8.性奴隷かるた部員のコスプレ絶頂撮影会

 「撮影室」のドアが開くと、驚愕の光景が広がっていた。畳敷きの10畳はありそうな和室で、 「ご主人さま」とあり得ない言葉を口にしたのは、やはりかるた部の1年生部員三浦さんだったが、嬉しそうに出迎えた彼女は恐ろしく猥褻な格好をしていた。AVもかくやと思われる際どい真っ白なマイクロビキニで大きな乳房がユサユサ揺れ、おまけにくり抜かれた穴から、ピョコンと露出した乳首に貼られたローターがウィーンと卑猥な音を響かせているのだ。そして股間には真っ黒なT字帯がキリキリと食い込み、全裸よりも扇情的である。

「おう、イイ子にしてたか咲子」
「はい、ご主人さま・・・・・・も、もうイキたいですう、イカせて下さい、お願いします」
「ち、盛りやがって、この腐れビッチがあ! 勝手にイキやがったら承知しねえぞ」
「だってえ! コレ、凄くいいのお」
「テメエにゃ使わないでも良かったぜ。たっぷり舶来のおクスリを塗ってやったからな」
「イキたあい! イキたいよお・・・」

 乳首で震えるローターの快感で欲情し、豊かな乳房を揺さぶって絶頂したいとアピールする、三浦さん。余りの破廉恥さに入室をためらっていると、板東兄が首輪を引っ張って僕を促す。

「遠慮してねえで、入れよ」
「せんせえ……」
「おい咲子。先生をスッパダカにしてさしあげろ。後で沢山イカせてやっからよ」
「わかりました! ご主人さま」
「三浦さん、やめてください」

 イキたいと悶絶して、匂い立つように濃厚なフェロモンを発散しているマイクロビキニの三浦さんに迫られた僕は、もちろん拒絶しようとしたのだけど、途端に又してもスタンガンがバチバチ火花を散らす。
 
「往生際が悪いんだよ! 大人しく仰向けでそこに寝てな。咲子、この先生スタンガンに完全にビビッてるから、心配はいらねえ。最後にパンツを脱がせるんだぜ」

 こうしてスタンガンを構えた板東兄が監視する中、三浦さんは嬉々として僕を裸に剥いていく。僕が少しでも嫌がろうものなら、すぐさまスタンガンが火花を散らすのだからたまらない。そしてとうとう僕のパンツに手が掛かる。なのに至近距離でスタンガンに脅される僕は、恥ずかしい生理現象を隠すことすらままならないのだった。もちろん両手は背中で手錠が掛けられている。

「すっごーい! せんせえ、もうビーンビン」
「よし、咲子。健太を連れて来な」
「はーい、ご主人さま」

 イキたい、イキたいと絶頂を求めて悶絶してる三浦さんが離れてくれ、ホッとする。きっと「ご主人さま」板東兄の許しが必要なんだろう。そうでなければ、僕は本当に彼女に襲われそうな恐怖を覚えていた。それはすぐ後に実現してしまうのだが。それにしても、このアブノーマルな状況で、僕のカラダは壊れてしまったのかも知れない。不謹慎だから絶対駄目だと、どんなに強く念じても、包茎ペニスの恐ろしく強烈な勃起がちっとも収まってくれないのだ。フェロモンの塊みたいな、三浦さんと言う脅威が去った今なお、ドクンドクンと猛烈な脈動が、僕の気持ちを蝕んでいく。

 板東兄を嬉しそうに「ご主人さま」と呼んだ三浦さんは、僕が寝かされてる正面にある、カーテンで隠された場所に入っていったんだけど、程なく板東弟健太を連れて戻って來る。おまけに健太はもう一人の1年生かるた部員、田中さんの首輪にチェーンを付け引っ張って来たのである。

「健太ちょっと手伝え。今から先生をちんぐり返しにしてやっからよ。咲子はその子をギロチン台にはめて立たせてやれ。お前も後で並んでイカせてやるから、もう一寸の辛抱だ」

 首輪で引かれる奴隷スタイルで現れた田中さんは、何と紺色のスクール水着だった。おまけに胸部に穴が開けられて、ピョコンと露出した乳首に貼られたローターが振動しているようだ。さらに股間にはT字帯がはまっているらしいのも、うっすら透けたスクール水着から見て取れる。全く無口な田中さんだけど、真っ赤に火照った顔やハアハアと息を荒げてる様子は、やはり三浦さん同様酷く欲情してしまってるんだろうーなどと観察する余裕があったのはここまでだ。スタンガンをズボンのポケットから覗かせた板東兄とジャージ姿の弟健太が、全裸で仰向けになってた僕に迫って来たのだ。

「おもしれえ格好にしてやっから、抵抗するんじゃねえぞ」

 そう言った板東兄は、又しても僕のすぐ側にバチバチと火花を散らすスタンガンの狙いを付け、畳の焦げた匂いがますます僕を萎縮させる。チキンな僕は黙ってされるがままになってしまった。「ちんぐり返し」はこれ以上ないくらい卑猥な屈辱的体勢で、僕は全身の血が逆流して、顔とその至近距離で猛烈に勃起したペニスに集まるような気分に陥った。

