投稿者　あずさ

もうずっと前の話。
子供（小学５年）のときです。

私は親友のＫ美とふたりで、よく男子と遊びました。
ワンパク少女とでも言えばよいでしょうか？
田舎なので田んぼや原っぱがたくさんあって、そんな所で遊びました。
遊んでてオシッコがしたくなると、「トイレにいってくる」といって、実際にはトイレに行かず、その辺の草の陰とか木の陰にかくれてこっそりしていました。
男子も私とＫ美が「トイレにいってくる」といっても、トイレでなくその辺でオシッコしていることを知っているようでしたが、私たちのオシッコしている所を見ないことが、子供ながらの暗黙のルールでした。

あるとき、ヒロ（♂）という子を少しいじめてしまって半泣きにしてしまいました。 理由はヒロがオシッコをもらしたから？です。
本当にもらしたのかどうか定かではないんですが、Ｋ美と私が中心になって「もらした、もらした」とはやし立てたんです。
ヒロは相当、機嫌を悪くして帰ってしまいましたが、子供ですのですぐ仲直りして、次の日にはいっしょに遊んでいました。

その遊んでいるときに事件は起きました。
たまたま用事か習い事とかで、Ｋ美はいませんでした。
寒い日なので外で遊んでいると、やはりオシッコがしたくなります。
私はいつものように「トイレにいってくる」といって、近くの適当な草の陰まで走っていきました。
いつもはＫ美と二人で必ず行き、男子からかなり離れた所までいってでないとオシッコしないのですが、一人だったので少し不安で男子からそれほど離れていないところでオシッコすることにしたんです。

オシッコしようとズボンとパンツを脱いでしゃがもうとしたとき、いきなり目の前から、ヒロがばっと出てきました！
ものすごくびっくりして、体が固まってオシッコも止まってしまいました。
あわてて立ち上がってズボンをはこうとしたんですけど、ヒロが私の脱いでいるズボンとパンツをぎゅうと掴んで離さなくて後ろにどてんとたおれてしまいました。
「昨日の仕返し！」
そういってヒロはすごく怖い顔をして、私のパンツを思いっきり足首のほうにひっぱって・・・
私は「やめて、やめて」とパニックになってパンツをはくほうに引っ張ったんですが・・・
「おまえももらしてるだろっ！」
当時の私はおしっこしたあと、まだ拭いたり、拭かなかったりといい加減で、パンツにオシッコが染み込んでいることが多かったです。
ヒロは私のパンツに染みたオシッコを見てそういったんだと思います。
「なめんなよ、コノヤロウ！」
そしてヒロが殴るポーズをするので、怖くてついに泣いてしまいました。
泣いているとシュ～という音と、お尻がぬれてくる感触がしました。
ほんとうにもれてしまいました。
ヒロはそれから吐き捨てるように何か言って、どこかにいってしまいました。
私はオシッコと泥で汚れたお尻の上から、パンツをはいて家まで走って帰りました。

それから私はもう、男の子と遊ぶことはなくなってしまいました。
今でもちょっと男性を怖いと感じるときが、トラウマであります。

終