SM小説『女秘密捜査官、堕ちる』

二次元世界の調教師 作




 

3-3.地下牢に監禁されて

「んああ~っっ!! ああ、ああ、あおう~っっ!!」
「ママっ!」

 恐ろしい声でハッと目覚めた私は、すぐに苦悶の呻きを吠えている母の元に行こうとしました。でもアナルの奥深くまで抉るようにガッチリと嵌められ微振動してる「シッポ」がズルンと内部で擦れる凄まじい刺激で腰が砕け、それでも後ろ手錠で拘束されてる体で芋虫のように這って進みましたが、母まで辿り着く事が出来ません。どうやら足首に鎖で繋がれた巨大な鉄球が寝ている間に意地悪く動かされており、見張りに隠れて母を癒やすエロティックな行為を防いでいたんです。さらにこの牢獄の隅の便器にも届かぬ位置のようで、私は鉄格子の外の椅子に座り大いびきをかいて居眠りしている見張り番の悪意に怒りを覚えながら、仕方なく大声で救いを求めました。

「マサさん! マサさんっ!」
「おっ、俺に何か用かよ」
「母が苦しんでるんです。早くこの鎖を外して下さい!」
「シロシロショーを見せてくれるんだな、ウヘヘ……」

 シロシロショーと言うのはレズビアンショーだそうです。他の男達からマサと呼ばれてるその見張り男は下卑た笑いを浮かべ、寝る時にも着せられているミニスカセーラー服姿の私の体を舐め回すような嫌らしい視線を送って来るので、正直ゾッとしました。でも母の苦しみを解消してやるためには、背に腹は替えられません。

「母ちゃんのを抜いた後で俺も抜いてくれよ。美菜子ちゃんを見てたら、チンポがビンビンになっちまった」
「わかりました。ですから早く」
「母ちゃんとヤるにはパンツも脱がなきゃな。俺が貰ってやるよ」
「お、お願いします」
「美菜子ちゃんって、いつもマンコがベチョベチョなんだな。うおお、たまんねえ。やっぱ先にまず俺を一発抜いてくれよ」
「早くして下さい!」
「オクチで抜いて、全部ゴックンだぜ。それからおケツのバイブで一緒に気をやるんだ。手え抜いたら、母ちゃんの所に行かせてやらねえからな」
「わかりました」

 何て嫌らしい男だろうと思いながら、鉄格子の隙間から勃起ペニスを差し出すマサの前にひざまづいた私はソレを口に含み、母が苦悶する声を聞きながらすっかり上達してしまったテクニックを発揮して、ジュバジュバと卑猥な水音を立てながらネットリとしゃぶり上げました。マサは私の仕置き用に持っているリモコンで、辛い「シッポ」のアナルバイブの振動を上げたので、口中にドッと精液が放出されるのに合わせて、私も本気で気をやります。そしてザーメンをゴクリと一気に飲み下すと、ようやくマサは足首の鎖を外してくれました。

 苦悶の呻きを上げている母の元へ急いで行くと、私と違い全裸で背中を壁に預ける格好で首輪を上方に繋がれ、後ろ手錠に投げ出した両脚を大きく開かされて鉄球に繋がれると言う厳重な拘束を施された母は、辛さのあまり全身が激しく痙攣していました。母は改造されたクリトリスが発作を起こすと何らかの「処置」によって溜まった膿を吐き出さねば耐えられないのに、自力では絶対に刺激出来ないよう縛り付け、同じ檻の中に収容されている娘の私に性的「処置」をさせようと言う、冷酷で陰湿な組織のやり口でした。こうして監視人のマサが好色な目を光らせている前で、私は淫らでかつ不道徳な近親相姦レズ淫行により母を癒やしてやるよりないんです。こうして私はすぐさま母の改造された肉塊を、咽奥に当たるまで深く口中に含んでいきました。

ーーああ、凄い! イボイボが生きてるみたいにビクビク脈動してる。辛かったでしょ、ママ。今楽にしてあげるからね……うん、イヤッ! お尻のバイブは止めてよ、ま、又良くなって来ちゃったじゃない……