「ははは、傑作だぜ、先生。んな格好でチンポを勃起させるたあ、さすがエロ教師だな。おい健太、お前先生のチンポを剥いてみねえか。何か出りゃ顔に直撃だぜ」
「ヤだよ、きったねえ」
「咲子らにのけといてやるか。オイ、先生、くれぐれもクソしねえようにしろよ」

 からかわれた僕は、改めて股間が自分の顔の前に来てしまう「ちんぐり返し」の屈辱を思い知らされる。おまけに板東兄はスマホを向けて、接写撮影のフラッシュを光らせるのだった。

「こんなもん、売り物にはならねえがな」
「俺の好きな女に手え出した罰だ」

ーー小池さん………最低だな、僕………

 健太の言葉で、ここに彼女がいる事を意識した僕は、たとえスタンガンの脅しがあったとは言え、無抵抗でこんな格好にさせられた自分の不甲斐なさを嘆いた。右の手首と足首、左の手首と足首を、それぞれ手錠で繋がれて転がされた僕は、勃起チンポのみならず尻穴までさらけ出している。恐らく彼女はカーテンの向こうにいるのだろうと推測した僕は、一体どんな顔して彼女に会えばいいんだろう。いつしか僕の目からは涙が流れていたけれど、手遅れもいい所だった。と、その時大きな悲鳴を張り上げたのは、田中さんをギロチン台に繋いだ三浦さんだ。

「ああーっ! ご主人さま、ごめんなさあい! もう駄目ええっ!!」
「しょうがねえなあ。さ、ギロチン台に繋げてやるから、ど派手にイッテ見せるんだぞ」
「ウンッ!」

「ご主人さま」板東兄は我慢の限界を超え、とうとう胸と股間を弄ろうとしていた三浦さんに慌てて駆け寄ると、手を強引に引き離して勝手なオナニーを許さない。そして彼女をそのまま「ギロチン台」に連れて行くと、田中さんの隣に拘束していく。立った位置より少し低めに調整した木枷の半円型に頭を入れると、上からガチャリともう半分の半円型が下りて来て、首が抜けなくなる。さらに首の左右にある木枷の穴に両手を入れ、付属の手錠をガッチリはめると、完全無防備なギロチン拘束の完成だった。

「ご主人さま、早くう!」

 必死で絶頂を懇願する三浦さんを嘲笑うように、板東兄は隣のスク水少女田中さんの方に向かい、くり抜かれた穴から露出しローターの振動を受けている乳首を弄って、アンと言う小声だがエッチな声を出させて聞く。

「こっちのお嬢ちゃんはどうかなあ? イキたかったら先生に遠慮せず、お友達の咲子と一緒におねだりしてごらん。教えてあげるからさ」
「律お願い! 一緒に声出してよ、アタシもう頭がおかしくなりそお!」

 ところが余裕綽々な板東兄は、更に焦らすように弟健太に言った。

「しのちゃんにも見せてやろうぜ。撮影用のエロい格好させてんだろ?」
「ああ、バッチリだ。アイツに見せるのはもったいないぜ」

 やはり向こうにいるのか、「しのちゃん」となれなれしく呼ばれ、「撮影用のエロい格好」をした小池さんをお披露目すべく、健太がカーテンの中へ入って行く。そして板東兄は世にも情けない「ちんぐり返し」に拘束された僕の方へやって来ると、相変わらず狂ったように勃起を続けるチンポをピシャリと手で叩いた。

「待たせたな、エロ先生。いよいよご対面だぜ。テメエが目を瞑ったり反らしたりしたら、愛しのしのちゃんにエッチなお仕置きしてやるからな。しっかり目え見開いて、教え子がイキまくるのを見てやりな」
「へへへ、ごた~いめ~ん」

 前に出て、僕がチンポを叩かれ残酷な約束をさせられるのを見ていた健太がカーテンを開ける。全く予想外な、ショッキングピンクの衣装のチアリーダーに紛した小池さんは、正面で無残な醜態を晒している僕を認めると、さっと顔を背けて目を瞑る。後ろ手錠を掛けられ、天井のフックに首輪を繋いで立たされた小池さんは片足立ちで、もう片足はハイキックした格好にチェーンで縛られていた。

「へへへ、背が高くて脚の長いしのちゃんにはお似合いの生パンチアだぜ。楽しい裏バイトのお仕事をよく見とくんだよ、しのちゃん」

 板東兄との約束は、もうどうでも良かった。僕は健太自慢の「生パンチア」にされた小池さんの、真っ白な生パンツの魅力に目が釘付けになってしまう。そんな僕の気持ちを逆撫でにするように、健太が生パンツに手を伸ばすと、ギロチン台に仲良く並んで拘束された2人が「おねだり」の合唱を口にし始めていた。

「わたしたちはあ………どえむではじしらずな………さかりのついたじょしこーせーですう………いっぱいいくから………えっちなせんせえみててね」

 「おねだり」を復唱させ、ゲヘヘと下卑た笑いと共に、板東兄が取り出したカードリモコンを操作すると、ガニ股に開いた2人が腰を突き出し淫らに動かし始めていた。



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作者二次元世界の調教師さんのブログ

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