体験談
『同伴が許された日』

(#302)

投稿者 過去の細道



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 私の秘めた性癖から、過去に妻には夫公認の男性が存在した。
1人は妻と年齢が離れた男性で、前にこの場で当時の私の心境を投稿済みです。
今回は別の方で、妻と同年の男性(K氏)との逢瀬を振り返りたいと思います。

 この男性K氏との出逢いは夫婦交際誌を通じて知り合い、妻とK氏の相性の良さから後に単独デートが主な出逢いになっていた。
出逢いは気紛れで、妻の年齢が30代から40代中頃に掛けて継続されていた。
出逢いの様子は事後報告として後日、妻から成り行きを聞かされていた。
私が2人の関係に立ち入ることはなく、その都度快く送り出し、妻の後ろ姿を見送りながら自分の屈折した性的感性を満たしていた。
夫婦性活の中で、私は妻の排卵日程をほぼ的確に感じ取れていた。
時々、前触れ無く妻が私に安全日を訪ねることがあった。
それとなく私が感じ得た日付か曜日を妻に伝えていたが、これが出逢いの予告となっていた。

 妻が出掛けて行為に至る時刻が迫ると、私の感情が不安定になる同時に独り密かに至福の快楽に黙思することが許された。
その不安と屈辱が入り乱れた時間に我が身を置くことが、妻を送り出す代償に見合った私への褒美と信じていた。

 ある時、出逢いの様子を覗き見たくなり、2人の時間に同伴を提案してみた。
幸い2人から招かれ、愛妻の逢い引き現場に立ち会いが許された。
この日、K氏が選んだ場所は隣県にある戸建ての施設で、人目を避けて入室が可能な環境でした。

 入室直後、ピリピリと感じる我が存在の邪魔者感でしょうか・・? 
K氏が私に雑談を向けるが、K氏の眼差しは妻の動きを追い続けていた。
極力自分の存在を消す努力に努めた後、程なくしてK氏の導きに妻が応じて彼の腕の中に身を任せていた。
無言で見守る私の目前、K氏のエスコートで妻の衣服が剥がされ、妻も拒むことなく従う様子が見届けられた。
裸の妻が抱き寄せられてK氏に唇を奪われた後、全裸の2人がバスルームに姿を隠した。
その様子は、曇り硝子越しに確認できた。
水音が止まると、その後は無音の静寂が続く。
透けて覗ける2人の影から進行を想像すると、肉棒が妻の手中に託されたと覗えた。
ガラス越しの監視が続き、物音が聞こえた少し後でバスルームのドアが開き2人が姿を現した。
入れ替わりに私がバスルームに身を隠したが擦れ違う瞬間、K氏の股間に天を突くかの如く勃起した肉棒を私は見逃さなかった。
妻から聞く『サイズ不適合』の意味が理解でき、苦痛に耐えながら受け入れ覚悟の妻が気の毒に思えた。
一瞬目にした勃起物は紛れもない太物で、長さは自分と互角に思えるが、太さは私の2サイズ上と一目で見分けが付くほどだった。

 浴室に身を隠し、物音に聴き耳を立てて事の進行を見計らう。
私が浴室を出ると、2人はベッドの上で抱き合い肉体は深く結ばれていた。
静かにその場に近付き、齧り付くように妻が交わる現実に見入り、以後私の眼差しは釘付けにされた。
今までに同室交際の経験もあり、妻が男性を受け入れる姿を横目に眺めることはあったが、間近で交わる愛妻の局部を直視するのは初めての経験でした。
我が身を乗り出し、ベッドの縁に齧り付きだった。
2人の性器は互いに素肌で無防備のまま絡み合い、膣口は隙間なく一物を咥えていたが,押し突かれれば容易に根元まで飲み込み、吐き出す動きが直視できた。
妻から聞く報告と同じく、避妊具が省略された『生』挿入が確認できた。
妻から『K氏とは肌相性はいいけど、太すぎて若干不適合』と聞かされていた。
でも、目視の限り問題ない適合品と私は判断した。
妻が私に告げていた『サイズの不適合』は、私への気遣いと思えた。

 K氏の攻めに妻の肉体が反応を示すも、日常の夫婦間では見慣れない身振りが多々覗えた。
男性器を口に含むフェラ奉仕も私に対するときと違い、挿入時に魅せたアクションも、私が知り得ない妻の素直な性感反応と悟れた。
K氏に接する甘えた仕草から、今この場に私の存在は皆無に等しい。
私が見守る中でも、2人の絡み合いは通常道理に営まれたと思えた。
時計を見ると入室から既に3時間が過ぎていた。