 残忍な組織は、母が退院してから巨大化したクリトリスを削り取るどころか、さらにおぞましい魔物のペニスみたいに改造する手術を施してしまいました。それが今私の口の中で生きたように蠢いている沢山のイボイボ刺激突起の植え込みで、女性に凄まじい快楽をもたらす強烈な人造バイブレータのようになってしまった母のクリトリスを、この後私は自分の体を使って慰めてやらねばならないんです。それもギラギラした獣欲を剥き出しの視線を私達に向けているマサに見せ付けるかのように。でも、バケモノみたいな外観になってしまった母のクリペニスをくわえ、イボイボで口中の粘膜を擦られると、常時発情状態に貶められている私の興奮は制御不能なまでに高まってしまい、一発目の膿を飲み干した後はこの「ペニス」と交わらずにはいられないでしょう。母が吐き出す精液同然の膿には、麻薬クラスの強烈な催淫効果があるんですから。そしてイボイボで更に凶悪化した母の「ペニス」はこの世のものとも思えぬ性の歓びをもたらし、何もかも忘れた私が乱れ狂ってしまうのも間違いありません。血の通わぬバイブレータなどと違い、最愛の母の暖かい体の一部が今でも刺激を欲しがってウズウズしている私のアソコに入り込み、尻穴の中で嫌らしく振動してる調教具と擦れ合うようにして生きてるみたいなイボイボがすみずみまで刺激してくれるんです。私がどんなに慎ましさを保とうと堪えたところで、まともでいられるわけがないではありませんか。

 ぶしゃあっ!

 母が大量に放出した粘液を、汚物であるかのように吐き出すなんて出来ません。私は多量のため口端にこぼれてしまった液体までもったいないと感じて、出来るだけ残さぬようにゴクリと咽を鳴らして飲み下し、たちまち火を飲まされたみたいに燃え上がる体が、狂おしく母を求めてしまうのを甘受しました。

ーーああっ! ママが欲しいの、もう我慢出来ない! お願いよ、マサ。見ないで……

 ゲスで好色な見張り番のマサに見られているのも、母と体を交えて肉欲に狂う外道に堕ちてしまった私の興奮を増すばかりでした。アナルバイブとの挟み撃ちでイボイボ改造クリトリスをくわえ込んだ私は、わけのわからぬ狂乱に巻き込まれて母の上で激しく腰を振りたくり、すっかり膿を排出させてあげるまでに覚えたアクメの数は二桁をゆうに超えていたでしょう。

 私の中で5回くらい「射精」を果たした母はようやく落ち着き人心地を取り戻していましたが、私の方はもうメロメロでこのまま眠りこけてしまいたい気分でした。なのにマサの操るリモコンで、「シッポ」バイブが猛然と唸りを上げ、アナルを一番の急所に育てられてしまった私を打ちのめします。

「ああ、駄目え! イクッ! イクウッッ!! もう許して、又いっちゃううっっ!!」
「俺を満足させてくれる約束だぜ、美菜子ちゃん。早くヤらせてくれよ」

 口の中で一度抜いてあげたのは挨拶代わりで、次に私は精力のあり余ってるらしいマサを本番行為で満足させねばなりません。アナルバイブは緩めてくれましたが相変わらず私の官能を炙り立てて止まず、慄える脚取りでマサの待つ鉄格子まで進んだ私は後ろを向き、うつ伏せになって「シッポ」の突き出たお尻を高く掲げて捧げました。マサはもちろんすぐに私をバックから貫き、ズンズンと力強く突いて来ます。そして彼がドッと精液をしぶかせると同時に、息を合わせた私も演技などでなく本気で、イクッと叫んであげました。絶倫のマサは後三回くらいは抜いてあげねばなりませんが、やはり鉄格子越しの交わりを保ったままで言いました 

