SM小説『女秘密捜査官、堕ちる』

二次元世界の調教師 作




 

3-1.苦しむ母を見兼ねて

「ねえママ。いつまで入院なのかしら」
「一ヶ月ってわかってるでしょ」
「わかってるけど……やる事ないから、日付の感覚がなくなっちゃうみたい」

 私はつい母に繰り言を告げてしまいます。ここは小田原病院の特別病室。病院と言ってもお洒落なワンルームマンションにいるのと変わらない豪華な病室を使わせてもらい、文句を言ってはバチが当たるのはわかっています。

「私、もう全然大丈夫なんだけどな……外出許可取っちゃダメ?」
「組織を甘く見ちゃいけないわ。お願い、美菜子。ママと一緒にここにいて」
「う、うん、わかった。ワガママ言ってごめんね」

 母が誰もいない事を確認しながら小声で「組織」の事を口にし、ベッドに座っていた私の方までやって来て、すがるように言うもんですから、私も自分を恥ずかしく思って謝りました。醜くおぞましい母の体の改造は、この病院で施術して治療する事になっていますが、あまりに酷い症状を今はまだ投薬で抑えてる段階なんです。そうして落ち着いたら何段階にも分けて、その股間の肉塊を削り取っていくんだそうです。女性の体で一番敏感な部分ですから、想像するだけでも恐ろしい手術だと思います。でも母がまともな体に戻って普通の生活を過ごすためには、その恐怖に打ち克つよりありません。そんな母を見捨てるように外出したいだなんて。でもやっぱりこの部屋から一歩も出ずに暮らすのも、想像以上に辛い事だったんです。

「ううっ!」
「ママッ!」
「大丈夫よ」

 この部屋でずっと母と一緒に暮らしてると、「組織」の恐ろしさを嫌でも思い知らされます。やつらが母に施した肉体改造は正に悪魔の所業でした。母はこうして不定期に訪れる発作で、女性としては死ぬ程恥ずかしい「処置」を自分でしなければならないんですから。

「ああ……あうううっ! うああああ、いい~っっ!!」

ーーママ、お願い、そんな声出さないで! ああ、でも、私まで……我慢出来ない、ああ、どうしてっ!

 トイレの中から母の悩ましい大声が洩れて聞こえて来ます。声を我慢するのもとても辛いそうですから、遠慮しないでと言ってるんですけど、あんな嫌らしい声が出てしまうなんて、母の「処置」が凄まじい感覚を伴うものである事は間違いありません。薬で抑えてるのにこれでは、貞操帯で我慢させられていた時、母の苦しみは如何ほどだったんでしょう。私も耳を塞いではなりません。苦しむ母の声を聞いてやるのが娘の務めだと思いました。

 ところがこの病院で母の苦しむ声を聞かされているうちに、女性の生理なんでしょうか、私までとても悩ましい気持ちに陥ってしまうようになったのは困りものでした。恥ずかしいんですけど、私はほとんど男の人と経験した事はないのに、以前から常習で指を使ってしまう悪い癖がありました。今母の悩ましい声を聞きながら、私は見られていないのを良い事にオナニーに耽ってしまうのがやめられません。ああ、何と言う事でしょう。いつもならまだベッドの布団に潜り込んで隠れるように耽っていた指弄りを、私は今母の声を聞きながら床にへたり込んで実行してしまっています。つい胸元に潜り込ませてしまった指で異様にカチカチになってた乳首に触れてしまった瞬間から、私の全身の力が抜けて立ち上がる事が出来ず、思わず股間に行ってしまったもう片手が既にじっとりと濡れていたショーツ越しに、イケない突起を探り当ててしまうともうどうにも抑制出来なくなってしまいました。

ーーああ、いいっ! もう私駄目、どうしてこんなに気持ちいいの? でもママはもっと凄い気持ちを味わってるのね、信じられない! あっ、あっ! いっちゃううっ!