 尚も無言で2人の絡みを見守り続けたが、全く飽きることはなかった。
市販のAVでは得ることのない、妻実演の感動と迫力を存分に伝えて貰えた。

 果て知らずと思われたK氏の性欲も、遂にその時期が迫った様子を感じた。
K氏が枕元に備え付けの避妊具を手に取り、封を切る動作が目に飛び込んだ。
その動作に気付いた私は「いつも妻から聞く報告と違うのか?」と落胆。
でも次の瞬間、突然何かが宙を舞い部屋の片隅に落下した。
落下地点を目で追うと、それは先ほどK氏が封を切った避妊具だった。
一瞬『??』と思ったが、その真相は妻にあった。
妻が咄嗟にK氏の指先から避妊具を奪い取り、無造作に投げ捨てたのだ。
その直後、妻の声が室内に響き「こんなの要らない、いつもと同じで良いの」とK氏に向かって言い放った一言だった。
直ぐに状況を察したK氏が妻の耳元に何か呟くと、妻が頷く様子が見えた。

 再び2人の性器が結合され、その動きに勢いを増していた。
重なった2人の接触部から卑猥な連打音が轟き、音に合わせて妻の乳房が乱暴に波打つ樣を直視。
K氏に身を任せた妻が演じる性的感情表現を見逃したくない一心で、私はその全容を脳裏に焼き付けることに専念していた。
妻は目を閉じて身体を仰け反り、時折首を左右に振る動作を繰り返しながら性楽に落ちる姿を夫の目前に晒していた。

 真剣に見入る中、妻の手が弄るように私の手を探し求めて握り締めてきた。
慣れた相手との相性からか、射精時期を悟った妻の咄嗟の行動だった。
即座に私も妻の手を握り反したが、妻は硬く瞼を閉じたままだった。
K氏が果てる時期を迎えたとき、妻は大きく仰け反った姿勢で身を固着させ、強い握力で私の手を握り締めていた。
時間にして僅か10数秒だが、その動作を通じて射精の瞬間と勢いよく放たれたK氏の子種が妻の肉体を征服し終えたことを思い知らされた。
勿論妻は何ら拒むこと無く、K氏の精子を膣から子宮へと導く道理を私に披露してくれた。
この時、握りあった手を通じ、妻の体内に流れ入る精子の脈動を夫婦で共感していた。

 果てた後、力尽きたK氏は妻に覆い被さりながら、妻と口吻を交わしていた。
私と結び合った手は妻の意志で一方的に解かれ、直ぐに妻の両腕はK氏の背中を抱くように回っていた。
まだ互いの生殖器を絡ませたままの2人から距離を置き、尚も私は事後の様子を見守った。
ささやくように交わされる2人の会話の内容は,部分的だが私にも伝わった。
まだ2人は会話の途中だが、目前で肉体を極限まで汚された愛妻に、何故か私には今までに経験が無いくらい強い愛しさを感じていた。

 程なくして妻が解放され、K氏はバスルームに姿を消した。
K氏を見送った妻は、汚された肉体のまま私に抱かれることを望にできた。
私は即座に、K氏の痕跡が強く刻み残された愛妻の汚れた肉体に飛びついた。
そして直前に激戦を終えたばかりで、他人の精液に満ち溢れた愛妻の局部を躊躇いなく貫いていた。
いつも妻が逢瀬から戻ったときには、即座に抱くように心掛けていた。
通常K氏の放った膣内射精の精子は、放出から数時間が経過した状態で私の元に届けられていた。
いつも私が確認するとき、妻の膣内に放たれた精液の実感を知ることなく、幾分水っぽさを感じる程度の御利益しか覚えがなかった。
でもこの時の妻の体内には,K氏が放った射精直後の精液が大量に蓄えられた好条件でした。
挿入直後、K氏の精子達が私の生殖器に絡み付く異様な感触に酔いしれた。
その興奮に溺れ、K氏の置き土産に負けずと挑むが、結果は先人が放った子種を妻の子宮に圧力を掛けて押し込む手助けに過ぎなかったかもしれない。

 幾度となく逢瀬を重ねた妻からの報告では『出逢いは生射精2回』と常々聞かされていたが、この時は1発の大量射精で終えていた。
K氏が妻に打ち込む精子量の多さは、以前から私も充分把握していた。
知り合う切掛けとなる夫婦別室交際の帰宅時、妻を乗せた助手席シートには体内から垂れ落ちた精液の染みが大きく残り、直前の激しさを物語っていた。
妻の身体に避妊の施しはなく、孕むリスクと屈辱感を私に与えた後、全てを終えて私の元へ戻る愛妻は、その都度妖しい魅力に包まれていた。

同伴は愛妻の局部に打ち込まれた男性器との絡み合いの直視に始まり、妻の体内に男精子を放たれるまでの一部始終の鑑賞。
最後に、我妻の膣内で知る他人精子と我が肉棒が触れ合う異様な肌触りの感触。
この一日で、普通の夫では生涯知ることの無い多くの貴重な経験を得られたと思います。
同伴も偶には良いが、通常道理快く妻を送り出し、その帰りを耐え忍ぶように待つことが自分の性癖に相応しいと気付かされた一日でした。








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