に暗示に掛かり、本当は効いてもないのに、アソコが異常に痒くなり、男が欲しくてたまらなくなったと言うのだ。どこまで信じて良いのかわからないが、優美ちゃんが夜の仕事で稼ぐのにふさわしい立派な淫女に変身したのは間違いない。正に貫太の調教師としての面目躍如である。

 こうして第二ラウンドが始まり、優美ちゃんはもう半狂乱になって大声でよがり狂い、激しく腰を振って先ほどよりさらに強烈なアクメを絶叫したかと思うと、白目を剥いて完全に失神してしまった。

 時刻はもう未明と言って良い頃だった。気絶した少女に毛布を掛けてやっている貫太に、俺は聞いてみた。

「この子は一体どうしてお前の調教を受けることになったんだ?」
「そんなことは知らない。ただ、客を取らせて稼ぐことが出来るように調教しろ、と上の人間に言われてるだけだ。彼女のことなら、お前の方が良く知ってるんじゃないのか」

 どうやら調教師とは意外にビジネスライクな仕事らしい。が、俺の方も、彼女のことを知らない点においては貫太とほとんど変わらない。

「気になるんなら、聞いてみればよいだろう。案外、愛華先生を取り戻すための、良い情報が聞けたりしてな」

 持つべき物は友達で、貫太は本気で俺と愛華先生の仲を修復することを考えていてくれたのだ。世事にうとい俺にはどうして良いものやら皆目見当も付かなかったのだが。そしてそれが、このイキ狂って幸せそうな顔でスースー寝息を立てている美少女と関係して来ようとは、この時点では思いも寄らないことだったのである。



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作者二次元世界の調教師さんのブログ

女子校生を羞恥や快楽で調教するソフトSM小説が多数掲載。
また、詰め将棋、お勧めの単行本、懐かしのJ-POP紹介、広島カープ情報などコンテンツは多彩。


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