my 作
体験談『蕩々な世界』
私"my"と彼"hi"とは仕事を通じて知り合った。
お互いに惹かれあい、実が熟して木から落ちるように、自然に恋愛に落ちた。二人は恋人だが、不適切な関係の恋人。
そう婚外恋愛。別の世界で愛し合っている。
第1話
私達がよく利用するホテルはこの界隈でも人気のラブホテル。
お気に入りのタイプは本日満室。目先を変えて"露天風呂付きコテージタイプ"を選んだ。
建物の中で、別のカップルとすれ違うことも無く、ストレートにお部屋に入れるのがいい。
まるでどこかのお宅に訪問するような作り。
「お邪魔しまーす」
「そんな感じだね」
洋風なのに変に和風。まるでハリウッド映画の中のインチキ日本家屋のよう。
10月も終わろうとしているこの時期、さすがに露天風呂は寒い。
「寒すぎない?」
「お湯、熱めにするから大丈夫だよ。ここに来て露天風呂でまったりしないのは無いだろ?」
彼がいつものようにお風呂の準備をする。いつも私はおまかせ。
彼がここで、私のリクエストを聞いてくる。
「今日何にする?泡のお風呂にする?」
「今日は秘密兵器持ってきたから、何も入れないでおいて」
「何々?エッチな物?ゾクゾクするなぁ」
「後でね」
お互い忙しく、中々逢瀬の機会がない私達。その逢瀬を濃厚に過ごしたくて、私はネットでラブグッズを購入し持参する。今日はお風呂関係のラブグッズ。
とりえあず、おなかが空いたと彼は食事とシャンパンを注文した。
シェフ付きのホテルらしく、調理の待ち時間が長い。
ただ、二人ともスイッチが入るまでの時間も長いので仕事関係の話や、世間話、取り留めの無い話しをして時間をつぶせる。
それでも、何をしにラブホテルに来ているかと言えばナニをしに来ているわけだから、
「食事待っている間、俺エッチなイタズラしたいな」
軽く彼がエンジンを掛けてくる。
彼はローターを自販ボックスから取り出す。ピンクの小さなタイプ。
彼はローターをソファーに座る私のショーツの中に入れ、クリトリスに当たるようにしてスイッチを入れる。
「えっいきなりなの?」
「イタズラだからね」
「これじゃ、くすぐったいだけよ」
「じゃぁ、こうしちゃう」
そう言って彼はローターのレベルを強くする。
「キャーッ!こういうイタズラ許さない!」
とりあえずはしっとりしたい。恋人同士の大切な時間なのに・・・。
いきなりこんな事をされても気持ちはよくならい。
それでも彼はイタズラっぽい顔をして楽しそうにレベルの強弱を楽しんでいる。
その時"ピンポーン"と玄関から音がした。
「おっ食事来た。そのままだよ。とるなよ」
ショーツの中に動いているローターを入れたまま、彼は玄関まで食事をとりに行った。
取り残された私は何なのかしら。
こういう行為を楽しんでいるのはいいけど・・・
ただ遊んでいるだけなんて・・・
少し虚しさを覚える。
ショーツの中でローターは無機質に動いたまま。まったく感じない。私はなんとなく馬鹿馬鹿しくなりスイッチを切った。
「熱いうちに食べよう。・・・あっ切っちゃったの?何で」
食事を運んできた彼が言う。
「バカみたいだから。許せないわ。こんなで放っておかれるのって」
「そんなことないよ」
彼はショーツの上からローターを使って的確にクリトリスを捕らえ、スイッチを入れた。
「あん」私の下半身がピクッと弾む。
「ほら、待ってたんだ。正直だよな」
「そんな事無いわ」
真実を突かれたのに何か少しムッとする。
「そうかな。こうしちゃうぞ」
ローターでクリトリスの周りをグリグリと刺激される。
「ほぅら、もうダメだね。濡れてきた」
そう、もうダメ。私のスイッチが入ってしまう。
「ああ~ん」つい声が出る。悔しいけど、単純。
「はふぅ・・・・・・」とこれからのところでピタリとローターのスイッチが切れた。
「食事しよう。性欲も必要だけど、その前に食欲何とかしたい。さっ食事、食事。これはこっちで後でね」
折角気持ちが昂ぶってきた私を置いて彼はローターをさっさと片付けてしまった。
第2話
よほど空腹だったのか、彼は料理を頬張る。
「食べないの?」
「逢えただけで、もう胸がいっぱいよ」
少しふざけ気味に言う。
「あははは・・・間違いないな」
彼もふざけて返す。
「お風呂入ろうか」
