11.恥辱の全裸犬調教真夜中の撮影会

 腸の捻れる激痛から解放され、無我夢中で排便してしまった私ですが、人心地が回復するに従い、とんでもない状況に気付いてしまいます。そこは、わずかな街灯の明かりに照らされた、小さな児童公園。10人の見知らぬ男性に体を授けた場所だったのです。黒木さんが言いました。

「昨日来て下さったお客様が2人、代表でこんな夜遅くまで、奥様の撮影をするため、残ってくれたのです」
「どうも。又お世話になりますが、よろしくお願いします」
「いやあ、僕もうすっかり奥様のファンになりました」

 本格的なビデオカメラと、照明のライトを持った2人の男性が、私に頭を下げていました。

「せっかくですから、夜の調教も撮影をお願いしたのですよ。この様子は他のお仲間にも、配信する予定です。皆さん、きちんとした方ばかりのコミュニティですので、外部に漏らすような不届き者はおりません」
「本当ですよ。バレたらヤバイですから」
「安心して、調教されちゃって下さい」

 そんな話をしている間も、プーンと猛烈な悪臭が鼻に付きます。恐る恐る足元に目をやると、やはり私の出した汚物が、見事にとぐろを巻いています。ほとんどマンガみたいな光景でした。

「金谷君。悪いが片付けてくれませんか。良美は奥様を犬にして差し上げるのを、手伝いなさい」

 金谷さんが、私の排泄物を始末して下さるのを、申し訳なく思った私は、良美さんの指示に大人しく従うよりありません。地面にうつ伏せになり、高く上げたお尻の穴を、良美さんの指で清められるのは、申し訳なさを覚えるのに倍して、私の浅間しい性欲を満たしてくれる行為でした。

「奥様、ウンチをキレイキレイしましょうね~」

 四つん這いになって、高く上げたお尻をティッシュで拭いてくれた後、良美さんの指が無遠慮に尻穴に潜り込むと、媚薬の疼きが癒される快感は、おぞましくも強烈でした。フラッシュがたかれて、この様子が接写される恥ずかしさも、恐ろしく興奮を煽るばかり。私の性感を知り尽くした、メイド少女のエッチな指が、クニクニと奥の方で蠢くままに、私は猛烈に弾けてしまいました。

「いきますっっ!!」
「いけませんよ、奥様。ワンちゃんが人の言葉しゃべっちゃ」
「ハハハ、こりゃあ、傑作だ」

 撮影の方に笑われてしまいましたが、この後黒木さんと良美さんの父子は、私を本当に「犬」にしてしまう仕掛けを施して来ました。まず、大きなボクシングのグローブみたいな手袋が、手足にはめられます。手袋と言っても、指が分かれておらず、手首足首を丈夫なヒモで括られると、自分では外す事が出来ず、四つ足で立つだけになってしまいます。

「カワイイ尻尾を付けてあげますね」

 フサフサの尻尾ですが、これがとんでもない代物でした。取り付ける部分が、浣腸時にさんざん泣かされた、刺激突起がビッシリ生えた、振動アナルプラグみたいで、黒木さんが「女悦膏」を塗り付けると、良美さんに手渡します。良美さんがゆっくり捻じ込んで来ると、それだけで気もぞぞろになりますが、ガッチリ装着が終わると、恐ろしい振動がジーッと始まってしまいました。

ーーこ、こんなの無理い! 絶対我慢出来ない……

「はい、奥様は今から、かわいいメスイヌのルミちゃんですよ。まあ、尻尾をそんなに振っちゃって、嬉しいのね」

 ヒタヒタと背筋を這い上がる淫情に耐え兼ねて、ブルンとお尻を揺さぶっても、逆効果でした。ガッチリ装着された尻尾は外れるどころか、ますますきつく、ズンと振動が突き上げて来るんです。尻尾がピョコピョコ揺れて、まるで犬が喜んでるように見えるのでしょう。でも、絶頂の恥を晒さぬよう必死で堪える私にとっては、悪魔のプレゼントでした。そして、悪魔のプレゼントは、尻尾で終わりではなかったのです。

「良い子のルミちゃんに、素敵なアクセサリーを、着けたげるね。お父さん、いいでしょ?」
「こちらのお嬢さんは、黒木さんの娘さんでしたか」
「育て方を間違えたかも知れませんな」
「いやいや。奥様にも負けない、かわいらしい娘さんじゃないですか」

 黒木さんと知り合いのような、撮影係のお二人が談笑している間に、良美さんと金谷さんが、左右の乳首に振動ローターを貼り付けて来ます。そして、談笑を切り上げた黒木さんが、四つ足で踏ん張る私の股間をのぞき込み、もう一つのローターを持って、後ろにしゃがみ込むと、悲鳴を上げたくなりました。女体の最弱ポイントである、クリトリスにまでローターを貼られては、生きた心地も致しません。

