体験談『伝言調教』

(#157)

体験談『伝言調教』

投稿者 みさと



 ある日、みさとはちょっとした間違い電話をしてしまったことがありました。しかし、それがみさとを虜にしてしまう電話だとはその時は微塵も思っていませんでした。

 そこは電話の伝言センターでした。テレクラみたいに直接話すのはちょっと怖かったので、色々な男性のメッセージを聞いたり、たまには自分でメッセージを入れてみたり。男性のメッセージはほとんどが、遊び相手や彼女募集のものだったのですが、その中に、耳を疑うようなものがあってみさとは思わず聞き入ってしまいました。

 それは、その男性が女性に電話でいやらしい行為を色々命令したり、淫らな言葉を投げかけたり、言わせたりしている様子を録音したものだったのです。男性の言葉と、それに応えて消えるような声や、すすり泣くようなつぶやきで答える女性の声…女性がだんだん切羽詰っていって明らかに自分で自分を愛撫し始め、あえいでいる声まで鮮明に聞こえました。

 その男性は低い声で、少し乱暴で意地悪な言葉を使いながら、女性をじわじわと嬲り、でも間違いなく、感じさせていました。聞いているだけでみさともすっかり濡れてしまうほどでした。

 それ以来、その伝言センターによく電話をかけるようになり気づいたのですが、その男性は週に1,2度の割合で、新しい録音テープをメッセージにしていました。女性はほぼ毎回違う人のようで、シチュエーションもその時々で変わっていました。

 ある時は女性に、部屋のカーテンを開けたままで下着を取り、窓に向かって足を広げたままオナニーするように命じたり、台所の流しに手をついて立ち、お尻を突き出して後ろからバイブを入れて動かすよう仕向けたり…そして、そのようなテープが何分か流れた後、その男性は決まって

「自分も同じようにかわいがってほしい人、メッセージを残してください」

 と言って、そこでメッセージは終わり。

 1ヶ月ほどそのメッセージを聞きながら、みさとは何度も、自分がその女性たちになったような気持ちにかられて、恥ずかしいですがオナニーを何度もしていました。だって、聞き終わるといつもたまらないほど濡れて、あそこが熱くなっていたんです。

 そして、ついにみさとはたまらなくなって「興味があります」という伝言を返したのでした。そして、その男性に教えられた電話番号に、散々迷った挙句電話をしました。その男性は、穏やかな話し方で警戒心を抱かせずに、普通の話から、でも徐々に、みさとという女がどんなことに興味を持っているのかを上手に探り出しました。

 みさとが言葉にとても弱いこと、自分でしていることを確認されながら、じっと見つめられるようにして淫らな行為に溺れさせられたいと思っていることを知られ…そしてみさとは、等身大の鏡をベッドの前に持ってきて、その鏡の正面に位置するようにベッドの縁に座らされたのです。

 上はシャツを着たまま、下半身は下着だけという姿で。男性は、鏡の前で足を大きく開くよう、みさとに命じました。

『まだ何もしてないのに、もうパンティーの真ん中が濡れているだろう?』

『濡れた布が張り付いて、われめの形やヘアがくっきり見えてるじゃないか…』

『もっといやらしいことをしたいんだろ? じゃあ、足を開いたまま、パンティーの上から右手の中指で割れ目を下から上になぞってごらん』

 耳元で命令されることを、みさとは忠実に行いました。これ以上ないというくらい興奮していたんです。

 男性は、まるで眼の前でみさとを見ているような口ぶりでみさとの痴態を細かに描写し、次々と命令を下してきました。そしてみさとは、下着も取らされ、剥き出しになった自分のアソコをさらに指で大きく広げ、鏡でその姿を見るように命じられました。

『すごいな…ヘアも濃いけど、中の方はきれいな色じゃないか。すごくスケベなおま○こだな、みさと。』

『今どのくらい濡れているか、鏡でちゃんと見てみろよ…キラキラ光ってるぜ。こんなに濡れてちゃ何でも中に入りそうだな』

『指でクリトリスを剥いて見せてみなよ…もうこんなに勃起してる…もうこいつをいじりたくてたまらないだろ?』

『だったら、ちゃんとお願いしてみな… “みさとは、知らない男に命令されて、鏡の前でオマ○コを広げてぐしょぐしょに濡らす淫乱です。このまま鏡の前で、勃起したクリトリスをしごいてオナニーしますから、見てください”って…ちゃんとイクまでおま○こを広げたまま、クリをこすって見せろよ…』

『ちゃんとみさとがイクまで、見ててやるからな。思いっきり声だしてイけよ』

 あんなにいやらしいオナニーをしたのは初めてでした。みさとはその人に言われるまま、いやらしい言葉を口にし、あえぐ声も全て聞かれながら、言われたとおり、足を広げたままクリトリスを愛撫し、あっという間に体がガクガクするほどイッてしまったのでした。








みさとさんは以前、官能小説サイト『みさとのお部屋』を運営しながら、
女子大生独自の観点から数多くの官能小説や体験エッセイを執筆されていました。
残念ながら現在は事情により閉鎖されています。













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