食欲を満たした彼がさっさと服を脱ぎ始め外の露天風呂に入った。
今日は時間が無いとはいえ、色気も何にもない。
「それがエッチなものなの?何?」
「コラーゲン配合の肌がしっとりする入浴剤よ」
私は入浴剤をバスタブに入れ、中に戻った。
ドレッサーの前で私は一人で服を脱ぐ。実は今日のために特別綺麗な下着を着けてきた。鏡に映る下着姿の私。自惚れする位。
なのに、いつになく淡白になっている彼に少し腹が立つ。
外で彼が叫んでいる。
「何これ?一体何なのー?すごいぜ!」
「蕩々でしょ」
「不思議すぎる。すごいヌルヌルだ」
お湯を蕩々にする入浴剤が入っているバスタブで彼が驚きの声をあげている。
シャワーを浴びた私もバスタブに入る。
「不思議な感覚になるわね」
私は彼と向かい合い、抱きつく。そしていきなり彼のモノを蜜壺に自分から入れる。蕩々なのですんなり入る。
「ああ・・・いいね」
「だまって動かないで。このままでいて」
全身蕩々。ヌルヌルとしたお湯の中で抱き合う。私と彼の隙間をまとわり付いているヌルヌルが埋めつくしている。全てが密着してぴったり一つになっているように・・・。
「すごくいい。気持ちいいの超えているね」
お互いの腕、背中、胸、お尻、足を蕩々の感触を楽しみながら撫で回し合う。滑らかになっている肌の上を手が踊るように滑る。
濃厚なキスをする。さっきまでの淡白さとは全く違うキスになっている。ヌルヌルとした不思議感覚が二人を淫靡な世界へ連れて行く。舌を絡め合い、何度も何度も熱いキスを交し合う。
気持ちが昂揚して自分で動かないでと言っている私の腰が動いてしまう。彼のモノを蜜壺の中でグリグリ練りまわす。
「あぁ~ん。動いちゃう」
「いいよ。その動き。エッチすぎるよ」
彼も腰を突き上げてくる
「あぅ。あん、あん、あん・・・当たっているぅ。あ~ん」
ただ、ヌルヌル状態なので反動でぷるんと抜けてしまう。
「逃げちゃう」
「体勢変えてみよう」
お湯の中の上、ヌルヌルになっているのでカラダが動きやすくなっている。彼のモノが蜜壺の中に入ったまま、私は彼の背中に足をまわしてロックする。
「これで大丈夫」
さっきより更に奥の別の場所に彼の先端が当たる。
「あぅ~。ソコ入りすぎ・・・突き抜けちゃうわ・・・」
逃げ腰に足を伸ばす・・・そしてのけぞる形に。
・・・空に星が見える。
「空が見えるのって露天風呂のいいところね」
不思議な浮遊感の中、彼も動きを止め、二人リラックスして空を見上げる。夜風の冷たさも気持ちいい。
第3話
「カラダあたたまったかしら」
「そうだね。まだこうしていたいけど」
「別の気持ちいいことしてあげるから・・・」
彼にバスタブの縁に座ってもらう。
ヌルヌルになっているお湯がヘアーから彼のモノにまとわり付いている。
「不思議な生き物みたいになっているわ」
ぐっと咥える。
「ああ・・・いいよ・・・」
「あのね。これが食べたかったの。お夕食より」
「ふふふ。だと思った」
ぐんぐん奥に入れる。喉に当たるくらいに。
「ああ・・・ああ・・・最高だよ」
「もっと言って。もっと感じて」
チュパチュパといやらしい音を立て吸い上げ、プチュプチュと彼のモノの裏側にキスをする。
彼の顔を見上げながら舌を動かし舐めあげる。彼の顔も蕩けている。
その顔を見ると更に気持ちよくなってもらいたくて彼のモノを咥え込み、しごくように頭を上下させる。悶える彼の声が夜の冷えた空気の中を漂っている。
「冷えない?」
バスタブの縁に腰を掛けている彼の背中が少し冷たくなっている。
「うん。一部分以外ちょっと冷えてきたかな」
彼はお湯の中に浸かる。反対にお湯に浸かっていた私は若干のぼせ気味。
バスタブの縁に覆いかぶさるようにもたれ、バスルームに持ってきた冷えたシャンパンで喉を潤す。
お風呂で飲む冷たいシャンパンは、ほてったカラダを冷やしてくれるけれど、酔いのまわりも早く少しクラッとする。
「腰上げて中見せて」
彼が私の腰をグッと持ち上げる。
「すごいピンクで綺麗だ。周りのヒダヒダが柔らかくて、そして中がコリコリしていてすごくいいんだ。・・・ここに早くいたずらしたい」
彼の言葉がたまらなく感じさせる。
指はいやらしく蜜壺の中をグチュグチュとかき混ぜる。