「美菜子ちゃん、アンタ本当に女子高生だったのかい? 俺のチンポをグイグイ締め付けやがって、とても信じられねえよ」
「本当です」
「俺みてえな下っぱにヤらせてくれて、マジで恩に着るぜ。これが上の奴らに知られたら、ヤバイんだがな……」
「マサさん、そんな事言わないで。お願い、もっとして下さい」
「本気か?」
「うん。だって、気持ちいいんだもん。マサさんのおちんちん、もっとちょうだい」
「美菜子ちゃんっ!」

 私が内心の嫌悪を隠し精一杯の媚びを売っておねだりすると、マサはパンパンと力強いストロークを再開します。それに私の言葉はまんざら嘘ばかりじゃありませんでした。恥ずかしいけど、気持ちいいのは本当です。私が見るからに下品で無能そうなこのチンピラヤクザに、喜んで体を与えているのには理由がありました。決してこんな男に心を許したわけではないんです。

 組織に拉致されこの檻の中に監禁されてから、母はクリトリスに更なる悪辣な改造手術を施され、私は望月ら調教師達の手で、アナル開発が中心の性奴隷修行の毎日です。ここは組織のアジトの地下牢のようですが場所はわかりませんし、次第に日付の感覚も失われて来ました。母が組織に監視され陵辱されながら表向きは高校教師として泳がされていた時と違い、私達はもう完全に表社会からは抹殺され、このアジトの中で組織の抱えるヤクザな男達に性的奉仕をして一生過ごす、文字通りの「性奴隷」として生まれ変わるのだと言い聞かされています。

 母は全裸で首輪や手錠、そして巨大な鉄球で完全に自由を奪われており、比較的自由な私も、破廉恥なミニスカセーラー服やスクール水着、ブルマや体操着と言った男達の劣情に訴え掛ける服装を着せられ、常に後ろ手錠。母と違い長さはありますが首輪のチェーンも繋げられ、鉄球で片脚を拘束された厳重極まりない監禁状態でした。鉄格子から外に出るのは同じ地下にある「調教室」と言う名の大広間だけで、その時も必ず二人以上の調教師がやって来て、首輪を引いて移動させられるんですから、逃げるなんて不可能でした。その「調教室」で母は何度も手術を受け、私はとても口に出せない恥ずかしい性調教に励まされてるんですけど、一人前の「性奴隷」となった暁にはこの部屋で、大勢の男達の前で母と一緒に恥辱的なショーを演じさせられ、彼らの慰み者となるのだそうです。私達の他にも拉致されて来た女性が働かされていたそうですが、何人も発狂したり使い物にならなくなって「処分」された、と言う恐ろしい話も聞かされました。今は他の性奴隷がいないので、修行を積んで早くデビューしろとも言われています。どんな男のどんな恥ずかしい要求にも喜んで従い、体を与える淫らな女性となるのが条件だそうですが、母はもう調教する必要がないくらいで合格。性的に未熟だった私も、もうすぐオッケーが出されてしまうでしょう。精力が強いだけのマサに犯されても歓んでしまう私は最早立派なビッチであり、淫らで卑しい性奴隷に仕上がってしまったようですから。

 こんな絶望的な状況でも、私達はまだ希望を失ってはいません。母は私に、まだ助かる余地はあると言うんです。母は、檻の中に監禁されている私達を深夜に鉄格子の外で見張っている男達にスキがあるのではないかと言いました。この地下牢の監視は四人くらいが交替で深夜の見張りをさせられているようでした。つまり一人が週に2回くらいとなるわけですが、調教師達より下っ端のようで、絶対居眠りするな、とか奴隷に手を出したらただじゃすまないぞ、などと厳しく言われていました。母は、そのような深夜一人で見張りをしている監視人と親しくなって色仕掛けで籠絡し、外の世界に逃がしてもらうように頼め、と言うんです。確かにそれしか逃げる術は皆無に思われました。