 気が付けば私は母と競うかのようにえっちな声を発しながら、夢中で指を動かして楽しんでしまっていました。とてもイケない事だとわかっていても、母が巨大化してしまったクリトリスを「処置」しながら叫んでいる大きな声
が、私を異常に狂わせてしまってるのはもう否定出来ません。下着越しの指弄りだけで達してしまって溢れてしまったおツユでショーツが冷たくなり、私はどうしようもなく興奮して下着の中に手指を忍ばせていました。母の「処置」は30分近くも続くんですから、私ももっと嫌らしい指使いで沢山極めてしまう事でしょう。こんなにエッチな女の子になってしまったのも、すっかり回復して元気になったのに、この部屋の中でずっと過ごさねばならない欲求不満が原因でしょう。恐ろしい「組織」の目から逃れ新生活を送る準備のためとは言え、私達母娘の大恩人小田原先生を恨めしく思ってしまいます。だけど、母には比べるべくもありませんが、異常に大きくムックリと膨らんで鞘から弾け出てしまったクリトリスを指で転がす心地良さはもう筆舌に尽くし難い素晴らしさ。私はさらに乳房を揉み、アソコに突き入れた2本指をクチュクチュと蠢かせながらはしたなく喘ぎ、たちまち訪れそうな絶頂の予感に全身をおののかせていました。

「美菜子、紙を取ってくれない?」

 その時トイレの中から荒い息使いの母にそう言われて、私はオナニーを中断し、物凄くドキドキしながらロール紙を持って来て、トイレのドアを開けました。きっと母は私が行っている自瀆行為に気付いており、誘ったんじゃないでしょうか。そしてやはり便座に腰掛けた母がだらしなく涎を吹きこぼしながら手で掴んでる、女性の股間にはあり得ない物体を目撃した瞬間、私の理性は崩壊してしまいました。

「ママッ! 私が出させてあげる」
「いけませんっ! 美菜子……ああ、ああっっ!!」
「辛いんでしょ? かわいそうなママ……」

 母が自分の手で「処置」して信じられないくらい出てしまう膿のような粘液を排出してる事は知ってましたけど、大声が我慢出来ないくらい強烈な感触の「処置」を私が手伝ってあげたのは初めてでした。

ーーああ、これがママのクリトリスなの? 男の人のモノとそっくり、素敵だわ……

 初めこそ拒否しようとした母ですが、私の手が股間の肉塊をソッと握り締めてゆっくりとしごくと、ますます大きなエッチ声を張り上げながら気持ち良さそうに私に体を預けてくれました。間もなく母が、もう何のてらいもないはしたないイキ声を叫ぶと同時にドロドロの液体が噴出します。

「ああ、笑わないで美菜子。もっとよ、もっと、沢山出させてえ!」
「ママ……わかったわ、いっぱい出させてあげる」

 私はとうとう禁断の領域に足を踏み入れてしまった背徳感に頭を痺れさせながら、本物の男性自身にもやった事がない、口に含んで刺激する行為に挑んでいきました。これは大好きな母だからこそ出来る事。初めてこの改造されたクリトリスを見て大きなショックを受けたあの日から、何度この日が来る事を夢見て指を使ってしまったかわかりません。

 そう、私は母の肉体の一部を口で愛する歓びに浸りながら、あの日の事、いえ母に衝撃的な告白を受けてからの事を思い出していました。母が秘密捜査官だなんて、初め私はタチの悪い冗談としか思えませんでした。でも母が涙ながらに、事故死だとばかり思ってた父の非業の死について語ってくれた時、私もショックと悲しみでボロボロ涙を流しながら、これが真実なんだと受け入れるよりなかったんです。

 でもその後母が秘密捜査官に転じて父の仇である「組織」に挑み、無残に破れて被った仕打ちについては、あまりに非人間的なため、すぐには理解すら困難でした。鍵がなければどうやっても脱げない貞操帯などと言うおぞましい道具が母の腰にガッチリ装着されてるのを見せられた時も、一体何の意味があるのかわかりませんでした。まさかこんな酷い肉体改造が股間に施され、母の抵抗を封じて弄んでいただなんて、その時点では理解出来る筈もありません。

 そして母は恥を忍んで、今もこの学校の中で「組織」の人間に監視され、定期的に性的ないたぶりを受けている事まで告白してくれました。そして死に勝る恥辱に塗れながら自分が生きながらえているのは、ただ組織の魔手が私に及ぶのを防ぐためなのだ、と。