「でもとりあえず我慢できないから入れさせて」
バスタブの中で彼は座りなおし、私を後ろ向きに引き寄せガツンと入ってきた。
ズンズンズンと突き上げる。
「あん!!!あんあんあんあん・・・・い、いぃ・・・」
「すごく締まっているよ。締め付けられている・・・ふぅ」
彼が息を整える。
私は彼を入れたままヌルヌル蕩々の中でバックからスルっと前向きに回転する。フイギュアスケートのペアのよう。
第4話
私の腰を掴み彼は激しく腰を上下させる。
「あ~ん。・・・い、いぃ・・・・hiのが当たっているの・・・・そこがいいのぉ。hiのがいいのぉ」
私は淫乱に悶える。
「なんで、そんなにエッチなんだよ。前からエッチだったろ」
「hiにエッチにされたの」
「イヤ、昨日今日のエッチさじゃないね」
「hiに開発されたの」
「前からエッチでしたって言わないとクリトリス噛んじゃうぞ」
「じゃぁ、なおさら言わないわ。たくさんしてもらいたいもの」
「それが、エッチなんだよ」
向かい合って私は彼の上に腰掛けていたのに、ヌルヌルと浮力でヒョイと彼は私の足をひじでかかえる。
「はい、駅弁の出来上がり」
その姿勢のまま突き上げる。
「あん。これすごくいやらしいスタイルだわ」
いつもと少し違う感覚で彼のモノが蜜壺の中を動く。
「じゃお次・・・」
私の片足を持ち上げまわし、両足をそろえる。
「お姫様抱っこ」
それは所謂"虹の架け橋"という体位。ヌルヌル状態のまま少し動いただけで、バックになれる。"乱れ牡丹"。
そのまま彼の足にしがみつく。
「この体位、何ていったかなぁ」"〆こみ錦"。
しがみついた彼の足を支えに前後に腰を動かす。
「うわぁこんなエッチな状態・・・よすぎるよ」
「うふふ。何か、思いのままって感じね」
「あぁ。少しカラダひねって・・・そう。それで足伸ばして・・・」
「あっこれ」
「松葉崩しのできあがり」
ヌルヌルとしたお湯の中で、無重力のように体位が変わる。
「これ、楽にイロイロできていいッ」
「四十八手完全制覇?」
「そりゃ無理だよ」
蜜壺の中に彼のモノが入ったままヌルヌルとしたお湯の中で私達は繋がり続けた。
何回彼のモノを中心に回っているのだろう。強いピストン運動は必要ない。ヌルヌルにまみれて一つになっている感触を楽しむだけの快感。
「これ、規則違反だ」
「イヤ?」
「イヤじゃないよ。良すぎてさ、からだ全部が中に入っているみたい。何でだろう」
「これ、羊水の中みたくない?おなかの中に入っているみたいなのよ」
「ああ。こんな感じだったのかなぁ。これただの入浴剤じゃないよな」
麻薬のような蕩々感。なかなか湯船から二人とも出られなくなっている。
「すごくいいけど、そろそろ出ないとね」
「ええ。のぼせちゃうわね」
第5話
バスルームから出ると彼の携帯が鳴っていた。
ベッドに横になりながら仕事の話をしている。
「こんな時に・・・オシオキよ」小さな声でおどす。
「やめろよ!」という顔で、仕事の話は続いている。
「腰上げて」シーツの上に私はタオルを敷く。
彼はやめろと言う割りに腰を素直に上げる。
「ローション行くわよ」
私はささやくように声を出し、彼のモノの上にローションを高い位置からツーと垂らす。
彼は冷たさに一瞬ピクッとする。
足の付け根を円を描くようにマッサージをすると、彼の体の緊張がほぐれていくのがわかる。そして、ゆっくりと彼のモノを両手で包み込むように上へ上へとなで上げる。
それでも彼は声を変えずにまだ話している。向こうが切ってくれない様子。
「まったくぅ」
激しく一気にフェラチオをする。彼はあわてて話を切り上げた。
「もう、変な声出ちゃったらどうするんだよぅ」
私は無視して喉の奥まで彼のモノを入れ込む。
「あぁ・・・そんな奥まで・・・入れられちゃったら・・・・・・・あぁ・・・・」
彼のモノを咥えたまま、私は右の中指をゆっくりと袋から彼の敏感な入り口に移動する。アナルの入り口の周りを指で何度も撫で回すと、時々キュッと入り口が締まる。力を抜いた瞬間アナルに中指を挿入する。
「あぁ・・・あ、あ、あ、あ・・・・・・・」
彼は切なそうに声を漏らす。前立腺を刺激すると悶絶の表情でこらえている。
私はローターをそっと左手で引き寄せてスイッチを入れようとした。が、彼に左腕を掴まれてしまった。