「では奥様、存分にお楽しみ下さい」

 黒木さんが、リモコンでローターを振動させると、乳首、クリトリス、そして尻穴の快楽振動が、心地良いハーモニーで溶け合い、私は次の絶頂へと向かい始めます。そして、首輪のリードを握った良美さんが、グッと引っ張って先導して来ました。

「ルミちゃん、お散歩ですよお」

 全裸で四つ足歩行する痴態を、撮影される凄まじい恥ずかしさで、恐ろしく興奮してしまう私は、性具のもたらす快楽が全身に横溢して、どんどん燃え上がってしまいます。一二歩進んだだけで、我慢出来ず立ち止まり、悪魔の快楽を打ち払おうと、ブルンとお尻を揺すっても、逆効果でした。尻尾がピョコピョコ降られ、おぞましいお尻の悦楽にズンと突き上げられて、ますます窮地に追い詰められるだけでした。そして、いつの間にか目の前に、木の幹が。

「ルミちゃん、冷えたでしょ。シーシーしようね、シーシー」

 まさか、と一瞬思った悪夢が現実のものとなります。良美さんと金谷さんが、しゃがみ込んで協力し、私の片足を抱えて、木の幹に向かって上げさせたのです。

「おお、これは素晴らしい」
「ヤバイですね、モロじゃないですか」

 本物の犬のようなオシッコ体勢で、私の股間は、凄まじく破廉恥な女性器が、バッチリ露出。自分でも凝視した事などない、猥褻の極みを接写で撮影されて、これが現実の事なのか、気が遠くなりそうでした。ところが、やはり初夏の陽気とは言え、深夜は肌寒く、全裸の私は冷えてしまったのでしょう。股間が決壊して、ジョーッと勢い良くオシッコしてしまうと、物凄い羞恥が極まるのと引き換えで、媚薬で疼き上がっていた、股間の解放される快感がグングン上昇。アナルやクリトリスで震えるローターの快感にも後押しされて、私は何と放尿しながら極めてしまったのでした。

 まさかこんな恥ずかし過ぎる状況で、絶頂が訪れるとは。でも意表を突かれた分だけ、取り繕うのは困難で、その瞬間ウッと目をつむり、片足を抱え上げられた体を、ワナワナと痙攣させた私の反応を、良美さんは見逃してくれませんでした。足を四つ足に戻してから、皆さんにバラされてしまいます。

「ねえ、ルミちゃん。オシッコしながら、イッチャウなんて、そんなのアリ? 普通の女の子には、絶対無理なんですけど」
「皆様、奥様に拍手をお願いします」

 パチパチと拍手に迎えられても、私はもう情けないとも感じませんでした。正常な理性が働かず、心が壊れてしまったのかも知れません。

「ルミちゃんに、大好きなご褒美をあげちゃいまーす」
「おお!」
「娘さんは、随分立派なものを、お持ちですね」
「見苦しいものをお見せして、どうもすみません」
「お父さんは、こっち! 勝君もチンチン準備してねえ」

 知らない人にも、すぐ打ち解けてしまう良美さんが、ミニスカメイド服から堂々と疑似ペニスを取り出して、男の人達に見せびらかしました。愛嬌があってかわいらしいメイド少女が、本物以上に迫力のある「オチンチン」を持っているギャップに、撮影係は大いに盛り上がっています。でもそれが、女性を喜ばせる能力まで兼ね備えていると知っている私は、もう気が気ではありません。そしてノリノリの良美さんは、自分の父親や婚約者にまで指示をして、場を仕切り始ていました。黒木さんや金谷さんも苦笑いしながら、このかわいい暴君が言うがままにペニスを取り出し、準備を始めています。

「はーい、ルミちゃん、ご褒美ですよお。イボイボのオチンチン、大好物だよねえ」

 バックから、良美さんが無造作にペニバンを挿入して來ると、媚薬で爛れた粘膜が一気に活性化し、侵入してくる「オチンチン」を歓迎して、ギュウギュウ絡み付いて締め上げていきます。引き換えにもたらされる快感は、最早この異常な状況を忘れてしまう程、圧倒的な素晴らしさで、すぐにもイッテしまいそうでした。

「ルミちゃん、すっごい締め付けえ! お父さん、オチンチンへし折られないように、気を付けてね。勝君はおしゃぶりさせて。ルミちゃんがイッタら、ご褒美に出してあげてよ」

 金谷さんの若い力の漲るペニスを喉奥まで頬張ると、おぞましい興奮が増して、良美さんがきつい締め付けに苦労しながら、ズンズンと腰を打ち付けて来ると、間もなく猛烈な絶頂に襲われた私は、ビクビクと痙攣。同時に金谷さんが、口内にドッと劣情を飛沫かせました。マゾ奴隷に躾けられた私が、出して頂いた精液をクチュクチュ舐め取って、ゴクリと飲み下す間に、娘さんと交代した黒木さんが生のオチンチンを挿入し、ストロークを開始していました。

 こうして、皆様が交代で、「犬」と化した私を、前後から犯す深夜の性宴は、カメラマンのお二人まで仲間に入れて、延々と続けられたのです。



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作者二次元世界の調教師さんのブログ

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