「マサを狙いなさい。あの男は制服好きのロリコンで、あなたにぞっこんよ。それに組織に不満を持っているわ」

 マサが唯一スキだらけで与しやすい相手であるのは明らかでした。他の男達は忠実に不眠で働いてるので不可能ですが、マサが見張り番だとしょっちゅうイビキをかいて爆睡してるので、母と脱出について話したりする事も簡単でした。それに母が言う通り、恥ずかしい制服姿で監禁されている私が気に入ってしまったようで、他の男の目がないと見るや、体を触って来たり厳禁な筈の性的悪戯も日常茶飯事。ついには鉄格子越しに彼の性欲を処理してやるのも、しょっちゅうになりました。おまけに、私達の前でも組織の上の人間に対して不満タラタラ、愚痴を聞かされる事もよくあります。

「でもあの人だけは……私イヤだわ。あんな最低のセクハラ男」
「わかってるわ。だけど、あの男しかいないじゃないの」
「ママ、私もう死んでしまいたい」
「美菜子っ! 絶対に諦めては駄目よ。私がこんな体にされて生きながらえて来たのは、何のためだと思ってるの?」
「ごめんなさい、ママ」
「私は無理でも、あなただけは逃げて。それから組織と戦うなり、自由の身となって平凡に暮らすなりすればいいのよ。だから」
「わかったわ、ママ。もう死ぬなんて言わない……頑張って、マサを落として見せるわ」

 こんな会話を何度も繰り返し、覚悟を決めた私も、あえてマサに気を許したフリをして籠絡しようと努力しています。私がマサを好きになれないのは、並外れて女好きだからではありません。彼は背が低く肥満体で、頭も禿げかけている中年男。おまけにヘビースモーカーで口がヤニ臭く、しょっちゅう痰を吐き捨てている下品さで、知性のかけらも感じられず、およそ女性に嫌われる要素を集めたような男なんです。

ーー私ったら、こんな男に犯されて、中に出されてもイッチャうのね。恥ずかしい……でもマサのおちんちん、望月より気持ち良くなっちゃったみたい、ああ、いいわ……

 生理的嫌悪を覚えさせるマサですが、下心を隠して精一杯誘惑し体を与えているうち、次第に彼を憎からず思う気持ちに傾斜して来た事は否定出来ません。人を小馬鹿にした尊大な態度の望月や感情を殺して機械みたいに私達に接する他の監視人達よりよっぽど人間的ですし、おまけに彼は私が大好きなんです。なれなれしく「美菜子ちゃん」と呼び、私が体を与えれば大喜びで何発も中出ししてしまうこの男の元気が良過ぎるペニスが、
性調教のプロである望月よりも快感を与えてくれる気がするのは、錯覚ではないでしょう。

「あ、あの、マサさん。手を伸ばして、クリちゃんを触ってくれませんか……そう、ソコお! い、いいわあ! イクッ! 私又イッチャウウッッ!!」

 何のテクニックも持ち合わせていないけど、元気一杯のマサのペニスにバックから突かれるだけでも十分気持ちいいんですけど、積極的にエッチなアドバイスをして結合部のはしたない尖りに触れて貰うと、ビックリするくらいの快感が迸って、私は彼の精液をタップリ膣内に浴びながら何度も何度も極めてしまいました。マサも大満足のようでしたが、私もこれまでにない優しい気持ちになって、ペニスが引き抜かれると更に口での処理を申し出て最後の精液を飲み干してあげました。

「エサのお時間よ~、ミーナーコちゃーん。今日は朝からいい事したげるわね~」

 そうこうしている間に時間が経ち、疲れて眠っていた私は朝食を告げる耳障りな声で起こされました。望月が朝一番からやって来るのは珍しいんですけど、彼ともう一人の調教師はまるでドッグフードみたいな食事を犬のエサ皿に入れ、水皿と一緒に運んでいます。きっと栄養価は十分あるのでしょうが、三食とも味気ないペットの「エサ」同然の食事は、私達に人間扱いされない性奴隷に堕ちてしまった事を実感させる調教の一環でもありました。

「マサッ! さっさとリモコンを寄越して、部屋を出てお行き」
「あのう、望月さん。食事の間だけ見てちゃいけませんか? どういう物だか、興味があるんですけど……」
「駄目に決まってるでしょ! 奴隷女の調教は、アンタが見ていいもんじゃないの!」
「望月さん、この男、怪しいですよ。下っ端の分際で食事調教を見たい、なんて」