「俺に使うんじゃないよ」
「きゃっバレちゃった」
「これはね、俺が気持ち良くする為の物なの」
「別の世界に行けたかもしれないのに・・・」
「まぁちょっとはね・・・って何言わせるんだよ」
彼がローターにコンドームをつける。
「おっ今日はバナナの匂いだって。嗅いでみる?」
「ウキウキね」
「そうだよ。こんな楽しいこと・・・ココにローション付けて」
私はローションをローターにたっぷりと付ける。
「ほら準備オーケー。こっち向けて」
私のアナルにも彼はローションをタップリと付けてマッサージをする。
「入れるよぉ・・・・ほーら、吸い込んでいく」
「あっくっっっ・・・・んグッ、ん~・・・・」
ローターがアナルに入ってくる瞬間。気持ちがいいのか何なのか分からない感覚。イヤな感じではないのだけれど・・・からだの中の動物的感覚が目を覚ますような・・・
「入れたままフェラチオして」
彼はローターのスイッチを持ち、私のアナルに入っているローターを強めたり弱めたりする。
首輪じゃないけれど、鎖に繋がれたペット。
第6話
「すごくいいよ・・・。気持ちいい・・・あぁ・・・・あぁ・・・・・」
彼の反応は、私を更に興奮させる。悶える声。私だけに聞かせて、その声は。
奉仕をするように丁寧に彼のモノを舐め上げる。"ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ"と濡れた音をさせて咥え、頭を上下させる。
「最高だよ」
そう言ってもらえるのが嬉しい。
私はフェラチオをしてあげている時の彼の表情が好き。
好きというより感じるに近いかもしれない。
感じたままを言葉に出して、目を軽く閉じ、無防備になっている恍惚の表情。
上目遣いの私と時々目が合うとふふっと笑みをこぼす。
男性は女性をイカせることで征服欲が満たされるらしいが、女性の場合は、イカせてあげる、気持ちよくしてあげる無償の行為は、母性愛に近いのではないかと思う。
赤ん坊の世話をしてあげると、全て身をまかせ、気持ちよくなると本当に可愛い表情で喜びを表す。その表情で母親は、益々わが子を愛さずにはいられなくなる。
ただ、この裏には「あなたをこんなにも愛して、世話をしてあげられるのはママだけなのよ。ママがいないとだめよね」という感情もある。
これは、そのままそっくり男性を気持ちよくしてあげることにあてはまるような気がする。
無償というわりに、もっと大きな征服欲が潜んでいるのかもしれない。
「うつ伏せになって。・・・さぁたっぷりイタズラするよ」
「あぁぁぁぁぁ・・・んんん」
ローターに加えてアナルに別の物が入ってくる。
「何指いれてるかな?」
「中指~」
「いいや、薬指。間違えたからこうするよ」
アナルの入り口で指を激しくピストン運動させる。
「あ゛あ゛あ゛ぐぅ~う・・・イヤン・・・・ん~。もう、もう、もぉ・・・・だめぇ。入れてぇ。hiの入れてちょうだい・・・」
置いてけぼりにされている、蜜壺が懇願している。ジュンジュンと溢れているのが自分でもわかる。
「どこに入れて?」
「私の中に入れて欲しいの・・・お願い・・・・・あぁぁぁん・・・・・・入れてぇ!」
「いいよ。そんなに言うなら、入れてあげるよ」
ズブズブっと彼が入ってくる。待ちかねていた私の蜜壺の中が彼のモノにキューッと抱きつく。
「すごい、締まっているよー。すごいよぉ」
更に強く突いてくる上に、アナルに入っているローターのレベルも強められる。
「あっ、い、いっ、いっ‥‥いやっ‥‥いやっ!‥‥いっ!‥やっ‥ あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‥‥‥」
二箇所の入り口をふさがれ、かき回され、打ち込まれ、ぐちゃぐちゃにされる。
「あぁぁぁぁん。も・・・う・・・・ダメぇ・・・・」
第7話
一瞬彼は抜いて、私をくるりと仰向けに返す。
私の足を大きく開きズンズンと突いてくる。
「あ、あ、あ、あ、ぁぁぁぁぁぁっ・・・・・・」
「うわぁっ締まるぅ。お○○○きついぃ・・・もう、うわっ、う わっすごいっ。もうイキそうだ。イッていい?」
「だめぇぇぇぇ。まだ、いっちゃイヤぁぁぁぁぁぁ~」