 さらにここまで全てを打ち明けるのは、とうとう「組織」が私に手を伸ばそうとしているからだ、と恐ろしい事実を告げられました。母はそこでいよいよ覚悟を決め、それまで娘の私にすら隠し続けて来た一切合切をこの学校の校長先生であり、日本国内にグループ事業を展開している実力者の小田原先生に相談したんだそうです。するとさすがは大物らしく小田原先生は母の窮状を理解して、救いの手を差し伸べて下さったんです。そうして母は「組織」の人間と、あろう事か私のクラスメイトに陵辱されようとしていた現場で、おぞましい貞操帯が外された頃を見計らって救出されました。その時母はいつ精神崩壊してもおかしくない程心身共にダメージを受けていましたが、私の方も母のおぞましい肉体改造や陵辱される現場を目撃してしまったショックが強烈でしばらく立ち直れそうになく、治療を受けるためこの小田原病院に入院しているんです。

 そしてここに入院してる事には、治療以外の大きな目的もあったんです。それは母を苦しめて来た「組織」のような非合法的集団もよく知っていらっしゃると言う小田原先生の提案で、私達母娘の存在を表向き抹消し、全く別人として新生活が送れるよう準備して下さるとの事でした。なぜなら、そのような「組織」は蛇のように狡猾で執拗であり、母と私を狙って新たな刺客が送り込まれて来る可能性が高いからだそうです。そこで母と私は一ヶ月間は、安全なこの病院で静養し治療を受けなさいと言われました。小田原病院はあまり一般人には知られていない高級な避暑地にある施設で、「組織」の目に怯える私達にとっては格好の隠れ場でした。入院中に小田原先生がいろいろと手配して下さり、母と私は別人として新生活を送る事になるんでしょう。私はまだ納得し兼ねる気持ちもありましたが、「組織」の恐ろしさを身に染みてわかっている母は小田原先生に感謝しきりのようでした。その後はさらに厄介な肉体改造を解消する手術まで受けさせてもらうんですから。

 小田原先生がわざわざお見舞いに来られた時、どうしてこんなに良くして下さるのか聞いてみました。

「実は私の知り合いにもこうした悪の組織の被害を受けた人がいましてね。私はあいつらが絶対に許せないのです。高木先生が秘密捜査官だとお伺いしてまさかと思いましたが、そういう立派な方は是非ともお助けしなければなりません。どうか遠慮なく静養なされて、新生活を送られますようご準備なさって下さい。ただ、そのためにも一月は治療に専念して下さい」

 だから外出なども極力控える必要があるんです。私はもうほとんど良くなってると思うんですけど、我慢しなくちゃいけませんでした。だけどテレビを見たり読書をしたりするくらいしかやる事がなく、おまけに母の悩ましい「処置」の声を聞かされるのが、常習だった私のオナニーを活性化させてしまうのは仕方のない事で、こうしてエロティックな「処置」を施すと言う名目で最愛の母と一線を越えてしまうのは必然だったのかも知れません。

「ああっ! 美菜子、ママ、いくわ! いくうっっ!!」

ーーこ、これがママの出す「ザーメン」なのね。おいしいわ

 ぶしゃっ! と口の中に放出されたドロドロの液体は大量で顔までこぼれてしまいましたが、私はごく自然と母の体液を飲んでいました。私はもちろん本物の男性の精液など飲んだ経験はありません。ですが忌まわしい改造が施された母の悩みのタネであるクリトリスが吐き出した粘液には不思議なくらい嫌悪感を覚えず、「おいしい」と感じていました。そして生暖かいその液体が咽を通過すると、まるで媚薬でも飲まされたかのようにオナニーを中断していた私の体はますますカーッと熱くざわめき、最愛の母の体を狂おしく求めていました。母の「おちんちん」は本物の男性よりずっと逞しく、二度も大量に出してしまったのに全く衰える事なくビクビクと脈動して、母も私を求めているように見えてしまいます。

「ママ、ここは狭いわ。ベッドに行きましょ」
「美菜子っ! 何考えてるの、そんな事絶対いけないわ」
「いいのよ、遠慮しないで。私が楽にしてあげるから、それに」

 「処置」する際には、最低5回は射精させる必要があるそうです。今私が手に持ち口に含んでいる改造クリトリスも出したくて出したくて堪らない筈で、母の抵抗は口だけでした。そして私は意を決してイケない言葉を口にします。