 マサは軽い気持ちだったんだと思います。見張り役が役を終えて調教師に交替する時間を見学するだけですし、奴隷女の「食事調教」は健全な男なら見たいと思っても当然の、とてもエロティックなプレイなんですから。だけどヤクザ者の集団らしく上下関係が厳格な組織では軽率な言動だったようで、もう一人の調教師に疑われたマサは青くなり必死で弁解を口にしていました。

「い、いえ、そんな、滅相もございません」
「まさか、お前奴隷女に手を出したりしてないでしょうね」
「誓います! それは絶対にありません」
「フン! わかったもんじゃないわね。命が惜しかったら、さっさと出てお行き」
「はいっ! 申し訳ありませんでした」

 やはり組織は抜け目なく、深夜の見張り番と女奴隷が親しくなって逃亡を図る万一の事態を警戒しているようです。平身低頭しながら牢獄部屋を出て行く小柄で肥ったマサの後ろ姿も、情けないばかりでした。だけど、私はこの時初めて、下品で女好きなだけの唾棄すべき男だと嫌っていたチンピラヤクザに好意を覚え、不思議なくらい甘酸っぱい感傷で胸をときめかせていたんです。

ーーマサは本気で殺される危険を冒して、私と……そんなに私が好きだったの?

 他の男達が絶対に私達に気を許そうとしない事や、滑稽なまでに青くなって怯えていたマサの様子から見て、奴隷女に手を出す事が命掛けの行為であるのは嘘じゃないんでしょう。そう思うと、もうこれまでの人生で女性に好かれた経験などないであろう、哀れなスケベオヤジだなんて蔑む気にはなれず、むしろこの男なら組織に逆らって私を逃がしてくれるかも知れないと言う淡い期待が信頼感にまで昇華しようとしていたのでした。私のこの気持ちは、母にすら知られたくない秘密でしたけど。

「まあ、いくら奴隷女でもあの百貫デブに惹かれる事はないでしょうけね」
「いや、女の方からたぶらかそうとするかも知れません。用心に越した事はありませんよ」
「美菜子ちゃん、マサがあなたにエッチなイタズラして来たりした事はなかった?」
「いえ、一度もありません」
「あらそう。ところであなた、ウンチは大丈夫?」
「はい」
「あれ? どうしてノーパンなのかしら?」
「そ、それは……用を足すためマサさんに脱がせてもらって、その感謝の意味で彼にあげてしまったんです」
「やっぱり、奴をたぶらかそうとしたんじゃねえのか?」
「違います! ただ、マサさんがあまりにもブサイクなので女の人から相手にされないだろうと思い、かわいそうだったので無理を言い貰って頂きました。申し訳ございません」
「そうか。じゃ、私が後でマサをぶん殴って没収しときましょう」
「まあ、最下層の奴隷女だから殊勝な心掛けなのは認めたげるわ。だけど、いーい? 美菜子ちゃん。ああいうバカは勘違いしちゃうんだから、変に優しくしちゃ駄目よお」
「気を付けます」

 私はマサに脱がされたパンツをあげてしまった事を後悔して冷や汗をかきましたが、何とか言い繕うと望月達は信用してくれたようです。マサが女性に好かれるわけがないとタカを括ってるんでしょう。事実そうなんですけど、私はうまく立ち回れば組織を欺き、マサの手引きで逃亡を図る事も可能なのではないかと、わずかな希望の芽を少しずつ膨らませていました。