私は首を激しく左右に振る。
「クリトリスでイカせてくれなきゃイヤぁ~!!」
「あっごめんごめん。そうだった。没頭しちゃった。すごくって」
「もぉ。置いていかないで・・・」
怒るというより、懇願。
彼は私のアナルからローターを引き抜く。
「あぅ・・・くぅぅぅぅ・・・・・・・・・・・はん」
ローターがアナルから出る瞬間とても緊張する。そして、快感も。
彼は引き抜いたローターのコンドームを外してクリトリスに当てる。
「はぁん・・・・んくっ!気持ちいぃぃぃ・・・・・・」
これを待っていた。ココのスイッチも入れてくれないとフルスロットルできない。
昔からクリイキが私の基本。"クリイキしたからもういい。早く終わりたい・・・・"というのがあった。
つまり、クリイキは私のフィニッシュ。
でも、彼とのセックスではクリイキでフルスロットル、別コーススタートという感じになり、更に更に深まる。
彼で知った本当の女の悦び。
「ああクリトリスがヒクヒクしている・・・そしてこう当てるとね・・・・ああ、段々大きくなっていくよ。いいよ、敏感になっているよ」
クリトリス変化の実況中継を彼はする。
「チョッと待ってね。もう、ここがグチョグチョになっていて、つまみにくいなぁ」
ヌルヌルになっているクリトリスの周りをティッシュで優しく拭く。
「あぁん」
ティッシュで触られただけでも感じてしまう。
「さぁ・・・つまめるよ・・・うわぁ、ますます膨らんでる。いいよぉ・・・」
丸裸になっているクリトリスを刺激されると強い刺激でカラダがバウンドする。
「きゃん」
「ほぅら、まわりのひだひだもいいねぇ。ここはどうかな・・・」
彼は蜜壺の周りや、蜜壺の中にもローターを当てて、グリグリとまわす。でも、ソコじゃないの。今は、ソコじゃない。
「あんあんあ゛~ん゜・・・・・・い・・・っ・・・。あ~ん。又、じらすぅ」
第8話
「んふ」
小さく笑いながら、まだまだ彼はじらすのを止めない。
「さぁて、戻そうかなぁ」
早く、早く、もうダメェとばかりに私はローターにクリトリスを近づける。
カラダ中からさざ波がたって来ている。両足がピーンと伸びて硬直し、つりそうになる。
クリトリス周辺をローターにこね回され、波がドンドン大きく沖へ引いていく、
「あ、あ、あ、あぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・」
息が止まり、大きな津波がザブーンと来た。
「はぁ~ん・・・・・」
波の中を漂っている私の中に彼は堪えきれずに入って来た。
「ぁうっっ!‥‥あぅぅん‥‥あん、あん、あん・・・・・hiのすごすぎるぅ」
ズブズブと入ってきて、ズンズン子宮口を突く。
「あぁ・・・締まるぅ・・・ちぎれそうだよ・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」
彼の息も上がってきている。
「イ‥イクよ‥‥あ、あ、あ・・・・・」
「きてぇ・・・・一緒にきてぇ・・・・」
「おなかの上にぶちまけたい」
「ウン、ウン、きてぇ・・・・イッ・・・イッ・・・・イッ・・・・イックゥ・・・・・・・・・・・」
「はぁ・・・ウウッ・・・・・」
すごい勢いで、彼は私のおなかの上に液体を放出した。
「うわぁ、タップリ出ちゃったよ」
「すごい量ね。これ、コラーゲンだったら、塗りまくっちゃうのに」
「あはははは・・・バカじゃない」
彼は、私の上半身にこぼれている液体を丁寧に拭いてくれる。
「俺、さっきすごいの見ちゃったんだ」
「えっ何?」
「潮噴くところ。勢いよかった~。あんな勢い見たこと無いよ」
「かかっちゃった?」
「平気だよ。でもあれ見たら、興奮度頂点でもう、イキたくなっちゃって・・・・」
シーツには、何箇所か丸いシミが。何回噴いてしまったのかしら。
時計を見ると、完全時間オーバー。
「キャー大変。もう、タイムアップだわ」
余韻を楽しみたかったけど、大急ぎでシャワーをして帰り支度。
「あれのせいだぜ、ヌルヌル。多分1時間近く入っていたと思う」
「今度は、時間がタップリある時に又ヌルヌルしましょうね」
「ああ。クセになるよな」
クセになるのは、アナタの愛撫。お風呂以上に私を蕩々にさせるアナタとのセックスなの。
終