体験談
『妻が帰宅するまで』

(#281)

投稿者 過去の細道



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題名  「妻が帰宅するまで」   作者名 過去の細道

私は、妻が安心して身体を許せられる特定の殿方を求めました。
そのお相手は夫婦交際で知り合い、妻と相性が良い御主人で相手の奥様からも同意を
得られた互いに公認の関係でした。
私の妻は独身の頃、自らの性欲を満たすに足りる数の男性器を常に確保していた性女
でしたので、今更妻が異性と交わることに何も不満を感じることがなかった。
良好の環境に恵まれ、慣れ親しんだ相手と継続した関係が保てたことが幸いでした。
全てが公認なので、妻と御主人は気兼ねなく大人の時間を重ねていた
私からは何ら支持がなく、日程や場所など一切関知することなく、避妊の有無も全て
妻の判断に託されていた。
その結果として、出逢い時の避妊は妻の意志が優先され、その殆どが意図も容易く省
略されていた様でした。
そんな出逢いが不定期だが年に数回、何年もに渡り継続されていました。
出掛けようとする妻は何時もと違う女の色気に満ち溢れ、直後に身を許す確かな身構
えが伝わっていた。
妻の外出日、決まって夫の私は独り自宅で留守番役。
出掛ける頃は何も変わらない独り留守番だが、時間を追うごとに私の感情は様々な変
化に襲われていく。
それは通常の夫婦間では得られることのなかった不思議な心の動揺でした。
妻達の行為が始まると思われる時刻になると決まって湧き上がる、嫉妬と屈辱に耐え
忍ぶ感情の苦痛が始まります。
そして次に押し寄せるのが、妻への愛しさと男に汚される屈辱の裏腹に知る快楽が入
り乱れた不思議な時間でした。
複雑に起伏を繰り返す感情の狭間に、例えようのない心地よい刺激として脳裏に深く
刻まれてしまいました。
妻達が逢い引きを重ねていた当時、快く送り出した待ち時間の複雑な心境体験をその
頃のネット投稿に書き込んだことがありました。
20年以上昔の投稿のため、現在その書き込み場所に辿り着くことが出来ません。
PCデータに残る原文を読み直し、あの頃の私と似た性癖を持つ同好御主人の目に触
れることを願っての再投稿です。

  「妻が外出をした日」          過去に投稿 

休日に妻が一人で外出をした。
私に隠れてではないが、ある男性と二人だけの出逢いのために。
妻の歳は40を少し過ぎた頃、男性は60代という年齢差カップルなのだが、結構似
合いの二人だと思う。
その男性とは数年前に知り合い、人柄や妻に優しく接する態度から私も安心して彼の
元へ送り出していた。
妻は自分が心を開いた男性以外に決して身体を許さない。
その選択の基準が容姿や職種で無いのは確かだが、心許した男性との性交の時など、
妻自らの希望で避妊を怠ることが多かった。
この日の出逢いの場所が都内の駅構内であること以外、私は他に何も聞かされてはい
ない。
否応無し耳にしていた待ち合わせの時刻を少し過ぎた頃、我が家の電話機のディスプ
レーに妻の携帯からの着信が表示された。
受話器の向こうからは、何時もと一寸様子の違う妻の声が聞こえた。
妻 「今、入った(ホテル)ところなの」
私 「そう。今日は、するの?(SEX)」
妻 「・・・ええ、多分」(返事に詰まり小声で)
私 「それで、使うの?(コンドーム)」
妻 「まだ決めていないけど(否定しない限り未装着を意味する)」
私 「ふーん。好きにしな(妻の自由に任せた)」
妻 「そうなると思うの(膣内への直接射精)」
私 「わかった。良いよ」
妻 「うん、じゃあね」
それだけ話すと、一方的に電話を切られた。
それからの私は何をやっても手に付かず、落ち着かない一日を過ごした。
私にとって耐え難く長い一日が暮れようとした夕刻近い頃、再び妻の携帯が我が家の
電話のベルを鳴らした。
私は待ちかねたように一目散に受話器を取った。
そこからは男性との関係を終えた妻の姿が目に浮かんだ。
妻 「あっ、私。今、出る(ホテル)ところ。これから帰るね」
私 「何時の新幹線?。ところで、どうだった?(SEXの有無と様子)」
妻 「うん(性交を物語る返事)」
私 「それで、出したの?(膣内射精)」
妻 「・・ うん」(返事に戸惑った様子)
私 「そうなんだ」
妻 「うん、後で話すね!」
妻は簡単な報告と帰りの時間を告げ、また一方的に電話を切った。
二人だけに通じる簡素な片言の会話だが、その言葉が意味する事の奥深さは計り知れ
ない。
待ちかねた妻の声と様子を聞いた私は居ても立っても居られなくなった。
そして逸る気持ちを抑えられず、まだ妻が帰るはずのない駅へと向かって車を走らせ
た。
子供の頃から夢の超特急などと歌われ、その速さを信じて疑わなかった新幹線。
だがこの時の新幹線は思いの外遅く、いらだつ気持ちを時の悪戯として感じた。
落ち着かない様子で待ち続けること暫く、突然けたたましい音が鳴り響き新幹線が
ホームへ到着した。
改札口の人混みの中、照れくさそうに私を見ている妻の姿が目に飛び込んだ。
この後の私達夫婦の行動は言うまでもないが、この日男性が直接妻の膣内に放った
「愛の滴」の残りが、私達二人に程良く潤滑の役目を努めてくれた。

私達夫婦が日常の知人には語ることが出来ず、胸の奥深くに堅く秘めた性癖に纏わる
想い出話です。
今では改めて再現することが出来ない、不思議な夫婦愛を思い知らされた時間でし
た。
帰宅早々、妻が口にする「ごめんね。今日も出されちゃった・・・」と恥ずかしそう
に私に告げる瞬間が何よりも快感を覚えるひとときでした。
過去を振り返り、あの頃妻が見せた妖しく眩しい魅力ですが、他にそれに匹敵する刺
激的感動を得た記憶がありません。
波風立てずに平凡に過ごす夫婦の日々も良いでしょうが、妻の貞操を犠牲にした代償
として知る妖しい性活に躊躇わず協力してくれた妻への感謝を忘れることがありませ
ん。








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