「それじゃお浣腸したげましょうね~」

 床にうつ伏せでお尻を高く上げる屈辱的なポーズを取った私の顔の前に「エサ」と水を置いた望月は、便意がない事を確かめてアナルの中でずっと微振動してる「シッポ」に手を掛けました。私の尻穴から本物の犬のごとくピョコンと突き出してる「シッポ」は、はるかに長大で刺激突起の刻まれた調教具の部分がアナルの中にガッシリ嵌まり込んで、リモコンで嫌らしい振動が与えられる仕組みです。恥ずかしい事に今や女性器をしのぐ強烈な性感帯と化した尻穴に、粘膜を嫌と言う程擦り上げる突起が刻まれた異物が入り込んでるだけで、もう私は気もそぞろ。ごく軽微なバイブレーションでもおぞましい淫靡な悦楽がヒタヒタと背筋を這い上がって、どんなに嫌悪しようと念じてみても「お尻がいい」と言う悪魔が誘う堕落した肉の歓びから一刻も逃れる事は出来ません。そしてバイブを強く動かされると、無理矢理アナルによる強烈な連続絶頂に襲われる恐ろしい「お仕置き」になってしまうんですけど、刺激突起がストッパーの役目を果たしてどんなに力んでも外れる事はないんです。後ろ手錠でも「シッポ」には手が届くんですが、仮に引きずり出そうものなら元に戻せぬかも知れず、調教師に知られたら死にも勝るような報復を受けるであろうと思うと、恐くてとても手を掛ける事は出来ませんでした。

「アアッッ!!」
「うふふ、邪魔な皮を切ってあげてから、美菜子ちゃんのココもずいぶんおっきくなったわねえ。ホラホラ、ヒクヒクさせちゃって、カワイ~イ!」
「あ駄目っ! イキますっ!」

 包皮切除手術を受けて過敏になった肉芽を巧みな望月の指で直にクリクリ転がされながら、緩やかに振動してる「シッポ」をズルズルと引き抜かれるのは凄まじい心地良さで、私は望まない絶頂を張り上げます。

「ママみたいな改造はしないから安心なさい。フタナリってバケモノみたいで気持ち悪い、って言う男も多いのよねえ」
「ハハハ、捜査官さんはそのバケモノチンポをシコシコされながら、ビチグソを垂れ流してますよ」

 ふと見れば母はこの牢獄の便器にまたがって、もう一人の調教師に肥大クリトリスをしごかれながら排泄する恥を晒していました。割合自由に動ける私と違い常に四肢を拘束されている母は、こうして食事調教の際に便意を告げて生理的欲求を満たさねばなりません。母を拘束する鍵は調教師が持っていて見張り番の男には手が出せないため、夜中に催すと失禁どころか大便まで洩らしてしてしまう事があり、それを罵倒されながら調教師に処理される時、いかに気丈な母でも屈辱の涙を禁じ得ないようでした。

 ですがあまりに惨めな痴態を晒している母を思いやってやる余裕など、私にも全くありません。ドッグフード同然の無味乾燥な「エサ」と水だけしか与えられない私達ですが、きっと小田原病院の時と同じように媚薬が含まれてるんでしょう。私の体は寝ても覚めても甘美でやる瀬ない火照りが治まってくれず、常にウズウズと刺激を求めて疼き上がってる状態なんです。だからどんなに忌まわしいと思っても、望月を初めとした調教師達の手が軽く肌に触れるだけで目が潤んで全身の淫らな血がざわめき始め、はしたない期待で股間や乳房が狂おしく男を求めてしまいます。とりわけ常時剥き出しのクリトリスを巧みに弄られると手術前には知らなかった痛烈な快感が全身に響き渡り、それだけでも気を許せば次々に極めてしまいそうでした。

「さあ大好きなお浣腸よ。ゆっくり味わってね」

ーー嫌っ! 早くして、おかしくなっちゃううっっ!!