「私もエッチしたいの。お願い、ママ。私も気持ち良くして」
「ああ、美菜子、そんな……」

 こうして私は「おちんちん」を引っ張るようにして母をトイレから出し、ベットの上へと誘いました。入口は施錠し、窓にはカーテンを掛けていましたが、母と淫らな行為に耽る事に心臓が爆発しそうなスリルと興奮を覚えながら、仰向けになった母を全裸に剥いていきます。そして私も衣服を脱ぎ捨てると、体の向きを反対にして上から覆い被さり、股間の「おちんちん」を愛おしく握り締めます。そして積極的に母の顔に自分の股間を押し当てるとはしたなく要求してしまいました。

「私のも舐めてね」
「美菜子っ!」
「ああっ! す、素敵よ、ママ。アン、ソコよソコ、いいっっ!!」

 きっと母も私とこうなる事を望んでいたに違いありません。私の大事な部分を慈しむように使ってくれた口唇の感触はあまりにも素晴らしく、とりわけ手指で優しく邪魔な包皮を押しのけて鋭敏な尖りを舐められるのはこの世のものとも思われぬ感激で、たちまち母との行為に覚えた後ろめたさは雲散霧消しました。素直に快感を叫んだ私もお返しに母の巨大クリトリスを口に頬張って舐めしゃぶってあげます。そして母の指が私のアソコに侵入して刺激しながらすぼめた唇で急所を強く吸い上げて来ると、私も息を合わせて吸引し、2人仲良く天国に昇り詰めていたんです。私の口中は又も生臭いけど興奮を煽り立てる粘液で満たされ、母の顔にも私の恥ずかしい体液を沢山掛けてしまいました。

ーー凄いわ。ママの「おちんちん」ったら、ますます元気にビクビクしてるの! ああ、ママ、ごめんなさい。コレが欲しいの、美菜子にちょうだい!

 本物の男性なら考えられない、三度も射精してなお天を向いて逞しくそそり勃ったままの「おちんちん」はあまりにも魅力的でした。もう私の女の子の部分は狂おしく燃え上がってこの「おちんちん」を求めて止みません。私は本能に身を任せて体を反転し、とうとう母と体を合わせて繋がっていきました。

「美菜子っ! 愛してるわ」
「ママ、私もよ……ああ、ああ~っっ!!」
「アン、すぐに出ちゃいそうだわ」
「出してっ! 私の中にいっぱい出してえ!」

ーーこんなに気持ちいいなんて信じられない……もう私、どうなったっていいわ

 互いを夢中で呼んで愛を確かめ合いながら、私は最愛の母と交わると言う人の道に外れた行為の罪深さに頭を痺れさせました。でも、乏しい本物の男性との経験が馬鹿らしく思える程奥深い肉の歓びが弾けて、私は我を忘れて交わった部分から迸る禁断の快楽を貪るのが止められません。幼い頃父を失ってから、女手一つで私を育ててくれた母です。そして何も知らない私が楽しい学生生活を過ごしている時に、父の無念を晴らすため命懸けで悪の組織と戦い、こんな残酷な肉体改造にも耐えて私を守ってくれた母なんです。そんな母への溢れんばかりの想いが凝縮された肉の交わりはあまりにも甘美で、私は母の最もデリケートな体の一部を力の限りギュッと締め付ける歓びに全身をおののかせ、ゆっくりと味わうように腰を動かしました。するとたちまち母は爆発を起こして粘液を放出し、それと同時に私も途方もないエクスタシーの高みを極めていました。そしてそれでもなお私を深々と貫いて硬度を失わぬ母の「おちんちん」に畏敬の念すら覚えながら、私は次の頂点を目指して腰の動きを再開するのでした。

ーーああ、ママ。いくらでも出しちゃっていいんだよ。ママを苦しめる忌まわしい膿を一滴残らず私の中に出してね

 こうしてとうとう最後の一線を越えてしまった私達母娘は、そこが病室のベッドの上だと言う事も、どれだけ不道徳で異常な行為であるかと言う事も忘れ、いつまでも強烈な肉の歓びに溺れながら愛を確かめ合ったのでした。



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