第3話

「解ったブヒ。でもベネツィアまで3日、一旦ベネツィアの宿で1泊するから計4日。力は持つブヒか?」
「大丈夫です。休めば体力は回復しますし、それに何より、ピッグ様の傍にいることが私の力です」
 それからタイムストップを掛けた2人は4日間、性交渉は一切行なう事無くベネツィアにたどり着いた。ビッグはタ
イムストップの効果に半信半疑だったが、全く性欲が沸かないことに内心驚いていた。
 そんな2人がこの旅路で欠かさず行なってきたことがある。
 お互いの長所を言い合うこと。
 強く抱きしめあうこと。
 そしてキスを交わすこと。
 恋人同士なら当たり前のことを性欲で満たしてきた2人には新鮮で、とても愛おしいものだった。
 改めてお互いを深く求め合い、慈しみ合い、愛し合い、地下聖堂で開放する時が来た。

「ふふふ・・・。ピッグ様のオチンポ久しぶりです」
 祭司長が見守る中、ミントは跪き、ピッグのペニスを握り締めていた。
 ペニスを勃起状態にするシャープネス、完全な避妊を可能にするサイレンスを事前に掛けてある。ミントの下腹部に
はサイレンスを掛けた証である紋章が、焼印のように浮かび上がっていた。
「まずはオチンポを洗いますね・・・。ちゅ・・・」
「頼むブヒ・・・」
「お任せください、ピッグ様。ちゅ、ちゅ・・・」
 亀頭にかぶった皮を、ミントはキスをしながらゆっくりと下ろしていく。ピッグの反応を見ながら、時折下ろす速度
を緩め、痛みを出さないよう注意を払う。
「ああ、いつも以上に濃いお味です・・・。美味しい・・・」
 いつも以上の濃いペニスの味を堪能するミント。だが、それ以上のご馳走が皮の下にあることをミントは知っている。
皮を下ろしきると、それが姿を現した。
「チンカスゥ・・・。こんなにたっぷり溜まってます、ピッグ様・・・」
「風呂に入らずここまで来たからブヒね。仕方ないブヒ」
 皮が下ろされたピッグのペニスには、大量の黄ばんだ恥垢がこびり付いていた。陰毛も何本か絡まっているが、何よ
り塊と言ってもいいぐらいの量がそこにはあった。
 祭師長はその量と、地下聖堂に広がる匂いに目を背ける。性に関する知識は、修行の過程で嫌になるほど学んできた
ものの、如何せん実践経験が無い。たとえあったとしても明らかに不潔なペニスをどうにかしようとする女性はいない。
 その状況においても、ミントは笑顔を崩さずに、口をペニスに近づけた。
「では、チンカス、いただきます・・・。んぁぁ・・・」
 聖女とは思えないほどはしたなく口を開き、舌を伸ばしながらミントはペニスを咥える。
「ず・・・じゅううううう!!」
 亀頭を咥えた瞬間に、頬をすぼませ、ペニスを吸いたてる。
「じゅるるるる・・・。はぁ・・・。とっても美味しいです、ピッグ様のチンカス・・・」
「う・・・」
 汚物に何ら抵抗無く口にするミントを見て、祭師長は口を手で覆い、目を背ける。祭司長の取った行動をミントは見
逃してはいなかった。
「駄目ですよ、祭師長・・・。ちゃんと見届けていただかないと・・・。れぇろ・・・」
 恥垢を舐めとり、ミントは飲み込む。
「愛する人の全てを受け止める。法術師の基本ですよね?」
「ミントは決まりを守るいい子ブヒね」
 ピッグがミントの頭を撫でると、ミントの頬が赤く染まる。
「そんな・・・。私は当たり前の事をしてるだけです」
「その当たり前を続けることが、すごい事なんだブヒ。ミントは素晴らしい法術師ブヒ」
「ピッグ様・・・。ありがとうございます」
「それじゃあ、ミント・・・」
 ピッグがミントの胸を鷲掴みし、揉みしだく。その急な快感にミントは声を上げる。
「ああぁん!ピッグ様ぁ・・・」
「今度はおっぱいで気持ちよくしてくれるブヒか?」
 丹念に揉んだ後、ピッグはミントの胸のボンデージを外す。ミントのたわわに実った105センチの胸が聖堂で露に
なる。聖堂を照らすろうそくの火が、ミントの胸をさらに淫らに照らした。

「それでは失礼します・・・。んああああ!!」
 ピッグを仰向けに寝かせ、乳房でペニスを挟んだミントが声を上げた。元々敏感な乳房は4日ぶりの肉棒に歓喜し、
快感をミントにもたらした。
「はぁー、はぁー・・・。挟んだだけでイッチャいましたぁ・・・」
「おお・・・。これほどまでとは・・・。ブヒィ!」
 ピッグのムスコの先からは透明の液体が漏れ出している。ミントとの初夜でもなかった現象が起こっていることに、
驚いていた。
「ああ、ピッグ様お辛そう・・・。大丈夫です。すぐパイズリしますからね・・・。んんぅ!!」
 胸を動かすたび、ミントの体に快感が走る。気を抜けば今にも達してしまうほどだ。それに耐えながら、ミントは奉
仕を続けた。
「は・・・あぁん!いい・・・!ピッグ様のオチンポぉ・・・!」
「ミントォ・・・!ブヒィ!」
「我慢なさらないでぇ、ピッグ様ぁ・・・!」
 乳が上下するたび、ピッグの肉棒が熱く固くなっていく。ミントの乳首もまた固く隆起している。普段ならじっくり
時間を掛け、互いを昂ぶらせるのだが、封印された快楽の力は想像以上のものだった。


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PIXIV「24-16」



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