 望月が相変わらずクリトリスに淫靡な刺激を加えつつ、器用にもう片手で半透明な薬液がタップリ詰まった大きな注射器のガラス管を尻穴に突き刺して、ゆっくりと浣腸液を注入して来ました。チュルチュルと生暖かい液体が人並み外れて感じ易く育てられたアナルの粘膜に注がれる感触は悩まし過ぎて、本気でヤバイんです。なのに血を吐くような思いで早くして欲しいと願っても、そんな私の気持ちなど先刻承知の望月はのんびりしたペースを崩さず、とうとう私はスパークしてガタガタと痙攣しました。もちろん望月は早過ぎる私のアクメを見逃してはくれません。

「すっかりお浣腸が病み付きみたいねえ。これだけでイッチャウなんて、美菜子ちゃんって恥ずかし過ぎる子だわ。まだ半分残ってるのよお」

 こうして浣腸液の注入が終わるまでにさらにもう一度絶頂に達してしまった私は望月に嘲笑され、アナルを塞ぐように今や普通の男性器に負けない太さで刺激突起付きの「シッポ」をねじ込まれます、すぐにジーッと小刻みな振動を加えられて、その快感に悶絶しながら四つん這いで高く上げたお尻をモジつかせ、「エサ」に口を付けていくと、バックからお尻を抱えた望月が無造作に犯して来ました。するとどんなに憎い男だと思っても浅ましく発情していた私のアソコは歓んでしまい、侵入して来る凶器にギュウギュウと飢えた女性器の襞が絡み付き切なく締め上げてしまうのが止まりません。

「まあ、アタシのチンポを食い千切って反抗するつもりなのかしら? すっごい締め付けねえ。とても処女同然の現役女子高生だったとは思えないわ。これなら、もうすぐみんなにお披露目ね」

 もうからかわれても何も頭に入らぬくらい二穴を満たされる歓びに全身をおののかせた私は、望月がゆっくりとストロークを始めると、必死で「エサ」を貪りながら何度も絶頂の恥を晒してしまうのでした。「エサ」を平らげるまで、調教師の力強い突き上げは終わらないんです。肉体改造されてる母もやはりバックから犯されて「エサ」を食べ終わるまでに、調教師の手でしごかれるクリチンポの先端からはザーメンのような膿を、もう片手で揉みしだかれる乳房からは乳汁を、それぞれ多量に噴出し、何度も極めてしまったようでした。

「今日は小田原さんがじきじきに来られて、美菜子ちゃんをご指名よ~。亜矢ちゃんはここでお留守番ね。さ、行きましょ。小田原さんの前でウンチ汁をまき散らして、イキ狂って見せちゃいましょうねえ」

ーー小田原! あの男だけは、嫌っ!

 この頃日中の調教には私だけが呼ばれ、母は四肢を拘束されてこの檻の中に放置されている事が多くなりました。

「小田原さんに、おチンポ大好きでエッチな尻穴奴隷になった所を、よく見てもらうのよ。オッケーが出れば、いよいよアナタ達の性奴隷デビューよん。わかったあ? 美菜子ちゃん。あら、お返事はあ?」
「……わかりました。だ、だから、もうお尻は止めてえっっ!!」

 母からはいつも屈辱に耐えて男達の言いなりとなり、彼らを油断させておくのですよ、と言い聞かされています。確かに反抗する態度を取っている限り警戒されて、絶対に逃げるスキなど与えられないでしょう。下手をすればせっかく懇意になって来たマサが疑われて、馬脚を現してしまう最悪の事態すら考えられます。そうなったら二度と逃亡するチャンスはやって来ないかも知れません。

 でも母を欺いて私達をこんな境遇に貶めた張本人の悪漢小田原にだけは、易々と屈服する気になれなかったんです。ところが私が口をつぐんでいると、「シッポ」のアナルバイブが強震動を始めたため、私は悲鳴を上げてしゃがみ込み、許しを請うよりありませんでした。たちまち望まない連続絶頂に襲われ、ようやくバイブを緩められた私は望月に抱き起こされ、シクシク泣きながら恭順の意を表します。

「うふふ、美菜子ちゃんったらいくら強情張っても、お尻を責めればイチコロなんだから、カワイイわあ。腕によりを掛けてアナルを開発してあげた甲斐があったのね。小田原さんもきっと喜んで下さるわよ」

 口惜しいけど望月の言う通り。変質者である事を隠していた小田原は大のアナル愛好家で、私は母のような肉体改造をされない代わり徹底的にアナルを鍛えて「尻穴奴隷」になれと厳命され、来る日も来る日も浣腸を初めとしたアナル調教を嫌と言う程施されてしまったんです。おかげで今では、アナルの方がはるかに強烈で私を狂わせる性感帯に育ってしまいました。一日24時間尻穴を深々と抉って外れてくれない「シッポ」バイブは、存在するだけで私の反抗心をあらかた懐柔してしまい、ごく軽微な振動でも強制アクメを回避するので精一杯。頭の中は常にピンクのもやが掛かっているように悩ましく乱れており、相手が一番憎い小田原でなければ従順に体を開く事に最早抵抗はありませんでした。

「さ、出発よ」

 望月に首輪のリードをグイと引かれた私は、後ろ手錠にノーパン、超ミニスカセーラー服と言う扇情的な格好で尻穴の歓びに挫けそうな腰を上げ、ワナワナと慄える脚を踏み出します。これから向かうだだっ広い調教室にはあの小田原が待ち構えて、尻穴奴隷として調教されている私の堕落ぶりを確かめるんでしょう。そして奴の承諾が下りれば、母と私は大勢のヤクザ者達の前で淫らな母娘姦ショーを演じ、体中を彼らの精液で汚される性奴隷としてデビューする事になるんです。「シッポ」バイブがあまりに心地良く、夢見心地で地下牢を出されてアナルの歓びを噛み締めるようにしずしずと歩を進めていた私は、間違いなく小田原に性奴隷として認められるであろう事を確信していました。もう私の体は絶対アナルの歓びに抵抗出来ない、完璧な尻穴奴隷として仕上がってるんですから。

 ところが望月は、部屋に着く直前になって、性奴隷としてデビューを果たす私の覚悟に水を差すような言葉をボソリと呟きました。

「それにしても小田原さんって薄情だわあ。お母さんの体はバケモノだからもう興味はない。美菜子ちゃんの方がいいんですって」
「そんな……本当にそんな事を……」
「そうよお。小田原さんがあんな体じゃ気持ち悪くて抱く気にならない、なんて言うもんだから、美菜子ちゃんは改造されずにすんでるんだから」
「……ひど過ぎます」
「でもその代わりかわいいシッポちゃん付けたげたけどね。うふふ、気に入ってくれた? でもこれ引っこ抜いたらウンチ汁がドバ、かしら、アハハハ……」

 自分達があんな体に改造したクセに、母を「バケモノ」だと言って遠ざけようとする小田原に対して覚えた怒りはしかし、望月の手がエスコートするようにお尻に当てがわれ、ノーパンのため短か過ぎるスカートから顔をのぞかせていた辛い「シッポ」を掴んで来ると、おぞましいアナル快感が増幅して頭の中がドロドロに蕩け、部屋に入る前に雲散霧消してしまいました。

「ほほう、あなたがあのお固い高木先生の、清純そのものだった娘さんとは信じられませんよ。いやはや素晴らしい。まるでエロスの女神が降臨したようですぞ。アナルの味を知った女は色っぽくなるのは常識だが、これほどとはな……」
「さあ、小田原様にご奉仕なさい」
「はい」

ーーああ、駄目え! お尻が気持ち良過ぎて、もう何も考えられない……す、素敵だわ、このオチンチン……

 「シッポ」を握り締めた望月が、首輪を引いて誘導すると、アナルの歓びに全身を支配された気分の私は、椅子に座った男の前にひざまづき、彼がズボンから取り出したペニスに引き寄せられるように口をかぶせていきました。もうこの男が誰でもよく、ただ逞しい男性自身に奉仕する歓びに頭を痺れさせた私が愛おしく口を使い始めると、「シッポ」がずるずると引き出されて下品な破裂音と共に汚物が噴出し、私はもう何も考えられない肉欲
の世界に溺れていったのでした。



前頁/次頁
























作者二次元世界の調教師さんのブログ

女子校生を羞恥や快楽で調教するソフトSM小説が多数掲載。
また、詰め将棋、お勧めの単行本、懐かしのJ-POP紹介、広島カープ情報などコンテンツは多彩。


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